+ 東京ミュウミュウ その4 +

01月04日【第40話】 二人は友達?歩鈴、危機一髪!!
01月11日【第41話】 幸せを運ぶ風、一途な祈り
01月18日【第42話】 ざくろの迷い、四人になったミュウミュウ
01月25日【第43話】 敵か味方か?戦ってお姉さま!!
02月01日【第44話】 森になった街!いちごの笑顔を守るもの
02月08日【第45話】 解けた謎!蒼の騎士の真実
02月15日【第46話】 新しい戦力!地球を守る仲間
02月22日【第47話】 愛のパワー!青山君は私が守る!!
03月01日【第48話】 異次元の迷路!キッシュの賭け!!
03月08日【第49話】 青の目覚め、もうひとつの姿!
03月15日【第50話】 いちごの試練!あたしはミュウミュウ
03月22日【第51話】 最後の戦い!あなたの笑顔を信じてる
03月29日【第52話】 地球の未来に、ご奉仕するにゃん





2003/03/07 二人は友達?歩鈴、危機一髪!!
 もうレビューするのに飽きてきたところですが、今回のミュウミュウは「二人は友達?歩鈴、危機一髪!!」です。

 深手を負ったキッシュ、傷は治っても体調はいまだに回復しません。
 そんなキッシュの前に、タルトとパイが現れます。

「キズは大体治ってるみたいだけど、それじゃあまだまだ暴れるのは無理みたいだね。
 とにかくゆっくり体を休めときなよ」
「この間のように足を引っ張られては迷惑だからな」
「…まったくだ…」
 パイの言葉に自嘲気味に笑うキッシュ。

 そんなキッシュに、タルトはお見舞いと称して果物をあげて、ひそひそ声で…
「気にすんなって。これパイがもっていけって言ってたんだぜ」

 パイ、実はすごくいいヤツでした。
 作戦失敗の元凶であるキッシュにも仲間として気遣っていたあたり、最初に出てきたときのキッシュに「手出しするな」と言っていた頃とは大違い。
 一緒に戦っているうちになかよし度が上がったのかもしれません。

 さて、場面は変わって、青山くんが素っ裸で目覚めろといわれるシーン。
 朝っぱらから男の素っ裸はやめてください。
 そして、文字通り夢から目を覚ます青山くん。
 夢の中で起きろといわれて、目を覚ますというのもなかなか粋な夢です。

「まただ…なんだろう…あの夢…」
 奇妙な夢に不安を感じる青山くん、いちごに相談しますが、いちごのアホっぷりで和まされるのでした。

 その頃、歩鈴は東京ドームのカリスマ大道芸人のスーパーライブにいました。

「ライブがはじまり熱狂するお客さん…
 今まさに絶頂を迎えようとしたそのとき…
 『歩鈴ちゃんきーーーっく!!』(吹っ飛ぶカリスマ大道芸人)
 有無を言わさず芸をするのだ!!
 はぁ…5万人からのおひねり…考えるだけで燃えてくるのだーー!!」

 捕まります。
 さすが歩鈴、思考が常人には理解できない域に到達しています。
 そして、本気で実行しようとするのですが、そのとき突然地震がおこり地割れが。
 不審に思った歩鈴、ドーム内の通路を走り地割れを見つけて、変身して穴に飛びこみます。

 そこにはタルトがいて、上のドームを落とす実験だと話します。
 これが上手くいけば、東京全体を陥没させるというタルト。

「そんなぁ……そんなことしたら危ないのだ。」
 歩鈴、危機感ゼロ。

「だからやってんだろうが!!
 まったく、だからガキンチョは」
 あんたもガキンチョです。

「歩鈴の方がちょっとおっきいのだー!!」
「うるさーーい!!」
 すでに漫才コンビ。
 ともかく、計画の恐ろしさを語り「どうだ、怖いだろう?」と脅すタルト。
 キメラアニマを召還して攻撃させます。

 歩鈴、プリングリングでキメラアニマの動きを封じますが、後ろからもう1体のキメラアニマが出現。
 タルトも攻撃にくわわり、得意技の縛りプレイ。
 ほんと、最近縛りプレイが多いです。

 歩鈴、大ピンチですが、地盤を陥没させてしまおうとしているのが仇となり、キメラアニマに落石。
 そのショックでキメラアニマの制御がきかなくなり、暴れるキメラアニマのせいであたりは完全に岩に塞がれてしまいます。

 そのころ、ドームの異変に気付いた白金、いちごたちをドームに派遣するのでした。

 さて、歩鈴はというと、しっぽだけ残して生き埋め状態。
 しっぽをひっぱって掘り出そうとするタルト。
 なんか、ドラゴンボールのせいでしっぽを引っ張るとちぎれるような気がして仕方がないのですが、無事にちぎれずに掘り起こします。
 いや、当たり前なんですけど。

「へへーんだ、ざまーみろ!!出口はふさがってしまったぞ!!」
 歩鈴をバカにするタルトですが、歩鈴の反応はというと…

「ありがとうなのだ☆」
 ( ゚д゚)ポカーン

「掘り出してくれてありがとうなのだ!!助けてくれてありがとうなのだ!!」
 そういってポケットからキャンディを取り出し、タルトにわたす歩鈴。
 思わずもらってしまうタルトですが、ふと我にかえり「ふざけるな!」と返します。

 しかし、歩鈴、にこにこしながら…
「ねぇタルト、無理して悪ぶることないのだ☆
 どーせこんなところじゃケンカもできないのだ」
 タルトが瞬間移動で抜けられるからピンチなのはお前だけだと言っても、歩鈴はにこにこ笑っているだけ。
 本当に危機感ゼロ、話の都合上絶対死なないのをわかっているんじゃないかというくらい能天気な歩鈴なのでした。

 そのころ、いちいち出口が埋まっているからここで死ぬと説明するタルト。
 しかし、歩鈴は「誰か助けてくれるのだ」と全然平気です。
 いちいち「どうだ、怖いだろう?」と脅すタルトですが、何を言っても同じない歩鈴。
 なんだかタルトがかわいそうになってきます。

 どうでもいいですが、こいつも相手の怯える様子を見たがるあたり、将来はキッシュみたいなのになるんでしょうか。
 もしキッシュみたいになったら、さすがの歩鈴でも怖いというかもしれません。
 むしろ、あれで怖がらなかったら歩鈴は神。

 ともかく、「そのときは一緒に化石になるのだ」と言ったり、なんだかやたら達観している歩鈴
「どうせ化石になるなら笑顔で手を繋いでいた方が楽しいのだ」
「お前…変なヤツだな」
 いやいや、まったく。

 さて、いちごたちはドームに到着、地震がおこりキメラアニマの出現です。
 苦戦するいちごたちですが、連携プレイでなんとか勝利。
 ここでもみんとは飛行能力を使ってざくろとタッグプレイ。
 どうやら、生き延びる道を見出したようです。

 その後、白金たちにドーム全体が沈没するという話を聞かされるいちごたち。
「まず、お前たちがドームを支えるんだ!!」
「その上で、わたしたちが観客を避難させます。全員が脱出するまでがんばってください!!」

 無茶苦茶言うな。
 ドームを支えろという無理難題に唖然とする一同。
「女の子の仕事じゃありませんわね…」
「ドームって10トンくらい…」
「わたし…100キログラムくらいならなんとかなりますが…」
 ひそかに100キロならなんとかなるとかすごいことを言ってるれたすですが、全然足りません。
 ともかくドームを囲んでミュウパワーを解放、光の柱を作ってドームを支えるミュウミュウたち。
 そんなことも知らず大道芸を楽しんでいる観客ですが、ドームのモニターにいきなり赤坂さんが。

「非常事態です!非常事態です!いますぐ避難してください!!危険が迫っています、避難してください!!」
 もうちょっとマシなやり方はないのかと。
 ともかく、実際に沈没がはじまっているだけに、観客たちも大慌てで逃げ出すのでした。

 さて、歩鈴とタルト。
 なんで怖がらないのか問い詰めるタルトですが、歩鈴は酸欠状態に陥っていました。
 つい「大丈夫か?」と声をかけてしまうタルトですが、我に返って「いい加減こわいって言えよ」と強がります。

「…こわくないのだ…」
「なに?」
「だって歩鈴は1人じゃないのだ…友達がそばにいるのだ」
「ともだち?」
「そうなのだ…歩鈴とタルタルは…友達なのだ…」

 冗談じゃないと反論するタルトですが、屈託のない歩鈴の笑顔に心を打たれます。
 そして、どんどん沈没して行くドーム、このままだと完全に生き埋め。
 しかし、歩鈴を残して去ることが出来ずに動揺しまくるタルト。

「…たくー…お前が死んだらつまんないんだよ!!」
 顔を赤らめて、植物をあやつりドームを支えます。

 そして歩鈴をお姫さまだっこで地上に瞬間移動。
「ほら、いつまで寝てんだよ。」
「…あれは…? それじゃタルタルが助けてくれたのか?」
「その呼び方やめろってー!!」
「ありがとう、タルタルー!!ともだちなのだーーー!!ともだちともだちともだち♪」

 タルトに思いっきり抱きついて、すりすりする歩鈴。
 恥ずかしくてそれをはねのけ、「お前が大泣きするのをみたいから生かしてやっただけだからな」と強がるタルト。

カンチガイするなよ、カカロット。
 オレはお前を助けに来たんじゃない、お前を倒すのはこのオレだけだからだ

 というカンジでしょうか。
 なんか、ベジータって毎回いいわけしてますよね。

 ともかく、去って行くタルトを笑顔で見つめる歩鈴と、なんだかんだいって歩鈴にもらったキャンディを喜んでいるタルトで今回は終了です。

 今回はほのぼの系のお話でした。
 もはや、歩鈴とタルトはほとんどケンカ友達状態。
 とはいえ、地球規模でのケンカ友達なのでいい迷惑ですが。
 ともかく、この2人が仲良くなったのはエイリアンと地球人が和解する伏線になるのでしょうか。
 まぁ、タルトもこんなところで歩鈴と仲良くなってないで、故郷の仲間をなんとかしてやれとも言えなくもないですけど。

 次回は「幸せを運ぶ風、一途な祈り」
 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2003/03/08 幸せを運ぶ風、一途な祈り
 今回のミュウミュウは「幸せを運ぶ風、一途な祈り」です。

 ミュウミュウたちを集めて、東京湾周辺にこれまでにないほどのキメラアニマの反応が見られると語る白金。
 ライフラインである海が汚染されてしまうと東京は終わりだそうです。
 どっちにしろ東京湾なんて汚いような気がしますけど。

 決意新たにするいちごたちですが、れたすはこの前の一件が心に重く差し掛かっていて、なんとか戦わずにすむ方法はないのか、わかりあえないのかと話します。
 キッシュたちにも仲間を思う気持ちがあるし、出来れば戦いたくないと思ういちご。
 しかし、ざくろは話し合いで解決できるようならこれまで戦っていないと、あくまで冷静に話すのでした。

 さて、パイとタルトは東京湾内に海流を発生させ、キメラアニマが発する汚染物質をまいて周辺の生物を死滅させようとしていました。
 しかし、キメラアニマがミュウミュウにかぎつけられる可能性を考慮したパイ。
 そこで、東京湾の海岸地域に大量のキメラアニマを巻いて足止めするという作戦をとりました。
 早い話が、白金の言っていたキメラアニマは全部おとり。

 そうとも知らず、東京湾のキメラアニマをなんとかしようとするミュウミュウ。
 いちご、歩鈴、れたす、白金は湾内調査で、ざくろとみんとは赤坂と一緒に海上でキメラアニマに備えて待機、マシャは怪しいものはないか空から調査。

 さて、いちごたち。まずは海中の調査から。
 歩鈴、海中調査ということで、嫌がるいちごと一緒にいきなり生身で海にダイブ
 無謀すぎというか、死にます。

「ウェットスーツ…用意してあるんですが…」
「そーいうのあるなら先に言ってよねっ!!」
「こ…凍る…」
 自分で勝手にダイブしといて凍りつく歩鈴なのでした。

 さて、ウェットスーツを着て海中調査をする2人。
 東京湾は意外と綺麗だった模様で、歩鈴といちごは美しい海に大喜び。
 そして、こんな海を守るべく決意新たにするのでした。

 そのとき、歩鈴が気持ち悪い魚の大群…キメラアニマを発見します。
 変身するいちごたち5人。
 というか、こいつら二手にわけたはずなのに結局一緒に行動してるんですけど。
 まぁ、見つかったのがいきなりだったからですね。

 キメラアニマの大群と戦ういちごたち。
 一匹一匹は弱いのですが、数が多くてキリがありません。
 ちなみにこの場面、れたすたん1人だけピンチになってるあたり、彼女の役どころがよくわかります。
 ともかく、船で逃げるミュウミュウたち。
 白金と赤坂さんは、人気の無いところに大量のキメラアニマがいることに、違和感を感じるのでした。

 さて、空から調査していたマシャ、本命のキメラアニマを見つけますが、パイに撃ち落されます。
 マシャの異変を感じた赤坂さん、れたすと白金は2人でそちらに向かい、残りは大群をなんとかするべく戦闘続行するのでした。

 都合良くキメラアニマは赤坂さんたちの船だけを狙い、白金は海流の場所へ到着。
 キメラアニマに襲われて船が転覆、れたすも白金も海へと落ちてしまいます。

 れたすはスナメリの遺伝子をもっているので海でも平気のようですが、白金は気を失ってどんどん沈んで行きます。
 助けに行こうとするれたすの前に、本命のキメラアニマが。
 れたす、リボンレタスラッシュで攻撃するも、全然効いてません。
 さすがれたすたん、戦闘能力低すぎです(; ´Д⊂ヽ
 キメラアニマは体が変色し。海上に上がって行きますが、れたすはとにかく沈んで行く白金を助けるべく追いかけます。

 そのころ、いちごたちはキメラアニマの大群と応戦中。
 タルトも攻撃に参加し、大苦戦。
 入り江にキメラアニマを集め、歩鈴がプリングリングインフェルノをはなち、みんとがミントエコーでそれを拡散させて、巨大なプリングリングで一気にキメラアニマの攻撃を封じます。
 みんと、単体では役に立ちませんがタッグでは飛行能力をいかしたりと大活躍。
 やっぱりテリーマンのポジションでしょうか。

