+ 東京ミュウミュウ その2 +

07月06日【第14話】 赤坂の秘密、切ない恋の物語
07月13日【第15話】 小さな勇者、マシャ 命がけの友情
07月20日【第16話】 れたすの恋、一途な思いは図書館で
07月27日【第17話】 蒼の騎士! おまえは俺が守る!!
08月03日【第18話】 真夏の恋!いちごのハートはゆらゆら
08月10日【第19話】 優しさの力、海の深くに願いよ届け
08月17日【第20話】 母の記憶、お姉ちゃんは大変なのだ
08月24日【第21話】 心の火花、いちごとみんとのすれ違い
08月31日【第22話】 夏よさらば、いちごの一番長い日
09月07日【第23話】 恋は突然! 乙女のハートをうけとめて
09月14日【第24話】 不思議な宝石、輝きはあなたの中に
09月21日【第25話】 恋のハードル、いちごの恋は障害だらけ
09月28日【第26話】 時よ止まれ! 胸にあふれる愛しい気持ち



2002/07/06 赤坂の秘密、切ない恋の物語
 7月11日は、GBアドバンス版「はめパネ 東京ミュウミュウ」の発売日です。
 どうやら、15パズルのようなゲームのようですが、なんだかイラストが原作の使いまわしの模様。
 えっと…手抜きと呼んじゃっていいですか?

 さて、7月8日の東京ミュウミュウは「赤坂の秘密、切ない恋の物語」でした。

 キッシュの前に現れたショタ系子悪魔タルトと、最遊記にでも出てきそうな美青年系悪魔パイ。
 キッシュの失敗をバカにして、これからは2人がキッシュの仕事をする、といいます。
 反論するキッシュですが「手出しするな」とまで言われ、屈辱にまみれるのでした。

 さて、いちごは、青山くんに会うために桜の咲いていた大木に向かいます。
 わざわざそんなことしないで、待ち合わせすればいいと思うんですけど。

 そして、先週の終盤、青山くんに鈴をつけてもらったことを思い出して、大照れ。
「いちごには鈴つけとかなきゃ。いちごは僕の猫なんだから」
 これで喜ぶいちごたん、将来は青山くんのマゾ奴隷か何かでしょうか。
 というか、首に鈴をつけたまま出歩くな。

 さて、そんなとき。
 いちごの頭に蝶が止まり、後ろからいちごの頭ごと網で捕らえる女性が。
 いちごは大慌て。

 実はこの女性、仁科麗という名前で、大学で蝶の研究をしていて、さっきは夢中になりすぎていたそうです。
 頭に網をかぶせてしまったいちごに「ごめんなさいね」と謝り、しばしの談笑後、麗さんは大学の研究室に戻っていくのでした。
 カフェミュウミュウでは、赤坂さんは誰かのバースデイケーキを作るために必死。
 いちごたちは不思議に思うのでした。

 さて、次の日も、いちごは青山くんに会うべく、桜の木のあった場所に。
 しかし、今日も会えません。
 だから、待ち合わせしなさいって。
 恋人や夫婦の関係を通り越して、飼い猫とご主人様の関係なのですから、デートの約束くらいすればいいのに、と思っちゃいます。

 結局、今日も麗さんと出会ったのですが、昨日同様、麗さんの奇襲で、今度は川に落ちてしまい、服を乾かすために麗さんの研究室に向かいます。

 麗さんの研究室にある蝶の標本を見て「綺麗」と感心するいちご。
 「かわいそうなんだけどね」と言う麗さんに「優しいんですね」と返すいちご。
 それに対し「そういってくれたのは、あなたが2人目よ」とバレバレな意味深な言葉を返す麗さんなのでした。

 麗さんと話しているうちに、今日は彼女の誕生日ということがわかります。
 そして、赤坂さんがケーキを作っていたことを思い出したいちご。
「お店のパティシエの赤坂さんという人が、今日のためにバースデイケーキを作っているんですけど…知りあいじゃないですよね、ごめんなさい」
 と、笑いながら話しますが、麗さんはそれを聞いてびっくり。
 一瞬、2人で付き合っていた過去を思い出しますが、いちごには「なんでもないのよ」と返答するのでした。

 そのあと、結局お店には遅刻したいちご。
 それを口実に、みんとに閉店後の掃除をさせられます。
 本人は何もしていないのに、罰で掃除をさせるというみんと。
 まさに、ざくろに対しては従順な奴隷、他の3人に対しては女王様

 掃除をしているいちご、厨房で赤坂さんが必死にケーキを作っている姿を覗き見しちゃいます。
 そこに白金があらわれ「あのケーキは毎年作っているんだ。何年か前に別れた彼女の誕生日なんだ」と話します。
 そして、その人は蝶の研究をしている学者だと聞いたいちご、「麗さん、なんだか寂しそうだった」と白金に話すのでした。

 さて、赤坂さんは麗さんと付き合っていた当時を思い出します。
 研究のことを楽しそうに語る赤坂さん。
 研究が忙しくて、2月14日に会うことが出来なかったり、誕生日に出会えなかったりと、麗さんとすれ違いばかり。
 お互いの研究を捨てるわけにもいかず、麗さんは誕生日に「さよならはいいません」と赤坂さんに残し、別れをつげたのでした。

 悲しくも切ない話なのでし……って、ちょっと待ったーっ!

 この話によると、大学で研究をしているときに付き合っていた赤坂さんと麗さん。
 飛び級で進学していたとしても、この時点で20歳くらいでしょうか。
 そして、別れてから「毎年」ケーキを作っているそうなので、少なく見積もっても2年は作っていたということで、今年はそれから3年目。
 そうすると、最低でも23歳という計算に。

 で、試しに東京ミュウミュウ公式サイトで赤坂さんの紹介を見てみると…

赤坂圭一郎(あかさか けいいちろう)

 21才。
 表向きはカフェミュウミュウのマスター。ピアノが弾ける。特技はエスコート。
 地下研究所の一角に住んでいる。

 21才。21才。21才。
 年齢詐称でしょうか?

 いや、そもそも。白金についても何だか違和感を感じます。
 「毎年」発言から、白金と赤坂さんは2年以上はつきあっているはずです。
 で、公式サイトによると…


白金 稜(しろがね りょう)

 15才。
 アメリカの大学に飛び級で進級し、卒業した超秀才。カフェミュウミュウのオーナーでもあり、カフェの2階に住んでいる。

 こっちは15才で、アメリカの大学に通っていたそうです。
 赤坂さんと2年以上付き合いがあるとして、当時13歳。
 赤坂さんが毎年ケーキを作っていたのを知っていると考えると…13歳には大学を卒業して、日本に戻っていた計算に。

 えーっと、えーっと………(考え中)………………もうどうでもいいや。
 こいつら全員年齢詐称ということにしとけば解決でしょうか。
 ざくろ姉さんも含めて。

 あと、白金はカフェの2階に住んでるのに、赤坂さんは地下室行きというのもあんまりすぎですが。

 話を戻して。
 この話をしったいちご、白金の制止を無視して、思わず赤坂さんに麗さんのことを話に飛び出します。
 麗さんは赤坂さんが好きだったから別れたんだといい、今から麗さんに会いに行くように促します。

 そして、なんとなくという理由で残っていた残りのメンバーも都合良く乱入。
 いちごの意見に賛成して、赤坂さんに麗さんに会うようにすすめる、赤坂さんは麗さんに会う決意をするのでした。

 さて、赤坂さんとの思い出にひたる麗さんですが、そこにパイとタルトの魔の手が襲います。
 麗さんのスピリッツと、蝶の標本を利用してキメラアニマを作り出します。

「フュージョン」
 パイは落ちついて言ってますが、ハイテンションなキッシュの方がよかったです。
 というか、あんたら2人よりも、変態キッシュの方が見ていて面白いので、はやくキッシュに任務を戻してあげて欲しいんですが。
 それか、2人でキッシュ以上の変態になるか。

 麗さんの研究室に来たいちごたちは、このキメラアニマを見て変身。
 いちごたちはキメラアニマの毒素攻撃に苦戦。
 それを余裕で見守るタルトとパイ。

 赤坂さんは、スピリッツを吸収されている麗さんの元へ走り、麗さんを抱き寄せると、いつものように愛の奇跡が起こり、赤坂さんはパイの攻撃をはねかえし、更にキメラアニマは苦しみ出します。
 これだけ起こると、ありがたみがありませんが、とりあえずチャンス。

「ミュウイチゴ、今だ!!」
 チャンスなのは誰が見ても明らかなのですが、とりあえず叫んどいた白金さん。
 この叫びにうなずいて、いちごはいつものごとく必殺技でキメラアニマにトドメ。
 そして、キッシュに散々えらそうなことをいいつつ2人がかりで負けてしまったタルトとパイは、「データ不足だ」といいわけして去っていくのでした。

 しばらくして、気を取り戻した麗さん。
「今なら言える気がするわ。さよなら。そして、ありがとう。」
 改めて別れを告げ、麗さんの中の止まっていた時間が動き出したのでした。

 今回はここで終了です。
 なんだか、赤坂さんと白金の年齢設定が無茶苦茶という印象が残った今回のお話。
 結局、「赤坂の秘密」はなんだかよくわからなかったというか、余計わからなくなったような気がしちゃいます。

 さて、次回は「小さな勇者、マシャ 命がけの友情」。
 マシャがメインのお話です。
 予告を見る限り、作画がかなりヤバそうなのは、谷間の回ということなのでしょうか?

 しかし、赤坂さんどころか、マシャさえメインのお話があるのに、れたすの扱いは酷すぎます。
 とか思っていたのですが、次の次の回は、どうやられたすがメインのお話のようです。
 次回の作画がヤバそうなのは、この次のれたすの話に力を入れているということと思っておきます。
 はたしてどうなることやら。

 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2002/07/13 小さな勇者、マシャ 命がけの友情
 夏コミで出すCD−Rの準備にかまけて全然更新していません、ゴメンナサイ。
 なんだか更新するたび謝ってばかりです。

 どうでもいい話かもしれませんが、7月17日は、ゆきのネカマアイドルデビュー2周年でした。
 すっかり忘れていました。

 ちなみに、9月30日がページ開設4周年、10月27日がバーチャルネカマアイドルデビュー1周年、11月1日がゆきの誕生日です。
 なんかもう、記念日だらけで、何のありがたみもないですが。

 さて、せっかく追いついたのに、また1週遅れ。
 そんな、地方の局で遅れて見ている方にも優しいミュウミュウレポートも、これで15回目を数えることになりました。
 7月13日の東京ミュウミュウは「小さな勇者、マシャ 命がけの友情」でした。

 いつものようにカフェミュウミュウで仕事を終えたいちごたち。
 急にテレビに出なくなったざくろも、もちろん一緒。

 仕事を終えて話すいちごたち。
 マシャも仕事を手伝えたらいいのにね、という言葉から、キメラアニマ探知ロボットのマシャに話題が集中。

「マシャって影が薄いかも」
「戦ってるときも、あまりでてこないっけ」
「たしかに、今まであまり活躍していなかったかもね」

 酷い言われようです。
 実はすごい必殺技があるかもとか、スーパーロボットに変身するかもとか、好き勝手に語りますが、そんなことは当然ありえません。
 設計者の赤坂さんも「そういう設計はしてませんので」と苦笑しつつ話し、マシャはいちごたちと一緒に戦いたいというそぶりを見せて悔しがるのでした。

 さて、場面は変わって。
 いつものごとく、キメラアニマが暴れまわっています。
 そこにかけつけたいちごたち。

「本日も、地球の未来にご奉仕するにゃん!」

 今回は子悪魔タルトがつれてきた植物系キメラアニマです。
 必死に戦ういちごたちの影で、マシャもキメラアニマに向かっていきます。
 しかし、吹っ飛んだマシャはキメラアニマの口の中に飲みこまれてしまいます。
 マシャを飲みこんだキメラアニマ、「おなかが痛い」という理由でひとまず停戦、異空間に帰っていくのでした。

 さて、その後。マシャが急にいなくなったことに気付くいちごたち。
 白金は、マシャの反応を調べ、異空間にいるはずだといいます。
 タルトたちに誘拐されたのかも、と話すいちごたち。

「異空間なんて、どうやっていけばいいの?」
 不安がるれたす。
 でも、ざくろさんは平気で異空間に入ったり出たりしてたような気がするんですけど。
 どこかに異空間への入り口があるはずということで、白金は調査をつづけるのでした。

 タルトたちのアジトでは、キメラアニマがマシャを吐き出します。
 それを見つけたタルト。
 どうせたいしたものじゃないからといって、暖炉に捨てようとしますが、パイはそれをキャッチ。
 何か情報をもっているかということで解析にかけます。

「マシャ…なにもいわない…」
 苦しみながらも、何も言おうとしないマシャ。
 そして、密かに救難信号を白金たちに送ります。
 白金は、異空間の場所を特定し、東京ミュウミュウ出動をよびかけるのでした。

 意味も無くビルの上を走って異空間の入り口を探すいちごたち。
 そこに、キメラアニマとタルトが。

「マシャを誘拐するなんてどういうつもり!?」
 問い詰めるいちご。
 タルトは、あいつが勝手に入ってきたんだと話しますが、言って聞かず、タルトに責任を追及するいちご。
 悪役の方がまともなことを言っているという、実に理不尽なシーンです。

