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     ゆきにゃん危機一髪!! 〜第3話〜
作者:(=゚ω゚)ノ さん

(はじめに)
第2話はハードすぎのためにコピー本での公開でしたが、完売しました。
読みたいという声が多かったので、ネット販売はじめましたので、
読みたい方はこちらでお買い求めください。
(1、2に未公開の挿絵ありで300円です)




※このお話はフィクションです。よい子はマネしちゃダメだよ!


 あの悪夢のような三日間の調教から一週間、ゆきは自分が変わったことを自覚していた。
 以前は週に1〜2回しかしなかったオナニーを毎日するようになってしまった。
 しかも自分がされた淫らなことを思い出して…。

 その他にも、一番自分で意識してしまうのは、やたらと乳首が感じるようになってしまったこと。
 件の調教でじっくり責められたせいか、以前より少し大きくなったような気もする。 着替えなどでシャツを脱ぐときなどにうっかり擦れたりすると、思わず声が出てしまいそうになる。

 その日も夜更かしのせいで遅くに起きたゆきは、パジャマから着替えるときに、ふと乳首に触れてしまい、身体がピクっと反応してしまった。

「んっ…」

 つい声がでてしまい、そのまま、硬くなった乳首を自分で優しくいじる。

「んっ、はぁっ‥」

 すでに下半身のこわばりは痛いほどになっているばかりか、持ち上がった下着の先端に当たる部分は濡れて小さなシミが出来ている。
 ゆきがそこに手を伸ばそうとしたとき、「ピンポーン♪」とチャイムが鳴った。
 思わずドキッとして手が止まる。しばらくしてチャイムがもう一度鳴った。
 あわてて服を着て玄関まで出ると、表に宅配便の制服を着た男が、手に大きい箱を持って立っているのが見えた。
 玄関を開けて荷物を受け取り、サインをしてふと見るとゆき宛ての荷物だった。

「 ? 」

 「ご依頼人」のところを見てみると「ご本人」となっている。
 通販などで物を買った覚えもないし、誰かにもらう心当たりもない。
 不思議に思いながらもその荷物を、自分の部屋に持ち帰って開けてみた。

 中を見てみると、なにやら手紙のようなものと、背広っぽい服が入っていた。


 M奴隷ゆきへ

  この服を着て22日、AM7:42の上り急行電車、先頭車両に乗りなさい。
  もちろん拒否することは許されない、わかってるね。


「あの男だ…」

 動悸が激しくなる。
 どきどきしながら、箱の中から服を取り出す。それは、ゆきも知っているS女子学院の制服だった。
 紺のブレザーとタータンチェックのミニスカート、白のブラウスにエンジのリボン。
 おまけに下着とルーズソックスまで入っていた。 

「22日っていうと…明日じゃないか!」
 ますます動悸が激しくなりながらも、とりあえず着ているものを脱いで、袖を通してみた。
 まるであつらえたように、サイズがピッタリだったのにも驚いたが、鏡を見てみると我ながらなかなか似合っている。

 「でも…これで明日電車に…」と思うとだんだん不安になってくる。
 しかしその反面、ゆきは妙な昂りを覚えてしまう自分にも気付いていた…。

―――次の日の朝。

 スポーツバッグに女子高の制服を詰めたゆきは、そそくさと駅に向かっていた。
 ゆきの乗る駅からは、終点のターミナル駅に着くまでの約30分間はノンストップなので、必然的に目的地はその駅ということになる。

 少し早目に駅に着いたゆきは、ホームのはしっこにポツンとある身障者用のトイレに向かった。
 ここは改札に通じる階段がないので、ホームに結構人が居ても人通りはほとんどない。
 それでもドキドキしながらあたりを見回して人がいないのを確認すると、そっとドアを開けて中に入る。
 すばやく制服に着替えて、鏡を見ながらメイクをし、カツラをかぶると、そこには今どきの可愛い女子高生が写っていた。

 こっそりと外に出てなにげなくホームに出る。
 通勤のサラリーマンやOLなどに混じって急行の列に加わる。
 ゆきは女装が誰かにバレないかとヒヤヒヤしながら俯いていると、42分の急行がホームに滑り込んできた。
 ドアが開くと降りる人はほとんど居ず、わりあいに空いていた車内にどっと押し込まれる。
 そのまま向こう側の窓際まで押しやられて、あっというまに車内は満員になった。
 後ろには女性でも乗っているのか、香水のいい匂いがする。
 電車が走り出してしばらく経つと、なにやら背中に柔らかい感触がするのに気付いた。
 ふとまわりを伺うと、両側にも女性がいる。
 二人とも二十代前半から半ばだろうか、右の女性はキャリアっぽいかっちりしたスーツ姿で、左は大学生っぽいジーンズの女性で眼鏡をかけている。
 まわりが女性ばかりなので、ゆきはすこし焦った。

「こんなに近くにいたらさすがに女装がバレるんじゃ…」

 と、思わず下を向いたとき、スカートの後ろがわずかに持ち上がる感じがすると、人の手がお尻を撫でる感触がした。

「痴漢!!」

 びっくりして上目使いにガラスに目をやると、うっすらと映ったのは後ろの女性。
 その他の乗客はみな、ゆきに背を向けている。
 ガラスに映る少し派手めなその女性がニヤリと笑ったように見えた。

