ルシンダ、ありがとう!

キャンデツアーのディーヴァ・その1
ルシンダを初めて見たのは99年ヘルシンキ世界選手権でした。この時は彼女の経歴を何も知らず、ただすらりとしたスタイルと清楚な印象の演技、とんでもないスピン、会場の盛り上がりが印象に残っていました。彼女と日本とのかかわりを知ったのは、世界選手権の観戦を終わって日本に帰ってきてから。
そして02年のファンタジーオンアイスで3年ぶりに彼女を見たわけですが、まずぶっ飛んだのがその衣装!なんじゃこら!?
頭まですっぽり覆っている、ものの見事な全身タイツ。これじゃ誰かわからないだろう…と思いつつ、それでも個性がわかる人はわかるわけで、ルシンダは確かに負けていませんでした。(なんかヘルシンキより背が伸びたような…)そしてこの衣装のイメージどおり、くねくねとした幻想的な演技。アマチュア時代のイメージを思いきりひっくり返してくれるあたりはさすがプロです。
しかし独特の動きというのは先が読みにくいので写真を撮る上ではかなりのハンデ、シャッターさえ押せずにほぼお手上げ状態。有香さんといい、なんでこの姉妹(いや違うけど)はこんなに写真が撮りにくいのよ!!とギブアップ直前の一瞬でした。ありがとうルシンダ!6ヶ国語を話せるという彼女の母国語は何語なのか疑問ですが、インタビューに日本語で答えているぐらいなんですから、日本語でお礼を言ってもさしつかえないですよね?

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