なんだか、キッズステーションで、ぴちぴちピッチの再放送がやっていて、約1年ぶりにピッチを見たのですが… このアニメ、やっぱり頭おかしいという感想。 自分がピッチにハマってた理由が大変よくわかりました。
なんか、久々に見て、あまりに強烈過ぎて書かずにはいられないので、1年ぶりに見た感想ということで。 なお、見たのはリナ初登場の第3話で、個人的にはピッチ史上トップクラスの電波を発していた回です。 特に初期の中では際立って強烈な話でした。 ある意味、ピッチの全てが詰まっていた話といえます。
ピッチを今から見ようとする人にオススメするなら、この第3話か、かれん様初登場の26話でしょうか。 こんな話をオススメしてる時点でピッチに何を求めているのかがよくわかるものです。
☆まず、るちあの声を聞いただけで笑える なんというか、あれだけ聞きなれていたはずなのに、1年ぶりに聞いた感想ですが、声だけで笑いが取れます。 終盤は声優の中田あすみ嬢が成長していたものの、第3話の時点ではまだまだ慣れていなかったので、破壊力バツグンです。 あと、波音も棒読み気味で強烈。 やっぱりピッチはいいなぁと思いました。
☆超いい加減なストーリー テレビに出てきたジェニファーが緑の真珠を持っていたので、みんなして緑真珠のマーメイドとカンチガイ。 そして、ジェニファーは、何の脈絡も無く、なぜかるちあたちの住むホテルパールピアリに宿泊。 こんなガラガラのホテルに1人で何しに来たのか、そもそもこの辺に何か用があったのか、何の脈絡も説明もありません。 この適当さがピッチクオリティ。
さらに、ジェニファーが恋人が浮気してるのでないかとカンチガイしてる状況だったので、るちあが突然タメ口になって「確かめにその人のところにいかなきゃ!」とか言い出して、ちょうど都合よく走っていたタクシーをつかまえて、場所もわからないはずなのに、何故か都合よく恋人の男性が1人で外でぼけーっとしてるとこに到着して、都合よくこっちには気づいてない状態で、さらにさらに、例によって都合よく水妖も同じタイミングでそこに来ていて。 あげく、全然関係のないリナも、たまたま都合よくそこにいて、一部始終を見てたとか。 一体何しにこんなとこまで来てたんだ、リナ。
なんてーか、ご都合主義もここまで徹底してくれると、むしろ気持ちいいです。 全編ツッコミどころだらけで構成され、もはやこれは、製作者のボケに視聴者がつっこみ続けるアニメといえるでしょう。 ハイペースでボケを乱発してくれるので、見ているほうも突っ込むのが大変です。 理想的な見方は、テレビに向かって「なんでやねん!」とか言いながらの視聴でしょうか。 たぶん、見終わった頃には疲れ果ててます。
ちなみに、当時るちあの歌が下手だ下手だと話題になってましたが、この回に出てきた売れっ子歌手のジェニファーは、もっと歌が下手だったというのは語り草です。
あと、第9話で完成する太郎ちゃんの、例の単調なあの曲ですが、第3話の時点で演奏してました。 この時点で完成してるやん。 作曲中だったという可能性もありますが、5秒ほどのフレーズを延々繰り返すだけの曲なので、どう聞いても完成してます。 なんていい加減なんだろう(;´Д`)
というわけで、キッズステーションで、月〜金の12:30か19:00から放送されていますので、久々に見て懐かしさに浸りたい方や、このサイトでピッチのレビューを読んでたけど本編は見てない方、全然知らないけどツッコミどころ満載の電波アニメが見たい方、ぜひどうぞ。 マジメにアニメを見たい方にはオススメできませんが、適当さ加減や話に対するツッコミを楽しみたい方にはうってつけです。 そんなわけで、ゆきはぴちぴちピッチを応援していますヽ(´▽`)ノ
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.1
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