 プリングリングを破壊しようとするタルトをざくろが攻撃して足止めし、いちごが動けないキメラアニマをまとめて滅殺。
 見事なコンビプレイなのでした。

 さて、れたす。
「白金さん…どこ…? あなた死んだら…わたしは…わたしは…」
 思わせぶりなセリフを叫びつつ白金を追うれたすですが、パイが立ちふさがります。

「あなたは…!? お願いです、そこをどいてください!!」
「どかない……と言ったら、わたしを倒すか?」
 なんかカコイイ。

「おねがいします…わたしは…ただ…そのヒトを助けたいだけ!
 あなたにだって、大切なもの…守るものがあるでしょう!!」

 その言葉に故郷の仲間たちを思い出すパイですが、しばらく考えた後…
「我々と愚かな人間どもが…同じはずがない!!」
 論破できなさそうなので、開き直り。

 攻撃してくるパイをなんとかふりきって白金のもとに向かうれたす。
 そして、なんとか白金のもとに到着。
 白金のもつミュウアクアのカケラがはげしく光り、れたすの下半身がスナメリ化。

「死なないで…お願い…」
 そして、白金に口づけするれたす。
 えーっとこれは…れたすが白金のことを好きと解釈すべきか、マウストゥマウスと解釈すべきか。
 一応、今までにれたすが白金のことを好きそうにしてる描写は1、2回ほどはあったのですが、ちょっと突然すぎです。
 でも、この状況だとマウストゥマウスも必要ですからねぇ。
 ともかく、光り輝いて海上へ向かって行くれたす。

 そのころ、いちごたちも海流の渦に到着。
 巨大化した猛毒キメラアニマが出現、いちごたちに襲います。
 しかし、海から飛び出てきた光り輝くれたすに苦しむキメラアニマ。
 れたすたんの最終奥義は太陽拳ですか。
 ともかくいちご、リボンストロベリーサプライズでキメラアニマを滅殺。

 その様子を見ていたパイ。
「守るべきもの…か…」
 とつぶやいて、去って行くのでした。

 さて、戦闘終了後。力を解放して浮いていたれたす、海へと落ちていきます。
 ちなみに外では、さっきまで昼間だったのに、いきなりお日様が赤くなっていたりします。
 きっと、スタンド攻撃で時間が加速したのか、キングクリムゾンで時間が吹っ飛んだのでしょう。

 ともかく、必至に白金を起こそうとするれたす。
 白金が気をとりもどして「本当によかった」と安心。
 うちおとされたマシャも浮いてきて、軽傷で助かるとのこと。

「ありがとう…助かったよ…」
「いえ…よかった…本当に…」
「ふぁふぁふぁ…ハーーックション!!
 おい、早くあげてくれよ、凍えそうだ…」
「困りましたねぇ、このボート満員なんですが」
「えぇ…ぶぁーーっくしょん!!」
「あはははは」

 喜ぶれたすと、凍える白金、意地悪する赤坂さんと笑う一同でまったりと終了です。
 いきなり夕日になったのは疑問ですが、夕日がよく似合ってました。
 その場その場がよければそれでいい典型。

 今回は、れたすが白金のことが好きという伏線が足りなかったことを除けば、かなり良かったと思います。
 れたすとパイの絡みもいいカンジでしたし、戦力外状態のれたすも活躍できましたし。
 何より、れたすが活躍する話なのに作画が綺麗でした。
 こんな綺麗に描かれたれたすたんは、もう見られないかもしれません(; ´Д⊂ヽ

 次回第42話「ざくろの迷い、四人になったミュウミュウ」です。


2003/03/29 ざくろの迷い、四人になったミュウミュウ
 今回は「ざくろの迷い、四人になったミュウミュウ」。

 教会で何かを祈っているざくろから物語ははじまります。
「じゃあ…ね。」

 白金と赤坂さんはミュウアクアの反応が動いていることを確認。
 そのころ、いちごたちはざくろがハリウッド映画出演のためにアメリカに移住するという雑誌の記事を見て大騒ぎ。

「きっと、アメリカで大活躍して首位打者になるつもりなのだ!!」
 何かカンチガイしている歩鈴はおいといて。
 あ、そーいえば関係無いかもしれませんが、オープン戦とはいえ新庄が4割2分4厘も打っているのは何事なのでしょうか。
 打率でもイチローを超え…って、メジャー行くとか言うまでは、間違ってもイチローと比べられるような無かったですよねぇ。
 世の中、ほんと何が起こるかわかりませんよね。

 で。新庄はおいといて。
 歩鈴のはアメリカンジョークらしいそうで、まぁそれもおいといて。
 そんなときにカフェに来たざくろは、いちごたちに聞かれて「どうするかまだ決めていない」と言います。

 それを聞いて、自分もアメリカに行くとか何をカンチガイしているのかわけのわからないことをわめきだすみんと。
 みんともざくろもいなくなれば、エイリアンに勝ち目が無いし、負け戦はしたくないということで「東京ミュウミュウ解散なのだ」言い出す歩鈴。
 そして、ネタにマジレスして大騒ぎのいちごとれたす。

 そんな様子を見て「まだあなたたちには地球を守る自覚が無いのね。正直つきあいきれないわ」といって4人をつきはなすざくろ。
 まぁそりゃ、戦うときにいちいちポーズつけてご奉仕だのどーの言ってるヒトとは付き合い切れないかもしれません。
 一同は呆然とするも、ともかくミュウアクアの反応が出たということでざくろを含む全員に説明する白金&赤坂さんでした。

 さて、そのころキッシュは、天災に襲われる母星のビジョンを見て沈みます。
 そんなときにパイとタルトが登場。
 2人に母星の環境悪化がすすんでいるから急がないとというキッシュ。

 そんなキッシュに、ミュウアクアの反応があり、ディープブルーから必ず手に入れろという指令をもらったと話すパイですが、キッシュは…。

「いい気なもんだな。母星のみんなは今か今かと待っている。
 ディープブルーが覚醒して助けに来てくれる日を。
 それなのに、人類を排除しろだの、ミュウアクアを手に入れろだの、母星のことなどそっちのけじゃないか!!」
 母星を救うために戦っているのに、自分勝手なディープブルーに怒り爆発。

 しかし、そんなキッシュに「作戦に不満を持つものとは一緒に行動できないからここに待機していろ」と話すパイと、悪態をつくキッシュ。

「キッシュ…母星の仲間を気にかけているのは…お前だけではない」
 こういってパイとタルトはミュウアクアを探すべく消えるのでした。

 なんだかこの場面、51話の3人の結末を見ていると泣けてきます・゚・(ノД`)・゚・
 結局、アフォ山青山くんといちごのバカップルばかりが優遇されてるのはあんまりです。
 こいつら3人にも、なんらかの形で救いが欲しかったなぁ…。

 さて、ミュウアクアを探すべく現場に向かったミュウミュウたち。
 なぜか地面のにおいをかいで探そうとしている歩鈴が、れたすに「ミュウアクアのにおいをしってるんですか?」とツッコミを入れられたり。

 で、ざくろはというと。
 親からの手紙を読み、過去に大切な人を失ったことを思い出し、感情がたかぶったことからミュウアクアに反応。

 そのとき、パイとタルトが登場です。
 しかし、2人を前に変身しないざくろ。
 そのとき、ミュウミュウ4人がかけつけますが、ざくろは「戦うかどうか自分で決める」といって変身しません。

 チャンスとばかりにキメラアニマも召還して猛攻をかけるパイとタルト。
 しかし、ざくろは突っ立ったままで何もしようとはしません。
 ピンチになって仲間に助けてもらっても、突っ立ったまま。
 流れ弾に当たって死んだらどうするんだろう。
 あ、あれですね。
 アレクサンダー大王は自らの無敵を信じ、何千の矢の中を平然と歩いたという。
 万歳(ビバ)運命!!

 ともかく、ミュウミュウたちがミュウアクアの>場所を知らないことをさとったパイとタルトは無駄に争うことも無いと去っていくのでした。
 こいつら、ぜんぜん人類排除する気なさそうですよね。
 端で見ていたキッシュも、仲間割れの雰囲気を察知して何かを思いついたような顔をして去っていくのでした。

 さて、カフェでは白金になんとかざくろのことを言い訳しようと地下に向かういちごですが、白金と話していたざくろとばったり。

「いちご…みんとを頼んだわよ…
 先が見えすぎて…時々その重さに押しつぶされそうになる…
 それを支えてあげられるのは、あなただけよ…」
 意味深なセリフを残して去っていくのでした。

 次の日、ざくろから手紙がカフェに届いて一同驚愕。
「短いあいだだったけど、それなりに楽しかったわ」

 この手紙を見て、ざくろをひきとめようとするいちごですが、白金には「戦いたくないものを無理にひきとめようとする必要は無い」と無視。
 しかし、そんな白金の言葉にもいちごはNO断念。

 誰だって迷いながら一生懸命すすんでいるんだから、ざくろが迷っているなら助けてあげなきゃといういちご。
 「ざくろさんは絶対戻ってくる」といっていやがるみんとも無理矢理連れていき、歩鈴とれたすもついていくのでした。

 そして例の教会に向かういちごたち。
 そこで見たものは、キッシュと2人でいるざくろでした。

 一同、正直、驚愕!!というところで次回「敵か味方か?戦ってお姉さま!!」です。
 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2003/03/30 敵か味方か?戦ってお姉さま!!
 さて、ミュウミュウの本放送は終了しちゃいましたが、当サイトでは明日まで続きますので、もう少しお付き合いください☆
 そんなわけで、今回は第43話「敵か味方か?戦ってお姉さま!!」です。

 教会で一同が見たのは、キッシュと2人で話しているざくろ。
 キッシュはざくろに手を貸してくれるなら今までのことは無かった事にしてあげると話します。
 そんなキッシュに怒りをぶつけるキッシュですが、いちごたちを挑発。
 ここでディープブルーのミュウアクアで覚醒するという目的をいちごたちに話して、ざくろとともにワープ。

 いちごたちは「まちなさい!」といって追いかけますけど、ワープしてここにいないんだから追いかけてもなぁと。
 まぁ、ざくろ姉さんがキッシュの足をつかんで異空間から引きずり出したという実績があるのですが。

 そうして港の高いところにでてきた2人。
 さて、キッシュにキッシュ自身の今の目的はディープブルーの覚醒ではないだろうと問いかけるざくろ。
「お前が僕に近づいたか知らないけど、手を貸して欲しいといったのはほんとさ」
「あなた…一人になって何を?」
「ぼくには…やらなきゃならないことがある…」
 そういって、キッシュは去っていくのでした。
 どうでもいいですけど、ざくろはここからどうやって戻ればいいのでしょうか。

 さて、ミュウアクアの場所が判明したということで、そこに向かう一同。
 ミュウアクアは一羽の白鳥がもっていることが判明したと話す赤坂さん。
 そのとき、いっせいに騒ぎ出す野鳥たち。

「そんなに騒がないで…」
 ざくろに振られたショックでおかしくなったのか、鳥に向かって話し出すみんと。
 いちごにいたっては「何言ってるの?」と、すごくイヤそうに聞く始末。

「では…そんな!? あなたたち…そのためにミュウアクアを?」
 端から見たら完全にデムパですが、みんとはいちごが猫と話せるのと同様に鳥と話せるようになったのです。

 とにもかくにも、ミュウアクアをもって一同の元に現れた白鳥。
 それに気付いたエイリアンも登場で変身です。
 しかし、ざくろに振られたみんと、意地を張って変身しようとしません。
 流れ弾に当たらないのはなんでだろう。
 ミュウアクアを持った白鳥に色々いわれるのですが、「無理よ!」と拒絶するみんと。
 そのとき、ミュウアクアが白鳥の体内にはいっていき、白鳥はにげていってしまいました。
 ミュウアクアの反応も消え、他の鳥とまじって見分けがつかなくなってしまったので、とりあえず停戦。

 その夜。いちごはお風呂でかんがえごと。
 恒例のサービスシーンです。
 マシャも一緒におふろにはいっていて、こいつはほんとにロボットなのかと疑ってしまいます。
 きっと、続編の「東京ミュウミュウ あ・ら・もーど」では、マシャの出生の秘密が鍵となって話が展開していくに違いない…わけないですね、ハイ。
 いちごは、やはりざくろがみんなに自覚を持たせようとしているんだという結論にいたるのでした。

 さて、次の日。
 カフェでは歩鈴が前にいちごを元気付けるためにやった相性占いをみんとに。
 しかし、みんととざくろの相性は20%。
 イカサマじゃなかったんだ、コレ。
 もう1度やろうとするも、みんとは完全に無視。

 そして、いちごはざくろがみんなの自覚のためにあんなことをしたんじゃないかと白金に問い詰めます。
 問い詰められた白金、やむを得ず白状。
 そんなとき、赤坂さんがみんととざくろの変身シグナルを野鳥保護区で確認。
 2人が戦うつもりだと思ったいちごたちは止めに向かうのでした。

 さて、ざくろとみんと。
「あたし一人いないくらいで戦えないなら、この地球を守ることなんてできやしない!」
「本当に裏切るつもりですの!?」
「…裏切るとしたらどうするの?」
「……戦います…ミュウミュウミント、メタモルフォーゼ!」

 というわけで両者変身して決闘です。
 このシーン、みんととざくろの表情の描画や風に舞う髪の毛、バックに流れているざくろの変身シーンの音楽などが非常にマッチしていて、非常にかっこよくしあがっています。

 そして、戦う二人。
 空中でパンチを繰り出すみんとと、それを素早くかわしみんとを空中から踏みつけるざくろ。
 落下して地面直撃しそうになるみんとですが、低空飛行からの体当たりでざくろに反撃。

「好きだったのに!!大好きだったのにっ!!」
 そして、互いの必殺技で攻撃。
 しかし、ざくろの武器はみんとのミントーンアローにはじかれ、ざくろは丸腰に。
 丸腰のざくろにミントーンアローを撃とうとするみんと。
「撃ちなさい、みんと!!」
 敢えて、みんとに撃つように促すざくろ。

 なんてこった、最弱候補だったみんとが最強候補だったざくろを圧倒している。

 この一連の戦闘シーン、キャラがとにかく動きまくり、迫力満点でした。
 あきらかにざくろが空を飛んでいるように見えるなど、問題点もあるのですが、 どうせミュウミュウだからということで、もう気にしないのが吉。
 もうどうせ破綻してるんだし、その場その場が面白ければいいのです。

 ラストバトルもこのクオリティのアクション見せてくれたら、ちょっとは違ったんでしょうけどねぇ(´・ω・`)

 しかし、この戦いもいちごの乱入で終了。
「やめて!!!だめだよ、みんと!!ざくろさんもやりすぎです!!」

 地球を救うためにいるわたしたち同士が戦っちゃダメだといういちご。
 そのとき、鳥たちがさわぎだし、突然現れた竜巻の中にすいこまれていきます。

 これはパイとタルトの仕業。
 鳥が死滅した後、ゆっくりミュウアクアを取り出すという寸法です。

 しかしみんと、果敢にも竜巻に向かっていきます。
 呆れるタルトと、止めようとするざくろですが、みんとはやる気です。

「大丈夫!!あの子達が必ず答えてくれます!!全てをわたしたちにまかせて答えて!!
 地球の自然は守るから、お願い!!」

 そんなみんとの強い思いにミュウアクアが反応。
 そして、ミュウアクアロッドを取り出すいちご。

 って、ミュウアクアロッドって奪われませんでしたか?
 たしか、キッシュが手に持ったままワープしたような。
 まぁ、ミュウミュウスタッフがそんなこと覚えてるワケないか。
 つくづく、悪い意味での期待を裏切らないアニメですね、とほほ。

