人間に食べていいものと悪いものがある様に、動物にも同じ事がいえます。
また人間には大丈夫なのに、動物にとっては有害なものも多く存在します。
動物達が有害な物を食べたりしない様、飼い主さんが常に気をつけ、
どのようなものが有害なのか知っておきましょう。

《中毒の原因物質》

【食  品】
●タマネギ・長ネギ・ニラ・ニンニクなど(すき焼きなどの煮汁もダメですよ。)
 症状:食欲不振、ふらつき、貧血、赤色尿、吐く、下痢。
    重症なら死亡します。

●チョコレート・カフェイン・コーラなど
 症状:吐く、下痢、尿量の増加、興奮、けいれん。
    重症なら死亡します。

●古い食品、古い水、死肉中の微生物(細菌・カビなど)
 症状:吐く、下痢、食欲不振、多飲、鼻血。
    重症なら死亡します。

【植  物】
●スイセン・ポインセチア・クロッカス・シャクナゲ・クルミ・アロエ・イチジクなど
 症状:吐く、下痢、けいれん、よだれが出る、ショック、呼吸困難。
    重症なら死亡します。

【そ の 他】
●洗剤・石けん・漂白剤・シャンプー・マッチ・ガソリン・灯油・肥料・花火・たばこ・不凍液(アイスノンの中身)
 症状:元気消失、食欲不振、下痢、吐く、赤色尿、咳、涙、呼吸困難。
    重症なら死亡します。

《予防方法》

これは飼い主さんにかかっています。
食べてはいけない物は、届く所には置かないようにして下さい。
万が一、食べてしまったり、食べたかもしれない場合は、
必ず動物病院へ電話するか、すぐにご来院下さい。

《散歩中のマナー(必ず守ってくださいね)》

●排便は持ち帰りましょう。
●散歩へ行く時はリードをつけましょう。
●夏季は日中の暑い時間帯は避け、早朝や夕方に散歩しましょう。




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