7月2日(金)
会社の帰り少し時間があったので(今日は主人が小雪の散歩をしてくれている)、いつも行く本屋さんへ何気なく立ち寄りました。
この本屋さんは結構大きく品揃えも豊富で、特に犬・猫関係の本がエッセイから絵本まで(飼育所は別の棚です)まとめて置いてあるのでちょうど帰り道だし時間があればちょくちょく寄る所です。
で、やっぱり始めに犬・猫関係の棚に行ってみると、ちょうど目の前に理論社から出ている“いせひでこ”さんの「グレイのしっぽ」という本が目立つようにまとめて置いてありました。
この本は「グレイがまってるから」「気分はおすわりの日」の続編で帯の所にグレイ最終章とあります。
ドキッとしながら手にしました。
グレイというのは作者で絵本作家でもある愛犬の名前でハスキー犬の雄です。
本職の絵本作家だけあって絵がとても素敵で、そしてなにより作者一家と愛犬グレイの可笑しかったり、ほろっとさせられたりの心暖まるお話がとても好きで目にする度につい手にとり、そして買っていました。
「気分はおすわりの日」で癲癇を持っている事が判ったのですが、今回はそれに加えてガンにもなってしまいつらい闘病生活から死までのお話です。
帰りの電車の中で、ちょっと躊躇しながらも誘惑に勝てず本を開いてみたのですが、いきなりカウンターパンチのような文章に(愛犬を失った方の気持ちが痛いほど伝わってくる文章です。)思わず涙が出そうになり本を閉じました。
夜一気に読んでしまいましたが、ほとんど大泣きでした。
といっても泣かそうとする文章などでは絶対なく、ただ同じ犬を飼っているものとして愛犬がどんどん弱って行く様を、いろいろ手を尽くしながらも結局救いようがなかった作者の気持ちが自分の事のように思われてしまったからです。
読み終わった後、傍らに小雪がいるという事になんだか感謝したいような気持ちになり、思わず寝ている小雪を抱きしめてしまい小雪に溜め息を吐かれてしまいました。
犬をなくされて悲しんでいらっしゃる方、現在闘病生活を送っている愛犬を世話している方、そしてすべての犬好きの方に読んで欲しいと思う1冊です。(決して出版社の回し者ではありません。念の為)
あっ、犬好きでない方もぜひ読んでみてくださいね!きっと犬が好きになるかも……!!