 もうどうでもいいです、その場限りで面白ければ( ´Д⊂ヽ
 矛盾はしてても、愛の奇跡見せられるよりよっぽど楽しいですし。

 そして、リボンアクアドロップスをつかういちご。
 すさまじい光が世界中にはなたれるのでした。
 よくわからないけど、多分世界の環境が改善されたんでしょう、きっと。

 結局ミュウアクアを奪われたパイとタルトは去っていくのでした。
 ちなみに、ミュウアクアロッドはこれ以降名前も出てきません。
 結局2回しか使いませんでした。
 ラストはミュウアクアロッドで締めるべきだと思うんだけどなぁ…(´・ω・`)

 ともかく。この様子を見たざくろは…
「わたしの負けね。」
 回りの声にまどわされてお互い最後まで信じあえずに失った大切な人に、いつも教会に会いにいっていると話すざくろ。
 そして、ミュウミュウの仲間たちが噂にまどわされるのがガマンできなかったのかもと話します。

「ごめんなさい、いちごの言うとおり、やりすぎた」
 そして、その言葉に涙するみんと。
「みんと…ごめんなさい。でも、あなたは本当に強くなった。わたしが驚くくらいにね」

 そりゃもう、視聴者も驚くくらいに。
 最弱候補一転、たまに他キャラが飛べなくなるという矛盾と、コンビネーションでは結構役立つというところから存在価値を見出してからは、急成長しました。
 初期からの成長度では、みんとが一番かもしれませんね。
 これにより最弱はれたすに決定。

 ともかく、ざくろがキッシュと接触していたのは様子をさぐるためという理由で、ざくろに泣きつくみんとで終了です。

 今回は、設定は破綻してるけどもう今更だからということで、単体で見れば面白かったと思います。
 ざくろとみんとの決闘シーンは、今までにない迫力でかなり熱かったです。
 本当にざくろ姉さんはスタッフに愛されていますね。
 このクオリティで後半走って欲しかったなぁ…
 なのにアフォ山青山くんが活躍するようになってから、急速に失速したような…

 ともかく、次回は最終回「地球の未来に、ご奉仕するにゃん!」をレビューさせていただきますね。
 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2003/03/09 森になった街!いちごの笑顔を守るもの
 今回のミュウミュウは「森になった街!いちごの笑顔を守るもの」です。

 話はいちごが暗闇の中、1人で泣いている夢を見る青山くんから始まります。

 さて、カフェミュウミュウではゴキブリ出現に一同気合満々。
 歩鈴が殺虫剤攻撃、逃げたゴキブリをれたすがスリッパ攻撃、そこからも逃れたゴキブリをいちごがお盆でひっぱたいて窓の外に、そしてみんとが窓を閉めて終了。
 お前等、朝っぱらから何をやってるのかと。
 この場面、やたらとやる気満々のれたすが印象的でした。

 さて、白金と赤坂に、ミュウアクアは古代エイリアンによって作られたと聞くミュウミュウたち。
 そして、本当のミュウアクアは、たった1つの大きな結晶体で、今まで見てきたミュウアクアは欠片にすぎないそうです。
 まだどこかに真のミュウアクアがあるはずだと話す白金。

「すまないな。いざとなったらお前たちの盾にでもなって守ってやる」
 いちごは白金のこんな言葉に、蒼の騎士を思い出すのでした。

 さて、青山くんと原宿で楽しくデートするいちご。
 突然、季節ハズレの夕立が降ってきて雨宿り。
 そのとき雷で驚くいちごに、夢の中で一人泣いているいちごを思い出す青山くんでした。

 夜。原宿に異変を感じる赤坂さんとエイリアンたち。
 そして、次の日。原宿は突然樹海に覆われ、森と化してしまいました。
 この異変にかけつけるミュウミュウたち。
 赤坂さんが森の中心に巨大なエネルギーの塊を察知したので、そこに向かいます。

 完全に森と化した表参道。
「これじゃあもう、森林浴しかできませんわね。」
「森林浴…か。皮肉なものね。この異常な現象が、わたしたちの体を健康にする」
 いや、健康にするって言われても。
 ざくろ姉さん、真顔で何をいってるのやら。

 古代エイリアンがミュウアクアを作ったのは、人類が地球を汚すのを知ってたのではないかと考え動揺するれたすと、今はそんなことよりミュウアクアを探そうとするいちご。
 どうでもいいけど、このカッコで歩きまわるのは無茶苦茶恥ずかしそうです、とくにれたす。
 いやまぁ、れたすの場合、カッコとか以前に名前が大問題なんですけど。

 そんなとき、巨大化した蝿がミュウミュウたちを横切ります。
 さすがに気持ち悪くみんな思いっきり同様。
 ざくろにいたっては逆毛がたつくらいにふるえています。
 というか、冒頭のゴキブリのときも後から沸いて出てきて「いいコンビネーションね」と言うだけでしたし、ざくろは虫が苦手なのかもしれません。

 というか、実際にあんなのがいたらと考えると、虫が苦手以前の問題ですけど。
 巨大化した蝿がとびまわってたら…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
 「植物だけでなく虫にも影響があったようですね」と冷静に分析してるれたす、実は滅茶苦茶肝がすわっているのかもしれません。

 さて、想像して気持ち悪くなったところで、次は巨大ゴキブリ。
 アニメ絵では気持ち悪くないんですけど、実際に想像すると…鳥肌たってきたからやめとこう。
 真っ先に逃げるざくろに「お姉さま、虫に弱かったですの?」と問い掛けるみんとですが、虫に弱いとか以前の問題です。

 ちなみに何も知らない赤坂さんは「急に進行速度が速まって予定より早く目的ポイントにつけそう」と、もう完全に人事なのでした。

 さて、朝っぱらから巨大化する虫を見せられましたが、ともかくミュウアクアらしき光りをはなつものを発見。
 しかし、そこにはすでにパイとタルトが。
「ミュウアクア、今度ばかりは我々がいただく!!」
 まだ持ってかえってないあたり多分、こいつらも今ついたばっかりだったんでしょう。

 さてタルト、マヌケにもミュウアクアにパラパラをはなって、植物型キメラアニマにさせてしまいます。
 「何をする!?」とパイにも文句をつけられるのですが、とにもかくにも戦闘開始。
 どうでもいいですけど、最近フュージョンしませんね。
 なんかキッシュは新種のキメラアニマと言ってうれしそうに使ってたんですけど、微妙に使い物にならなかったのでしょうか。

 キメラアニマ、ミュウミュウたちめがけて何かを発しますが、全然効いてない様子。
 と思いきや、突然倒れて行くミュウミュウたち。

 実は植物型キメラアニマから過度の酸素が放出されてたのです。
 必要以上の酸素の中では人間は生きていけないらしく、苦しむミュウミュウたち。

「この地球上で最も強力な毒ガスが何かワカるかね……?」
「答えは酸素」
「ワカったときにはもう遅い」
 こんなカンジというか、そのまんんまですね。

 ちょっとバキに脱線しますが、結局柳さんの酸素技って1回きりで終了でなんだったんだろうというカンジです。
 毒手も今更効いてきてもなぁ。
 最初は強そうだったのに(´・ω・`)

 さて、ミュウミュウに戻って。
 酸素中毒でピンチなミュウミュウ、かろうじて耐えているざくろといちごですが、明らかに不利。
 遠くからこの様子を知った白金、水中活動用のキャンディを持って、いちごたちの元に走ります。
 なぜかわざわざアルトに変身して。
 猫になった意図がなぞというか、体が大きい人間の状態で走った方が早いのでは…

 さて、ミュウミュウたちはというと、いつもどおりの縛りプレイ。
 本当に縛るのが好きですね、このアニメ。
 いちご以外全員つかまり、大ピンチ。
 最後の力をふりしぼりますが、枝につかまりそうになります。

 そんなとき、アルト化した白金が現れいちごの前に。
 そして枝を切りさき、蒼の騎士の姿に。
 やっぱり蒼の騎士は白金だったんだ!!
 と思わせといて…いちごをかかえる白金と、2人のまえに立つ蒼の騎士が。

 まぎらわしすぎ。
 どう見ても、アルトが蒼の騎士に変身したような雰囲気の演出、ちょっと汚いです。
 蒼の騎士は白金ではなかったということに驚愕のいちご。
 ともかく、蒼の騎士と白金によって助けられたミュウミュウたち。

 ともかく仕切り直しと思いきや、キメラアニマのエネルギー切れ。
 ミュウアクアがこれくらいでエネルギーが切れるわけもないということで、あれはミュウアクアではなかったのです。
 エネルギーがほとんどなくなったキメラアニマ相手に、コンビネーション攻撃で勝利したミュウミュウ。

 結局あの光はなんだったのだろう、またこんなことが起きるのだろうか、もっと大変なことがおこらなければいいが… こんなカンジで今回は終了。

 次回は「解けた謎!蒼の騎士の真実」。
 解けた謎も何も、白金じゃなきゃ答えはひとつなんですけどね。
 いやまぁ、実は白金のスタンドだったとかでもいいんですけど。

 とりあえず、蒼の騎士に関する一連のまぎらわしい展開には色々言いたいところですが、その辺は一応正体があかされる次回に。
 そんなわけで、ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2003/03/10 解けた謎!蒼の騎士の真実
 今回のミュウミュウは「解けた謎!蒼の騎士の真実」です。

 蒼の騎士が白金ではなかったことに驚きを隠せないでいるいちご。
 白金にもその話をします。

「あたし…蒼の騎士は白金だって…ずっと前からそう思ってたんだけど…違うんだよね?」
「ああ…蒼の騎士はオレじゃない。ガッカリしたか?」
「う…ううん…そうだよね…違うに決まってるよね…変なこと言ってごめんね…」
「いちご…多分…すぐにはっきりする…」

 なんだか蒼の騎士の正体を知ってそうな雰囲気をかもし出す白金。
 やっぱり白金のスタンドなんだネ!!
 あれだけ思わせぶりなことしといて、ただの煙幕だったなんてのは許しませんよ、あははーっ!

 さて、風呂に入りながら物思いにふけるいちご。
 このところ、青山くんや白金のヌードシーンばっかだったので、久々に正当派サービスシーンです。
 まぁ、毎回のように縛りプレイを見せてくれているのですが。

「蒼の騎士…あなたは一体…誰? あの感じ…覚えがある…」
 声を聞けばすぐにわかるような気がしなくもないのですが、考えちゃダメです。

 それはともかく。
 だだ押しバレンタインデーは間近に迫っていて、青山くんにどんなチョコを作ろうか悩んでいるいちご。
 しかし、ふと「あたし…チョコなんか作れるの!?」と呆然。

 大丈夫、板チョコ買ってきて溶かしてハート型の型に入れるという非効率的なことをすれば、誰だって自称手作りチョコくらいは作れます。
 いちいちどこぞで高いチョコなんて買わなくても、板チョコで済んで経済的。
 どうでもいいけど、義理チョコって本当に無駄な儀式ですよね…お菓子屋喜ぶだけだし、無駄だし…
 というわけで、2月14日はやっぱりだだ押し(以下略

 ゆきは、クリスマスの話もバレンタインの話も、仏系ページ(自称)である以上、出来ればお送りしたくないのですが、そういうわけにもいかないので、ともかく続行。

 チョコの作り方を赤坂さんに教えてもらういちご。
 だから、溶かして型に流しこめば(略

 ともかく、マジメにチョコを作ろうとするいちご。
 しかし、作る以前に謎の爆発が起きたり大変。
 そして、出来たチョコレートは、見事なまでにグロテスク。
 怖いもの食べたさで食べた歩鈴も、一口で再起不能

「やっぱり…わたしには無理なのかな…
 こんなへんてこりんなチョコ…青山くんだってイヤだよね」
 うん、絶対イヤがると思う。

「いちごさん。見かけよりも大切なのは、チョコレートにこめて贈る気持ちですよ」
 赤坂さん、自分が食べないからってヒドイです。
 青山くんの身に確かな危険が迫っているのです。
 まぁ、青山くんだからいっか。
 ともかく、赤坂さんに勇気付けられて、再び頑張るいちごでした。

 さて、チョコをわたしに出かけるいちごですが、キッシュが現れます。
「何しに来たの?」
「…お前を迎えに来た…」

 逃げるいちごですが、運悪く行き止まり。
「残念でした。いっしょにいこ…いちご」
 キッシュ、目が光ってます。


上手く描けませんでした、実物はもっともっと怖いですw

「イヤよ!」
 そりゃイヤだ。

「イヤだといってもダメだ…僕はお前をつれていくと決めたんだ」
 勝手に決めるな。
 キッシュたん、完全に悪質なストーカー。
 こんなんに連れて行かれたら大変です(; ´Д⊂ヽ

 CMが明けて、目が元に戻ったキッシュですが、相変わらず…
「来るんだいちご…いっしょにいこう…さあ!!」
 「さあ!」じゃないです。

「いやよっ!!」
「なぜ僕の言うとおりにしない?」
 お前が怖すぎるからだ。

「なんであたしがあんたの言うことなんか聞かなきゃなんないのよっ!!」
「なんでって…いちご…
 せっかく迎えに来たんだ、いっしょに行こう。
 2人だけで誰もいない、戦いのない世界へ。」
 やさしそうに語るキッシュ。余計に怖いです。

「な、なんなのキッシュ?」
「それが一番なんだ。それしかないんだよ。
 行こう。だだをこねないで。いちごならわかってくれるよね。
 いっしょに来てくれるだろ?」
 優しそうに話すのが怖すぎです。

「イヤッ!!」
「これだけ言ってもわからないのかッ!!来いッ!!来るんだいちごッ!!」
 結局実力行使に出ようとするキッシュ。
 しかし、自分には青山くんしか見えないと語るいちご。

「来ないって言うならお前を殺す!!」
 ストーカーって怖いね(; ´Д⊂ヽ

 そのころ、いちごの危機を感じた青山くんは、いちごの元へと走ってきていました。

 さて、逃げようとするいちご、追いかけてくるキッシュに対抗するために変身です。
「ミュウミュウストロベリーメタモルフォ…」

 しかし、キッシュの投げた短剣にはじかれるペンダント。
「預かっておくよ」
 上手く変身を妨害するキッシュ。
 というか、変身妨害できるなら最初からそうしろよ。

「勝気な顔もいいけど…今の顔はもっとステキだよ」
 もう一言一言が迷ゼリフと化してます。

 どうしても一緒に来ないといういちごに、仕方なくとどめをさせようとするキッシュ。
 そりゃ、あんな変態っぷり見せられたら誰も来ないです。
 そのとき、青山くん登場です。