 タルトは、マシャがいちおう戦おうとしていたらしいと話します。
 驚くいちごたち。

「まぁ、オイラは返してあげてもいいんだけどね。
 なにしろ、パイが調べたいっていってきかないんだ。
 ひょっとしたら、いじりこわしちゃうかもね。」

 その言葉で怒り爆発、パイに攻撃するいちご。
「ふざけないで!」

 悪いのはタルトでこいつに怒っても仕方ないと思うんですが、怒っているときなんてそんなものかもしれません。
 理不尽な怒りをぶつけられたタルトは、「じゃあ、あのマリモのこと見てきてあげるよ!」とバカにしつつ、去っていくのでした。

 追いかけようとするいちごですが、ざくろに「マシャの信号が消えた」といって止められます。
 ざくろのペンダントに、マシャの信号を受信する機能がついていたようです。

 でも、ざくろはいちごたちに会ったときはすでに変身が出来ていたので、ペンダントはマシャが吐き出したものではないはずです。
 なんで、ざくろのペンダントにマシャの発信機がついているのか謎過ぎます。
 まぁ、後からつけたということにしておきましょうか。

 ともかく、カフェに戻ったいちごたち。
 白金は、マシャの救難信号が気付かれたと話します。
 すぐに助けにいこうと話すいちごですが、すでに破壊された可能性があると止める白金。
「落ちつけ、R2000がいなくなったって、戦えなくなるわけじゃないだろう。」

 そんな白金の言葉に、マシャは自分たちを助けようとした仲間だしマシャがいないと戦えないと話し、その場を走り去るいちごでした。

 雨の中、マシャがいないで寂しがるいちご。
 そこに便利屋さんの青山くんが。

「青山くん、もし一番仲のいい友達が急にいなくなっちゃって、もう2度と会えないと言われたらどうする?」
 しょんぼりしながら青山くんに相談するいちご。

 突然の質問に驚く青山くんですが、「ぼくなら信じる」と話す青山くん。
「ずっと一緒にがんばってきた友達だし、ぼくに何かあったらきっと来てくれる。
 ぼくだって、そいつが困ってるってわかったら、何があっても必ずいく。
 そいつもきっと、ぼくのことを信じていてくれてるから。」

 困ったときの相談相手役・青山くんの言葉でふっきれるいちご。
 そんなとき、都合良くいちごの携帯に電話が入ります。
 電話はざくろからで、マシャの居場所がわかったとのことでした。

 カフェに戻ったいちご、5人で出動です。
 そんなとき、白金はいちごに新しいアイテムを「今のお前なら使えるはずだ」と渡すのでした。

 もちろん、例によって少女趣味なステッキ調のアイテム
 おそらく赤坂さんが作ったんだと思われますが、なんでわざわざこんな恥かしいデザインにするのかと甚だ疑問です。
 とはいえ、カフェのデザインも少女趣味なことを考えると、赤坂さんの趣味なのかもしれません。

 ともかく、例によってビルの上を走り、異空間にとびこむいちごたち。
 そこには、パイとタルト、そしてカプセルの中には、解析中でぼろぼろのマシャが。

 絶対に許さないといって、ストロベルベルで攻撃しようとするいちご。
 しかし、パイがスイッチを押すといちごたちは結界のような場所にとじこめられます。
 結界内では酸素がどんどん無くなっていくらしく、息が出来なくなって苦しむいちごたち。

 そして結界に入りこんだキメラアニマ。
 触手プレイのはじまりです。
 キメラアニマに攻撃され、さらに酸素がなくなっていき、気が遠くなっていく5人。

 それを見たマシャ。
 カプセルのようなところに閉じ込められていましたが、いちごたちを助けるべく、すさまじいパワーを放出してカプセルをぶちやぶります。

 まだ動けたのか、と驚くパイ。
 ボロボロになりつつ、結界を作りだした装置をつぶすマシャ。
 マシャの活躍で、なんとか危機をのりこえたいちごたち。

 そして、いちごは白金に貰ったアイテムをストロベルベルと合体させ、たいして変化のない新技でキメラアニマを撃退。
 パイとタルトは逃げ出し、柱の影で見ていたキッシュはいちごの力を見て驚くのでした。

 無事マシャを助け出した5人。
 もう2度とこんな無茶はしないようにマシャに話し、マシャはうれしそうに笑いながら「アリガトウ、アリガトウ。ヤクソク、ヤクソク」と繰り返すのでした。

 今回はこれで終了です。

 それにしても、禁句なのかもしれませんが、マシャはとてもロボットとは思えません。
 表情も感情も豊かで、いつもぷかぷか浮いていて、攻撃を食らうと苦しむという、どう見ても生物な仕様。
 もちろん、ロボット的な側面ももっていて、キメラアニマを探知したり、救難信号を送ったりすることもでき、ロボットと生物の中間的存在という印象です。

 もしかしたら、マシャは、ロボットと生物のあいの子…ロボ超人なのかもしれません。
 そうすれば、全ての説明がつきます。
 今回見せたものすごいパワーも、いつもの2倍のジャンプといつもの3倍の回転で6倍の超人強度にパワーアップしたのでしょう。
 そして、マシャの体の中には、意味も無くモニターがあったり、リングが仕掛けてあるに違いありません。
 ファイティング・コンピュータ・マシャ。
 真の強敵に会うと、きっと「マシャスマイル」を見せてくれるはずです。
 でも、噛ませ犬。

 もしくは、マシャは、機械が究極の進化をとげた生物なのかもしれません。
 知る人ぞ知る、デスビスノスのお仲間です。
 ひょっとしたら、「せっかくだから」でクリムゾンを奪ったコンバット越前を追い求めているのかもしれませんね。

 こんなくだらない推測はともかく。
 次回は「れたすの恋、一途な思いは図書館で」。
 これまで影が薄かったれたすがメインのお話です。

 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2002/07/20 れたすの恋、一途な思いは図書館で
 本当に久しぶりのミュウミュウレビューです。
 アニメのミュウミュウのレポート、おかげさまで好評で、このレポートでミュウミュウを見始めたと言って下さった方も多く、ありがたい限りです。
 夏コミではストロベルベルやポスターなどを差し入れしてくださった方もおられ、重ね重ねありがとうございました。

 さて、7月20日の東京ミュウミュウは「れたすの恋、一途な思いは図書館で」でした。
 今回は、本編に入る前に、この回の次回予告を紹介しちゃいますね。
 れたすの語り口調での予告なのですが…

「わたし、恋してしまったみたいです。
 恋ってなんだか不思議なものですね。
 いつでもその人が心に浮かんで、胸がきゅんとしてドキドキして、なんとなく切なくて。
 うれしくて悲しくて、でもちょっと寂しくて。
 いろいろな気持ちがぐるぐる回って、わたし、もうどうにかなってしまいそうです…

 まぁ、そういう内容です。
 とりあえず、恥ずかしいので、見るのに気合が必要な話でした。

 話は、学校が終わるなり微笑みながら走るれたすからはじまります。

「こんにちわ、碧川れたすです(略)
 最近、ちょっと気になる人がいるんです。
 恋なのかしら。

 ごめんなさい、テレビの電源切っていいですか?

 だめです、こんなところで負けては。
 この恥ずかしい展開に打ち勝たなければ、今後も見る資格はない…
 これは、そんなふるい落としです、きっと。

 車椅子で横断歩道をなかなか渡れないおばさんに声をかけ、やさしく車椅子を押してあげる美青年のことを思い出すれたす。
 そんな美青年の姿に、目をうるませて乙女モード全開です。
 図書館で彼の姿を見かてからというもの、図書館に出向かい、彼をストーキングするれたす。

 そして、ある日。
 図書館で上のほうの棚に有る本をとろうとしているとき、その青年はれたすを手伝って本をとってくれます。
 その青年は、毎日図書館にきているれたすが気になっていたようで、れたすに話しかけてくるのでした。

「どんな本がすきなの?」
 そんな質問に、行ったこともない外国の写真集をみると、なんかほっとすると答えるれたす。
 「変ですか?」と聞くれたすに、「変じゃないよ、キミは詩人なんだね」と、なんとなく胡散臭い答えを返す青年。
 詩人といわれても、どうかと思うんですが。

「僕、江戸紫典弘。キミは?」
 なんだかすごい苗字です。

「碧川れたすです…」
 目をうるませ、顔を赤らめて自己紹介するれたす。
 こうして、二人は仲良くなったのでした。

 回想はこれで終了。
 れたすは今日も図書館に向かうのでした。

 夕方。
 やたらとゴキゲンなれたすに、いちごは「もしかして彼氏が出来た!?」と問い掛けます。
 真っ赤になって「そんなんじゃないですっ!!」と否定するれたす。
 しかし、いちごはみんなに言いふらします。
 みんと、ぷりん、ざくろも、どこぞから沸いて出てきます。
 今までいちごたちを子供といっていたざくろも一緒になって、興味津々で話を聞いてたのは、どうかと思うのですが。
 ともかく、顔を赤らめ目を売るませ、必死に「違うんです!」と否定するれたすでした。

 さて、場面はかわって図書館。
 江戸紫に、プレゼントとしてタヒチの写真集をもらったれたす。
 笑顔で喜ぶれたすに対し、自分もそんな風に笑えたらという江戸紫。
 れたすは、そんな江戸紫に、きっと笑えるようになると訴えるのでした。

 カフェミュウミュウでは、プレゼントをもらったれたすに、告白しろと煽る4人。
 ざくろさん、いっしょになって煽らないでください。
 ともかく、みんなで応援していると話すのでした。

 その晩、れたすは「わたし…江戸紫さんが好き!!」と心に思うれたす。
 もう、恥ずかしくて見てられません。
 ついでに、作画もやばくて見てられません。

 ともかく、意を決して明日に向けてお弁当を作るのでした。
 ご飯にはハートマークのおまけつき。
 愛妻弁当ワッショイです。

 次の日、図書館に向かったのですが、江戸紫はおらず、しばらく待つことに。
 しかし、なかなか来ずにあきらめて帰ろうとしたとき、ちょうど江戸紫に会い、思わず目に涙をためるれたす。
 そして、いきなり江戸紫に抱きつきます。
 はたから見たら意味不明

 ともかく、告白しようとするれたす。
「わたし…わたし…あなたのことが…」

 しかし、そんなとき、突然図書館にキメラアニマが。
 図書館内は騒然。
 キメラアニマは、人間のデータを集めるべく、図書館の本を食べ始めます。
 れたすを逃がそうとする江戸紫ですが、女性の悲鳴が聞こえると「さつき!?」と叫びます。
 れたすに勇気をもらうことが出来たと話す江戸紫、れたすに逃げるように話し、悲鳴の聞こえた方向に走っていきます。

「さつき…!!」
 たおれている図書館の受けつけ嬢を抱きよせる江戸紫。
「江戸紫さん…」
 れたすの前で、2人はらぶらぶもーど。

 江戸紫、思わせぶりな態度をとっていながら、彼女もちだったのです。
 とりあえず、江戸紫逝ってよし、とだけ言っておきましょうか。

 二人を逃げるように話すれたす。
 そして、4人のミュウミュウが助っ人としてあらわれます。

 今回のキメラアニマは、催眠効果をもつ朗読で5人を眠らせようとします。
 しかし、れたすは、いつも眠くなるような本を読んでいるので、眠くならなかったどころか、かえって元気が出たらしく、キメラアニマに攻撃。
 すきが出来たキメラアニマを、例によっていちごがとどめをさせるのでした。

 そのあと、さつきに婚約指輪をわたす江戸紫を見るれたすたち5人。
 心配そうにするいちごですが、「大丈夫ですから…」と話すれたす。

「いつかは、恋をしてよかったと思えるはずです…」
 そんな風に思うれたすなのでした。

 今回は、とにかく恥ずかしい系の王道といえる話でした。
 それはともかく、作画のだめさが気になって仕方なかったりもしました。
 れたすファンの方から、「作画が気になって、萌えられませんでした」という意見まででる始末。
 せっかくメインで活躍できたはずが、作画に恵まれなかった哀れなれたすなのでした。

 次回は「蒼の騎士! おまえは俺が守る!!」。
 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2002/07/27 蒼の騎士! おまえは俺が守る!!
 さて、遅れている上に、追いつくどころか引きなされている東京ミュウミュウレポの時間です。

 実は、ミュウミュウを撮りためていたビデオが一時行方不明になるというアクシデントがありましたが、なんとかベッドの下から発見。
 なんでそんなところにあるかなぁ…

 ともかく、今回のおはなしは、7月27日放送された「蒼の騎士! おまえは俺が守る!!」です。
 もういつの話やらというか、レポートを書くためにビデオを巻き戻していた感想は「懐かしい」でした。
 巻き戻しながら、「そーいえば、こんな話だったなぁ」と懐かしい思いすら感じ、今から追いつくと考えると眩暈が。
 ながいたびがはじまる。

 そんなこんなで、本編開始。
 いちごたちの学校では、夏休みに入る直前で、教師が夏休みの注意を話します。
 ゆきのレポートが遅すぎて、もう夏休みも終わりですけど。
 それにしても、夏休みの注意でよくある「毎日規則正しい生活をする」や「計画的にすごす」などほど無意味なものはないような気がします。
 どうせすぐにだれて、宿題は今ごろになって急いではじめるのがオチです。
 たまに、夏休みに入る前に宿題を終わらせると意気込んでいる人もいますが。

 教室でぼけーっとしているいちご。
 先日のカフェミュウミュウでの出来事を思い出します。

 マシャがとらえられたとき、マシャはどさくさにまぎれて敵の情報を入手してたのです。
 それによると、キッシュたちエイリアンは人類が誕生するよりも昔から地球にすんでいたのですが、地球の環境の変化により住めなくなり、やむをえず別の惑星に逃げたそうです。
 しかし、マヌケにも、余計ひどい星に到着
 別の星に向かう力も残っておらず、泣く泣くその星に住んだエイリアンたち。
 青くて美しいふるさと、地球を夢見ながら、その星の環境に適応していくのでした。

 しかし、夢にまでみた地球に帰ってきたら、人類が我が物顔で地球を支配していて、環境汚染されつづける現状。
 エイリアンたちは、そんな人間に憎悪を抱き、人間を滅ぼそうと考えていたのでした。

 その話でいちごたちは心を痛めますが、かといって人類を滅ぼそうとするのは許せないと話すざくろ。
 そして白金は、ざくろのいうとおりだと言い、今の話を忘れるようにみんなに話すのでした。

 忘れろというくらいなら最初から見せるなという気もしますが、やはり戦う張本人たちに事情を知らせなければならないと思ったのでしょう。

 ともかく、このことが頭に残り、帰り道もぼーっとしているいちご。
 ぼーっとしていたせいで、道端で青山君に激突。
 ギャルゲーなら、ここでデートフラグがたちます。

 場面はかわって。
 キッシュたちのアジトでは、パイたちの失敗もあり、キッシュも戦いに参加することに。
 めちゃくちゃうれしそうなキッシュ。
 ともかく、3人で力を合わせて戦うことにするのでした。

 場面は再び、デートフラグがたったいちごと青山君。
 例によって頭から耳が出たりするアクシデントがあったものの、きっちり夏休みにデートの約束。
 フラグどおりです、ばんざい。
 こんな展開でいいんでしょうか?

