サーキット走行会@TI英田サーキット

日時:2000年12月13日(水)晴れ時々曇り  
今日は、夜中の3時に集合という事で家を2時過ぎに出発。
かなりの着膨れ状態で首が回らず安全確認がとりづらい(^-^;)
本当は、誘った張本人の後輩T田くんから電話を待って出る予定ではあったが、
一番遠いのでとりあえず出発した。

ちょうど3時にガレージ前に到着・・・しかし誰もいない(^-^;)
すると携帯が鳴った・・・っが、着膨れの為イヤホンマイクのスイッチがどこかわからずその間に切れてしまい、かけ直すともの凄く眠そうな声でT田くんが電話にでた・・・かけなければ眠っていたのでは?っと思う状況であった。

40分近く、誰もいない暗いガレージの前でバイクに座って寝ていると(^-^;)
今回の運び屋、通称「シマちゃん」がトラックに乗ってやってきました。
するとまもなくホンダRS250を押してもう一人がやってきて、話をしていると
T田くんも到着。以下続々と到着してにわかにあわただしくなる。

出走用バイク5台と+1台を積み込み、いざ英田へ出発!と行きたい所であるけど、
もう一台のバンにガソリンを入れて再出発。5時前であった。

 

途中何度も意識を失うも時折、目が覚め高速道路の単調な景色だけが目に飛び込んでくる。
運転者のマスターを除く全員が寝ている中、黙々と運転しているので
よく落ちないなぁと思って、後で聞いたら2度程、落ちたそうな・・・(^o^;)

そんなこんなでTI英田サーキットに到着。
久々の英田である。あいかわらずとんでもない田舎にある。
受付開始の9時まで時間があるのでバイクを下ろしてマスターおよびT田くんたち3名は熟睡モードに・・・。
私は、ぶらぶらとそこら中を歩き回り、他の出走者のバイクを見て歩いた。
さすがに大排気量車か、最新バイクばかりで、これは最下位決定か!と思わず不安になる。

9時をまわり受け付け開始!続々と到着してくる他の参加者。
今回は、4輪の走行会もあり、かなり賑やかになってきた。

受付をすまして、遅めの朝食を摂る。10時からライダースミーティングがあるのだが、
宮崎さんとマスターは、そんなの出なくても、どって事ないと無視・・・ヤクザな方達である(^-^;A
しかし、結局そのミーティングでタイムアタック用の機械を手渡していたようで、
慌てて取りに行く(^-^;)

私のバイクもミラーを外し各保安部品にテーピングをして準備万端!気になるのはタイヤが新品状態に近いことである。念の為、一回目のフリー走行は、タイヤの状態チェックにする事にした。

一回目のフリー走行は11時20分からであるので11時を前にして皮つなぎを着込む。すでにタイツを履き、中にウィンドブレーカを着込んでいるのでやや太めの体が見動き出来ない人形状態(^-^;)こんなんで操縦できるのか・・・?

一回目のフリー走行は、最初の3周は、追い越し禁止で先導者について走る事に。そして一度ピットイン。タイヤのチェックをして再スタートの列に並ぶ。今度は、全開走行になるけどコースを今一理解していないのでコースを覚える為の周回とした。

やはり走ってみると突っ込みがあまくなる。ここは、ホームとバックの二つのストレートがあるが、そこではさすがに18年前の400ccという事もあり、ごぼう抜きされる(T-T)しかし、スピードが出ない分突っ込みに余裕があるので、何度も前のバイクに追突しそうになる(^-^;)

あっという間に一回目のフリー走行が終了。まさにあっという間であった。少々物足りない。

2回目の走行まで時間があるので食堂でコーヒーを飲む事になったが、多分次の休憩時間は中途半端に少ないので今のうちに私は昼食を摂る事に、先ほど食べてから、3時間と経っていないのでお腹はそれほど空いていなかったが、この時に食べないと多分時間がないであろうと思った。

食事が終わり、まったりしているとウトウトと眠ってしまった。

そして、2回目のフリー走行開始・・・っとその前にデジカメで年賀状用の写真を撮ってもらう。・・・しかし、この時に撮っておいて良かった(^-^;)
2回目は、速度にも目が慣れ思ったよりもハイペースで走れるので突込みで大排気量車を抜き、気持ちよく走っていて3周を走ったところで、「よし!一丁気張ったるか!」っと思ったのが運の尽き・・・ストレートの終わりから突っ込み1コーナーの侵入までスムーズに流れ「これはイケル!」と思って次のヘヤピンがが連続するところで少し減速しすぎて(とにかくギヤが合わない)次の切替しから早めにアクセルを開けてしまって、フルバンク状態から前輪をプッシュアウト!前輪の切れ込みを感じたがもう遅い・・・バイクは前輪から滑って行き私は進行方向に転がって行った。止まった時には、仰向けに倒れているので、五体をチェックしすぐに起きてバイクを見るとどうやらバイクは、前輪が再グリップして吹っ飛んだらしく、倒れた方と反対側の損傷が激しくハンドルが見えない・・・これは折れたなっと思い再スタートは諦め、とりあえずタイヤバリヤの外へ脱出。しばらく2周ほど見送って回収車にひらわれて帰った。今回は、私一人しか転倒しなかったので目立つ事・・・(^-^;)

回収車からバイクを下ろしみんなに怪我は大した事ではないと報告。すこし小指を突き指したらしく念の為、メディカルセンターでシップをしてもらうと痛みはだいぶ治まった。しかし、こけた瞬間に肩から落ち、膝が引っかかって一回転して背中から落ちた全身打撲状態で何となく体が重い・・・。

しかし、以前に吉野山でコケた時と同じくバイクがコケた方と反対側の損傷が激しい。ハンドルが写真のようにグニャリと曲がって今にも取れそうである。

 

他にもセルスターターカバーやダイナモカバーなど、所々損傷を受けているけど幸いフレームには異常が無いように思われる。

しかし、フロントフォークは、少し曲がっている。

これを乗って帰らなければならないのが少々辛い(^-^;)

こつこつと直していくしかないですね。また、お金が飛んでいく(T-T)

しかし、今回の走行会は、とても楽しく、コケる直前までは、速度にも慣れ、だんだんとノレてきていたので本当にコケてしまった事が残念でなりません。まぁ、腕が未熟だからコケたのであまりえらそうな事は言えませんが、結構突っ込みとかで大排気量のバイクを抜けたりしていましたので結構楽しめた走行会でした。

悔いがあるとすればバイクを壊した事とタイムアタックが出来なかった事ですね。

次回は、もっと安定した走りで参加したいですね。

思わず峠を走っていたあの頃に戻ったような錯覚を起こしてしまいました。

しかし、コケ方まであの頃と同じにならなくても・・・(^o^;)

− 完 −