「来たか邪魔者!!」
 いちごに逃げろといわれる青山くんですが、逃げようとしません。

「不思議と怖くないんだ。ぼくはいちごを守りたい」
 でも、キッシュの変態っぷりを見たら認識も変わるかと。

 そんな青山くんに攻撃するキッシュですが、いちごが上手くそらして軽傷に済みます。
 ふっとんだ青山くん、青色のオーラに包まれて立ちあがります。

「そう…ぼくは……いちご。ぼくは…ぼくは……」
 お前も変態か。

 そのとき青山くん、光りに包まれて蒼の騎士に変身です。
 なんと蒼の騎士は青山くんだったのです!!
 声でバレバレでしたけどね。

「どうしてお前は僕の邪魔ばかりする…
 僕から何もかも奪う!?
 お前さえいなければ!!」

 蒼の騎士に戦いをいどむキッシュ。
 蒼の騎士はさっきの攻撃でダメージを受けているものの、さすがに強くてキッシュは大苦戦。
 そのとき、ミュウミュウ残り4人到着です。

「まだだ…まだ僕はつぶれちゃいない!!
 いちごは僕のものだ!!」
 立ちあがり、蒼の騎士にすさまじい攻撃をはなちます。
 ぼろぼろになる蒼の騎士とアヒャ顔のキッシュ。


これも実物はもっと怖いですw

「いちごが僕と一緒に来ないなら…ここで一緒に死ぬまでだ…
 だがその前に…お前だけは!!」
 アヒャりながら蒼の騎士を襲うキッシュ。


今日のベストショット

 こんなもう既知外にしか見えないキッシュを止めようとするいちごですが、吹き飛ばされてしまいます。
 しかし、そのときに奪われたペンダントを落とすキッシュ。
 もちろん、本人はアヒャってるので気付いていません。

 そしてとどめの一撃をはなったキッシュですが、いちごが間に入りこみます。
 その様子を見て我に返るキッシュですが、キッシュの攻撃であたりは大爆発。

 我に帰っていちごを気遣うキッシュですが、いちごは変身を終えて無事でした。

「壊さないで…わたしの一番大切な人を…」
「いちご…泣いているのか?」
「キッシュ…あたし、いかないよ…あんたといっしょじゃ…いけない…」

 その言葉を聞いたキッシュ、短剣を落とし、うつむきながら…
「わかったよ…いちご…1人で行くよ…
 ふふふふ…ぼく…1人で空回りしちゃってさ…なんかカッコわるいよな…」
 カッコわるいというより、危険すぎます。
 というか、1人でどこに行くつもりなのやら、

「ばいばい…いちご…」
 そう言って去って行くキッシュでした。

 その後、青山くんにチョコをあげるいちご。
 例によってグロテスク一瞬すごくイヤそうな青山くんですが、食べて見たらおいしいオチで終了。

 今回は、蒼の騎士の正体発覚の回なんですが、主役はある意味キッシュだったような。
 キッシュのアヒャっぷりは見事としかいいようがなく、ストーカー警鐘アニメと思えてくるほど。

 今後、キッシュはどんなにカッコつけても、変態どころかアヒャという烙印を押される派目に。
 普通にしてれば結構美形なのに。

 キッシュのあまりの怖さに、蒼の騎士について文句を言おうと思っていたのも、すっかり萎えてしまいました。
 これが狙いか。

 ともかく、気を取り直して。
 結局、蒼の騎士は何のひねりもなく青山くんだったオチ
 あれだけ思わせぶりなことをしといたのも全て煙幕。
 あそこまでやったんだから、まさか普通に青山くんでおしまいってことはないだろうと思っていた自分がアホらしくなっちゃいました。

 結局、白金と蒼の騎士のセリフの「見た目より重いな」が同じだったのは、いちごがよっぽど重かったということなのでしょうか?
 ふざけるなと。

 ともかく、実は蒼の騎士だった青山くんは一体何者なのか、そんな謎を残しつつ次回は「新しい戦力!地球を守る仲間」
 クライマックスのこの時期に、はっきりいってあっても無くても同じ話ですが、気にしない方向で。

 ネカマアイドルゆきは、怖すぎるキッシュを応援しています☆



2003/03/11 新しい戦力!地球を守る仲間
 今回のミュウミュウは「新しい戦力!地球を守る仲間」です。

 学校の帰りに見つめあう青山くんといちご。
 青山くんをミュウミュウの仲間として歓迎したいといういちごですが、青山くんはいちごに戦って欲しくないと話します。
 前に見たいちごが1人無く夢を思い出す青山くん。
「いちご…いちごーっ!!」
 そこで目がさめました。夢だったのです。

 さて、赤坂さんとパイ。
 2人とも前に原宿が森になったときに現れたミュウアクアではないエネルギーを解析しているのですが、正体がつかめません。
 エイリアン側は、キッシュを心配するタルトと、ディープブルーに追放されたのだから放っておけというパイ。
 タルト、あんなアヒャでも思いやってくれる、とってもいいヤツです。

 さて、いちごは青山くんが蒼の騎士だったことを思い出して大喜び。
 そして、帰りに青山くんと会います。
 それからは、青山くんの夢と同様、カフェミュウミュウに来て欲しいと言ういちご。
 夢と同じ展開に青山くん、さすがに驚きつつも、平静を装ってカフェミュウミュウに行くことを承諾するのでした。

 そして、青山くんを仲間に紹介するいちご。
 今更すぎですが。
 ともかく、蒼の騎士を新戦力として大歓迎。

 しかし、白金はあまり歓迎していない様子。
「足手まといだけにはならないようにな」
 蒼の騎士の力はすごい戦力だが、問題はコンビネーションだと話して覚悟を問う白金と、決意をする青山くんでした。

 さて、昨夜隅田川で地面から光が放出され、ミュウアクアの反応が検出されたと報告する赤坂さん。
「東京ミュウミュウ、出動だ!!」

 そんなわけで、青山くんも含めて出動ですが、ざくろは…
「彼、本当に仲間として認識していいの?」
 ひどいこと言ってます。

「何がいいたい?」
「あなたが思っているのと同じことよ…」
 そういって、去っていくざくろでした。
 どうも、ざくろと白金は蒼の騎士にただならぬ何かを感じている模様。

 ともかく、隅田川に直行した一同。
 川の水の純度が異常に高くなっていることを発見します。
 そして、川から放たれる謎の光。
 エイリアンたちも原因を特定できないながら、ミュウアクアの反応があるということで登場。

 6人で変身です。
 初登場の蒼の騎士の変身シーンですが、やっぱどう見ても青山くんの原型とどめてません。

「仲間が増えて勇気100倍!ついでに100倍ご奉仕するにゃんっ!」
 相変わらず意味不明。
 ちなみに6人でのご奉仕シーン、いちごが柔道の教育的指導のように手をぐるぐる回してからネコポーズをとるのですが、もうイヤすぎです。

 ともかく、ミュウアクアを探しに川に飛びこむタルトと歩鈴。
 そして、残り5人を相手にするパイ。

「いくら仲間が増えようとも、このわたしの敵ではない!」
 いや、あんた5人相手に全然勝てなかったですやん。
 大量のキメラアニマを作り出して攻撃するパイ。
 一同、あまりの数に大苦戦です。

 大量のキメラアニマ(ぬめぬめした魚)が体にくっついてきて、動けないいちご。
 なんか異様にえろいんですけど。
 そんないちごに、雷を起こす超必殺技で攻撃しようとするパイですが、れたすがカバー。

「どうして…どうして同じ地球にうまれたもの同士が殺しあわなければならないんです!?」
「さだめだ…」

 そのころ、歩鈴とタルトはぽかぽか殴り合い合戦→歩鈴のコブラツイスト。
 ともかく、光だけでミュウアクアを見つけられない2人。

「どういうことなのだ?」
「ったく、こっちが聞きたいぜ」
「歩鈴はなんのためにコブラツイストまでかけて戦ったのだ?」
知るかよ
 まったくです。

「こーいうのを不毛な戦いというのだ。
 わけのわからない戦いをしても意味がないのだ。
 それだったら友達になって遊んだ方が楽しいのだ。」
 さすが歩鈴、無茶苦茶な思考です。

 さて、いちごはというと、蒼の騎士のおかげでピンチをあっさり脱出。
 パイ渾身の必殺技も、いちご以外の4人の攻撃と相殺されてしまいます。
 そして、いちごと蒼の騎士の連携プレイでキメラアニマの大群を粉砕。
 ミュウアクアは無かったということもあって、パイとタルトは引き上げて行くのでした。

 今回はこれにて終了。
 あってもなくても同じ話でしたので、どうでもいいカンジで、書いてるほうもぜんぜん盛り上がりませんでした。

 それにしても、どうにも「青山くん=蒼の騎士」のフォローが足りないと思います。
 原作では、青山くんが自分は蒼の騎士だと認識したのは、はじめていちごの前で変身したときでした。
 それまでは、青山くんは蒼の騎士だったときの記憶がなかったと自分で言っています。
 いちごが泣いている白昼夢を見ることがあり、そのたびに「いちごを守りたい」と思い、気がついたら別の場所にいた、と語っていました。

 でも、アニメだと何一つ説明がないような気が。
 今回のようなあっても無くても同じような話をするくらいなら、それくらいはフォローして欲しかったです。
 じゃないと、青山くんは今まで自分が蒼の騎士だって知ってたのかすらわかりません。
 蒼の騎士に関しては、長いことひっぱっていただけにフォローが無さすぎて残念です。

 ともかく次回は「愛のパワー!青山君は私が守る!!」
 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2003/03/12 愛のパワー!青山君は私が守る!!
 今回のミュウミュウは「愛のパワー!青山君は私が守る!!」です。
 もう題名だけでおなかいっぱい。

 ディープブルーから蒼の騎士抹殺指令をうけるパイとタルト。
 この指令に納得のいかない様子のタルト。

「あんな気分だけで出てくるようなヤツ、わざわざ狙わなくてもいいのに」
「たしかにヤツの目的は地球の防衛ではない」

 いわれてみれば蒼の騎士って、いちごを守るだけで他はどうでもいいっぽい最低なヤツのような気が。
 どうにも理由がわからないタルトと、理由よりもディープブルーへの忠誠を優先するパイでした。

 さて、カフェミュウミュウでは青山くんがウェイターをして、女性に大人気。
 いつもいつも、こいつにそんな魅力は無いと思うんですけど。
 蒼の騎士は結構かっこいいと思うんですけど、どうも青山くんってかっこいいと思えません。
 むしろ、白金とか赤坂さんの方がよっぽどかっこいいような気が。
 白金→無愛想 赤坂→年齢が上すぎて対象外 ということなのでしょうか。

 さて、白金はどうも青山くんのことが気に入らない様子。
 それを謝るいちごと、「白金さんと仲がいいんだね」と微笑む青山くんでした。

 さて、今までの蒼の騎士の行動パターンを調査するパイ。
 やはり、他のやつらはどーでもよくていちごだけを守るという結論に到達。
 酷いやつだ。
 出現パターンもいちごがピンチのどきだけで、ここをつけば勝てると確信するパイでした。

 さて、授業中にキメラアニマらしきものを見つけ、青山くんと2人で抜け出して戦いに。
 今回のキメラアニマは超巨大なタコ。
 全員揃って今日も100倍ご奉仕です。

 しかし、タコ墨攻撃で視界をうばわれたあと、本日は触手祭
 いちごたん、体を張って視聴者にご奉仕です。

 触手プレイでうめき声をだすいちご。
 助け出そうとする蒼の騎士ですが、パイに少しでも抵抗すればいちごの命はないとおどされ何も出来ません。
 そして剣を捨てさせられる蒼の騎士。

「生意気だな…誰に向かってそんな目をしている?」
 そして、今までの鬱憤をはらすべく集団リンチ。
「ミュウイチゴさえこの手で抑えれば蒼の騎士…お前はただの木偶人形だ!」

 それにしても、こんなにあっさりミュウミュウ一網打尽にできるなら最初から…
 あ、前に1回一網打尽にしたけどキッシュに邪魔されたんだっけ。

 これで事実上、2度ミュウミュウを全滅させたことになるパイ。
 案外すごいヤツなのかも。

 いちごのために戦ってる蒼の騎士、いちごが捕まってしまえばどんなに強くてもどうしようもありません。
 言われてみれば、いちごが捕らえられてはどうにもなりませんが、他の4人が人質なら平気で戦いそうな気も。
 青山くんの意識がある状態ならともかく、青山くんの意識の無かった頃なら、絶対他の4人見殺しにしそう。
 白金が信頼しないわけです。

 触手プレイで苦しむ5人。
「いちご…いちごは…僕が守る…」
 やっぱいちごしか守る気なさそう。
 まぁ、その他4人ついでに助けてくれそうな気もしますが。
 あくまで、ついでに

 さて、なかなか死なないしぶとい蒼の騎士。
 トドメに出るエイリアン2人ですが、突然体が光りだしすさまじいパワーを放出するいちご。
 キメラアニマの触手をつきやぶり、蒼の騎士をかばいます。

 どう考えても死にそうな一撃だったにもかかわらず、平気ないちご。
「守ってもらってばっかじゃいけないんだね。
 今度はわたしの番よ」

 そしてとてつもないエネルギーを放出してキメラアニマを撃破。
 予想外のパワーに驚愕しつつ、パイとタルトは逃げて行くのでした。

 この様子を見てたキッシュ。
「違う…このパワーはいちごのものなんかじゃない…あれは…」

 今更何を言っても所詮はアヒャなキッシュ、意味深な言葉を残して今回は終了。

 今回は触手プレイでした、以上。
 バカップルの愛の力はもういいです。
 いまいち内容が薄かったですし。

 次回は「異次元の迷路!キッシュの賭け!!」
 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2003/03/13 異次元の迷路!キッシュの賭け!!
 さて、とうとう先が見えてきました今回のミュウミュウは「異次元の迷路!キッシュの賭け!!」です。
 前の2回が内容薄くて助かりました。

 例によっていちごの泣く夢を見る青山くん。
 それは置いといて。

 ハイキングに来たミュウミュウたち。
 石を投げて川の水をバウンドさせる青山くんと、それに対抗して、川を歩く歩鈴。
 あんたは忍者か海王かなんかですか。

 ともかくバーベキューで大喜びのミュウミュウたち。
「戦いは…もうすぐ終わりますよ…」
 意味深な言葉をつぶやく青山くん。

 そんな青山くんに質問をする白金。
「なぜもうすぐ終わると思う? お前、ほんとは誰なんだ?」  その言葉に、自分は一体何者なのかと目の前が暗くなる青山くんでしたが、ともかくミュウミュウを守ってやれという白金でした。