 数日後。
 パジャマ姿で、デートまであと2日とうかれるいちご。
 へそだしパジャマ姿でオヤスミナサイ。
 放送当時、各地で話題になったへそだしパジャマ姿のいちご。
 おへそがせくしーです。
 もうこれは、絶対に小さな女の子向けアニメじゃないです。

 さて、カフェミュウミュウで浮かれながら掃除するいちご。
 白金は、敵のバックボーンがわかった以上、気を引き締めないといけないぞ、と話します。
 そして、去り際、真剣な、そして優しい顔で「気をつけろよ」と話すのでした。

 ちょっとドキっとするいちごに、赤坂さんは「いざとなったら必ず守ってやる…というところでしょうか」と話し、いちごはドキドキして真っ赤に。

 ともかく、デート当日。
 見事に風邪を引いてしまういちご。
 おへそをだしたまま寝ちゃったせいでしょうか。
 青山君と連絡がとれないので、れたすに連絡するように話すのでした。
 それを聞いて見舞いに来るれたすたち。
 青山君もお見舞いにきてくれて、いちごと青山君を2人っきりにするため、れたすたちはお先に失礼。

 2人っきりになり、真っ赤になる2人。
 青山君が赤くなるシーンははじめてのような気がします。
 青山君は、「もし何か起こったときはいちごを守ってやりたい…といっても夏風邪はどうにもならないけどね」と話し、その言葉で、いちごは昨日の白金を思い出すのでした。
 その後、青山君は帰り際、白金と会うのですが白金は無愛想で険悪ムードに。
 今後の伏線か何かでしょうか?

 さて、キッシュたちは、3か所に分散して騒ぎを起こし、相手の戦力を分散させる作戦に入ります。
 復活の変態ことキッシュは、もちろんいちごのところに直行。

 「今日はいちごを僕たちの世界につれて帰るつもりだよ。永遠に僕のものにするために。」
 変態万歳。
 風邪でへろへろながら、なんとか逃げようとするいちご。

 そのころ、みんと、れたす、歩鈴の3人は各地で暴れている大量のキメラアニマと戦闘。
 ちなみに、ざくろは写真集の撮影でハワイに。
 やっと仕事が入ったようです。
 にしても、キメラアニマは、足が生えた魚や、ラーメンマン似の顔の大根など、なんだか変なのばっかです。

 仲間が他の場所で戦っているせいで助けを呼べず、逃げ惑ういちご。
 ともかく変身です。
 そして、こんなときでもご奉仕は忘れません

「地球の未来にご奉仕するにゃん…けほっけほっ」
 決めセリフの後に咳き込むいちごがかわいいです。
 やはり力が出ず、大ピンチ。
 力をふりしぼってたちあがろうとします。
 作画がやたら良いので、そのときの胸がやたらセクシー。

 ぼろぼろで、今にも気を失いそうないちご。
 もうだめ…そう思ったそのときでした。
 突然、金髪で青い瞳をした少年があらわれ、いちごの元に歩み寄ります。

「守る…必ず…」
 歩きながらぶつぶつつぶやく少年。
 こいつも、端から見たら変態。
 なんだか、いちごのまわりの男は変態ばっかです。
 ともかく、気を失いそうないちごをお姫さまだっこ。

「あなたは…?」
「わたしは……蒼の騎士…」

 そして、睨み合うキッシュと蒼の騎士。
 果たして蒼の騎士は何者なのか、といったところで終了です。

 ちなみに、蒼の騎士の声はもろに青山君でした。
 これじゃ正体もへったくれもない感じですが、外見はむしろ白金で、なんとなく混乱を誘うところ。
 白金と青山君の2身合体か何かでしょうか?

 さて、今回はレポでも触れましたが、作画がすごい回でした。
 ざくろ初登場時と同じ作画監督の方の回でして、10回に1回の当たりです。
 中でも、へそだしパジャマはものすごいインパクトでした。

 ともかく、次回は「真夏の恋!いちごのハートはゆらゆら」です。
 なんとゆーか…レポートが遅れだすと、季節ネタはつらいです。
 真夏というより、残暑という季節になってしまいました。

 とにもかくにも。ネカマアイドルゆきは東京ミュウミュウを応援してますです☆



2002/08/03 真夏の恋!いちごのハートはゆらゆら
 昨日に続いてミュウミュウのレポです。
 二日連続です、がんばってます。ちょうど今の時期の夏休みの宿題くらい
 今までががんばらなさすぎだっただけなのですが。

 さて、さっそく本編。

 みんとは、パイ率いる足の生えた魚の大群に苦戦。
 あまりの量と、気持ち悪さに参ってしまいます。
 そりゃ、足の生えた魚の大群なんて見た日には、しばらく悪夢でうなされそうです。
 みんと、ぴーんち。

 そんなとき。
「まちなさい!!」
 
 ハワイで写真集の撮影をしていたはずのざくろが登場。
 瞬のピンチにかけつける一輝のタイミングです。
 胸騒ぎがしたので、仕事から戻ってきたと話すざくろ。
 なんかぜんぜん仕事してないような気がするんですけど、大丈夫なんでしょうか。

 ともかく、ざくろも変身です。
 ここで、久々にざくろの変身シーンの完全版がみれたのですが、やはり5人の中でダントツで力が入っていてカッコいいです。
 正直、いちごの変身シーンはもう見たくないから、毎回ざくろの変身シーンを見せてほしいと思いました。
 いちごの変身シーン、ビデオでみるとき早送りの対象ですし。

 ざくろ、強烈な必殺技でパイ率いるすけとうだら軍団を壊滅。
 なんというか…みんと、戦力外状態です。
 ざくろが強いんだか、みんとが弱すぎるんだか。
 ざくろは、相手の狙いが戦力の分散と読んで、2人はその場から撤退するのでした。

 そのころ、れたすと歩鈴は、顔がラーメンマンぽい大根と激闘中。
 こちらも数の多さと気持ち悪さに参ってきて、戦意喪失状態でしたが、みんととざくろが助けにきます。
 そして、いちごを救うべく、4人はその場を去るのでした。

 さて、当のいちごはすっかり気絶しちゃっていました。
 そんないちごを守ろうとする蒼の騎士。
 キッシュと激闘をくりひろげます。

「おまえはいちごのなんなんだ!!」
 あんたこそ、いちごのなんなんですか。

「いちごは僕のおもちゃだ!!手をだすんじゃないっ!!」
 変態(  ´∀`)∩ ワッショイ (´∀`∩ ワッショイ

 突然の乱入者というか、恋敵というか、そんな蒼の騎士に激しく敵意を剥き出しにするキッシュ。

 なんとか気を取り戻したいちご。
 そんないちごをかばって、蒼の騎士はダメージを受けます。
 一気にたたみかけようとするキッシュですが、そこにざくろたち4人が登場。
 4人の必殺技がキッシュに炸裂。

 さすがにダメージが大きいキッシュ。
 そこにパイとタルトもあらわれます。
 そしていちごに攻撃するのですが、蒼の騎士が素早くいちごを抱えてジャンプ。

「見た目より重いな…」
 その言葉を聞いてはっとするいちごですが、ともかく3人に対して攻撃。
 風邪でまともに戦えなかったはずなんですけどー。
 何はともあれ、3人は退却するのでした。

 そして蒼の騎士はというと…
「おまえを守るためだけに生まれた…」
 といちごにささやいて、去っていきます。

 蒼の騎士の去っていく姿を見守る5人。
 しばし呆然としていたのですが、そのとき後ろから白金が。
 わざとらしすぎるというか、「蒼の騎士はオレです」と言わんばかりのタイミングです。

「いちご!!いちごっ、大丈夫か!?」
 いちごを心配してかけつけた白金。
 いちごは、そんな白金の前で、再び気を失うのでした。

 さて、カフェミュウミュウでは、赤坂さんが蒼の騎士の話を白金にするのですが、白金は「しばらく、その件はほっておいてくれ」と意味深な言葉を返します。
 「蒼の騎士は自分です」といってるようなものです。
 ともかく、不思議に思う赤坂さんでした。

 ミュウミュウのメンバーたちの中では、蒼の騎士の話題でもちきり。
 そんななか、歩鈴は「わかったのだ!」と自身満々。

「蒼の騎士の正体は、白金のお兄ちゃんなのだー!!」
 うわっ、身も蓋も無い指摘。

「蒼の騎士がいなくなったすぐあとに、白金のお兄ちゃんがかけつけてきたのだ!
 つまり、犯人はあの後すぐに物陰に姿を隠し、正体がばれないようにお着替えしたのだ!!」
 見事な推理です。
 視聴者がつっこみたかったことを見事につっこんでくれています。
 でも、作中でこう言わせるということは、これは外れということでしょうか。

 他のメンバーも、この意見には「犯人じゃないでしょ」「方向性が違いますわ」と賛同せず。
 でも、あのタイミングはどう見ても白金としか思えません。

 その後、歩鈴が白金に直接といつめるものの「蒼の騎士? なんだそりゃ? オレ、みてないし。」と話をはぐらかされます。
 ますます、怪しいです。

 いちごはというと、蒼の騎士のことで頭がいっぱい。
 やっぱり白金なのかと考えます。

 そんなときに、青山君に再びデートの誘いを受けて、今度こそデート。
 完全に蒼の騎士のことはすっとんで、頭の中は青山君のことでいっぱい。
 めちゃくちゃいい加減です。
 例によって、カフェミュウミュウでにやけつづける始末。

 何事かと思った歩鈴とれたす。
「歩鈴さん、また名探偵ですか?」
「つきあうのだ!ワトソンくん!!」
 人が良すぎて歩鈴に付き合うれたす
 なんだか嬉しそうというか、この2人、気が合うのかもしれません。
 ということで、いちごの様子を調べようとするのでした。

 さて、いちごのデート当日。
 いちごは、青山君をまっているときに、白金らしき後ろ姿を見かけます。
「やっぱり、わたしを守るために…?」
 戸惑ういちご。
 でも、白金の「気をつけろ」が「いざとなったら必ず守ってやる」という意味なのは、赤坂さんの勝手な解釈なだけなんですけど。

 結局、デート中もこのことが気になりつづけて、どこかおかしいいちご。
 青山君はそんないちごに「何を考えてたの? 白金さんの…こと?」と問いかけますが、「そんなことないって!!」と否定するいちご。

 と、そのとき、突然歩鈴が上から降ってきます。
 歩鈴を心配して顔を出してしまうれたす。
 2人は、いちごが変だと思って、わざわざ古典的な探偵っぽい格好で尾行してたのです。
 はっきりいって、逆に目立つ格好でしかないのですが、むしろ2人ともなりきっていたのでしょう。

 ともかく、いちごと青山君はびっくり。
 この後、いちごは自分が変だったことを謝り、青山君とのデートを終えるのでした。

 デートを台無しにしてしまったと謝る歩鈴とれたすに、いちごは悪いのは自分だと話し、 そして「蒼の騎士はやっぱり白金だと思うの」と話します。
 はじめてあったとき、白金にも「見た目より重いな」といわれたことを思い出すいちごでした。

 最後に、カフェミュウミュウで片づけ中、白金に「今度、海行かないか?」と誘われ、ドキドキするいちごで終了です。

 えーっと今回は…レポート書くのがやけにしんどい回でした。
 意外と内容がつまっていた上に、つっこみどこも多くて、こういう回はしんどいです。
 見るぶんには面白かったのですが。
 レポートを書くことを考えると、内容がスカスカで、デンパまみれのときが嬉しいような気が。

 こんなことをいってますが、これでもゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆




2002/08/10 優しさの力、海の深くに願いよ届け
 8月10日の東京ミュウミュウは「優しさの力、海の深くに願いよ届け」でした。

 白金に海にいこうと誘われてドキドキするいちご。

 しかし、蓋をあけてみるとみんなで海にいこうというだけの話。
 ちょっとガッカリないちごなのでした。

 ともかく、海を満喫するいちごたち。
 しかし、れたすは泳げないとしって、びっくりするいちごたち。
 れたすの力のもとは、イルカの仲間のスナメリなのに泳げないとびっくり。

