‥ りんちゃん闘病記 4‥

2001年9月11日

昨日はいろんなお友達に連絡をしたりして夜がふけていきました。
心身共にとっても疲れ果てているはずなのにほとんど眠ることができませんでした。
うとうとしても恐い夢ばかり・・・・ だんなも夜勤でいなかったので余計不安だったからでしょうか。

夜勤明けのだんなとお見舞いに行きました。
ゲージの中のりんちゃんは立った状態で水のお皿に顔をつっこんでました。
首には青のカラーをつけて、点滴をしたままです。 顔は水とよだれでぐちょぐちょ。息は荒い。
なんだかこっちまで悲しくなってしまい涙が出そうでした。 ひどい状態だったので。。。
担当の先生と電話で話しをすることができました。

手術の当日・・・夜中に一度様子を見に来てくださったとのこと。 帰る時はしんどそうに寝ていたのに
夜中に行くと自分で点滴を引きぬいてウロウロしてたのでビックリしたそうです。実は元気?って。
それでカラーをつけたそうです。 まぁ当然ですね。 それにしてもりんちゃんって・・・(苦笑)
今朝も見に来てくれたそうですが、えさを食べないのでそれが心配だと。
何日かは腎不全が心配なので点滴ということでした。 その後はえさを食べてくれるかにかかってると。

あと一週間は入院ということだったので、気になっていた治療費をきいてみました。
「手術がけっこう大変だったのでそれだけでだいたい六万ぐらい。あとは特別看護の入院費が
1日5千円ぐらいですね。 飼い主さんの負担も大きいと思いますので大体10万には抑えますから」
やっぱり〜 でもまぁ命が助かればええわ・・・ でも大きい負担でビックリです。
もし死んじゃったらどうなるんですかね。 払うのすっごく抵抗あるんだろうなぁ。 


 



2001年9月12日

ちょうどだんなとお見舞いに行くとエサの時間でした。 なんだか食欲があるのかないのか
なかなかグルメちゃんになってるみたいです。 美味しくないと食べないみたい・・・
エサは滅多に(年に1回あるかないか)食べれない缶詰です。 とってもいい匂い♪
エサの中にも薬が入ってるのでがんばって食べてもらわねば!
「りんちゃん食べなよー」なんて聞こえない耳に向って言うわたしを尻目にだんながさっさと
手で食べさせはじめてくれました。 感激♪ (やっぱりこの辺が看護人向き?)
だんなにあんまりなついていないりんも心が通じたのか(びびったのか?)全部食べました。


 


2001年9月13日以降

13日 点滴をはずしてもらう。 カラーもなしで元気そう。
14日 だんながエサを食べさせようとするが食べない。 どうしたのかな。
15日 祝日のため病院がお休み お見舞いに行けず心配。


2001年9月16日

病院から電話があって「クレアチニンや白血球の値も正常ですので退院できます」とのこと。
大喜びで迎えに行った。 先生に今後のことを説明していただく。

これからの治療はフィラリアを抑えていくこと。 心臓にいてる親虫をすぐに殺すことはできないが
寿命は2.3年ほどなので増やさないようにして死ぬのを待とうということでした。
死ねば血液中のマクロファージが食べてくれるので問題はないし、親虫がいなければ子虫もできないそうな。
それでもフィラリアの薬は心臓に影響があるということで心臓の薬やアスピリン(痛み止め)ステロイドなど
4種類の内服薬が出ました。 ステロイド以外はずーっと飲まないといけないみたいです。薬づけ・・・

帰る時のりんちゃんはわかってるのかいないのか、みんなにチョンチョンっと鼻先をくっつけて
ご挨拶をしてウロウロ〜としてからのんびりとついてきました。
これから先まだまだ心配だけどとりあえず一安心。。。 みなさん応援ありがとうございました。


 


参考までに・・・診療明細書(10日〜16日)

入院料 1泊 ¥3500 7 ¥24500
静脈内点滴注射料 ¥3000 3 ¥9000
血液生化学検査 腎機能検査(2項目) ¥1000 2 ¥2000
血液生化学検査 スクリーニング(8項目) ¥4000 1 ¥4000
血液中電解質測定 ¥1000 3 ¥3000
避妊手術 中型犬(麻酔入院1泊を含む) ¥50000 1 ¥50000
内服薬2 1日  ¥150 7 ¥1050
ミクロフィラリア・フィラリア成虫抗原検査 ¥2000 1 ¥2000
診療小計¥95,550-  割引¥9,550- 消費税¥4,229-

請求金額 ¥90,294-