<<コーンスネークの飼育方法>>
H、18、3、20〜、更新:22、6、16


<コーンスネーク飼育方法(ヘラクレス風)>・・・ただいま編集中・・・

ペットスネークの代表選手なので特に説明は必要なく
ナミヘビの飼育方法で特に問題は、ないでしょう。

飼育温度は、25℃〜34℃。
長時間高温が続く場合は、拒食の原因ともなりますので注意ください。
餌のサイズは、ベビー期は、特に注意が必要です。
ベビー期は、胴体の太さかそれよりも細いサイズの餌を与えるようにします。
数も最初は、1匹ずつとし複数を与えるのは、さけましょう。
体重が50グラム、全長が50センチを越えピンクのMサイズを飲めるように
なれば成長は、各段に速くなるでしょう。
ここまでくれば、しめたものです。
サブアダルトになるとファジーを楽に飲めるようになります。
さらにフルアダルトになるとホッパー、アダルトマウスも飲めるようになります。
良く人に慣れると言われるコーンであってもベビー期は、やはり
(ミルクほどではないですが)ハンドリングを嫌がります。
他のヘビと同様毎週、掃除、水替え、床剤替えをすることにより
特に注意しなくても大きくなるに連れて自然と人馴れしてきます。
ただ個体差で極端に人に触れられることに敏感な個体もいますので
その辺は、飼育者が適切に判断してあまり触れない様にした方が良いでしょう。
そのような個体でもサブアダルトサイズになってからハンドリングに慣らす
ことも十分可能なのであせらないで接しましょう。
また飼育ケースには、落ち着ける場所として植木鉢などのシェルターを入れる
ことをお勧めします。
特に透明な飼育ケースにシェルターなしだといつまでたっても臆病な個体に
なってしまう可能性が強くなると思いますので重要なことだと思います。
環境に慣れてくれば、シェルターがあってもシェルターの外に出て
のんびりしている姿も見られるようになります。
実際に美しい姿を手にして見られるような個体にするかどうかは、あなたの
接し方次第だと思います。
ブリーディングについては、今年当方もはじめてなので
今年の結果をみてから少しずつアップして行きたいと思います。



<ブリーディング方法>(とあるブリーダーさんのお話し)

一般には冬眠後7回〜10回前後の餌食いを終えた頃(♀の体、特に後ろ2/3位
の部分は何か膨らんだ感じに なったら)♀は受胎の用意が出来てきます。この時
期が最も交尾させて上手くいくタイミングです。多くはこの頃に脱皮に入り、脱皮
終了後の7日め〜15日めが一番交尾させてうまく受精卵が取れる様です。
この時期以外でも冬眠明けなら雌雄を一緒にすると交尾しようとしたり、交尾に至
る事もありますが、ほとんどは交尾しても無精卵を産んだりして1年の努力を駄目
にしてしまう事もありますから気をつけて下さい。
またこの種は、共食いする事はまずありませんから、しばらくは一緒にしておくのも
良い受精卵を取るには良い方法です。
もちろん受胎の時期が合っていればの事で、まだ♀の受胎時期でないならまだ一緒
にせず♀には特にがんがんと餌を与え脱皮を促す方が良いでしょう。必ずしも準備
OKになったら脱皮に入る訳ではなく、個体によってはタイミングが分かりにくいのも
いますから、その場合は下腹部の膨らみ等を目安にして下さい。
交尾自体は脱皮後すぐに(その日とか翌日程度でも)する事がほとんどですが、
その後でも合わせれば1週間程度なら何度か交尾する事も多々あります。

産卵床は、単にケージ内で産ませるだけならそれこそ床材の一部を湿らせておくだけ
でも充分ですが、無難なのはタッパー等に水苔かバーミキュライトを軽く湿らせておけ
ばそこに産みます。

孵化させる為の床材には水苔、バーミキュライト、パーライト等あり、どれが絶対に
良いとは言えませんが、私の場合はバーミキュライトを敷き、卵の周りにほんの少々
かすかに湿らせただけの水苔を置いてます。
ただ、湿気が多いと卵は腐ったりしやすいのでパーライトとバーミキュライトを半々位
に混ぜたのを使う方が腑化率は良いかも知れません。
温度は割と変化させる方が良く、湯せん式で一定に温度を保つと奇形が出やすかったり、
卵が途中で腐りやすくなる様です。
ナミヘビの場合は自然下でも温度変化にさらされる事が多く、パイソンの卵の様に一
定温度で腑化する事はまずないので温度変化が逆に大事なのかも知れません。最高
は28℃たまに30℃最低は24℃辺りで自然に変化がつく環境で私は孵化させています。

交尾後の脱皮から約4日〜14日のうちに卵を産みます。14日過ぎても産まない場合は
卵詰まりを疑って下さい。ただし、交尾したからと言って必ず産むとは限りません。
受胎していない場合もあります。目安は脱皮後4日め位に餌を与えてみると良い
でしょう。脱皮後すぐでは個体によっては食べる奴もいますが、さすがに4日目では
まず食べません。これで食べるなら受胎していない可能性が大でしょう。ただ、これも
稀に受胎してないのに食べない変わりものもいますから、触診するのが一番でしょうね。

