ふるさとは 遠きにありて思うもの・・・
富士山に抱かれ、駿河湾の恵みを受け、城下町としての落ち着いた町並み、
そんな静岡を離れて はや30年が経とうとしています。
若い時はそうした自然はまったく目に入らず、ただただ狭く、退屈な町でした。
近い東京よりも、私はいつも関西の方ばかり遊びに出かけていました。
それが、思いもかけず、こちらで暮らす事になったのです。・・ところが、
喜んだのは最初の1ヶ月程、 後はもう静岡が恋しい、懐かしい、帰りたい、
そればかりでした。
そして・・・今では すっかり≪関西のおばちゃん≫です。
今 遠くから改めて、ふるさと静岡を見つめ直してみたいと思います。
思い出の町、見知らぬ町、新しく生まれ変わった町、少しずつ帰郷の度に
訪れてみたいと思っています。