 ここで、それぞれのキャラの力の源の動物が紹介されるのですが、オオカミが紹介されるとき、ざくろがいちごたちに「食っちゃおうかなぁ」と囁いたのが印象的でした。

 さて、海岸では、いるかという名前の女の子が泳げないことで大勢の男の子にいじめられていました。
 いちごが止めに入り、男の子たちは逃げていくのでした。

 泳ぐのを一緒に練習しようというれたす。
 2人で仲良く泳ぎの練習をするのでした。

 なんだか、あからさまに危険そうな海岸に辿り着いた2人。
 水に顔をつける練習をはじめるれたす。
 しかし、カニに鼻をはさまれたり、墨を吐かれてさっぱりなのでした。

 昔は泳げたのに、波にさらわれておぼれた経験から水が怖くなったことを話すいるか。
 もう一度泳ぎたいと話します。

 それを聞いて、思いきって泳いでみようと、あからさまに危険な海岸にダイブ。
 水深は推定5メートル以上で、さらに荒波。
 泳げる人でも危険です。
 なにか、激しく順番を間違っている気がするのですが。

 当然おぼれるれたす。
 どう見ても自殺行為でしたし。

「たいへん!!れたすお姉ちゃんがおぼれちゃった!!」
 いや、「おぼれちゃった!!」じゃなくて。
 こうなることわかってるんだから、止めなさいって。

 ともかく、いちごたちの声で目がさめるれたす。
 いるかは、れたすがおぼれたのは、自分のせいだといって謝ります。

「今度はもっと浅いところで…」
 あやまるいちごにれたすは、再び練習に誘います。
 というか、それ以前に、最初から浅いところでやりなさい。
 しかし、いるかは「もう無理なんだ」と諦め、悲しそうに去っていくのでした。

 結局、ずっとそのことが気になって気を落とすれたす。
 落ちこんでいるところを、白金に声をかけられます。

「わたし…だめなんでしょうか…力不足なんでしょうか?」
「れたす。おまえはもっと自信をもて。」
 優しく返答する白金。

「必ずにできると思って、何度でもあきらめずに挑戦する。それが自信になるんだ。  がんばれ。まだあきらめるのは早いぜ。」
 なんか、やたらいい人です。
 正直、青山君より白金のほうがよっぽど魅力を感じるんですけど。
 まぁ、本質は女の子に無理やり遺伝子を注入して戦わせる人なんですけど。

 さて、次の日。
 再びいるかと出会うれたす。
 昨日のお礼を言い、れたすのおかげでまた泳げるんじゃないかと思えてきたと話すいるか。

 そして、れたすは泳げるんじゃないかと話すいるか。
 本当に泳げない人は、あんなに大胆に飛び込めないと話します。
 でも、昨日のアレは、そういう問題じゃなかったと思うんですけど。

 と、とつぜん海に嵐が。
 犯人は、都合良く来ていたパイとタルト。
 なんだかもう、ストーカーとしか思えないですが。
 ともかく、キメラアニマで騒ぎを起こしたパイとタルトに、いつものごとくご奉仕です。

 今回のキメラアニマは、でかいヒトデ、クラゲ、アメフラシ。
 タルトは「宇宙生物だ、おそれいったか」と自信満々ですが、本当にでかいだけ

 それぞれのキメラアニマの特徴はというと…ヒトデはヒトデ手裏剣で攻撃、クラゲは電撃触手で攻撃、食らいポーズはスト2のブランカのビリビリ。古典的なアレです。
 アメフラシは、汚い粘液で攻撃。
 キメラアニマたちの攻撃に、逃げ惑うしかないいちごたち。

「何か弱点はないの…誰か、知ってる?」
 はじめて戦う相手だし、知ってるわけないんですけど。

 さて、そんな中。
 嵐で海におちた子供が。
 いるかは、子供を助けるべく、思わず海にダイブ。
 それを見て、れたすも放っておけずダイブしちゃいます。

 海に入ったれたすは、やはりおぼれそうになりますが、白金といるかの言葉を思い出し、なんとか泳ごうとします。
 そして、海中にあった光るものに接触。
 すると、れたすの体が光り、足がイルカになって人魚状態に。

 そして泳げるようになったれたすはいるかと男の子を助け、海面から大ジャンプ。
 空中に浮かんだれたすの足が光りだし、その強烈な光でキメラアニマたちの動きが止まります。
 そこを例によってタコなぐりで壊滅。
 パイとタルトも退却するのでした。

 れたすの成長を感心するとともに、帰ったらすぐに調査しようと話す白金と赤坂さんで終了です。

 ミュウミュウを見ていて、なんでいちごだけネコ耳が出たりするのに、他のキャラは動物の特性が出ないのかと疑問に思っていました。
 単にご都合主義というか、他のキャラの動物は扱いにくいからというだけの理由と思っていましたが、とうとうれたすも体の一部がスナメリ化しちゃいました。

 なんだか、今回はいい意味でばかり発揮していたスナメリの能力ですけど、よく考えるとコレって、体がスナメリに近づいているという最悪な状態なんじゃないでしょうか。
 イチゴみたいに、興奮したら足がイルカになるとかだったら、もう目も当てられません。
 ひょっとしたら、足を濡らすとヒレになって、乾かすと足に戻るとか、そんなんなのかもと考えると、れたすの行く末が心配でなりません。
 それとも、れたすはスナメリの力をコントロールできて、いちごだけは話の都合によく、いちごに都合悪くネコ耳のコントロールが不能なのでしょうか?
 なんだか釈然としないものを感じますが、主役だからということですませるべきなのかもしれません。

 それにしても、他キャラの進化を考えると、ざくろはイチゴと同様に耳としっぽが出て、みんとは羽としっぽが出るだけですむんでしょうけど、猿の力を持つ歩鈴は、体毛がもじゃもじゃ生えてくるんじゃないかと心配です。
 まぁ、都合良くしっぽが生えるだけなんでしょうけど。
 ひょっとしたら、満月を見たら大猿になって戦闘力が10倍になるかもしれません。

 ともかく。次回は「母の記憶、お姉ちゃんは大変なのだ」。
 歩鈴のお話です。

 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆




2002/08/17 母の記憶、お姉ちゃんは大変なのだ
 8月17日の東京ミュウミュウは「母の記憶、お姉ちゃんは大変なのだ」でした。

 いつものごとくカフェミュウミュウで忙しいいちごたち。
 ざくろは仕事らしくお休みです。

 厨房でお皿を洗っている歩鈴ですが、突然眩暈がして倒れてしまいます。
 風邪を引いてしまった様子。

 そんな歩鈴を心配してテキパキと処理をほどこすれたす。
 おでこを冷やすために氷を大量に置いたり、鼻にバンソウコウをはったり、ネギをくわえさせたり、首に鞭打ちギブスをはめたり、へその穴に梅干をいれたり、腕にお灸をすえたり、ハラマキをさせてみたり、点滴を打ってみたり。
 あげくのはてには、健康サンダルを履かせる始末。
 もう何なんだか、わけがわかりません。

 一同、唖然。
 いちごなんて、目がテンです。

「はやく元気になってもらおうと思って…」
「やりすぎだっちゅーの!!」
 ナイスツッコミ。

 しかし、無理して動こうとする歩鈴。
「行かないと…迎えに行かないと…」
 歩鈴には兄弟がいて、兄弟を迎えにいこうとしていたのです。
 歩鈴の状態がひどいので、歩鈴の妹を迎えにいこうとするいちご、れたす、みんとの3人。

 そして、歩鈴の妹がいる保育園に。
 そこで会った歩鈴の妹の先生に、歩鈴が風邪で寝こんでいると話すいちごたち。
 どうでもいいですけど、先生、やたら化粧が濃いです。

 歩鈴の家庭の事情を先生に話してもらういちごたち。
 歩鈴の母は何年か前に他界しており、父親はストリートファイトで負け無しの中国拳法家で、修行や世界大会でほとんど家にはもどってこないそうです。
 なんちゅう設定ですか。
 地上最強の生物こと範馬勇次郎でさえ、せがれの情事にすら顔を出すという歪んだ親バカぶりを発揮しているのに、この父親はけしからんです。

 ともかく、そんなわけで家事や兄弟の面倒は歩鈴一人でこなしているそうです。
 歩鈴が苦労していることを知って、驚くいちごたちなのでした。

 今日のところは、歩鈴の妹を家に送り届けようというみんと。
 しかし、歩鈴の妹は「知らない人についていっちゃダメなのだー!」といってききません。
「お姉ちゃんはきっとくるのだ!!」
 寂しそうに外をながめると、歩鈴がふらふらで無理しながら迎えに来ていたのでした。

 なんとか家に帰った歩鈴。

「おかえりー!」
「おかえりー!」
「おかえりー!」
「おかえりー!」

 見事に顔が同じな4人の弟が挨拶します。
 なんというか…こいつらは、おそ松くんですか。

 そんなとき、家のチャイムが。
 歩鈴を心配したいちごたちが家に来てくれたのです。
 そして、歩鈴のかわりに家事をこなすいちごたち。
 さらに、歩鈴にゆっくり寝てもらうためにも、お泊りして家事をこなしてあげようとするのでした。

「みんな…ありがとうなのだ…シェイシェイ…」
 喜びの涙を流す歩鈴、友情パワー全開なシーンなのでした。

 さて、次の日。
 歩鈴には耳栓をさせておいて、自分たちだけで家事をこなそうとする3人。
 しかし、山のような家事でもうへとへと。完全にダウンです。

 3人がダウンして、おそ松くん弟たちがあばれている音で目を覚ます歩鈴。
「めんぼくない…こんな大変だと思わなくて…」
 そういって謝るいちごたち。
 それでも「歩鈴の風邪が治るまでは…」と話すのですが、歩鈴は「1日寝たらもう治ったから大丈夫なのだ」と話します。

 歩鈴が大丈夫ということで、複雑ながらも帰る3人。
 しかし、歩鈴は無理をしていただけで、3人が帰るとダウンしてしまうのでした。

 それでも、次の日、妹を保育園に送る歩鈴。
 しかし、先生は歩鈴の風邪を心配して、車で歩鈴を家まで送ります。

「無理しちゃダメよ。がんばりすぎてない? つらいことがあったら、わたしにぶつけて」
 そう話す先生の姿に、母の姿を重ねる歩鈴。
 そして、病院で寝ている母を思い出します。
「笑って、歩鈴。あなたの笑顔はみんなを幸せにすることができるのよ」

 寂しそうに、母のことを思い出す歩鈴。
「もし、何かあったらわたしに遠慮無くいってね」
 そう話す先生にも、「ありがとうなのだ。でも、ほんとに大丈夫なのだ」と話すのでした。

 そして、歩鈴の家にたどりついた先生。
 歩鈴が車からおりたそのとき。

「そっか、おばさんはいい人なんだね。弱ってるあの小猿女をやっつけるにはもってこいだね。」
 突然、先生の前に現れたタルト。
 間違い無いです、こいつもストーカーです。

 先生のスピリットを吸出し、エイリアンとフュージョンさせて、キメラアニマを作り出すタルト。
 そんなタルトに対抗して、風邪でへろへろ状態で変身する歩鈴。
 キメラアニマとの戦いです。

 今回は、久々に怪人系のキメラアニマで、見るからに怪しいです。
 ベースはなぜかニワトリ。エプロン着用。
 口から豆鉄砲を吐き出し攻撃したり、中身が爆弾の卵を生んだりと意味不明ですが、なかなか手ごわいです。

「土曜は特売!!!8個50円!!」
 頭は悪そうですが。

 ともかくトドメをさせられそうなピンチでしたが、いちごたちが助けに入ります。
 そして、力を振り絞って、必殺技をはなつ歩鈴。
 歩鈴の攻撃で相手を封じ込め、あとはいちごでトドメ。
 タルトは逃げさり、歩鈴は気を失うのでした。

 家のベッドで気を取り戻した歩鈴。
 起きて様子を見ようとすると、今までワガママ放題だった弟たちが「お姉ちゃん、大丈夫?」と心配します。
「これからはぼくたつもお手伝いするから、みんなでがんばるのだー!」

 そして、世話を見てくれていた先生と話す歩鈴。
 再び、先生に母の姿を重ねる歩鈴。

「ひとつ、お願いがあるのだ…」
「なあに?」 「今だけ…お母さんになってほしいのだ…」
 先生の膝枕で寝て、母を思い出し涙する歩鈴なのでした。

 数日後、すっかり元気になった歩鈴は、いつものようにカフェミュウミュウで元気にはたらきます。
 そして、空を見上げて心の中でつぶやくのでした。

「お母さん…歩鈴は上手に笑えているよね…」

 今回はこれにて終了です。

 今回は、ありきたりといえばありきたりなのですが、心温まる話で、普通にいい話でした。
 普通に見る分には、かなりいいデキだったと思います。
 ゆきは、この手の話には弱いので、かなり感動しちゃいました。
 おかげで、あからさまなギャグの場面以外はほとんどツッコミどこがなく、ただ話をなぞるだけになってしまったのですが。

 やっぱり、レポートを書くには電波まみれがベストです。
 まぁ、結局それは、クソゲーだとレビューしやすいというのと同じなので、まともな話の方がいいのかもしれません。

 それにしても、歩鈴役の望月久代さんの声は破壊力バツグンというか、素晴らしく萌え萌えボイスです。
 ミュウミュウのキャラソング集「キャラクターソングスコレクターズボックス」が5枚組みで7500円で売っているのですが、歩鈴だけ欲しいとか思っちゃいました。
 というか、7500円はさすがに高すぎです(w

