今回も母さんの独り言です。ですので小雪さんの発言はありません。
勘違いしないでね。離婚したのではありません。念のため。(笑)
ではなんで??
そうですよね。なんで私1人が大阪へ行くことになったか……。(可愛い小雪をおいて……、あっ、ついでに主人も)
実は奈良の家を仲買の業者さんを通して人に貸していたのですが、その方達が転勤で家を出る事になったのです。
次の人に貸してしまうと2年契約だし途中で出てもらうとしても3ヶ月先になるという事で、それなら主人も「たぶん次の移動の時に大阪へ帰れそう」っていうもので、じゃあ私がひと足先に家に帰っていようという事になったんです。まぁ、他にもいろいろ事情が重なったんですが……。
私の仕事の方も大阪に転勤させてもらう事にして(全国展開している婦人服のお店だったので)、とりあえずしばらく実家に身を寄せ大阪のお店ですぐに働き始めました。
いざ家を出る時(数日前から小雪にはいろいろ言い聞かせていたのですが……)、タクシーが来て門を閉めようと振り返って小雪を見たら何ともいえない悲しそうな顔で「なんで??なんで私をおいて行くの?」と訴えるように私を見ていました。
それを見た時ほんとに胸が締め付けられるようでした。
実家では小雪を昼間自由にさせてあげられないし、主人のためにも小雪をおいて行った方がいいと思い決断したのですが……。
それまでにも4〜5日家を留守にして主人と2人でお留守番っていう事は何回もあったのですが(勿論その逆も有り)、今までは小雪の方も「お母さん、お出かけなの?じゃあねぇ、行ってらしゃい。」位の軽い感じだったのです。
ところがその時は本当に悲しそうでまるで永遠の別れのような顔をしていました。
私も小雪のそんな顔を見て(始めて小雪が見せた顔です)なんだかこれで小雪に2度とあえないような気がして思わずタクシーの中で泣いてしまいました。(大袈裟!)
ところが……、わずか1週間もしないうちに主人・小雪共々食欲がなくなり調子が悪くなってしまったのです。
結局小雪だけ先に私が引き取る事にして1週間ぶりのご対面となりました。ヤレヤレです。
しばらくそのまま実家にいたのですが、やはり小雪が可哀相で小雪が来てから2週間程で奈良の家に2人で帰りました。
初めての小雪との2人暮らしの始まりです。