2種(タックシート本体とアプリケーションフィルム)のフィルムの組み合わせで、精度の高いカッティング技法のシャープな版ができる製版材料です。 |
タック切り抜きスクリーン版の作り方と一版多色印刷 |
タック切り抜きスクリーンのタックシートはタックシート本体(グリーン)とアプリケーションフィルム(透明)の2種のフィルムで構成され、この2種のフィルムを使用して版を作ります。 |
版の製作方法 | |||||||||
タックシートをカットする | アプリケーションフィルムをタックシートに貼る | スクリーンに貼る | アプリケーションフィルムを剥がす | 乳剤を塗布し目止めする | |||||
下絵の上にタックスクリーンを重ねてセロテープなどで固定し、図柄に沿ってカットします。 カット線は、1層目(グリーン)のみ切り、透明ベースには傷がつく程度にします。 |
アプリケーションフィルムを剥がして、粘着面を@でカットしたタックシートの上に貼り付けます。 | タックシートの透明ベースを剥がし(タックシートのグリーン層がアプリケーションフィルムに移行)、スクリーン枠の印刷面(インクをのせる面)にしっかり密着するように貼り付けます。 | アプリケーションフィルムを剥がすとグリーンのシートがスクリーン面に残ります。シートとスクリーン枠の間に縁ばりテープを貼って目止めをします。 | スクリーンの表面からバケットなどで乳剤を塗布し、カット跡を目止めして乾燥させます。 |
1色目の印刷部分のシートを剥がす | 1色目を刷る | 乳剤を塗布し目止めをする | 2色目の印刷部分のシートを剥がす | 2色目を刷る | |||||
スクリーンの表面から、ピンセットや針などを使って1色目の印刷部分を剥がし取ります。 | 水性インクを使い、スキージーで刷ります。 刷り終ったらインクを取り除き、スクリーン枠を水洗いし乾燥させます。 |
Dと同様に全面に乳剤を塗布し乾燥させます。これで1色目の印刷部分は目止めされます。 | Eと同様に2色目の印刷部分を剥がして取り除きます。 | Fの1色目の刷りと同様に刷り、以後乳剤による目止め⇒印刷部分のシートを剥がす⇒印刷を繰り返します。 |
タック切抜きスクリーンセット | タックスクリーン乳剤 | カッティングナイフ |
ハガキ判・ハガキ倍判・4倍版 スクリーン枠(テトロン150#) タックシート(2種1組) プラスチックスキージー・技法書 |
50g/500g タックスクリーンの多色印刷用に目止めするための乳剤です。 |
並製・上製 グランド原紙をカットするナイフです。 |
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