 次回は、「心の火花、いちごとみんとのすれ違い」。
 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆




2002/08/24 心の火花、いちごとみんとのすれ違い
 8月17日の東京ミュウミュウは「心の火花、いちごとみんとのすれ違い」でした。

 いつものごとく、カフェミュウミュウで火の車のいちごたち。
 歩鈴は球乗りをきわめてさらにその先にある究極の芸・黄家に伝わる48の隠し芸の1つ「必殺・球乗られ」を披露。
 球におしつぶされてるだけですが、バランスが難しいそうです。
 他の47個も見てみたいですが、多分無いんでしょう。

 どうでもいいですが、やっぱり元ネタは48の殺人技でしょうか?
 肉ネタをからめちゃうなんて、完全に大きなお友達向けになってるんですけど。

 ざくろは、レジで「ショータイムのおひねり10円」と勝手に勘定。
 歩鈴が「10円なのか!?」と驚いてると、「じゃあ5円」と返答。
 いい加減過ぎですが、なんだかざくろもカフェミュウミュウに馴染んできちゃってるようです。

 ともかく、忙しくてクタクタのいちごたちでした。
 しかし、全く仕事をしようとせず「賑やかですわね」と言ってくるだけのみんとに怒り爆発のいちご。
 みんとに働けといいますが、みんとはいちごが遅刻してきたことを指摘。
 ちゃんと働いてるし、みんとに文句言われる筋合いは無いと主張しますが、みんとは呆れたように返答。

「わたくしたちの真の目的は、あくまで地球を守るために戦うことで、ここに来ているのはいつ何があっても大丈夫なように待機するためですわ。
 さて、毎日一番早く来て、いつでも出動できる状態を保ってるわたくしと、遅刻してきてはバタバタ騒いでるあなたと、求められているのはどっちでしょう?」

 すいません、私情をはさみまくります。
 このお嬢、殺していいですか?
 というか、その理論だと、毎日遅刻せずに来て、与えられたお店の役割もこなして、きっちり働いてるれたすと歩鈴こそ一番求められている人材と思うんですが。
 戦いでもぜんぜん役に立ってないこいつが言えた事じゃないと思うんですけど。

 ともかく。いがみあってるいちごとみんとですが、それは置いといて。
 白金は用があると話します。
 そして地下で、ケガをして飛べなくなった鳥に、何かの雫のようなものを与えます。
 すると、鳥は一瞬で元気に。

 今与えた雫はミュウアクアの雫で、物質の活動を活性化する力があって、ケガくらいは一瞬で治すことができるのだと話します。
 そして、れたすが前に人魚の姿になったのもミュウアクアの力の可能性があったので、潜って調べた結果、今の雫が手に入ったという白金。
 ミュウアクアの雫は、ミュウアクアから染み出したもので、力は本体の数億分の1だといい、この雫があるからにはミュウアクアも存在する可能性が高く、それを探すのが今後の目標だと話すのでした。

 場面はかわって異空間。
 キッシュ、タルト、パイの3人が作戦会議。
 こちらもミュウアクアの雫を発見していて、ミュウアクアを探そうという話に。

 さて、次の日。
 いちごは昨日の鳥を自然に返しにいったとき、青山君と会って、話の流れでボランティアに参加しちゃいます。
 そのせいで、またカフェミュウミュウにも遅刻。
 そんないちごに、みんとはマジギレ。
 口論になって、ざくろにも「お姉さまからもいってやってください!!」と話しますが、ざくろは冷静。

「みんと。落ちつきなさい」
 できれば、「みんと、働きなさい」と言って欲しかったんですが。
 ともかく、ざくろにそう言われたみんとは涙を流し、カフェから飛び出ていっちゃいます。

 そして、数日間、カフェミュウミュウに姿をあらわさないみんと。
 さらに、みんとからカフェミュウミュウの制服と、変身するときのペンダントが送り返されてしまいます。

「もう話す気もないってこと!?もうどうしょうもないじゃない!!!」
 そう言って匙を投げるいちごですが…
「だめなのだ!いちごのお姉ちゃんがガツンと言ってやらなきゃいけないのだ!!
 みんとのお姉ちゃんがいなくなっちゃうと…」
 悲しそうに話す歩鈴。

「歩鈴のボケにつっこんでくれる人がいなくなっちゃうのだ!!」
 そういう理由かい。
 ナイスです、歩鈴。

 ずっこけるいちごに、れたすは素で…
「歩鈴さんもこう言ってますし。」
 これにはいちごも歩鈴も思わずズッコケ。
 れたすの天然さが出ていていい場面でした。

 そんな様子を見ていたざくろ。
 白金のもとに行き、みんとのことで話があるといいます。
「あれは頭のいい子だから、いろんなことが見えすぎるのね。
 もう帰ってこないかもしれない。」
 どうでもいいけど、あれ呼ばわりですか。

「オレにどうしろというんだ?」
「それをあたしに聞くの?
 あたしはあまり重いものをしょうつもりはないの。
 だから、あなたにふらつかれると困るの。」

 その言葉を聞いた白金、苦笑して…
「ようし、わかった。どんな手を使ってでも、みんとを連れ戻して来い、こいつは命令だ。」
「…了解。」
 そして、みんとを連れ戻しに行こうとするざくろの去り際に、ざくろに話しかけます。

「ざくろ、おまえ、本当に中学生か?
 白金、とうとう視聴者全員の疑問を問いただしてくれました。

 東京ミュウミュウ最大の謎を問い詰められたざくろ、妖艶な笑みで「女に歳を聞くもんじゃないわ」と答えます。
 絶対年齢詐称だ、このヒト。
 この前の蒼の騎士のときといい、なんか最近、突っ込みたい所を話の中で突っ込んでくれることが多いような気がします。
 なかなかサービス旺盛で楽しい限り。
 どんどんアホをやって、どんどん自分で突っ込んで欲しいです。

 さて、カフェミュウミュウ閉店後。
 突然、地震が。エイリアンがミュウアクアを奪うために地下に大穴をあけたのです。

「あれを奪われたら地球はおしまいだ!!なんとしても阻止しろ!!
 東京ミュウミュウ、出動だ!!!

 ドアップで指を指してマジで話す白金。
 大ピンチなのはわかるんですが、そんなマジな顔で「東京ミュウミュウ、出動だ!!」と言われても。
 ともかく、変身して戦地に向かいちご、れたす、歩鈴なのでした。

 さて、みんとはというと…不て寝中。
 ふと目を覚ましてベランダに出ると、変身しているざくろが、みんとの庭の塔らしきもののてっぺんに座って待っていました。

「いつまでそうしているの?」
 むしろ、ざくろさん、いつからそうしているの?
 みんとが出てくるまで地道に待っているざくろを想像するとマヌケで仕方ないです。
 きっと、みんとがベランダに出たとき、心の中でほくそえんでるはずです。

「もう戻りませんわ!!戦いが無駄だから。」
 たった5人で地球を守れるはずがないと拒否するみんと。
「地球がエイリアンに支配されてもいいの? 地球の生き物がすべてほろんでもいいの?」
「知りませんわ!!」
 頑なに拒否するみんと。

 そんなみんとに対し、ざくろは冷酷な笑みを浮かべて、
「じゃあ、今死んでも同じことね」
 といい、武器をかまえるのでした。

 さて、トンネルの中。
 ミュウアクアらしきものを見つけるキッシュ。
 しかし、そんな場面に、なんとか間に合ったいちごたちがかけつけます。

「地面の下こんなにほっちゃって!!地下鉄の運転手さんも怒ってるんだからね!!
 お礼にたっぷり、ご奉仕するにゃん!!」
 ご奉仕は忘れません。

「てなわけで、ミュウアクアを返しなさい!!」
 てなわけで。
 なんか、無理して決め台詞を喋ってます。
 そこまでご奉仕したいんでしょうか?
 そもそも、何がどうご奉仕なのやら。

「いいよ、返してあげるよ。」
 キッシュ、あっさり承諾。

「でも、ただあげるのも芸は無いからね」
 そういって、ミュウアクアとエイリアンをフュージョンさせてキメラアニマを作り出すのでした。

 さて、みんとはざくろからなんとか逃げ惑います。
 ゆっくりと歩いて近づいてくるざくろ。
 攻撃してこようとするざくろに、みんとの飼い犬のミッキーがほえます。
 標的をそんなミッキーにかえるざくろ。

「やめて、おねえさま!この子は関係無い!!」
 しかし、容赦無く攻撃するざくろに、みんとはなんとかミッキーをかばって攻撃を受けてしまいます。

「この子には指一本ふれさせない!」
 傷つきながらミッキーをかばおうとするみんと。
「見つかったわね…戦う理由が」
 そんなみんとを見て話すざくろ。
 ざくろの言葉ではっとするみんとに、ざくろは変身のペンダントを投げて返すのでした。

 そのとき、地下から暴れるキメラアニマがあらわれます。
 いちごたちが戦っていた場所は、都合良く、みんととざくろがいた場所の真下だったようです。
 そして、みんとはキメラアニマを見て変身。
 シリアスなシーンですが、ガニマタ変身シーンフルヴァージョンが流れて台無しです。
 まぁ、みんとのガニマタも、もう慣れましたけど。

 そして、ざくろが背中の上にある弱点を見抜き、いちごとみんとが協力してキメラアニマを倒して戦闘終了。
 キメラアニマを倒すと、エイリアンと合体していたミュウアクアはくだけ、大洪水が。
 そこら中、床下浸水してそうで心配です。
 キッシュは余裕の笑みで「今のはミュウアクアじゃなかったよ。」と話し、3人は去っていくのでした。

 いつの間にやら水が引いたのですが、体中がびしょ濡れ。
 そして、いちごにすまなさそうに話すみんとですが、いちごは「あ、みんとの家ってこの近くだよね」と話します。
 いちご、歩鈴、れたすの3人はみんとの家におしかけ、体を乾かしてパジャマを借りちゃうのでした。
 そして、今までのことは何事も無かったように、憎まれ口を叩き合って仲直りして、みんとに抱きつくいちごなのでした。

 そんな様子を外から眺めていたざくろは「…仲間か…」とつぶやきます。
 そして、ざくろに親しげに近づいてくるミッキー。
「いい芝居だったわよ、ミッキー。」
「わんっ」
 親指を立ててグッドのポーズをするざくろに対して、ミッキーも同じポーズで返します。
 なぜか意思が通じ合ってます。
 ざくろは狼の遺伝子を打ちこまれたんで、犬と意思の疎通ができるのかもしれません。
 このときのミッキーが良過ぎでした。

 そして、いちごたちのパジャマパーティーで終了です。

 今回は、一応話の中のヒロインはみんとだったんですが、あきらかにざくろが一番おいしいところを持っていっちゃいました。
 あと、変身したら髪の毛が自動的にセットされるという事実も発覚
した回でした。

 次回は第22話「夏よさらば、いちごの一番長い日」。
 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2002/08/31 夏よさらば、いちごの一番長い日
 8月31日のミュウミュウは「夏よさらば、いちごの一番長い日」でした。

 8月31日のお約束。
 いちごは宿題にまったく手をつけておらず、夏休みはおしまいということで、ぴーんち。
 今年は9月1日までだったというツッコミは無しの方向で。

 こんなときは…お茶を飲み、心頭を滅却。
 もちろん、無意味。

 こういうときは、友達に電話。
 ターゲットは、いつも一緒にいる、もえとみわ。

もえ「写させて欲しいのはこっちの方よーーっ!!」
みわ「わたし、今、沖縄にいるんだけどー?」

 撃沈。
 途方に暮れるいちご。
 こういうのは、もえと協力して手分けしてやるのが一番だと思うんですけど。

 ともかく、マシャにやらせてみます。
 ロボットのマシャは、数学の天才のはずという理論。
 そんな都合いいことあるわけなく。

 仕方なく、自分ではじめるいちごですが、ぜんぜんわかりません。
 もえに教えて欲しいと電話して、泣き落とし。

 さて、そのころ。
 キッシュ、パイ、タルトのエイリアン3人衆はというと…
 タルトの作った地球人の家で、扇風機をかけながらかき氷を食べていたり。
 さらに、この家にはかき氷屋で恒例の「氷」の看板があったり。
 なんというか…もうあんたら、おとなしく地球にすみなさい。

 あまりのクソ暑さに音をあげるキッシュに、環境破壊が進んでいるからと話すパイ。
「人間が原因で、オゾン層に無数の穴が空いているからだ。」
 いや、単に夏だから暑いだけかと。

「人間なんて、ほっといても勝手に自滅するだろうけどなぁ…」
 もう、まったくやる気のないキッシュ。
 タルトはタルトで、風鈴で風情を感じていたりと、もう完全になじんでます。
 やっぱし、おとなしく地球に住みなさい。

 タルトがそろそろ人類排除のために動かないと、と話すと、やる気のない二人は理由をこじつけて、 タルトに「最年少だから」という理由でまかせようとします。
 当然、そんな意味不明な理由に反論するタルト。

「たしかに理屈はとおっているようだが…」
 理屈がとおってるも何も…あんたらの理屈が通ってなかっただけです。

「こういうときは、地球人の伝統的な勝負方法、ジャンケンで決めようか!!」
 というわけで、ジャンケンで決めることに決定したのですが、キッシュは…
「ジャンケン…………ってなんだ?」
 なんとなくお約束な返答。

「なんでわたしたちより先に地球にいて、そんなことも知らないのか!!」
 パイとタルトにつっこまれるのでした。

 ともかく、運命のジャンケン。
 意味も無く緊張感が走ります。
 さすがに、ジョジョにように飛び上がったり、派手なフォームでジャンケンしたり、「悪運のグー」だとか言ったりはしませんけど。