 さて、これがハイキングというのは実は嘘。
 目の前にあるあからさまに怪しい不気味な山にミュウアクアの反応があるということで、ミュウアクア探し。
 というか、異様に気持ち悪い山です、あやしすぎ。

「まんまと誘いにのってやってきたな…青山…ふふふふ」
 この様子を見て笑うキッシュでした。

 さて、山の中にはうさぎやカニの形をしたアヤしすぎる岩だらけ。
 まるで迷路のような山の中で、とうとうエイリアンの反応が。
 変身してご奉仕ポーズをとったところで、突然地震が起こり地面が割れてバラバラになる一同。

 さて、なんとか気がついた青山くんの前にアヒャキッシュが。

「ふふふふ…久しぶりだねぇ…ふふふ。」
「お前は!? エイリアン!?」
「へー、覚えてないの、僕のこと? 僕から大事なものみんな奪っといてさ!!」
 諦めろキッシュ、こいつはいちご以外興味のない男だ。
 勝負して自分が勝ったらいちごは好きにさせてもらうと話すキッシュ。
 こいつ全然諦めてません。

 さて、その他数名は全員閉じ込められてバラバラに。
 ここは異次元の迷路でミュウアクアの反応は偽者、これはキッシュの罠だったのです。

 キッシュ、青山くんと決闘を申しこみます。
 キッシュの攻撃にいいようにやられる青山くん。
 いちごを奪われた恨みで攻撃するキッシュ。

「ところでお前…どうして蒼の騎士にならないの?
 それとも…ひょっとしてなれないのかなあ、蒼の騎士に?」
「!!」
「ふはははっ!!そうだよ、お前は蒼の騎士にはなれない!!
 いちごがいなければ蒼の騎士にはなれないのさ!!」
 衝撃の事実、ほんとにいちご守るためだけに生まれたみたいです、蒼の騎士。
 なんて不便なヤツなんでしょうか。
 というか、こんだけわかってりゃ闇討ちですぐに抹殺できそうなんですけど。

 キッシュのパワーで山全体が揺れています。
 すげぇ気だ、まるで大地が揺れているようだ…オラ、ワクワクしてきたぜ!!

「どうだ? なってみろよ、蒼の騎士に!」
 なんとか立ち上がる青山くん。

「いちごの声が聞こえていた…
 いちごが僕を呼ぶとき僕は信じられない力を得て蒼の騎士になるんだ…いちごが望んだとき…」
「もう2度とそんなことはないな!!
 だってお前はここで壊れるんだからさ!!壊れろッ!!蒼の騎士ッ!!」

 がんばれ、キッシュ!!
 すいません、見ていてもろにキッシュを応援していました。
 でも、ここでキッシュを応援したくなったのはゆきだけではないのでは、と思います。
 いい加減、あのバカップルうざいですし。

 それに、自分のネコだという青山くんと、自分の玩具というキッシュ、本質的には似たようなもんですし。
 まぁキッシュの場合は、致命的にアヒャってるんですけど。

 ともかく。とどめに入るキッシュですが、突然光が現れ、中からいちごが。
 もう愛の奇跡はおなかいっぱい。

 いちごが現れてもまったく動じないキッシュ。
 もうこの展開になれてるんでしょう(; ´Д⊂ヽ

「安心しなよ…まだ壊れてないから。
 そいつには…もっと苦しんでもらわなきゃ!!」
 いちごと青山くんに攻撃するキッシュ。
 そして、いちごの首に短剣をつきつけます。

「ふふふふふふ…絶体絶命だねェ…もう誰も助けてくれないのかなぁ?
 いちごのこんな姿が…あいつを一番苦しめるはずなんだけどなぁ…
 変だなァ…あいつやっぱり壊れちゃったんだぁ!
 でも…これでいちごは迷わず僕の玩具になれるよねぇ?」

 なんか、ミュウミュウが終わって一番記憶に残ってそうなキャラがキッシュな予感。

「あたしはあんたのとこなんかいかない!!
 あたしが好きなのは青山くん!!
 青山くんが死ぬなら…あたしだって…!!」
 じゃあ死ね。

「くッ…!!じゃああ…望みどおりにしてやるよォォォォオオ!!」
 そうだ、殺れ、殺っちまえ、キッシュ!!

 しかし、そのとき蒼の騎士が覚醒。
 ものすごい形相で襲ってきます。
 キッシュピンチ。

 しかし、我等がキッシュ、ここからが本領発揮です。

「ヒヒヒヒヒ…やっとなったな…青の騎士ィィイ!!
 苦しめてやるぞ…いちごを…お前の目の前でなァァア!!」
「ヒヒヒヒヒ…いいぞいいぞォオォオ!!
 壊してやるよォオ、いちごを壊してやるよォオ!!」

 今日の脚本最高。

 怒りの蒼の騎士、凶悪な顔ですさまじいエネルギーをはなちます。
「ふぁああああああああ!!」
 すさまじいエネルギーを放っている蒼の騎士、苦しそうです。

「そうさァァアア!!この瞬間さァァ!!僕が待ち望んでいたのはァアァ!!」
 蒼の騎士がすさまじいエネルギーを放つのを見て歓喜の声を上げるキッシュ。

 なぜかわからないけどワープしてた残り4人とシールドをはって防御するいちご。
 キッシュはというと…

「ふはははははっ、これだああ!!この力だァアア!!
 あっはっはははははは!!」
 笑いながらもろにエネルギーをくらってます。
 なんかこーいうキャラが笑いながら超エネルギーを食らってる場面は、すごく絵になってます。

 そして、山全体が大爆発してキノコ雲さえできる始末。
 蒼の騎士のパワー、シャレになってません。

 さて、なんとか難を逃れたミュウミュウたち。
 青山くんも無事だったものの、爆発のあとがえらいことになっていて焦る一同でした。

 さて、あれを食らったキッシュはというと…

「おい…大丈夫か?」
「へへっ…なんとかね……」
「一体何やってたんだよッ!?」
「命がけだったけど…ちゃんとこの目で確かめた…
 蒼の騎士…あいつこそ、僕らの救世主さ…フフフッ…」

 実は案外平気そうで、心配して来たパイやタルトに意味深な言葉を残したのでした。

 今回は、久々に面白かったと思います。
 キッシュがメインはってたから。
 この前は作画でアヒャってたキッシュですが、今回はセリフでアヒャってて見ごたえがありました。
 レビューする方もノリノリでした。
 おかげで、キッシュメインで書いちゃった気がしますが。
 これくらい勢いのあるキャラがいると書いてて楽しいですね。
 アヒャってるキャラは端から見てたら楽しいです。
 関わるのはイヤだけど。

 ここに来てバカップルが目立ってきたせいで、ミュウミュウ4人はほとんど背景ですし、唯一期待できる人材のキッシュには最終回までにもう一花さかせて欲しいものです。
 できることなら、石野監督の神作画の51話でアヒャってるキッシュを。

 ネカマアイドルゆきは、キッシュを応援しています☆



2003/03/14 青の目覚め、もうひとつの姿!
 溜まりに溜まっていたミュウミュウも、これでとうとう追いつきます。
 2話飛ばしていたり、追いついたところでどーせ明日放送があったりするなど、なんとなく追いついた気がしなかったりするのですが、ともかく一応これで一段落です。

 さて、ネットで検索したところ、キッシュファンサイトを発見して驚いたのですが、白金と赤坂さんにも存在していたことを確認。
 しかし、やっぱり青山くんのファンサイトはありませんでした。
 なんというか、さすがというか。
 ちなみに、ミュウミュウ公式サイトで発行されているメールマガジンは、これでもかとばかりに青山くん偏重報道で、数少ない青山くんファンにはお勧めかもしれません。
 といっても、あと三話で終わりですけどね・゚・(ノД`)・゚・

 そんなこんなで、今回は「青の目覚め、もうひとつの姿!」です。

 さて、いつもどおりカフェを開店させようとするれたすですが、白金に「店を開けなくていい」といわれます。
 そして「しばらくの間、店は休みにする」と話す白金に、どうしてなのかと問う一同。
 いや、むしろどうしてこんな店をする必要があったのかと。

 一応、原作では情報収集のためというどう考えてもおかしい理由付けがありましたが、アニメでの理由付けはもっとひどかったような。
 たしか「いざというときのためにお店に待機して、いつでも出動できる準備を整えている」と、みんとが話していた記憶があります。
 それならカフェなんかするなよ。
 カフェなんてしてたら、いざというとき出動できないような。

 どう考えても納得できないことから、おそらくは赤坂さんの趣味だったのでしょうね、きっと。
 まぁ、ぶっちゃけた話、ウェイトレス姿が描きたかったというだけの理由なんでしょうけど。

 ともかく。慣れとは恐ろしいもので、意味不明な労働が休みになったことで不思議がる一同。
 そんな一同に、東京各地に隅田川や原宿であった反応が見られることから、近いうちに大きなことが起こるだろうと話す白金。
 決戦が近いということもあり、しばらく休みにしてリフレッシュしてもらおうと話す赤坂さん。

「すまない」
 突然謝る白金。
 やっぱ、無意味な労働を強要していたことについてでしょうか。

「わたしたちにもっと力があれば…みなさんにこんな…」
 白金に続き謝る赤坂さん。
 それはいいんで、一体カフェは何のために必要だったのか答えて欲しいんですが。
 まぁ、作者もわからないこと聞いても無駄ですね。

 ともかく、久々の休暇に喜ぶ5人。

 れたすは「いきなり休みって言われても何をしてもいいのかわからなくて」という口実で、さりげなく白金にアタック。
 れたすって半年ほど前に「江戸紫さんが好き」とかいってたのに、あっさり白金に乗り換えちゃってますが、江戸紫はなかったことにしておきましょう。
 尻軽女なんて言っちゃいけません。

 どうでもいいですけど、「江戸紫さん」って名前もあんまりですよね、ギャグにしか思えません。
 まぁ、源五郎丸さんとかよりはいいのかもしれませんが。

 ざくろはメガネ&帽子でカムフラージュして街を歩き、歩鈴はおうちで弟たちとおおはしゃぎ。

 みんとは、ばあやに「もしも明日地球が滅亡するとわかったら、ばあやは何をする?」と、縁起でもないようなことを聞いています。
 なんだか完全に最終決戦ムード。
 ばあやは「きっと、いつもと同じ1日をすごすでしょう」といい、その答えに微笑むみんとでした。

 そしていちごは、青山くんに会いに剣道部の練習にいきますが、青山くんはお休みの様子。
 色々当たったところ、どうも行方不明だそうで。
 ちなみにそのころ青山くんは、軟体動物のようなカッコで苦しそうに街を歩いてました。
 確信しました、こいつもキッシュと同類の既知外です。

 さて、そのキッシュはというと、パイとタルトに「蒼の騎士が救世主とはどういうことだ?」と聞かれていました。

「2人に提案がある。僕はディープブルーの覚醒など待たずに、蒼の騎士のパワーを手に入れようと思う」
 蒼の騎士のパワーがあれば、ディープブルーのパワーがなくても母星の復活は可能だと話すキッシュ。

「キッシュ…きさま…!!」
「なんだよ、パイ?」
「自分が何を言っているのかわかっているのだろうな!?」
「そりゃもう」

 ディープブルーを裏切るというキッシュの言葉に愕然とするパイ。
 それに対してタルトは「キッシュのいうことが本当だったら、それで母星を救えるんだ」とキッシュに手伝う決意をします。

「お前はどうする、パイ?」
 二人の間に走る緊張感。
「…わたしは何が起ころうと、最後までディープブルーさまに従うのみ」
「そっか…そういうと思ったよ…」
 そして、お互いに背を向ける二人。
「次に会うときは…敵同士かもしれんな…」
「ふっ…。まぁ…いいさ…。後はたのんだぜ…じゃあな」

 そういって去って行くキッシュと、寂しそうな顔をしながらもキッシュについていくタルト。
 エイリアンサイド、ここに来て予想外の仲間割れなのでした。

 一方、青山くんが行方不明で愕然とするいちご。
 青山くんは相変わらず、既知外状態で歩いてます。

 さて、CMあけにいきなりミュウミュウからデジモンへ変貌
 キッシュの隠れ家には、過去に戦ったモンスタータイプのキメラアニマの大群が用意されていました。
 なんかところどころ融合していて、気持ち悪いというか、女の子向けアニメの敵じゃないです、コレ。
 グロテスクさ、カッコよさともにいいカンジで、作画がやけに気合入っています。

 感心するタルトと、ただ遊んでたわけじゃないと話すキッシュ。
 この大量のキメラアニマはあくまでおとりで、ミュウミュウがおとりに構ってる間に、青山くんのスピリッツを手に入れるという作戦です。
 でも、おとり作戦って毎回失敗してるような。

 その頃、いちごは走り回って青山くんを探していました。
 そんなんで見つかるかっての。

 さてキッシュ。
 とうとう大量のキメラアニマを東京中に放ちます。
「さあ、ショータイムのはじまりだァ!!」
 500匹という今までにないくらいの大量のキメラアニマに東京は大混乱。

 これを知った赤坂さんと白金、大焦りでやむを得ず全員に連絡。
 白金と一緒にいたれたすもキメラアニマ討伐に向かっていくのでした。

「東京全域にキメラアニマが多数出現した!その数約500!!
 これまでとは勝手が違う戦いになるが、お前たちの力をフルに発揮すれば勝てるはずだ!!」
 いや、いくらなんでも勝てないと思う。

「みなさん…いい紅茶が手に入ったんです。後で入れて差し上げます。
 だから…必ず帰ってきてください!!」
 なんか最終決戦独特の悲壮感が漂っていていいカンジです。

 とにかく、各地で大量のキメラアニマと単身で戦うミュウミュウたち。
 そして、大量の変身シーン&必殺技バンクが挿入されて時間稼ぎです。

 ちなみに、復活した敵は弱いというお約束らしく、それぞれの必殺技一撃で一気に消し飛んで行く様は、今までの闘いってなんだったんだろうと思わせてくれます。
 以前散々苦戦してミュウアクアロッドでやっと倒したキメラアニマが、みんとの技一撃で消え去るのはあんまりです。
 まぁ、大量生産しただけあって、あんまり強く作れなかったってことにしておきましょう。

