室生村ってどんなとこ?
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●村の生活・風景

<各地域の様子>

緑に囲まれ、どこかしら人の心をホッとくつろがせる室生のたたずまい。朝もやにけむる集落や夕暮れのひとときなど室生村各地域の風景をご紹介します。

この村は、昭和30年、北部の東里村、中部の三本松村、南部の室生村の3村が合併して新しい室生村となりました。地形的にも大和高原の丘陵地が広がる北部、高見山地・室生火山帯に属する急峻な地形の南部、その南北の山地に挟まれ細長い盆地形状をしている中央部と、個性的な地域が一つの村を形成しています。そのことから地域的で歴史や地形、風景も様々で、地域ごとにそれぞれ個性的な表情をもっているのが特徴です。それぞれの地域の風景は一つひとつが貴重で、胸を張って誇ることのできる財産です。
<室生地区>

集落内には、全国的・世界的に知られる室生寺をはじめ、龍穴神社、壮大なしだれ桜を擁する西光寺などがあります。昔、この地を訪れた空海がこの山里に唐の風景を見たとも、桃源郷を見たともいわれています。この地域の見所は「朝霧」です。朝霧立ちこめる室生寺や集落の風景は、まさに桃源郷。旅館や民宿もありますので、是非ご覧になってみてはいかがですか?
<田口地区(下田口、上田口、角川、開路、黒岩)>

室生寺からさらに南へ、東宇陀へと続く道の両側には、いくつかの集落が映ります。この地域は、榛原町仏隆寺からつながる伊勢本街道の通過点であることから、その当時の面影が今も随所に残っています。茅葺き屋根民家や素朴な農山村風景は少し前の日本にタイムスリップしたような錯覚を与えてくれることでしょう。
<笠間地区>

村の北部、大和高原の東南部に位置し、比較的平坦な丘陵地形に沿って集落が見えます。茶畑や耕地が多く、おおらかな山里の風景が広がります。かつてこの地域には名張街道が通り、笠間峠や田園風景の中に街道の面影も残し、また大きな磨崖仏などの文化財も多く残っています。名阪国道小倉ICから約10分と交通アクセスも良好で気軽に景観を楽しみに来ることができます。
<無山・多田・染田地区>

名阪国道針lCから約10分。村の北東部、主に都市部からの玄関口に位置しています。村に入った途端に風景がガラリと変わり、広がる田園風景、後ろに見える山々。室生村ならではの素朴な風景でみなさんをあたたかく迎えます。県道に沿って田畑は広がり、集落の中には昔からの生活に密着した文化財が残っています。この地域から笠間への風景は、なだらかな丘陵地帯として村の特徴ある表情の一つです。
<砥取・滝谷・西谷・竜口地区>

村の西部に位置し、三重県と隣接しています。国道165号に沿って南方向にあり、地域内には観光名所として有名な滝谷花しょうぶ園があります。この地域の地形も特徴的で、独特の表情を持っています。地域活動にも熱心で、地域のあちこちで見ることのできる花街道や花壇はいつも満開。花が絶えることはありません。また近年は地域が一丸となってモリアオガエルの保護が行われています。
<三本松地区>

伊勢街道の宿場町として栄えた歴史があり、今も奈良県と三重県とを結ぶ近鉄、国道165号と交通の要所として、人・もの・情報の行き来が盛んな地域です。地域へ入ると旅籠や道標など宿場町の面影を色濃く残し、今は「道の駅・宇陀路室生」が地域のシンボルとなっています。
<大野・向渕地区>

大野地区は近鉄室生口大野駅はじめバスターミナル、役場等があることから村の中心地となっています。地域には観光名所として有名な大野寺磨崖仏の他、室生ダムなどがあり、またダム周辺には不思木の森公園、総合福祉センター「ぬく森の郷」、クリーンセンターがあり村の活動拠点となっています。名阪国道から国道165号を結ぶ向渕地区は、村のシンボルであるスズランの群落地を擁し、県道の両脇に広がる自然風景はのどか。地域の人の手による花街道が来訪者をあたたかく迎えます。
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