最初に、一言
このたび勤めていた会社を辞めしばらく家にいることにしました。
そこでこれまでの14年間を振り返り
いつも私を支えてくれ家を守ってくれた小雪に
ささやかな感謝の手紙を書きました。ちょっと照れくさいですが
今の私の気持ちを正直に書きました。
読んでいただけると嬉しいです!by小雪ママ
小雪への手紙
小雪さん、あなたと初めて会った日は
粉雪がちらついていて本当に寒い寒い日でしたね
初めてあなたを見た瞬間、その小さくて雪のように白い可愛い姿に
母さんは思わず見とれてしまいました
そう……!ほとんど一目ぼれ状態だったんだよ♪
早いものであれからもう14年もたったんだね!
初めの1年は母さんも何がなんだかわからないで
ただただあなたをちゃんとしつけなくっちゃって必死でした
その為にあなたの病気に気づかず随分きつく叱った時期もあったね
あなたに随分辛い思いをさせちゃったね!
でも小雪さんはそんな母さんを恨むどころか許してくれたよね
しかし今でも何かの拍子に急に手を上げると「ビクッ!」ってしている
あなたを見るたび母さんは胸が締め付けられるようです
いまさら過去へは戻れないけれど、
出来ることならタイムマシーンにでも乗って過去へ帰り
あなたの心からその恐怖を取り除きたいよ
それが出来るなら母さんは何でもするよ!本当にごめんね!
最初の1年を過ぎた頃から
母さんは小雪さんを置いて働きに行くようになったね
あの頃は父さんも母さんも「仕事、仕事!」で
朝早く家を出たっきり帰るのは夜の10時11時っていう毎日でした
そんな母さん達を小雪さんはいつもただ黙って待っていてくれたね
父さんも母さんも小雪さんがいるから安心して家を空けることができたよ
今、振り返ればいろいろ辛いことや悲しいこともあったけど
いつも家に帰って小雪さんの顔を見れば不思議と元気になれました
あなたをただ抱きしめるだけで母さんは
なんだかいつもとっても幸せな気持ちになれました。
不思議だよね!
母さん達は今まで小雪さんを一生懸命守ってきたつもりだったけど
ひょっとしたら守ってもらっていたのかもしれないね!
だってあなたがいればこそ、いつも頑張れたと思うから……!
「小雪さんを守らなきゃ!」って思うことで
自分自身を励まし、
なにがあっても負けられない、頑張らなきゃって思えたから……!
我が家の笑顔の元はいつも小雪さんだもんね!
今、小雪さんは14才になってちょっとおばあちゃんになっちゃったね!
母さんが「仕事辞めようかな……!」って思ったとたん
小雪さんの体のあちこちが調子悪くなってきたよね
まるで母さんが仕事を辞めようと思うのを待っていたように……!
ひょっとして……、待っていてくれたのかな?
慢性腎炎って言われながらも結構ずっと元気でいてくれたものね
おかげで母さんは思いっきり働けたよ!
今まで長いことありがとう!
もういいよ!もうゆっくりしていいんだよ
これからは母さんがずっと小雪さんの傍にいるからね!
目が見えなくなったら目の代わりをしてあげる
耳が聞こえなくっても大丈夫
母さんが小雪さんの耳になるからね!
もっと足が悪くなって、もしも歩けなくなっても大丈夫
お散歩大好きな小雪さんのために
ちゃ〜んと乳母車を用意してあるからね!安心してね!
だからもう安心して年を取っていいんだよ
もしもいつか小雪さんが母さん達を忘れても……、
母さんはみんなみんな覚えてるよ
小さい雪ん子のようだった小雪さんの事、反抗期でちょっと悩んだ時の事
いっぱい遊ん事、小雪さんが病気だって判って泣いた日の事
具合が悪くなって慌てて病院に走った事、
真っ暗な中で心細そうに母さん達を待っていてくれた事
一緒にペンションにも行ったよね、転勤にも付き合ってくれたよね!
母さん一人で今の家に帰ってきた時も、震災の時も
どんな時も
いつもいつも父さんと母さんを信頼してついてきてくれたね!
本当に今までありがとうね!
今度は母さんがあなたを守ってあげるからね!
小雪さんが幸せでいてくれるなら母さん、どんなことだってしてあげるよ!
なにがあっても絶対見捨てたりしないから安心してね♪
そしてこれからもずっとずっと一緒にいようね♪
大好きだよ、小雪さん!!