 さて、いちごはというと、青山くんがいないことで大焦り。
「青山くんがいなくなっちゃった…どこにもいないんだよっ!!」
 あんた、走り回って探してただけですやん。

 ともかく、それを聞いて、敵の狙いは青山くんと気付いた白金は、全員に「戦いながら青山を探せ!」と無理難題をふっかけるのでした。

 ちなみに青山くんは、いまだにふらふらとどこぞを歩き回ってました。
 普通にいるやん。

 さて、一足先に青山くんを発見したキッシュ。
「やっと見つけましたよ。お迎えにあがりました、蒼の騎士…なーんてね。」

 おどけた挨拶をしつつ、青山くんからスピリッツを取り出そうとするキッシュ。
 しかし、なぜかスピリッツが取り出せないどころか、青山くんから一瞬すさまじいエネルギーが放出されます。

「なんだっ、このプレッシャー!?」
 こういうとき素直に「なんだ、この気は!?」と言えないのが悲しいところ。

 ともかく、今の反応で青山くんの居場所を特定した赤坂さん、そこに集まるように全員に連絡します。
 各地のキメラアニマは無視らしいです。
 …犠牲者出てそう…

 いちごは当然、そんなことおかまいなし。
「あおやまくんっ、あおやまくんっ、あおやまくーーーーーーんっ!!」

 なんだか、青山くん>>>(超えられない壁)>>>東京の平和とか考えていそうでイヤです。
 というか、こいつの頭には青山くんのことしかないのかと。

 そのころキッシュは、青山くんのスピリッツを取り出せないで考え中。
 そんなキッシュに「こいつを連れて行こう」と話すタルト。
「今はダメでもスピリッツを取り出す方法は必ずあるはずだよ。母性を…救うんだ…」
 あくまで自分の星と仲間を助けたいと願うタルトでした。

 そんな二人の前に、いちごが到着です。
「…さわらないでっ…!!!」
「なっ!?」
「青山くんにさわらないでっていってるでしょーーーーっ!!!」

 ほとんどヒステリー女状態
 いちごもたいがい独占欲強いというか、キッシュも青山くんもいちごも五十歩百歩のような気がしないでもなく。
 浮気したら刺されそう。
 ともかく、いちごのものすごい剣幕にびびる微妙にヘタレなキッシュ。

 いちご、青山くんに走りよりますが、そのとき青山くんがすさまじい光をはなちます。
 そして、各地に見られていたミュウアクアのエネルギーが青山くんの元に降り注ぎます。

 この様子をパソコンを通じて見ていた赤坂さんと白金。
「クソーッ、まただ…まただ…!!
 結局…なにひとつ止められないのか…!?」
 親を失ったときと同様、何も止められない自分たちの無力さに悔しがる白金でした。

 さて、残り4人はというと、何事も無くいちごたちのもとに到着。
 すいません、ちょっとくらいは苦戦してください。

 ともかく、すさまじいエネルギーが蒼の騎士に変貌した青山くんのもとにふりそそぎ、呆然とする一同。
 そして立ちあがる蒼の騎士ですが、何か様子がおかしいです。
 眼力だけで空気が揺れるほどのパワー。

 そして煙の中から現れたのは黒髪の蒼の騎士でした。

「あおやま…くん…?」
我が名は…ディープブルー…
 この星を…統べる者なり…

「嘘…嘘でしょ……」

 今回はここで終了です。
 ようやくラスボス登場で、クライマックスに向けて盛り上がってきました。
 実はディープブルー=青山くんだったのです。
 青山くんラスボス説はかなり初期から出ていましたが、本当にラスボスでした。
 山=の騎士=ディープブルーという、ある意味夢も希望も無いようなオチ。

 今まで蒼の騎士に都合のいいところで散々助けられ、しかも蒼の騎士=青山くんということで大喜びで、他の仲間をさしおいていちゃついていたいちご。
 ここに来て今までのツケを払う展開になってしまいました。

 ピンチのときは蒼の騎士が助けてくれ、しかも蒼の騎士は青山くんということで、何者かもわからないのにとりあえず仲間に入れとけというカンジで。
 その上、他の4人を背景にしていちゃつくことによって、「愛のパワー」と都合のいいことを言って戦うという不届き千万。
 しかし、ピンチのときにいちごとは思えないくらいのパワーを発揮したのも、愛のパワーでもなんでもなく、敵ボスであるディープブルーのパワーだったのです。
 愛の奇跡なんてねぇよヽ(`Д´)ノバーヤ

 とりあえず、青山くんがディープブルーだったということで、展開次第では青山田くんの説明もつくかもしれないです。
 まぁ、本編では絶対フォローしてくれないでしょうけど。

 ともかく。今回は作画が非常に良い回でした。
 個人的には、バカップルがいちゃつく話はカットして、この話を前後編に分けて欲しかったです。
 大量に沸いたキメラアニマもいたことですし、いちご以外の4人をうまく活躍させて話を作って欲しかったなと。
 これで最後なんですから・゚・(ノД`)・゚・

 ともかく。
 ディープブルー登場で今後どうなるのか、パイとキッシュのマジバトルはあるのか、キッシュはアヒャるのか他の4人に見せ場は来るのかというところで、次回「いちごの試練!あたしはミュウミュウ」に続きます。

 ネカマアイドルゆきは、その他4人が背景にならないことを祈ります・゚・(ノД`)・゚・



2003/03/15 いちごの試練!あたしはミュウミュウ
 放送当日にレビューできるなんて夢のようです。
 そんなわけで、今回は「いちごの試練!あたしはミュウミュウ」

 なんと青山くんはディープブルーだった。
 衝撃の事実に愕然とするいちご。
 そして、ディープブルーにひざまずくパイ。
 というか、先週はこいつここにいなかったですよね?
 ちょっとくらいフォローしてください…

 どうも、青山くん=蒼の騎士はディープブルーの一部にすぎないそうです。
 ディープブルーの精神は地球人のDNAに宿り、長い眠りをへて受け継がれて行ったそうです。
 現代に精神が覚醒しても、よりしろとなる体はすぐには覚醒せず、青山くんの体にはディープブルーに宿る3つの精神体のうち、より人間に近い青山くんと蒼の騎士があらわれたとのこと。
 そして本体の精神は亜空間に存在していてキッシュたちを母星から呼び寄せたらしいです。
 本体の覚醒が成功した今、不要となった青山くんと蒼の騎士の精神は消滅したと語るパイ。

 すいません、かなりわけわかりません。
 これだと、青山くんは実は孤児と言う設定がまったくいかされていないような。

 個人的には、青山くんは孤児だったという設定をいかして、長い眠りについていて精神体だけになったディープブルーは覚醒の準備として、精神の一部を切り離して人間として転生。
 ただし転生するにはこの星の人間の情報が必要だったので、とある人間の遺伝子情報からクローンを作成。
 実はそれが青山田くんだったと。
 ディープブルーによって作られた青山田くんのクローン体の青山くん、当然親はいないので孤児に。
 そのあと青山家にひきとられて人間として生活するも、成長して力を蓄ええることにより蒼の騎士として覚醒。
 蒼の騎士の中にディープブルーの精神が入りこむことによってディープブルーが覚醒した。
 とか、こんなカンジの方が辻褄が合うかなーと。
 主に青山田くんの。

 まぁ、くだらない考察はこの辺にして。
 どーせ青山=蒼の騎士=ディープブルーがやりたかっただけですし。
 ともかく、自分たちの目的は1度この星を破壊させて再生させることだと話すパイ。
 茂みの影で「早すぎる」と愕然とするキッシュの言葉に、抵抗勢力のミュウミュウの存在が結果的に覚醒を早めたと話します。

 一連の出来事に呆然としているいちご、精神崩壊します。
「みんな…なにいってるかわからないよ…だってそこにいるのは青山くんだもん…」
 最終回間際にも関わらず悲惨な作画でディープブルーに語るいちご。
「ほら…そんな顔しないで…」
 それはこっちが言いたい。
 壊れているからアレな顔になってるのか、作画が乱れてアレな顔になってるのかわかりませんが、ともかく変な顔で「そんな顔しないで」と話すいちご。

 この様子をパソコンで見ていた白金。
「クソッ!!もっと早く手を打つべきだった!!」
 そう、さっさと青山くんを殺すべきだったのです。
 自分の責任だといっていちごたちの元へ向かう白金でした。

 さて、いちごはというと、後生大事にもってた鈴つきの首輪をもってディープブルーに話しかけますが、はねのけられてしまいます。
 そしてディープブルーの攻撃でダメージを受けるいちご。
 一連の様子を見て、その他4人は戦う決意をするのでした。

 そして、突進して行く4人。
 でも、突進した割に戦ってるのはみんと1人。
 いい加減にしろと。

 みんとが倒れたられたすが攻撃。
 いちいち1人1人たたかっていく律儀なミュウミュウたち。
 やっぱ基本は1対1ですか、正々堂々としてますね。
 ふざけるなと。

 しかし、お次は歩鈴とざくろのコンビネーション。
 プリングリングインフェルノでディープブルーを閉じこめ、ザクロスピュアをはなちます。
 しかし、プリングリングに跳ね返されるザクロスピュア。
 一体何がやりたいんだ、お前等。
 そしてこの2人もディープブルーの攻撃でやられます。

 いちごはというと、いまだに「悪い夢だよね」といってディープブルーに向かっていきます。
 容赦無く攻撃するディープブルー。
 逃げようとしないいちごをかばって、バリアをはる4人ですか、圧倒的パワーで吹き飛ばされます。
 そして、パワーを使い切って変身がとけるその他4名。

 それを見ていたタルト。
「あんな無茶してあいつらバカだよ…大バカだ…」
 キッシュと2人、心配そうにミュウミュウたちをみつめます。

 吹き飛ばされた仲間を気遣ういちご、みんとの手を取ろうとするも、みんとに平手打ちを食らっちゃいます。

「しっかりしなさい!!いつまで甘えてるつもりですの!!そんなのいちごじゃありませんわ!!」
 いつまでメソメソしてるの、いちごらしくないなどなど、人のことだと思って言いたい放題のその他4人。

 その様子を見て呆れたのか、ディープブルーはパワーをためて次の攻撃の準備。

「まずいぞいちごっ!!あの剣はこの星を滅亡させるッ!!!」
 すでに完全にいちごの味方になったキッシュも、いちごを気遣います。

 ちなみにパイの言い分だと、穢れた状態だと仲間を呼び寄せることができないのでリセットするために1度破壊するそうです。
 でも、リセットしたら再び星が育つまでに数億年かかりそうな気がするんですけど。
 まー、きっとディープブルー様のパワーで都合よくババァーーンと復活するんですね。
 もうどうでもいいや。

 そして剣をふりおろすディープブルー。
 すさまじい衝撃が半径数キロに及びます。
 さすがディープブルー、数千万回がんばれば地球をリセットできる破壊力です。
 (一応、地球の陸地の表面積は約1億3440万キロ

 パイは「やがてこの星の生物すべてが消滅する」とか言ってますけど…
 こいつら、ほんとにこれで地球をリセットする気なのかなぁ…
 まぁ、ディープブルーも覚醒したてで真の力の1%も発揮できていないんでしょう。

 ともかく。すさまじい衝撃で地割れがおき、飲み込まれて行くいちご。

 そのころ白金はと言うと、決戦の地に向かいバイクでかっとばしていました。
「間に合ってくれよ!!」
 そういって、いきなりウィリーしだす白金。
 理解不能理解不能理解不能。
 ちなみに、この謎のウィリーシーンが今回の見せ場です。

 地割れからはいあがってくるいちご。
「こんな地球…青山くんが見たら悲しむに決まってる!!」
 いや、青山くんの中の人は悲しんでるから、リセットしようとしているのでは?

 はいあがってくるいちごを見たディープブルー。
「…まだ残っていたか…我に逆らうものは何者であろうと消去する」
 ディープブルー、今回、やっとまともなセリフだ!!

 ディープブルーが剣を振り上げるのを見た歩鈴、なんとか立ち上がります。
 そして、それに肩を貸すタルト。

「大丈夫か?
 さっきはお前等のことバカだっていったけど…バカはおいらだったよ…
 クソーッ、ディープブルーのヤツ!!」

 あっさり寝返ってます。
 母星の仲間はどうした、タルト。
 もうほんとにどうでもいーや。
 まぁ、ディープブルーのことは信頼してなかったんで、とりあえずディープブルーだけ殺っとけってことですか?

 ともかく、全員の生存を確認。
 いちご、ディープブルーと戦う決心をしてディープブルーに攻撃です。
 しかし、あっさりうけとめられてしまい、かめはめ波VSギャリック砲合戦に。
 でも、なんかストロベルベルを前に掲げてるだけで、すさまじいまでの迫力の無さです。
 これはあんまりです…

 ピンチのいちごに、ネコになった白金が助けにきます。
 そして、白金の攻撃が頬をかすめ、赤い血を流すディープブルー。
 みんとやれたすより強いような気がする…

 元の姿に戻った白金、倒れたいちごを抱きかかえて、数十メートルある地割れをバックジャンプで飛び越します。
 素で数十メートルジャンプできる白金、こいつは超人かなんかでしょうか。
 てか、もういい加減にしてください、この無茶苦茶な展開(; ´Д⊂ヽ

 その後白金、いちごを色々言って励まします。
 この辺はもうめんどくさいので割愛。
 ついでに、白金のもつミュウアクアの雫のパワーでその他4名も復活、再変身。

 元気の出たいちご。
「お礼にたっぷりご奉仕するにゃん!」
 その他4名もポーズとってます。

 そして、律儀に待っていた紳士なディープブルーに向かって行くのでした。
「あたし…あなたと全力で戦う…!!」

 東京ミュウミュウは今回で終わりです、征海未亜先生の次回作にご期待下さい(嘘

 とりあえず、作画が乱れた&話も微妙という、ここに来てそれはないだろうという回でした。
 タルトはあっさり寝返りますし。
 正直、白金のウィリーが全てだったような気がしなくもなく。

 というか、ディープブルーってなんだかいかにも適当に作りました的なラスボスで、いまいち魅力がないというか。
 なんだか展開的に、セラムンSのサターン覚醒が頭をよぎって、どーせ青山くんの意識が蘇ってディープブルーが苦しむんだろうと思えて来たりで。

 ともかく、次回は神作画でタルトとパイのマジバトルが見れそうな予感なので、そこに期待。
 そんなわけで、次回「最後の戦い!あなたの笑顔を信じてる」

 ネカマアイドルゆきは、もうキッシュが活躍すればなんでもいいや。



2003/03/27 最後の戦い!あなたの笑顔を信じてる
 さて、残りあと2話。
 今回のミュウミュウは「最後の戦い!あなたの笑顔を信じてる」、作画は石野神です。

 覚悟を決めてディープブルーに向かっていった5人。
 5人の力でディープブルーの攻撃をはねかえしますが、ディープブルーは余裕の笑み。
 どうでもいいですけど、余裕の笑みと変換しようとしたら、余裕乃絵美とか出たうちのPCはいかれてます。
 もっとも、乃絵美なんて登録したゆきの方がいかれてるのかもしれませんが。

