【第11講】Wordで作成したページの構造タグ
(1998年10月13日更新)
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第10講で「ページタイトル」の説明をしました。タグベースで作成するときは、TITLEタグを使うんでしたね。Wordで作るときにタイトルを指定するには、「ファイル(F)」→「プロパティ(I)」を選んでください。「文書プロパティ」ウィンドウが表示されます。一番上に「タイトル」という項目がありますので、そこにタイトルを入力してみてください。例えば、「ホームページの作成」と入力してみたとしましょう。
Wordで作成したページのソースがどうなっているか、簡単な例でみてみましょう。TITLEタグの間に「ホームページの作成」とあるのがわかりますね。
<HTML> <HEAD> <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=x-sjis"> <META NAME="Generator" CONTENT="Microsoft Word 97"> <TITLE>ホームページの作成</TITLE> <META NAME="Version" CONTENT="8.0.3720"> <META NAME="Date" CONTENT="1/23/97"> <META NAME="Template" CONTENT="D:\Program Files\Microsoft Office\Office\HTML.DOT"> </HEAD> <BODY TEXT="#000000" BGCOLOR="#ffffff"> <FONT FACE="MS 明朝" LANG="JA"><P>ホームページの作成</P> </FONT></BODY> </HTML> |
METAタグがたくさん出てきていますので、一応、一通り見ておきます。
【文字コードの指定】
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=code">
※code={x-sjis,x-euc-jp}
「x-sjis」はこのページがシフトJISで作成されたページであることを示し、「x-euc-jp」はこのページがEUCで作成されたページであることを示します。これにより、ブラウザに表示したときの文字化けを防ぐことができます。
【ページ情報】
<META NAME="name" CONTENT="content">
※name={Gerenator,Version,Date,Template,etc}
「META NAME」で始まる行が4行ありますが、これらは、このページが97年1月23日に作成されたWord 97のVer 8.0.3720で作成されたこと、HTML.DOTというテンプレートを用いたことを示しています。ブラウザに表示するうえでは、意味はありません。
これらのMETAタグは特に書き込む必要はありません。Wordで作成したときに勝手に書き込まれるタグです。ただ、第7講で予告したように、文字コードによって文字化けを起こすことがあるので、文字コードの設定だけはしておいた方がいいかもしれません。
【文字の書体】
<FONT FACE="font1,font2,…">〜文字列〜</FONT>
※font={フォント指定(複数化)}
文字の書体を部分的に指定するタグです。指定されたフォントのうち、前から順番に見る側が持っているフォントで表示します。すべてのフォントを持っていない場合は無視されます。
次からは、さまざまなタグについて種類別に見ていくことにします。
【第12講】文字に関するタグ(1)・見出し文字 |
【第11講】に関する質問フォーム |
【第10講】タグの基本・構造タグ |