2006.3.26
i入手の経緯と製作
以前の流し
もちろん主役ではなかったでしょうが南さんちで使われていました
火室は小さいのですが煙突をつければ火力は強そう
右のはこれまで活躍していた簡易かまど、餅つきのときはこれでないと
手に入れた経緯
茶畑の道端で見つけた

かまどの修復
2005/10/29
こわしてしまった煙突部の修復をします。ワイヤブラシで磨くといくらでも砂礫が取れます
熱にやられてセメントがぼろぼろになっているのです

ナオ子さんは「粗悪品だったのか」というけれどそう簡単には言えない
従来の赤土のかまども力を加えれば壊れるものだし、当時セメントでつくるのは初めて(だから「文化かまど」)、業者には将来的な耐火性まで考えた材料知識、品質意識はなかったかも知れない(おそらく)。
もし意識していたとすればやはり粗悪品なのでしょうが

ブラシを止め、適当なところでブロアをかけクズをとばします。
耐火モルタルと普通セメントのモルタルを半々くらいに混ぜたものをつくります
耐火モルタルは常温では固まらない、ということなので折衷で力を発揮してもらう
最初はポルトランドセメントで強度を出し、これから熱を与えていく過程で耐火モルタルに力を付けてもらう、オリジナルな(勝手な)発想ですが既存部分がすでにぼろぼろの内部状況なのでその有効性に強く依存することもない?
とにかく大事に扱わねば

煙突をつけると吸引性がでて燃え方が全然違います
でも火室の容量がそんなに大きくないのでともかく薪を放り込んで大火力、というわけにはいきません
炒め物には底が丸い中華鍋を準備しなければ


かまど&ながし (里山リサイクルキッチン)