 ともかく、ディープブルーは上空に謎の要塞をよびよせ、戦いをパイにまかせて要塞に入っていきます。
 カフェでPCを使っていた赤坂さんからの通信によると、要塞の中に最後のミュウアクアの反応がある模様。
 要塞は太古のエイリアンがつくったもので、その中にミュウアクアを封印していたようです。

 パイの話によると、ディープブルーはその要塞の中にある最終兵器を用いて自らのパワーを増幅し、全世界に放出するそうです。
 さすがに、地道に数千万回破壊活動を行って星を破壊するわけではなさそうです。

 それを聞いて、絶対にそんなことをさせないというミュウミュウたち。
 しかし、パイがキメラアニマを呼び寄せて、足止めをくらいます。
 ちなみにこいつが、白金の両親を殺したキメラアニマです。

 いちごを要塞に行かせようとフォローするその他4人。
 そして、パイの攻撃からいちごを守るタルト。

「いちご…早くいけーっ!!」
「タルトっ!!きさまっ!?」
「おいら…もうイヤなんだよっ!!
 あいつらと戦うなんて…やなんだよーっ!!」
「…ばかな…」
 寂しし層につぶやくパイ。

 そして悲痛にも似た叫び声をあげてパイに攻撃するタルト。
 ミュウミュウと戦うのはイヤでも、パイと戦うのはいいのかい。

 そして容赦無くタルトを攻撃するパイ。
「…パイ…」
「いい夢を見るがいい…永遠の夢を…」
「タルタルーーッ!!」
 パイの攻撃で地上へ落ちていくタルトと、悲鳴をあげる歩鈴。

 その様子をみたざくろは、「あとはまかせて!」といい、パイの攻撃をフォローしていちごを要塞に行かせるのでした。

 一方歩鈴は、動かなくなってしまったタルトを見て涙を流し悲痛の叫びをあげます。
「だから言ったのだ…戦うよりも仲良く遊ぶ方がたのしいって…
 何度も…何度もいったのに…どうしてたのだぁあ!!」
「戦いが生み出すのは悲劇だけですっ!!
 あなたは…まだわからないのですかっ…!?」
 そしてパイに対してさけぶれたす。
 このご時世にぴったりな、反戦ムード

「たとえ戦いが無益なものであろうと…これはわたしに与えられた使命なのだ!!」
「本当に残念です…でも…あなたの使命が戦うことなら…わたしたちの使命はこの星を守りつづけること!!
 そのためだったら、わたしたちだって戦いつづけます!!」
 パイとれたすのフラグ消失。
 ともかく、お互いに戦うことを決心するのでした。

 さて要塞の中では、何かに近づき「我ながら愚かであった」とバカ笑いするディープブルー。
 端から見てると本当に愚かです。
 そして、ディープブルーを発見したいちごですが、容赦無く攻撃されてしまいます。
 防ぎ切れずにふっとぶいちご。

 一方、激闘が続く残り4人VSパイ&キメラアニマ戦。
 立ち往生している白金を守って吹っ飛ぶれたす。
 2人は歩鈴にまかせて、みんとがキメラアニマを、ざくろがパイと一騎うちです。

「わたしは許さない…たとえお前たちにどんな理由があろうと…
 戦いに理屈はいらないっ!!」
 ざくろねーさん、カコ(・∀・)イイ!
 ブッシュやフセインが言ったらえらいことになるセリフですけど。

 ともかく激闘をくりひろげる3人+1匹でした。

 さて、要塞内。
 無茶苦茶するディープブルーに、最後のミュウアクアのあるこの要塞をこんなにしてもいいのかと聞くいちごに、もうこんなものは必要ないと答えるディープブルー。

「必要ないって…どういうことなの?」
「それを語る必要などない」
 そりゃそーだ。

「この美しい星は我のもの…唯一我のものだ…何人たりとも触れさせはせん!!」
 そういっていちごにトドメをさせようとしたとき、キッシュ登場。

「なんだ、役立たずめが…失せろ!!」
 まー、確かに役立たずなんですけど、それでもディープブルーの覚醒に導いたのはキッシュなんですよね。
 ディープブルーがそんなことを評価してるはずもないですけど。

 今までの無礼をわび、いちごを自ら始末するというキッシュ。
 しかし、これは油断させるための作戦で、キッシュ、すばやく後ろにまわりこみ、ディープブルーの喉もとに刃をつきたてます。

「よくにかられて油断したね!
 お前はこの星をただ自分のものにしたいだけだ!!そのパワーで母星を救う気なんてない!!」

 結局ここに来て、全部ディープブルーが悪いことにしてに責任をおしつけるというシナリオに。
 まぁ、これ以外まとめようがないといえばそうなんですけど…ちょっと安易すぎるような気も。

「そんなに地球が欲しければ好きにすればいい!
 いちごだけは差し上げるわけにはいきませんね!!」
「あくまで我にたてつく気か?」
「そうさ!死ねィ!!!」

 そしてもう一方の刃で攻撃するキッシュ。
 はげしい刃の音とともに、ニヤリとわらうキッシュ。

「ちっ…負けちゃった…」
 キッシュ、ディープブルーに返り討ちに・゚・(ノД`)・゚・

 というか、喋ってないでさっさと喉もとかっ切っちゃえばよかったのに。
 なんでわざわざもう一方の刃で攻撃するかなぁ(´・ω・`)

 吹っ飛んでいくキッシュを抱きかかえるいちご。

「こんな…思いをできて…ラッキーかな……いちご…」
 そんなキッシュの姿に涙を流すいちご。
「泣いてるの……いちご…?」

 そして今までのキッシュの登場したシーンを回想。
 でも、作画にばらつきがありすぎて完全に別人です。
 まぁ、この落差がミュウミュウの味といえばそうなんですけど。
 すごいまずいけど癖になるような味というか。

「いちご……いいこと教えてあげる……」
 そういって、自分の唇をいちごの唇に近づけようとするキッシュ。
 しかし、キッシュの唇はいちごの唇には届かず、果てるのでした。

「キッシュ━━━━━━━━━━━━ッ!!」
 悲鳴をあげるいちご。

 ここで青山くんが散々見てきた、一人涙をながすいちごのシーンが現実のものに。

「あなたの笑顔がもう見られなくても仕方ない!!仕方がないよ!!!」
 青山くんを消滅させてでも、ディープブルーをくいとめることを涙ながらに誓ういちご。

 実は、青山くんの見てきた夢はキッシュが死んで泣いている夢でした。
 まぁ、青山くんを消滅させてでもディープブルーを倒すという決心をするシーンでもあるのですが。

 そして、突然苦しみ出すディープブルー。
 大体理由はわかるというか、これはお約束のシーンですね、もう。

 そのころ、地上ではざくろVSパイ、みんとVSキメラアニマの激しい戦いが繰り広げられていました。
 ちなみに、ざくろねーさん、どう見ても飛んでます。
 ……もういい加減にして(;´д` )

 しかし、要塞から突然はなたれたエネルギーでキメラアニマ消滅。
 結局白金との因縁は完全に無視。
 もうちょいきっちり脚本つくって…・゚・(ノД`)・゚・

 ちなみにこのエネルギーでビルも吹き飛んでいて、確実に死者がでています。

 強大なエネルギーでミュウミュウピンチ。
 そんなときに、パイがエネルギーの前に立ちふさがります。

 そしてれたすに微笑みかけるパイ。
「わたしも…そろそろ夢をみてもいいころか…
 空雷扇風陣!!!」
 渾身の力をはなってエネルギーからミュウミュウを守ろうとするパイ。

 そして、次にれたすが気がついたとき、パイはすでに果てていました。
 これにより、エイリアン三人衆は全滅・゚・(ノД`)・゚・
 1話で3人が死ぬ衝撃の展開なのでした。
 でも…パイが寝返るのはちょっと急すぎというか、だったらタルト殺すなよというか。

「わたしたちが出来るのはここまで…」
「おねがい…いちご…あとはあなたが…あなたが地球を……」

 さて、要塞内はというと。
 生きていたもののディープブルーの目の前で倒れているいちご。
 しかし、いちごを見下ろすディープブルーに異変が。

 ディープブルーの顔が、青山くんに変わっていきます。
 ちなみに、顔だけ青山くんにかわったディープブルー、すげーキモイです。
 肌だけ小麦色になって、目がなんか妙に大きくて、もう見れたもんじゃありません。

「いちご…」
「青山くん……?」

 きもい青山くんといちごのシーンで今回は終了。
 この展開だと、次回は消化試合といったところでしょうか。

 とりあえず今回の感想は、作画がすごかったけどそれだけというところでしょうか。
 作画以外で楽しんだ方はすいませんが、脚本は今まで築いてきたものをぶちこわすような展開だったような。
 今まで築いてきたものといってもたかが知れてるといわれればそうなのですが、どうにも今回はもっと面白く出来るポテンシャルのある回だったにも関わらず、適当にまとめた感がぬぐえません。

 エイリアン側3人は愛すべき敵キャラとして、後半はかなり掘り下げられていたのにも関わらず、1話で3人をああもあっけなく殺すのはどうかと。
 キッシュはまだしも、タルトは見せ場なくやられましたし、パイもなんか急に寝返って不自然でした。
 自分はもう引き下がれないというのであれば、そういう悲壮感みたいなものが足りなかったような。

 で、一番ひどかったのが白金。
 白金の両親を殺したキメラアニマが出てきたのに、ぼけーっとつったってて足手まといに。
 お前、何しにきたのかと。

 ここは泥臭く、いつもの白金からは考えられないくらいに感情剥き出しにしてキメラアニマに向かっていって欲しかったです。
 どうせ最終回に見せ場があるんですし、もういちごの見せ場はいいから、2話使って男性陣4人に最後の見せ場を与えて欲しかったです。
 結局、その他4人も来週は活躍できそうにないですし。



 そんなわけで。無理矢理脳内変更してエイリアンと白金の見せ場を考えてみるコーナー
 完全にゆき個人の脳内妄想です。苦情は受け付けません。

☆タルト

 とりあえず、先週あっさり寝返って素直になるのは不自然でした。
 ミュウミュウと戦いたくない割に、苦楽をともにしてきたパイと戦えるのはおかしいです。

 先週のアレはなかったことにして。
 キメラアニマとパイの攻撃にピンチのミュウミュウ。
 攻撃をくらいそうになった歩鈴に対し。横から飛んできて「このバカっ!!」といって抱きかかえていっしょに避けます。

「タルタルー、ありがとうなのだぁ!!タルタルも歩鈴たちの仲間なのだ♪」
「ちちちち…違うぞっ!!オイラはな、お前たちの仲間になったわけじゃないからな!!」
 赤くなりながら必至に否定するタルト。
「たださ…あいつの…ディープブルーの目を見て、一目でわかったんだよ…。
 あいつは、母星を救う気なんかない…ただ地球を自分のものにしたいだけなんだなって…
 オイラたちは、母星を救うために戦ってきたんだ!!
 あんなヤツのために戦ってきたんじゃない!!あいつだけは許せない!!」
「タルタル……」
「いいかっ、あいつを倒したら、また敵同士だからな!!今だけだからなっ!!」
 そういいつつも、最後に微笑むタルトと、微笑み返す歩鈴。
「いくぞっ!!」
「おうっ!!なのだっ!!」

 そしていちごを要塞内に行かせようとしてパイに立ちふさがるタルト。

「なぁ、パイ!!もうやめようぜ、こんなことっ!!」
「タルトッ!?きさま……裏切る気か!!」
「あいつは、母星を救おうなんて思ってないよっ!!こんなことをしても何にもならないっ!!」
「黙れッ!!」
「…パイ…」
 寂しそうなタルトに、一瞬自嘲的で寂しそうに笑うパイ。

「わたしは何があってもディープブルー様に従うのみ!!
 今更引き返すことなどできぬっ!!
 お前がわたしの邪魔をするなら…お前を倒すのみッ!!」
「………わかったよ…パイ…」
「来い、タルトッ!!」

 それを見て地上から必死に叫ぶ歩鈴。
「タルタルーーっ、やめるのだぁーっ!!」

 しかしその声も届かず、戦う二人。
 そしてタルトは一瞬優勢になるも、パイの渾身の一撃をくらい地上へ落ちていき果てるのでした。

 あとはアニメの通りで。
 これくらいは見せ場あげてもいいかなーと。
 それにタルトはやっぱり意地っ張りでこそタルトかなーと。
 ディープブルーの真意に気がついているのはキッシュだけとしてしまうと、タルトが寝返った理由が軽すぎるような。
 キッシュの見せ場を奪ってるような気もしますが、それは後で考えてみます。
 どーせ妄想だし。


☆白金

 両親を殺したキメラアニマを見て、珍しく感情剥き出しに逆上する白金。

「あいつにっ!!父さんと母さんがっ!!!」
 そう言ってネコに変身してキメラアニマに立ち向かうも、簡単に吹き飛ばされてしまいます。
 しかし、やられてもやられても立ちあがって向かっていく白金。

 そして、白金のもとにかけつけるれたす。
「白金さん!!」
「あいつは…あいつだけは、絶対にオレの手で…!!」
「…白金さん……」
 そして意を決したれたす。
「白金さんはここにいてください!!
 わたしたちがチャンスを作ります!!」
「れたす!?」
 白金の言葉に微笑み、キメラアニマに向かっていくれたす。

「みんとさんっ!!」
「わかってましてよ!!」

 上空からのミントーンアローをかわしたキメラアニマにレタスラッシュを命中させるれたす。
「今ですっ!!!」

 そして体勢をくずしたキメラアニマにすさまじいジャンプをして攻撃をする白金。
 白金の攻撃で地に落ち生きたえるキメラアニマと、全精力を使い果たして落ちていく白金。
 それをキャッチするれたす。

「れたす……」
「白金さん…」
 白金に微笑むれたすでした。

 と、これくらいにした方が、れたす白金フラグも上手く機能するし、白金が無念を晴らして見せ場を作れますし。
 「オレのれたすたんをォォォ!!」とか言われそうで怖いですけど。


☆キッシュ

 アニメの展開通りにディープブルーに従うふりをしていちごに向かうキッシュ。
 しかしキッシュが突然振り向くと、ディープブルーのまわりにキメラアニマ数体登場。

「こんなこともあろうかと、囮に使おうとしていたキメラアニマを残していたんだッ!!」
 こんなことあると思っていたのかと思いつつ。

「こざかしいっ!!」
 キメラアニマたちを一蹴するディープブルーですが、目の前にいたはずのキッシュはすでにおらず。
「うおぉおおお!!」
 後ろからものすごい勢いで飛びかかってくるキッシュ。
「くっ!!!」
 それを迎撃するディープブルー。

