6. JICA現地研究中間報告会・地域交流フォーラムの成果


@参加者    タイ人 69名
          日本人 43名  合計114名  詳細は別添芳名帳参照
          その他  2名

Aフォーラムの反響

 チェンマイ県トンチャイ副知事をはじめ、横田在チェンマイ日本国総領事の出席を得て開催されたJICA現地研究「チェンマイ景観データベース構築に関する研究」中間報告会に加え古都奈良とチェンマイの地域交流フォーラムは、当初の予想を上回る参加者を得ることができた。

 また、参加者からは、JICAシニアボランティア景観保存の取り組みが良くわかり、参加者自身の出来る事があれば今後取り組んで行きたいと言う意見を戴き、ディスカッションにおいては、タイ人からの景観や歴史認識、環境や防災等の活発な発言があり、チェンマイでの都市問題に対する認識の高さが確認できた。


B社会的意義と考察

本会議は、日タイ修好120周年記念事業として開催され、民間まちづくり団体同士の交流から、市民、行政、学際、産業等による日本国とタイ国の地域間交流への発展の切欠づくりとして、また市民主体のまちづくりの可能性として市民自らが取り組むべきまちづくりの提案と議論が出来たことは非常に意義深い。

 そして、本会議において、今後、市民による景観意識の醸成や行政や企業、研究機関による支援の重要性とチェンマイを愛する総ての人々による共同認識としての景観データベースの必要性を示すことが出来たのではないかと考える。


7. 会場費決算


@収 入
 JICAタイ・シニア海外ボランティア現地研究 景観保存
「チェンマイ都市総合計画区域内における景観データベースの構築に関する研究」
 研究発表会関連予算                          11.000 B
    合 計                              11.000 B

A支 出
 中間報告会費(会場:アマリリンカムホテル チェンマイ)   11.000 B
    合 計                               11.000 B

※日本から参加者の旅費、通訳費等その他経費は別途日タイ修好120周年記念事業草の根助成及び(社)奈良まちづくりセンターの予算による