こいつら、どうかしてます

 
 結果は、パイがパー、タルトがグーを出したのを見た瞬間に、キッシュが後出しでパーを出して、タルトが負け。
 どうやら、タルトは後出しに気付かなかったようです。

 ガガガガーン♪
 なんだかご大層な音楽まで鳴って、その場に崩れるタルト。
 そんないイヤなら、もうおとなしく地球に(以下略)

 パイは、ジャンケンを知らないといいつつ後出しで勝利をおさめたキッシュはやはりあなどれないと心に思ったり、たかがジャンケンとは思えないような熱いシーンでした。

「まったく…人類を排除する方法なんて、そう次々と…」
 クソ暑い中、林で途方に暮れるタルトですが、セミの鳴き声で、何か作戦を思いついたようです。 。
 こいつらもたいへんなんだな、と思わせてくれるシーンでした。

 で、宿題でピンチのいちごは…
 宿題の答えを聞くのも忘れて、もえと世間話で談笑。
 母親に「宿題は?」と聞かれて、われに帰る始末。

 ともかく、宿題にとりかかろうとするんですが、こういうときに限って携帯に電話がジャンジャン入って大変。
 でも、電源切っとけばいいやんって思うんですけど。

 で、青山君からも電話が。
「今日さー、時間あるー?」
「うん、あるよー!!」
 無いってば。
 条件反射で言ってから、はっとするいちご。

「見たい映画があるんだけど、今日までなんだー」
「えっと…えっとねー、あの……それじゃー、1時に駅前ね…!
 もう、ダメ人間の見本です。
「わたしって…いったい…」
 なんか、自分の姿を客観的に見てるみたいでイヤ
「映画終わってから、帰ってすぐやれば…なんとかなる!!」
 なりません。

 そして駅に直行。
 青山君と会ったその時、れたすから「いちごさん…助けてください!」という電話が。
 みんなの悲鳴もまじっていて、ピンチの予感。
 青山君にこのことを話して、カフェミュウミュウに向かういちご。

「お店の水道管、こわしちゃって…」
「店の水、なんとかしてくれ。」
 いちご死亡。

 しかし、新たな抜け道を探し出します。
 カフェミュウミュウのメンバーに手伝ってくれるように頼むことに。

ざくろ「…だめ…」
みんと「あらぁ…最低1科目につき100回は頭を下げないとね。」
れたす「あの…宿題って自分がやるから意味があって…ごめんなさい、ほんとにごめんなさい」
赤坂 「これから、主婦の創作料理大会のグランプリの審査があって…」
白金 「1科目につき2000円だ」

 撃沈。

 そんなとき、マシャからキメラアニマの反応が。
 今回のキメラアニマはセミ。愛称(?)はキメラミンミン。

 とにかくうるさくて、はた迷惑なやつです。
 やってきたいちごたちに、タルトはアイスクリームを食べながら「このクソ暑いのに、よくきたねー」と、もう全然やる気ありません。

 見た目は弱そうなキメラミンミンですが、意外と強敵。
 攻撃に苦しみ、このままではピンチの5人。
 しかし、そんな中でたちあがるいちご。
「冗談じゃないわ…悪いけど、こんなことに付き合ってるヒマはないのよ!!
 わたしには…今やらなければならないことがあるのよ!!」
 なんか珍しくカッコいいです。

「わたしはこれから…夏休みの宿題やんなきゃいけないんだから!!
 一同、「( ゜Д゜)ハァ?」

 ともかく、急いでるいちごはキメラミンミンを一撃で撃破。

「なんだ…おまえ、まだ夏休みの宿題やってなかったのか…」
 いちごを小バカにするタルト。
 なんでこいつが夏休みの宿題とかわかるのか不明ですが、ひょっとしたら、普通の小学生として小学校にまじっていたりするのかもしれません。

「おいら、もう帰るけど、その前に…いけー、キメラミンミンズ!!」
 土の中から大量にわいてでて、街にとびさっていくキメラミンミンズ。

「ま、せいぜいがんばってね。」
 そういって、タルトは去っていくのでした。
 そんな様子に、いちごは( ゚д゚)ポカーン

「これってつまり…」
「数十体のキメラアニマをつかまえろってことですわ…」
「それってつまり…」
「宿題をやらせないためのイヤガラセ?」
「なかなかやるじゃない、あの子」

 いちご…完全敗北、死亡。
 にしても、ざくろさんも、なかなかやるじゃないじゃないです。
 ともかく、キメラアニマを追っていく4人。

「ちょっとみんな!!
 おねがい、だれかわたしをたすげて〜〜〜〜」
 救いのないいちごで終了。
 本当に救いが無いです。

 今回はもう、普通に楽しい回でした。
 第1話が放送されたときは、かなり不安だったんですけど、ここんとこ普通に楽しめている感じです。
 この調子でがんばってほしいですね。

 次回は、「恋は突然! 乙女のハートをうけとめて」
 いちごの友達のもえとみわがメインのおはなしです。

 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆




2002/09/07 恋は突然! 乙女のハートをうけとめて
 9月7日のミュウミュウは「恋は突然! 乙女のハートをうけとめて」でした。

 ようやくこれで追いつきます。
 長かった戦いよ、さらば!!
 キン肉マン2世が、泣きそうなほど溜まってますけど。

 てなわけで、本編です。
 カフェミュウミュウでは、ケーキ食べ放題セール。
 いちごの友達の、もえとみわも来ていて、いちごにもっとケーキをもってきてとお願いします。

 食べてばっかの二人に、たまには恋でもしてみなさいと話すいちご。
 言ってて恥ずかしくないのかと思えてくるセリフですが。
 その言葉に対し、実は2人とも気になる出会いがあったと話すもえとみわ。

 どんな人か聞こうとするいちご。
 そんなとき、とつぜんびっくりして、「あの人!!」といちごの後ろにいる人を指差す2人。
 そこにいたのは、赤坂さんと白金。
 2人の気になる男性は、なんと赤坂さんと白金だったのです。
 まぁ、2人とも青山君よりよっぽどカッコいいですからねぇ。
 というか、青山君って、同性の友人いなさそうなタイプですよね。
 言っちゃダメなことかもしれませんが。

 翌日。2人から出会いの話を聞くいちご。
 1つは、なんかわけのわからんヤンキー兄ちゃんたちに囲まれていたもえを、とおりがかった白金がカッコよく救い出すエピソード。
 もう1つは、店でハーブティーの袋を落としてしまって焦っていたみわを優しくフォローしてくれた赤坂さんのエピソード。
 もえとみわは、この出会いは運命で、いちごは運命のキューピッドだという始末。
 いちごに恋の協力をしてくれることをお願いします。

 上手くいかなかったら2人とも傷つくといって悩み、青山君に相談するいちご。
 青山君は、大切なのは2人の誰かを好きになる気持ちなんじゃないかと話し、今は2人を応援しようと決めるのでした。
 それにしても、青山君って、ほんとにもう困ったときの相談役で、テリーマンや月光の「そう言えば聞いたことがある」と同レベルの便利屋さんになっちゃってます。

 さて、帰りにみわともえをつれてカフェミュウミュウに行くいちご。
 赤坂さんと白金に、2人が話をしたいといい、もえ、みわ、赤坂さん、白金は4人で話をするのでした。

 次の日。
 もえとみわは、いちごに赤坂さんと白金の話をしてばかり。
 2人ともプライベートが想像できないタイプで、すごい秘密がありそうだと話します。
「たとえば…世界を救うスーパーレディといっしょに戦ってるとか…!!
 ビンゴ。
 焦って否定するいちごですが、2人は「何むきになってるの? 冗談にきまってるじゃない」と不思議に思うのでした。

 さて。もえは、白金は本当は愛情をもとめていると思うから、お弁当に愛情をこめて送るとはりきってます。
 かたや、みわは赤阪さんを癒してあげるために、ステキなポエムを作ろうとやる気満々。
 顔を赤らめて恋する乙女モード全開の2人。
 いちごも、そんな2人を応援しようとがんばるのでした。

 その晩、もえは愛妻弁当を作るのにはげみ、みわは本の山を置いてポエムを作成です。
 次の日には、2人ともかわいい箱に心のこもった贈り物を包んで持ってくるのでした。
 そして、赤坂さんと白金に遭遇。
 2人とも顔を赤らめて、贈り物を渡そうとします。
 しかし、白金と赤坂さんは急用ということで、謝って早々に去っていくのでした。

 結局、相手にしてもらえず、2人とも(´・ω・`)ショボーン 。
「わたしたちじゃ…きっと届かないんだ…
 だって、2人とも、大人だもん…」
 大人っていっても、赤坂さんはともかく、白金は15歳なんで2つしか変わらないんですけど。
 というか、白金はほんとに15歳なんですか、ねぇ?

 あと、赤坂さん(21歳)がみわの告白をOKしたりしたら、完全にロリコンというか、犯罪レベルです、もう。
 一応、お弁当とポエムをカフェにおいてきたものの、2人は寂しそうに「ありがとう、手伝ってくれて」といって去っていくのでした。

 さて、いちごは帰りに白金と赤坂さんに遭遇。
 2人は池でミュウアクアの反応があったので調査中でした。
 しかし、そこにキッシュが登場。
 キッシュは、みわともえからスピリッツを奪い、エイリアンとフュージョンさせます。

 今回のキメラアニマは鳥タイプ。
 変身してキメラアニマと戦ういちごですが、キメラアニマたちは白金と赤坂さんを見つけると、そっちに向かっていきます。
 2人が危ない!!
 と思いきや。なぜか、求愛のポーズを取るキメラアニマたち。
 もえとみわのスピリッツからできたキメラアニマだったので、そのまま赤坂さんや白金を愛しているようです。

 そして、赤坂さんと白金を追いかけるキメラアニマ。
 逃げる赤坂さんと白金。

 ちなみに、この様子をAA(アスキーアート)にしてみると、以下のような感じです。


            ./⌒丶
           / ヽ  ヽ          ,,         
         ( ヽ  ヽ ヽ       /.ヽ    ノ⌒   
        ( ヽ  ヽ  ヽヽ      人   ( >   ノ ノ⌒  
       ( ヽ  ヽ  ヽ ヽ..      ││      ノ ノ ノヽ         >>1
      ( ヽ   ヽ  ヽ ヽl⌒l.ヽ     ││     ノノ ノ ノ ヽ    ま   さ
     ( 、ヽ ヽ  ヽ ヽ | |ヽ     ││    ノ ノ ノ ノ ヽ   た  ん
     ( 、、ヽ 、ヽ  ヽ│ │ ヽ    ││    (⌒.)ノ ノ ノ ヽ  ひ
     ( 、、 、 、、ヽ .│ │ヽヽ   ノ  ヽ   ノ│ │ノ ノ ノ 丶  っ
     ( 、、、、、、、、、、\ \ヽ/∧_∧.\ノ/ / ノ ノ ノ )  か
     (............ \ \( ´Д`) / /ノ ノ ノ ノ  )  か
     ( , , , , , , , , , , ,ヽ      ⌒ /ノ ノ ノ ノ   )   っ
      (, , , , , , , ・ ・ ・ ・  ノ  愛  イ、ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ)   た
      ( , , , , , , ・ ・ ・ ・/     /ヽ丶 ヽ ヽヽヽヽヽ )    ね
       ( , , , , , , ・ ・・/  / \ \ヽ ヽ  ヽ  ヽ 丿
        ( , , , , ,  ・ /  ん、  \ \ヽ ヽ   ヽ ノ
         (  , , ,  /(__ (    >  )ヽ ヽ ノ           ((( )))
          (, ,  /     `し'  /  / \/             ( ;´Д`)
           \/         ( ̄ /                  / つ_つ
                     彡 )  |                   人 Y
                        \_つ                 し'(_) 


 嫌過ぎです。

 逃げる>>1さん赤坂さんと白金。
 いちごは、なんとか2人に当たらないようにキメラアニマを撃破。
 もえとみわのスピリッツを回収するのでした。

 さて、キッシュは池でミュウアクアを手に入れようとしたのですが、残念ながら手に入ったのは雫。
 まぁいいや、ということで去っていったのでした。

 しばらくして。
 カフェミュウミュウで目を覚ますもえとみわ。
 2人の前に、赤坂さんと白金が。

 赤坂さんは、みわに「すてきなポエムありがとうございました。」と話します。
 顔を真っ赤にして、恥ずかしがり、ふとんで顔を隠すみわ。
 もう狙い過ぎです(;´Д`)ハァハァ。
 「お返事にわたしも詩を書いてみました」といって、詩を渡す赤坂さん。
 みわは顔を赤らめて喜ぶのでした。

 白金は、「そーいや、腹へってたんで、店の横にあった弁当くっちまったぜ。」と話します。
 こちらも、顔を顔を真っ赤にして、恥ずかしがり、ふとんで顔を隠すもえ。
 よすぎる反応です。
 白金は、去り際優しく「うまかったぜ。愛情ってやつが、積もっててさ」と話すのでした。

 そしてカフェミュウミュウから帰る時。
 もえとみわは、二人は自分たちでは赤坂さんや白金につりあわないとわかりました、と赤坂さんと白金に話します。そして…

「赤坂さん、わたし、ファンになっていいですか?」
「わたしも、ファンクラブ作っていいですか?」
 なんか、激しく間違ってる気がするんですが。

「もちろん。」
「勝手にしろっ」
 2人の承諾で、おおはしゃぎのもえとみわなのでした。
 結局、ハッピーエンドでよかったです。

 今回は、みわともえがとにかくかわいい回でした。
 顔を赤らめて、恋する乙女モード全開の2人に(;´Д`)ハァハァ。

 にしても、片方が結ばれて片方が失恋したら、友情にまでヒビが入りそうだったんですけど。
 まぁ、どちらも結ばれそうな気配すらなかった状況なんで、いちごはそんなことは心配しなかったでしょうけど。

 ともかく、次回は「不思議な宝石、輝きはあなたの中に」。
 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆




2002/09/14 不思議な宝石、輝きはあなたの中に
 「ヤシガニ屠る」とは何のことかご存知でしょうか?