卵詰まりの対処法は獣医さんだけにまかせるのはあまりお勧めしません。ただ以下は、
かなり経験を積まないと(ヘビの臓器に傷を付ける可能性がある)危険が伴いますので
あくまでも参考程度に留めて置いてください。
■注意!!もし失敗等があっても当方は、一切の責任は、取れません。■
自分で注射器の針ゲージが大きいタイプ(穴が大きい)を入手して、まず左手でヘビの
卵のある腹部を固定してヘビの腹部側から卵の中心を狙い右手で注射針(器)を刺し
ます。卵を突き抜けない様に注意して下さい。それで右手で注射器を固定しながらシリ
ンダーを口をではさみながら引っ張り卵の中身を吸い出します。触診と見た目で何度も
確認し全ての卵の中身を吸い取るまで続けて下さい。もちろん針を刺す前、後にはイソ
ジン等で消毒を心掛けて下さい。この方法は荒っぽく聞こえるかもしれませんが、何年
もに渡り私がやってきたやり方です。アメリカの著名ブリーダーもこの方法でやってい
ます。これなら翌年にはちゃんと受胎、産卵します。

孵化の際の床材に関しては、水苔、バーミキュライト、パーライト辺りなら大丈夫です。
通気に気をつけて下さい。あまり湿気過ぎるのも良くない様です。これもパイソンの孵化
方法とはやや異なります。温度変化は私の場合、ヘビの飼育部屋の一部に置いてます
から人為的に行うのではなく、その時期(5月〜8月)の気温変化に左右されるので意図
的にやってませんから正確にどうこう言えませんが、30℃でも通気を良くしてやや乾燥気味
に孵化させれば問題ない様です。実際7月頃からは室内は30℃を超えそうになる事も多々
ありますが、健康な卵は問題なくハッチしていますから。ただ、ミルクスネークの卵はやや
高温に弱いみたいで、温度を低めにした方が孵化率が上がるのを経験しています。

個体によっては冬眠空けから5回程度の餌食い後に脱皮→交尾で問題なく良い卵を産む
のもいます。特に脂肪の状態が良い個体ならその様な事もあります。交尾後ガンガンと餌
を与えれば充分な場合が多く、また、その様な個体は交尾後恐ろしく食欲が増します。毎日
でも食べそうな位食べますから、小さめの餌を2〜3日おきに与えてやっても良いかと思いま
す。

注射器のシリンダーを抜かない限り中味がもれる事はありえません。いわゆる薬を押し
出して体内に入れる為の部分です。これを口で食わえ、卵に突きさしたらそっと口でシリン
ダーを引っ張る訳ですから、中の液(卵)は注射器の中にある状態です。液(卵)を抜き終わ
ったら口を離し、今度は手に持ってシリンダーを押せば中味は除去出来ます。
それほど量はありませんから10cc程度で充分でしょう。何なら昆虫採集用のでも何とか
使えると思いますよ。大事なのはゲージの太さです。18ゲージ(18G)の針の穴ですね。
卵が通る訳ですから細いと詰まってしまいます。注射器は昆虫採集用でも良いですが、
針だけは太いのを使って下さい。◆弛緩剤を打ってしごきながら卵を出すのは非常に危険
ですよ。それこそ卵管を破裂させる原因になります。

詰まる原因の大抵は『卵の中味が大き過ぎる』『卵の形が歪んでいる』等がほとんどです。
中身を抜く事によって萎んだ卵は自然に排泄されます。約1週間程度のうちにぽろぽろと
出てきます。

でつい昨日(2008年6月14日)、この話を実践する機会がありましたので勇気を出して
実行してみました。
対象は、産卵後のアルビノアズテックコーン♀です。産卵後排泄口付近が大きく膨らみ
3日待っても最後の卵が出てこないので仕方なく注射器を取り出し説明のようにしてみ
ました。1回目の注射針の差込でなんとうまく卵の中の少し黄色くにごった白い液体を
7割程度抜くことができました。
念のため位置をずらし再度針を刺しましたが失敗で全く液を抜けませんでした。
その後♀を安静にしておくと数時間後にうまく液を抜かれた卵を排出しました。
良かったです。とりあえず、うまく行ったようです。
今のところ針を刺した後からの出血もなく元気にしています。
今後の動向を見守ってみたいと思います。



<雄の交尾間隔について・・・>

次回までに空ける日にちですが、♂のやる気があれば毎日でもと(さすがに毎日はありえ
ませんが)、2日おき程度に交尾するペアーも良くあります。ただ、♂を色々使いまわしした
い場合には4日おき程度で良いと思います。ヘビの精子は♀の体内で約5日〜12日生きて
いるそうです。温度が高いとその条件はやや短く、低めだとやや長く生きているらしいです。
これは生きていると言う事でやはり元気がよいのはほんの数日でしょう。毎日違う♀との交
配も可能でしょうが、あまり頻繁だとやはり精子の量、質が薄くなると思います。食べるなら
♂には小さな餌で(ピンクS程度)良いですから与えて元気な精子を作る様にしてやるのが
一番でしょう。3日おき位で違う♀とかけてみるとまあまあの質を保てるでしょうから受胎率
も良い結果になるのではないでしょうか。



<コーンスネーク(ナミヘビ等)の雌雄判別方法>

@説明HP

<●ポンピング>(動画の個体は、オス)


<●プロービング>(動画最初の個体は、メス。2番目がオス)



ご質問、ご意見等はmailkun01.gif herakure@kcn.ne.jpまで。


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