厳冬に カペラ輝く 五角形
1月の午後8時ごろ天頂よりやや北寄りに黄色に輝く美しい星が見えます。これが1等星のカペラです。この星を一角として回りの明るい星をつないでいくと五角形が出来上がります。

この星座がぎょしゃ座です。正座の画ではα星カペラを山羊に見立てそれを抱いた羊飼いの姿に描かれていますがギリシャ神話では、ヘニオクース(手綱を取る者)と呼ばれぎょしゃの名はそこから出ているようです。

このぎょしゃはギリシャ神話に登場する戦士エリクトニウスです。
彼は生まれつき片足が不自由だった為、4頭引きの戦車を発明し勇敢に戦ったと伝えられています。

日本では形から五角ほしと呼ぶ地方があちこちにあり、中国では、その形から五車と呼ばれていたようです。
カペラは最も天の北極に近い1等星で光度は0.2等で距離48光年のところにあります。また、最も長い間(1 0月〜5月)宵の空に見えています。

また、ぎょしゃ座の五角形にはM36、M37、M38と呼ばれる散開星団や、IC.405、IC.410と呼ばれる散光星雲などがありにぎやかな領域で双眼鏡や望遠鏡また写真の対象として絶好の領域です。

また、IC.405は距離2200光年のところに輝いており淡い為肉眼では見えませんがその昔オリオン座付近から飛び出してきた高速のAE星が通りかかりにその付近の暗黒星雲を輝かせているということです。