 1998年に放送された「ロストユニバース」というアニメの第4話のタイトルです。
 このロストユニバース第4話、アニメの世界の中では非常に有名でして、伝説として語り継がれているほどです。

 残念ながら、ゆきは見ていませんので、詳しくは語れませんが、伝説的なまでに作画がひどく、動画はアニメというより紙芝居状態だったそうです。
 こちらのサイト特集を組んでおられますので、ぜひ見てみましょう。
 というか、本当にこれ、放送されたんですか?
 ちなみに、後日発売されたビデオでは全編リテイクされています。

 さて、2002年9月14日。
 アニメ界にまた新たな伝説が刻まれました。
 東京ミュウミュウの作画に、神が降臨です。
 今回紹介する第24話「不思議な宝石、輝きはあなたの中に」は、あまりに素薔薇しい作画で、アレな脚本さえ気にならないという、史上稀に見る傑作でした。
 公式サイトでは、キャプチャー画像つきで放送された話のあらすじを紹介しているんですが、今回は画像無しというのが、そのすごさを物語っています。

 そんなわけで、ビデオでは絶対リテイク入りそうな神の回のレポートをはじめたいと思います。
 ちなみに、基本的にキャプチャー画像は使わないようにしているんですが、今回は各所から拾ってきたキャプチャー画像を ふんだんに混ぜていきたいと思います。

 さて、商店街を歩くいちご、もえ、みわの仲良し3人組。
 ざくろのポスターを見つけ、ざくろがベストジュエリードレッサーに選ばれたという話で盛り上がります。
 そして、そこにあったペアリングを美津家、いちごは青山君のことを妄想。
 そんなとき、ちょうど都合良く青山君登場。
 神出鬼没というか、ストーカーじみてるというか。
 焦ったいちご、耳が出て逃げ出します。
 みわともえは唖然としてますが、青山君は「よくあることだよ」と冷静。
 もう慣れちゃってるみたいです。

 どうでもいいですけど、このときに商店街にいる人々、人形のようにピクリとも動きませんでした。

 さて、カフェミュウミュウに来たいちご。
 ざくろの付き人が駆け落ちしたらしく、いちごに付き人をしてほしいとお願いします。
 付き人として大量の荷物をもたされるいちごですが、ジュエリーの新作発表会のリハーサルということで、頑張って引きうけるのでした。

 さて、いちごはリハーサル会場で、宝石店の店員でドジな女性と出会います。
 その女性は、ある宝石をショーに使って欲しいと上司に頼みこみますが、拒否されます。

 そしてしばらくの後。
 いちごは、倉庫で再びその女性と出会います。
 その女性の名前は「山田月子」。
 普段はドジばかりで誰も相手をしてくれないのに、優しくしてくれるいちごに、月子は思わず泣いてしまいます。

 そして、発表会の話をする二人。
 発表会のために宝石を磨いてきた月子ですが、ざくろには「レインボーストーン」という宝石を身につけて欲しかったといいます。
 地味だけど、レインボーストーンには、女の子を輝かせる不思議な魅力があると話します。
 でも、七色に光るレインボーストーンは、どう見ても派手。
 この辺から、話の先行きが非常に怪しくなってきます。
 ともかく、上司にはこんな話をしても仕方がないと、しょんぼりする月子でした。

 さて、カフェミュウミュウでは、レインボーストーンがミュウアクアではないかと話す赤坂さんが。
 いくらなんでもご都合主義すぎ
「なんだか地味な宝石ですことー」
 いや、どう見ても派手です。
 ともかく、その場に居合わせた、いちごとざくろ以外のメンバーは、レインボーストーンを調べるために、ショーに向かうのでした。

 ショー当日。
 いちごは月子といっしょに、ざくろにレインボーストーンをつけて欲しいと頼みこみます。
 というか、ショー当日にそれはあんまりです。
 いくらなんでも無茶でしょう。

 ちなみにざくろはメイク中なんですが、メイクをすればするほど、顔がゆがんでます。


メイクしない方がいいのでは?

 結局、上司に言っても無駄と諦めている月子を見たざくろは拒否します。
 ざくろにきついことを言われた月子、仕事を投げ出して逃亡。
 町をとぼとぼ歩きますが、仕事に戻りなさい。

 そんな月子はおかまいなしに、ざくろはジュエリーの記者会見に出ます。
「女の子は誰でも輝けるんです。女の子は生まれながらダイヤモンドの原石です。
 大切なのは諦めずに、自分から輝こうとすることです。」

 なんか、ざくろさんがそんなことを言ってると無茶苦茶違和感というか、恥ずかしくて仕方ないんですが、この人、一応テレビでは愛想よくしてるんですよね。
 街頭テレビでこれを見ていた月子、会場に戻ろうとするのでした。

 さて、ジュエリーショー開始です。
 もう一度、上司に話そうとする月子。
 もうショーはじまってますって。

「おねがいします!どうかショーのメインに使ってください!
 この石は女の子を輝かせる魅力があるんです!
 女の子に勇気をくれるそんな石なんです!!」
 そんなんで説得できるわけないんですけど。
 当然、上司には拒否され、月子さんしょんぼり。

 そんなとき、突然キッシュが。
 月子からレインボーストーンを奪おうとするキッシュ。
 露骨に顔が歪んでます。
 キメラアニマも現れ、レインボーストーン争奪戦です。


「キッシュ、許さない!!」

 つぶれた顔で怒りをあらわにするいちご。
 許さないのはお前です。
 あまりの作画のみだれっぷりに、視聴者はもう笑うしかありません。

 このあと、作画が乱れてキッシュが小人になったりともう大変。
 キッシュに対してとにかく怒るいちご。


「ふざけないでっ!!」

 こっちが「ふざけるな」と言いたいです。
 ともかく、変身。
 変身シーンは、作画がまともというか、使いまわしですしねぇ。

 エイリアン出現を知らされたみんとたち3人も変身。
 準備室の廊下を走る3人。
 そんな3人の後ろから、パイとタルトがデスクリムゾンの横滑り佐藤のごとく突如出現。
 レインボーストーン争奪戦、激化です。


2ちゃんねるにあったネタ画像を拝借。
もう好きにしてください

 とりあえず、歩鈴はタルトを止めるために、タルトとじゃれあいます。
 で、みんとがパイにふきとばされて、れたすがレインボーストーンを手に入れようとします。


どこの国のアニメですか?


 さて、いちごはというと、キメラアニマとバトル中。
 必殺技が効かなくてピンチ。
 そして、相手の攻撃をくらいそうになったそのとき。
 突然、蒼の騎士がどこぞから沸いて出てきます。

 蒼の騎士、久々の登場です。
 なにも、よりによってこんな大変な回に出てこなくていいのにと思っちゃいます。
 それにしても、ピンチのときは適当に蒼の騎士を出しちゃえーというところでしょうか。
 タキシード仮面くらい、都合のいい存在です。

 蒼の騎士の助けでなんとかキメラアニマを倒したいちご。
 そして蒼の騎士は去っていったのでした。

 さて、場面は変わって。
 レインボーストーンを見つけたパイの前に、ざくろが現れます。
 ざくろは当然ショーに出ていたのですが、突然停電が起きたので、抜け出していたのです。
 戦おうとするざくろですが、パイはレインボーストーンはミュウアクアに反応するだけの石だといい、価値のないものだといって去っていったのでした。

 さて、会場の電気が復帰して、再びショー開始。
 宝石を身に着けて美しくなったざくろ…のはずですが、作画が歪んでるので、全然ありがたみがありません。

 そして、ショーはクライマックス。
 ジュエリーが自信をもってオススメする、メインの宝石の時間ですが…

 なぜか、出てきたのはざくろでなく月子さん。
 本日のメインは、レインボーストーンを身につけ、ウェディングドレスを着た月子さんでした。
 何が起こったのかさっぱり理解できません。

 当然、ざくろを見にきていた場内は大ブーイング……と思いきや、なぜか大歓声。
 拍手で出迎えられる月子さん。
 誰も何も言わないのはなぜですか?

 その様子を見て、おどろく月子の上司。
 当然、勝手にメインを変えた上に、ショーに出てきた月子さんに激怒して…いや、しません。

 それどころか「あれは!? …本当だったんだな…」と笑顔で見届ける始末。
 何が本当だったんですか?

 結局、ざくろが月子にウェディングドレスを着せて、レインボーストーンを身につけさせ、ショーに出させたのでした。
 そんなことしたら、普通に考えるとクビなんですけど。

 ちなみに、歩鈴はというと…いまだにタルトとじゃれあってるのでした。

 今回はここで終了。
 作画も脚本も見事なまでに破綻していました。

 ショーの前日に、メインにレインボーストーンをもってきてくれという月子さん。
 当日もあきらめきれなかったものの、ざくろに拒否されて、職場放棄
 と思ってたら、なんとか戻ってきて、ざくろの変わりにショーに出演。
 おまけに、メインの宝石を勝手に変える始末。
 しかも、結局、最後に月子さんが綺麗だったのは、綺麗な化粧とウェディングドレスのおかげで、レインボーストーンは全然関係ないという破綻っぷり。

 しかし、毒をもって毒を制すというか、そんな脚本さえ気にならないほどの作画の乱れっぷり。
 もうどう言えばいいのかわかりません。
 とりあえず、ゆきの脳内では、今回はなかったことにしておきましょうか。

 もう、いろんな意味で見事だったとしかいいようがありません。
 過去に、「やっぱり、レポートを書くには電波まみれがベストです。」と書きましたが、何も本当にそうならなくてもいいやん、と思っちゃいました。

 とりあえず、おまけとして今回のキャプ画像集と、神の作画監督・石野聡さん担当の回のキャプ画像を紹介。
 同じアニメとは思えません。
 この落差も東京ミュウミュウの魅力というか、ここまでネタを提供してくれるなんて、サービス精神旺盛過ぎです。
 ちなみに、次の次は石野聡さん担当ですので、非常に期待がもてそうです。
 でも、次もなんだか不安なんですけど。

 ともかく、次回は「恋のハードル、いちごの恋は障害だらけ」です。
 ネカマアイドルゆきは、レビューをするために、今回の話を2回見て疲れました。




2002/09/22 恋のハードル、いちごの恋は障害だらけ
 9月21日の東京ミュウミュウは「恋のハードル、いちごの恋は障害だらけ」でした。

 下校時に青山君と会ういちご。
 一緒に帰ろうかと言う誘いがあるのですが、白金から電話がかかってきて、カフェミュウミュウに直行するハメに。

 シンプルな顔になってぷんぷんしてるいちごがかわいいです。

 さて、用事はというと、ミュウアクアについて大切なことがわかったという話。
 ミュウアクアは、関東ローム層で見つかるということが特定できたということ。
 そして、いちごたちの体はミュウアクアに近づくと体が光るそうです。
 敵も探しているので、少しでも早く探さなければならないということに。

 キッシュたちも、同様のデータを発見し、東京の地下をキメラモグラに掘らせて探しています。
 しかし、キメラモグラのせいで、東京周辺が頻繁に陥没しているので、すでにいちごたちに知られていると判断したキッシュ。
 東京周辺で、別のもっと大きな騒ぎをおこすことにするのでした。

 さて、いちごは…ミュウアクアを探すために、原始的に穴を掘ってます。
「あーんもう、これひどすぎ!!!」
 もうヤケになって変身して、必殺技で穴を掘ろうとしたのですが、失敗していちごは生き埋め状態に。

「いやーーーああーーーーああーーーいやすぎーーーー!!」
 教室で叫ぶ大声でいちご。
 夢オチでした。

 エイリアンサイドはとゆーと。
 高濃度の環境汚染物質を持つ蛾になる繭を、東京タワーのてっぺんにくっつけておくのでした。

 さて、再びいちごたち。
 適当に歩きまわって、体が光る場所を探すという無茶苦茶な手法に。
 車なり自転車なりで探しなさい。
 わざわざ歩きまわるのは、さすがに無謀かと。

 そんなとき、マシャは単独で、キッシュのくっつけたまゆを発見。
 エイリアンと思ったのですが、マシャは見た目で間違いと判断して帰っちゃうのでした。

 さて、無駄に走り回って探す日々が続いて、もうへとへとのいちご。
 赤坂さんに車にのっけてもらって探すなり、自転車で探すなりすればいいのに、なんでわざわざこんな非効率的な方法をとるんでしょうか。
 ともかく、下校時に青山君に出会います。
 最近、ずっと忙しいんだね、と寂しがる青山君。
 実は、青山君はいちごのことを待っていてくれたのです。
 いちごのことを心配してくれるのでした。
 しかし、いちごは急いでいるので、カフェミュウミュウに直行するのでした。

 さすがに、これじゃキリがないと白金に文句をいういちご。
 白金は、とにかく探しつづけるしかないし、どうせヒマなんだろ、と返します。

 (;´Д`)ノ 先生!仕事で忙しそうなざくろさんが必死こいて探してるのに、それはあんまりだと思います!