 お互いに攻撃してすれ違いますが、先に倒れたのはキッシュ。
 しかし、その後ディープブルーもひざをつきます。

「おのれ…このゴミが……うっとうしいわァァアア!!」
 倒れているキッシュにトドメをさそうと大きく振りかぶるディープブルーですが、キッシュが突然立ちあがり攻撃。
 反応できないディープブルー、ふっとびます。

「あんた母星を救うつもりがないのは最初からわかっていた……!!
 だが、あんたのパワーさえあれば、母星を救うことが出来る……!!!」
「そうして、覚醒する前の我のスピリッツを奪おうとしたわけか…愚かな…」
「あんたは必要ない!!僕がほしいのはあんたの力だけだッ!!だからあんたを倒すッ!!」
(蒼の騎士=ディープブルーというのは気づいていて、あえてパイたちに明かさずにパワーだけを手に入れようとしたということをわかりやすく説明するシーンw)

「それにさ…いちごは僕のものだッ!!!お前なんかには絶対にわたさないッ!!!」
(ここが一番重要そうに叫ぶ(笑)
「笑止な…」
「……キッシュ…」
 ディープブルーの攻撃で動けず、キッシュの名をつぶやくいちご。

 そしてさっきのディープブルーの攻撃でふらつくキッシュですが、傷つきながらもディープブルーに猛攻をかけます。
 防戦一方のディープブルー、一瞬のすきをついて衝撃波でキッシュをふっとばします。
 いちごよりも遠くに吹き飛ばされるキッシュ。

「こざかしいザコども……そんなに死にたいのなら、まとめて我のパワーで消してやろう…」
 そしてすさまじいエネルギーを放出するディープブルー。

 いちごに直撃しそうになり、目をつぶるいちごですが、目をあけると目の前にキッシュが。

「いちご…逃げろ…」
「キッシュ……!?」
「いちごォォォオオ!!早く逃げろォオオオオオオオ!!!」
「キッシュ!!」
 そしていちごに対して微笑むキッシュ。

「いちご…結局、一緒にいけなかったね……残念だよ……」
「キッシュ!?」

 そうして、エネルギーをくいとめつつ、衝撃波をはなっていちごを後ろに吹き飛ばして逃げさせるキッシュ。

「うぉおおおおおお!!」
 渾身の力をふりしぼるキッシュ、そして辺りは大爆発。

 いちごが気がつくとキッシュが倒れていました。
「キッシュ…? キッシューーーーーーーーッ!!!」

 こんなカンジで。
 とゆーか、ちょっとくらい善戦してくれ、キッシュ。

 パイは…思いつきませんw
 脳内補完しても空しくなるだけの気もしますが、パイの分もなんとかしてあげたいなぁ…

 とにもかくにも次回でミュウミュウも終了。
 実質今回で終了みたいなものですが。

 最後の最後に向けて、応援おねがいします☆
 出来ればゆきが録画しそこねないように。

 ネカマアイドルゆきは、その他4人を応援しています☆




2003/03/31 地球の未来に、ご奉仕するにゃん!
 さて、とうとう東京ミュウミュウも最終回です。
 ちなみに、これでめでたく3月皆勤ですヽ(´▽`)ノ

 そんなわけで今回は第52話「地球の未来に、ご奉仕するにゃん!」です。

 顔だけアフォ山くんになって気持ち悪いディープブルー。
 青山くん、意識が戻ったらしく、自分がやったことに気付いて愕然。

 そして青山くんに「やったのはディープブルー」と話すいちご。
 でも、自分がディープブルーだったことには変わらないと返す青山くん。

「それでもわたし、信じてた。あなたが戻ってきてくれるって」
 嘘つけ。
 先週「あなたの笑顔がもう見られなくても仕方ない!!仕方がないよ!!!」って思いっきり叫んでたやないか。
 まー、愛の奇跡は何よりも尊いんですね、ハイハイ。

 そして、青山くんの体のなかに最後のミュウアクアがあることに気付くいちごと青山くん。
 なんで今まで反応しなかったんですか。
 素晴らしいご都合主義、最後の戦いに臨んだらついでにミュウアクアの場所も発覚、やったネ!!
 どうでもいいけど、ディープブルーが強かったのは体内にミュウアクアがあったからでしょうか?

 それにしても、自分の中にあるのに「ミュウアクアを探せ」だの、自分の体なのに「蒼の騎士を抹殺しろ」だの、ディープブルーの考えることはわかりません。
 前者は気付いてなかったみたいなんですが、後者は…気付いてなかったのかなぁ、やっぱ。

 で、ミュウアクアを使えば傷つけた人たちや命を救うことができるかもといって、いちごに抱きつく青山くんですが、ここでディープブルーの意識が再覚醒。
 すきをつかれたいちご、首をしめられピンチ。
 意外に地味な技使いますね。

 もしも今までの青山くん登場がディープブルーの罠で、本当に青山くんは消滅していてもう蘇らず、ディープブルーが青山くんの意識に苦しめられるという路線と違えば、少しは面白くなりそうな雰囲気です。
 そんなこと絶対にあり得ないだろうけど。

 ともかく、ここで顔がアヒャるディープブルー
 これが今回唯一の見所です。
 もっとも、アヒャっぷりの魅力もキッシュには到底およびませんが…

「いちごに手を出すな!」
「キサマはすなわち我である、我が意思にさからうな!!」
「やめろーーっ!!」

 一人で勝手に苦しみ出すディープブルー。
 キッシュが生きてたらさっさととどめをさせるんでしょうけど。

 ともかく、立ちあがったディープブルー、青山の意思を完全に消去したと話します。
 そしてパワーをためるディープブルーですが、背後からスタンド半透明の青山くんが。
 ちなみに上半身裸です、サービスシーン…なのかなぁ……

 ともかく、自分のスタンドに首をしめられるディープブルー。
 そして、ディープブルーも精神を体からひっこぬかれます。
 ディープブルー、弱ええ。

 なんというか、青山くんはディープブルーが擬態として作った人格のはずなのに、ディープブルーのことをまったく知らなかった上に簡単に裏切られて、あげく一時的に体を乗っ取られてるんだから、ディープブルーはバカすぎた。

 そして精神体となった青山くん、ディープブルーを完全にひきずりだしてとどめをさせといいます。
 ためらういちごに「僕は平気だ」といってとどめをさせるように促す青山くん。
 青山くんが精神体だけになっても、きっと青山くんの生き写しの青山田くんの体を乗っ取れば万事解決ですし、さあいちご、とどめはNOW(ナウ)!!
 きっと、青山田くんはそのための伏線に違いないです。

「いちご…僕を信じて!僕は大丈夫!!」
 やっぱ青山田くんの肉体乗っ取る気だ。

 青山くんを信じて攻撃しようとしますが力が出ません。
 でも、こんなときのためのその他4人。
 4人のパワーがいちごに降り注いで、いちごのエネルギー回復、渾身の力でリボンスロロベリーサプライズ発射。
 心の底からどーでもいい展開です。

 なんというか、結局最後は主人公一人がみんなのパワーもらって戦う展開って一番萎えます。
 個人的には、ドラゴンボールのベジータ戦みたいな、「誰一人欠けていても勝てなかった、みんなでもぎ取った勝利」というのが見たいんですけど…ミュウミュウにそんなもんもとめても無駄ですね…
 どうせ終盤はバカップルの独壇場ですし…

 それでもまぁ、ディープブルーもそれなりに強いわけで、それなりに防いだわけで。
 しかし、青山くんは実は死ぬ気で、体の中のミュウアクアを解放して、地球を救おうとします。
 ミュウアクアを失ったディープブルー、あっけなく消滅。
 やっぱ弱いです、こいつ。
 そして、後ろの青山くんはなぜか無傷。
 もう突っ込む気すら失せます…

 ともかく、ミュウアクアを解放する青山くん。
 解放されたミュウアクアにより、下で倒れていたその他4人復活です。

 いちごはというと、「まだ終わりじゃない、絶対死なせないから」と力を失った青山くんを追いかけ、「わたしの力をせめてあなたに」とキス。
 お熱いキッスを受け取りな!

 その頃、パイとタルトはミュウアクアにより生きかえっていました。
 自分を殺したパイに普通に話しかけられるタルトはすごいヤツです。

 ともかく、その他4人は要塞の中にワープ。
 要塞の中では青山くんが気をとりもどしますが、いちごはうんともすんともいいません。
 どーせ最後には生き返るのがわかってるので、どーでもいいですけど。
 まぁ、このまま真っ白な灰になられても困りますしねぇ。

 かけつけた4人、いちごが気を取り戻さないことでショック。
 そんなときに急に変身がとけてしまいます。
 役目が終わったので、効力が消えたのです。
 いちごを連れていこうにも、要塞ははるか空中に浮かんでいて飛び降りたら即死です。

 そんなとき、生き返ったキッシュが。
「まかせてくれないか。僕はいちごに助けてもらったから、せめてもの償いに」
 そしてパイとタルトも登場。

 ミュウアクアにはまだパワーが残っていたので、それで母星を救ってみせると話すキッシュ。
 そして、いちごたち6人を地上へワープさせるのでした。

 しかし、要塞は制御を失い落下寸前。
「このでかいのが落ちてしまっては、東京が消滅してしまう!!」
 宇宙船の操縦室らしきところで焦るキッシュたち。
 ここで脈絡なしに急に宇宙船……完全にデムパ展開です。

「粒子化して消滅させるんだ!」
 そして、要塞は粒子化して消滅。
 こんなことできるなら、ディープブルーなんかいらんやんけ。
 そして、キッシュたちは宇宙船に乗って宇宙へ。
 ごめん、本気で呆れた。

 さて、いちごはというと。
 色々あったけどお熱いキッスで復活、おしまい。
 なんでも愛の奇跡で解決できるアニメですね、もういいです( ´Д⊂ヽ

「青山…くん?」
「おはよう、僕のお姫様」
 僕のネコから僕のお姫様に格上げですか。

 ともかく、みんな元気になって大団円。
 お約束ですけど、まーハッピーエンドでよかったって思っておきましょう。

 で。宇宙船では、いちごが生きていたと大喜びのキッシュ。
 なんでわかるんだろう。

「また…地球に戻ろう…!」
「うるさい!もういいんだ…あの子のことは…。さあ、急ごうぜ!!」
 パイの言葉にそう返すキッシュなのでした。
 アヒャるほど好きだったわけには、えらい諦めがいいですね。
 さすがキッシュ、男の中の男です。
 そういうことにしとこ。

 それにしても、やっぱりいきなり宇宙船はデムパすぎ。
 ともかく、めでたしめでたしなのでした。

 さて、後日談。
 カフェを見て思いにふけるいちご。
 そんないちごのもとに、その他4人も集まってきます。

 そしてカフェに入り懐かしむ5人。
 と、突然電気がついて白金が登場。

「ちょっと気になることがあって調査してたんだ」
 そして赤坂さんも登場。
「どうだった?」
「稜の読み通りです、ついに現れました」
「もう!一体何が現れたのよ!!」
「新たな敵だ!!すぐに現場にいってくれ!!」

 実は変身できなくなっていたのは、ミュウアクアの影響で一時的に失っただけでしたのです。

「えーい、こうなったらくよくよしてもしょうがない!!
 みんな行くよ!!」
「東京ミュウミュウ、出動だ!!!」

 そして、最後の最後に変身バンクを見せられて終了。
「地球の未来にご奉仕するにゃん!!!」

 変身バンクさえなければ結構良いラストだったと思います。
 変身バンクさえなければ……なければ…_| ̄|○
 まぁ、どうせ脚本も作画もアレな最終回だったからどーでもいいかもしれません…(´・ω・`)

 このあと、エンディングでハイジャックの速報が流れて追い討ち。
 わざとやってるだろ、テレ東。
 最後までミュウミュウはミュウミュウでした(;´д` )

 そして、最後に後番の「マーメイドメロディ ぴちぴちぴっち」の予告です。

「あたし、七海るちあ。実はマーメイドプリンセスなんだ」
 こもりまくった声とヘタクソな演技が芸術的な域にまで達しています。

「歌に恋にぴちぴちっと大活躍!!
 新番組マーメイドメロディーぴちぴちぴっち。
 ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
 声が全然ぴちぴちしてません。
 この声で歌われると、むしろジャイアンのような気が…

 個人的には、香取真吾が下手な演技をしていた赤ずきんチャチャを超える衝撃でした。
 結局、チャチャはその後、あの下手な声がいいと思うようになったんですけど…さすがに歌うヒロインでこれはまずいような…。
 いや、きっと歌ったら綺麗な声なんでしょう、そうに違いないです。

 ともかく、後番の予告でまで突っ込ませてくれる東京ミュウミュウ、さすがです。
 きっと新しい敵はぴちぴちぴっちなんでしょう。

 それにしてもなんですね。
 これを聞いた後だと、例え作画も脚本も悪くても声優が良いならいいじゃないかとか思えてくるのが素敵です。
 やっぱり声優って大事だよね…

 そんなこんなで、ミュウミュウ最終回でしたが、全部愛の奇跡ですませる脚本は逝ってよしということで。
 エイリアン3人衆復活は賛否両論ですが、彼らの母星にも救いがあったのと、宇宙船が笑えたので良しとしましょう。
 それにしても、ミュウミュウはやっぱりミュウミュウだと思い知らされる最終回でした。
 なんというか…もうちょっと頑張って欲しかったなぁ、全体的に( ´Д⊂ヽ

 ともかく、1年間おつきあいしてきたミュウミュウともこれでお別れ。
 正直かなり寂しいですが、コミックスでは不評なバカップル2人が抜けて、「東京ミュウミュウ あ・ら・もーど」としてリニューアル新連載しているようですので、興味のある方は、気合入れてなかよしを買ってみるのもいいかもしれません。

 なんだかんだで1年間、コンスタントには出来ませんでしたが、全ての話をレビューし切ることが出来て、非常に思い入れが深いアニメになっちゃいました。
 石野神降臨や邪神降臨での作画祭など、話以外のところですごく楽しいアニメでしたし。

 世間では駄作とされてますし、1年後にはみんな忘れ去っていそうなアニメですが、テレビに向かってツッコミながら見れるアニメということで、結構楽しかったと思います。
 普通に面白いときもありましたしね。
 そういうときはレビュー困ったんですけど。
 ともかく、読んでいた皆さんにそんな楽しさが伝わったなら、幸いです。

 また、ゆきのレビューでミュウミュウを見始めたという言葉もいただけて、すごく嬉しかったです。
 読んでくださった皆さん、1年間お付き合いして頂いてありがとうございました☆

☆おまけのスクリーンショット
 ディープブルー、アヒャる
 おしまい。
 ぴっち、胸は大きいんだけど声が…w あとハイジャックw