 ゆきが焦っていると、その手がますます大胆にお尻を撫で回してくるので、なんとか止めようと手を後ろに回そうとしたその瞬間、右手首をガッチリ掴まれた。

「 !! 」

 左手はスポーツバッグを持っているので離せない。
 すると今度はドアにもたれて立っていた女子大生風の女性が、少し広げて立っていた足の間に自分の足を入れてぐいっと引き寄せた。
 一瞬何が起こったのかわけがわからず、ゆきがパニックを起こしかけていると、後ろの手はとうとう小さなショーツを太股まで降ろしてしまった。
 右手はガッチリ掴まれた上に強制的に足を開かされて、ただでさえ身動きの取れない満員電車で、拘束されたような状態になってしまったので、先ほどからお尻を撫で回されている感触と恥ずかしさ、そしてこの異様な状態に興奮してしまい、ゆきのモノはすでにはち切れんばかりになっていた。

 さすがにこの状態になると、この3人がグルになっているのはわかったが、女性同士というのも変だし、明らかにゆきが男の子だということを知っているような感じで、不思議な感じがした…
 とはいってもすでに事態はそれどころではなく、お尻の割れ目に手が入ってきて、ひとさし指と薬指で押し広げるようにされ、中指が、あの男によって感じやすくされてしまったアナルを、ゆっくりともみほぐす様な動きをしている。

「んっっ…ふう……」

 声が出そうになるが、ここは電車の中なので、ゆきは必死に我慢した。

 女性用の下着を着けて、なおかつ後ろから無理矢理脱がされているせいか、固くなったモノが押さえつけられて痛くなってきた。
 すると、右手を掴んでいるOL風の女性が、前からゆきのミニスカートの中に手を入れてきた。
 そして、押さえつけられて痛くなっていたところが楽になると、すでに濡れている先端の部分にその液体を塗り広げるように指が這い回った。

「はぁーっ、はぁーっ」

 声が出せないので口を少し大きめに開けて呼吸をする。
 複数の女性にいたぶられる興奮と快感が、ゆきの思考能力を奪ってゆく。
 すると今度は左側の眼鏡の女性の指がブラウスの第3ボタンをはずして、中に滑り込んできた。
 「だめ…これ以上気持ちよくなったら…声が出ちゃう……」と思うのだが、声も出せずにうつむくだけしか出来ず、下を見ると自分の足がガクガクしているのが見えて思わず目を閉じてしまう。

「んっ!…」

 指先が乳首を探り当てると、声にならない声が出る。
 2、3度擦られると、その感じやすい小さな乳首はすぐに固くなった。
 足の震えが大きくなってくる。

「はぁ、はあっ…」

 呼吸が不自然になっているのは自分でもわかるのだが、どうすることもできずに耐えていると、その指はますます無遠慮に固くなった乳首をキュッっと摘んだ。

 身体がビクッっとなる。
 すると、それを合図にしたかのように、揉みほぐされた後ろの部分に指が侵入してきた。

「あっ…」

 小さく声が出てしまった。
 前のほうは前のほうでぬるぬるになった指で先の部分をこね回したり、人差し指と親指で作った輪っかをゆっくりとスライドしたりして刺戟している。
 その間も休みなく乳首は抓られ、撫でられ、後ろに入っている指は中をぐりぐりとかき回し、ぬちゃぬちゃとピストンを続ける。

 ゆきはもう、まともに立っていることもできず、ドアに額をあててその華奢な体を支えていた。

 そのうち下半身にだんだんと熱いかたまりがこみ上げてきて、爆発しそうになってくる。

 「あああ…もうダメ……イッちゃう…」と頭の中が白くなりかけたとき、前を弄んでいた指がすっと離れた。

「あう…」

 身体が快感を求めてむずむずする。

 ゆきのもどかしさをあざ笑うように、後ろの指とブラウスの中の手が一度に抜かれた。

 外されたボタンは元通りとめられ、下着も上に引き上げられた。
 もっとも、固くなった部分の先端は上からはみ出してはいたが。

 と、気付くともうすぐ終点のターミナル駅に着くところだった。

 やがて車内にアナウンスが流れ、乗客は網棚から荷物を下ろしたりと、ざわざわしてくる。
 1分もしないうちに電車が止まり、ドアが開いて乗客が皆一斉に流れ出た。

 さっきまでの行為で足に力が入らず、ふらふらになっていたゆきは、周りにいた女性達に囲まれるようにして人ごみでごった返すホームに出ると、人の流れから少し外れた柱のところに連れて行かれた。

 柱にもたれて、上目使いで3人を見回すと、彼女たちは何も言わずににやにや笑いながらゆきを見つめているので、ゆきはまた恥ずかしくなってうつむいてしまった。

「お!いたいた!」

 と男の声がして、はっと声のするほうを見ると、女性たちの後ろから例の男が顔を出してにっこり笑った。

 真ん中にいた女性が少し移動してすき間をあけると、男が輪の中に入ってゆきに言った。

「どうだった?この娘たちは僕の友達で、君の写真を見せたら、『ぜひいっしょに遊びたい』って言うからこうして君を呼んだんだ、みんなキレイだろ?」

「………」

ゆきは何も言えず、ただ頷くだけだった。

「ま、紹介とかは後でするからとりあえずウチ行こうか。
 
(やっぱり… 4人がかりで色んなことされるのかな…)

 と思うとさっきから固くなりっぱなしの部分がますます熱を帯びてくる。

もう、恐い気持ちなどはまったくなく、これからされる淫らな行為に思わず期待してしまうゆきであった…。




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