 というか、ざくろ姉さん、最近仕事してるんでしょうか?
 いや…よく考えると、学校行ってるんでしょうか?
 ひょっとしたら、仕事が忙しくて出席日数が足りなくて何年も留年しているので、いまだに中学生なのかもしれません。
 よく考えると、公式のデータでは「中学3年生」と書いてるだけで、年齢は書いていませんし。
 それに、白金の「お前、本当に中学生か?」という視聴者全員が思うような質問にも、「女に歳を聞くもんじゃないわ」とはぐらかしています。

 間違いありません。
 ざくろ姉さんは、もう何年も留年しているに違いないです。
 そうすればすべてのつじつまがあります。
 やったね!

 話が完全にずれてしまいましたが、ともかくいちごたん、ブチギレ。
 完全にネコ化して、奇行に走ったりでもう大変。
 白金の態度が許せないということで、怒ってカフェから出ていっちゃうのでした。

 さて、学校で青山君と会ったいちご。
 日ごろの疲れで気を失って倒れそうになります。
 そんないちごを、お姫様抱っこする青山君。
 いちごを心配して、保健室につれていきます。
 お姫様だっこのままで。

 もちろん、他の生徒たちの好奇の的に。
「あ、あの…ちょ、ちょっと…!!」
 恥ずかしがるいちごに対して青山君の返答はというと…
「だめっ、」
 だめなのはあんただ。

「顔色悪いし、このままにはしたくない」
 でも、このまま運んでたら、精神的ダメージがものすごいと思うんですけど。
 それにしても、こんなことを平気でやってのける青山君、同性の友達いるんでしょうか…
 まぁ案外、「そこにしびれる、あこがれるゥ!!」という変人仲間はいるかもしれませんが。

 さて、いちごをベッドに寝かせた青山君、キスの体勢に。
 覆わず目をつぶるいちごですが、おでことおでこをあわせて、熱があるかどうか調べただけのようです。
 というか、普通に手で調べなさい。

 ともかく、青山君と存分に話したいちご、急に元気になって、やる気満々。
 白金とも簡単に仲直り。

 青山君から今日あいてないかという電話が。
 それを聞いた白金、気を効かせて今日の捜査は夕方で打ちきりということに決定。
 いちごは、久々に青山君とデートの約束をするのでした。

 さて、エイリアンサイドでは、キメラモグラがとうとうミュウアクアらしきものを発見。
 繭もそろそろ孵化しそうなので、キッシュは東京タワーに向かうことに。

 赤坂さんは、研究中にマシャにくっついてる繭の糸を見つけます。
 それが有害物質だとすぐに気付いた赤坂さん、白金たちに連絡をとることにします。
 ここで、意味もなく歌が流れる演出が。
 無意味すぎというか、むしろ合ってないので邪魔です。

 ともかく、赤坂さんの連絡で、マシャの見つけた有毒物質を発する繭を食い止めるため、東京タワーに向かうことに。
 なにしろ、失敗すれば東京壊滅の危機なのです。

 例の繭は、キッシュが見守る中で孵化寸前。
「It's show time!」

 今回はここで終了です。

 今回は、前回の反動ですが、作画はすごくいい感じに思えました。
 また、脚本もなかなかよかったと思います。
 前回がすべてにおいてダメすぎたんですが。
 最後の歌が流れる演出だけは疑問でしたけど。

 次回は、「時よ止まれ! 胸にあふれる愛しい気持ち」。
 作画監督が神の作画監督・石野さんなので、期待大です。
 先週のひどさを見たときはどうなることかと思いましたが、どうやら持ちなおしたと言うか、先週のはネタですか?

 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆



2002/10/02 東京ミュウミュウ・時よ止まれ! 胸にあふれる愛しい気持ち
 今回の東京ミュウミュウは「時よ止まれ! 胸にあふれる愛しい気持ち」です。

 東京タワーにしかけられた有害な繭を排除するため、東京タワーに向かう一同。
 赤坂さんは、いちごたちと合流すべく、車をかっ飛ばして東京タワーへ直行。

 焦るマシャ。
「運転アライ、アブナイアブナイ!!」
 東京の危機より、赤坂さんの無茶な運転に焦ってます。

 それもそのはず。
 対抗車線も平気で走る赤坂さん。
 その様子は、さながら、ハリウッド映画のカーチェイス。
 トンネルの中で追越するのは無謀過ぎです。
 間一髪の所で対向車のトラックをかわします。

 東京が滅ぶ前に、赤坂さんが事故死しそうです。
 繭の詳細をわかってるのは赤坂さんだけなのですから、もうちょっと命を大切にしていただきたいです。

 さて、いちごたちは、走って東京タワーに向かいます。
 タクシーか何か使えばいいと思うんですけど。

 なんとか東京タワーについたいちごたち。
 赤坂さんも、なんとか生きていたようで、無事合流。
 繭はタワー最上部にあると話す赤坂さん。

 そんなとき、キッシュ登場です。
「来ると思ってたよ。全く行動がシンプルで読みやすいよね」

 その言葉を聞いてはっとする赤坂さん。
 敵の陽動作戦で、今ごろミュウアクアを手に入れようとしているんじゃないかと気付きます。
 しかし、東京の危機なのにはかわりなく。
 とにかく繭をなんとかしなければなりません。

 一同、変身してタワー最上部にたどりつきます。
 そして、それを待ち構えてたキッシュ。
「高いところは気持ちいいよね」

「ほんと、気持ちいいのだー」
 敵に同意する歩鈴。
 ちなみに、れたすはおしりがむずむずすると言ってるので、高所恐怖症なのでしょう。

 ともかく、繭を破壊すべくいちごは、キッシュの攻撃をかいくぐり、繭に必殺技を放ちます。
 しかし、さっぱり効きません。

 そのころ白金は、タワーの展望台を閉鎖すべく動きます。
 そして、ほんとに閉鎖される展望台。
 何者ですか、この人は。

 さて、いちごたちは、ざくろの判断により、キメラアニマが羽化するときを狙うことにします。
 そんなとき、いちごの携帯に青山君から電話が。
 戦うときくらい携帯切っときなさい。

 キッシュ、そんないちごの携帯に剣をなげつけ、破壊しちゃいます。
「ショーの開幕は間近なんだ。携帯は切っとかなきゃね」
 まったくそのとおり。

 いくらなんでも、戦うときくらいは携帯は切っとかないとまずいと思うんですけど。
 相手の攻撃がきたときに携帯が鳴って、気になって、相手の攻撃をまともにくらったりしたら大変ですし。
 こんなときに携帯の電源つけっぱなしなのは、さすがに非常識かな、と思っちゃいました。

 ちなみに、青山君は昼間に約束したデートのために、待ち合わせ場所にいます。
 現在4時半で、待ち合わせ時間は5時。

 なんとか間に合うようにがんばろうと話すいちごの仲間。

 さて、地下でキメラアニマを使ってミュウアクアを探していたパイとタルト。
 しかし、キメラアニマが見つけたのはただの石でした。
 どう見てもただの石じゃなくて、水晶か何かっぽいんですけど、まぁ目的のものでなければ、ただの石なのかもしれません。
 キッシュが用意していたこのキメラアニマ、はじめからミュウアクアを探す能力はなかったのです。
 予想外の自体に怒りをあらわにするパイは、キッシュのいる場所へと向かいます。

 さて、東京タワーでは、とうとう繭が羽化してグロテスクなキメラアニマが。
 飛び立つ前に、集中攻撃を加えて倒そうとする一同。
 しかし、キメラアニマにうまくかわされます。

 どうでもいいですけど、この場面、いつものように変なポーズで固まって必殺技をうつみんとが浮いてます。
 やっぱり、お笑い担当なのでしょうか。

 そしてとうとう東京タワーからとびたとうとするキメラアニマ。
 それを阻止しようといちごがキメラアニマにつかまります。
 必殺技を直接はなって倒そうとするいちごですが、キッシュに邪魔をされて転落。

「きゃーーーーーー!!」
 このまま転落したら確実に死にます。

 さて、そんなことは何も知らずにいちごを待つ青山君。
 いちごの声が聞こえたような気がして、はっとします。

 そして、いちごが地上に転落寸前。
 蒼の騎士が登場です。
 前回はわざわざ作画が大変なときにあらわれましたが、作画が無茶苦茶綺麗な今回を逃さず登場、報われました。

 落下するいちごを飛びあがって抱きかかえ、そのまま東京タワーのてっぺんで着地します。
 300メートル以上のジャンプ力
 いくらなんでも無茶です。

 助かったいちごですが、さすがに都合のいいように登場する蒼の騎士に疑問。
「いつも、どうして?」
「わたしは、お前を守るために生まれてきた。」
 そして、あとはお前次第だといちごに話して去っていく蒼の騎士。

 ギリギリで蒼の騎士に助けられたいちご、東京を壊滅させようとするキッシュに怒りをぶつけます。

 さて、パソコンを使って必死に事態を打破する方法を探している赤坂さん。
 ふと、白金がいないことに気付きます。
 マシャの話によると、白金は、遺跡を発掘したときに見つけた謎の棒をもってでていったようです。
 なんかてっぺんがハート型だったりして、露骨に怪しいんですが。

 それにしても、白金のいなくなったタイミングと蒼の騎士が出てきたタイミング、やはり怪しいです。
 蒼の騎士が出てくる直前に青山君もでてきたあたり、蒼の騎士は、この2人のいちごを守りたいという意識から生まれた産物なのかもしれません。

 で。いちごはというと、突然体が強く光ってミュウアクアと反応します。
 どうやら、感情が高ぶったときにのみ反応する模様。
 キッシュはこれを狙っていたらしく、大喜び。

「やっぱりあった…ここに…!
 さぁ、でてこいミュウアクア!!」
 ここにあるのがわかってたなら、さっさと自分で掘りおこせばよかったと思うんですけど。

 そして、地中から浮かび上がってくるミュウアクア。
 結局、陽動作戦ではなかったということで、白金と赤坂はキッシュが何を狙っているのかさっぱりわからなくなります。

 さて、キッシュはいちごより一足早くミュウアクアを手に入れようとしますが、ミュウアクアの光にふきとばされます。
 そして、同様にふきとばされるいちご。
 なんとか近づこうとしますが、近づけません。

 そんなとき、白金が登場。
「ミュウイチゴ、これをつかえっ!!」

 何かのはいった箱をいちごに投げわたします。
 受け取るいちご、なかにはぼろぼろの棒が。

 手に取ったいちご、心の奥底から出てくる言葉を叫びます。
「ミュウアクアロッド!!」

 すると、遺跡の中から発掘されたらしいぼろぼろの杖は、突然あからさまに恥ずかしいピンク色の魔法のステッキに。

 えーっと…遺跡から発掘されたんですよね、これ?
 こんなぴんくぴんくしたものをつくって、古代人はロリコンだったのかとか、そもそもミュウアクアロッドってなんやねんとか、色々腑に落ちない点だらけなんですけど。
 それに、遺伝子操作でイリオモテヤマネコのDNAを注入されたいちごとミュウアクアが反応するのも意味不明ですし、ステッキを作ったロリコン古代人とは何の繋がりがあるんでしょうか。
 なんだか、さっぱりわかりません。

 何も考えずに適当に作っているだけでなく、きっちり整合性があることを祈ります。
 望みは薄いですけど。

 まぁ、ともかく。
 新しいおもちゃを売りつけるために登場した武器・ミュウアクアロッドを手にしたいちご。
 新必殺技「リボンアクアストロー」ではなちます。

 すると、キメラアニマのはなっていた汚染物質が消え、キメラアニマも消え去ります。
 なんだか気持ちよさそうな顔をして、くるくる回転しながらリボンアクアストローで周囲を浄化するいちご。

 そのとき、パイとタルトが到着。
 キッシュに小1時間問い詰めようとしますが、キッシュは「話はあとだ!」と返します。

「これを待っていたんだよ…」
 えーっと…あきらかにいちごを殺す気満々だったし、東京を滅ぼす気満々だったんですけど。
 まぁ、予想外の出来事が怒っても、不敵な顔で「待っていたぞ、この時を!」と言ったもん勝ちかもしれません。

 異次元に穴をあけて消えていくキッシュ。
 いちごの振りまいたミュウアクアのしずくも、一部は異空間へと流れていきます。
 すると、キッシュたちがいつもいて、キッシュたちに命令をくだしているディープブルーのもとにもミュウアクアのしずくが。

 すると、突然苦しみ出すディープブルー。
 そして、今まで見えなかった姿が、影となって浮かび上がってきます。
 感じとしては、がらんどうだった悪魔将軍の体が浮かび上がるようなところでしょうか。
 全然ちがうでしょうけど。
 ちなみに、ディープブルーは長い髪と、キッシュたち同様にとがった耳を持つ女性のようです。

「ディープブルーさま、これがミュウアクアのパワーです。
 あなたには必要なはずだ、この力が。あなたが真の覚醒をするために。」
 結局、キッシュはミュウアクアをディープブルーに浴びせられれば、なんでも良かったみたいです。

 さて、いちごはというと。
 もう夜になってしまっていて、あきらかに時間を超過していますが、ざくろの言葉もあって、青山君のもとへと向かいます。 いつのまにか降ってきた雨の中、必死に走るいちごで終了です。

 今回は、神の作画監督石野さんの回だけあって、とにかく作画が素晴らしい回でした。
 せっかくなので、キャプ画像です。
 ざくろさんスペシャルもう先々週とは別のアニメれたすたんのお尻(;´Д`)ハァハァ

 話としても、いよいよ敵のボスらしいディープブルーが姿をあらわしそうで、今後どうなるか楽しみです。
 そして、さっぱり整合性のなくなった設定をどうまとめるのかも。

 次回は「あなたが好き、 青山くん衝撃の告白!」。
 衝撃も何も、相思相愛なのはあからさまだったんですけど。

 ともかく、ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