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【金魚屋の息子】 − 裏金魚道
裏金魚道・調理編〜食編


【調理編】

(2001/06/12 16:30)
家に金魚たちを持って帰ってきた…
これから調理せねばならない…
元気良く泳ぐ金魚たちを見ていると心が痛む…
こんなに心が痛む物だとは思わなかった…
まず、金魚をボールに移す。
かき揚げの元となるものを作る。
ちなみに、具はタマネギとニンジンだ。
そこにメインである金魚を投入…
ぴちぴちはねてる金魚を見るのはとてもに忍びない情景でした…
苦しむ時間は短い方が良い。
さっさと油の中に投入。

中まで火が通るように低温でじっくり揚げた。
これが揚がってきた金魚入りかき揚げ
右下の方に金魚が見えます。
途中で分離した金魚…
ここまで形がわかるとちょっとヤバイ…

【食編】

(2001/06/12 17:00)
なぜこの時間を選んだのか?
それは、食事後だと、リバースした場合大変であることと、お腹がすいた状態だと美味しく感じるかもしれないからである。
一応、足下にリバース用の洗面器をセット。
さっそく箸を伸ばす…
自分の心臓の鼓動がわかる…
ドクッドクッ…
一気に…
食べた!!
思い切って咀嚼する…
ん!? 別に普通だ…
特にまずさを感じることもなかった…

しかし…
これは金魚がうまいからなのか、他の味でごまかされているのかわからない…



やはり、金魚のみで食さねばなるまい…
しかし、覚悟とは裏腹…
顔が引きつっている…
躊躇している暇はない!!
一気に口へ…
咀嚼中… ん? マズくはないかな… 普通の小魚みたい…
ん?ん?ん???
なんか少し苦い!!
なんか金魚臭い気がする!!

やばっ…少し吐き気が…

なんとか持ちこたえる…

しかし、よく考えてみると、苦いのは内蔵を取っていなかったからで、他の魚もいっしょな気がする…
金魚という先入観から、金魚くさく感じてしまったと思われる。

【結論】
金魚は揚げれば普通の小魚と同じように食える!!




だが、さらなる探求心が俺を襲う…
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