1999年晩秋 ハンガリー・ウィーン紀行

その19『名残り惜しやブダペスト…中』
 

マーチャーシュ教会がある「王宮の丘」へ行くには、何通りかの方法があります。私は毎回違う方法を試みて、「どれが一番楽か?」を日夜探究し続けています(ウソウソ)。

97年…ゲラートホテルから、ドナウ河沿いの道をバンバン通行してゆく車の排気ガスを浴びながら20分程歩くいて行くと丘の麓に着きました。そこにあったケーブルカーに乗ると王宮の丘の頂上へ到着しました(なんて行き当たりばったりな方法^^;)。

98年…この時はなぜか丘の裏側に出てしまい「どうやったら登れるんだろう?」とウロウロしていたら、エレベーターを発見!乗ったはいいけど操作の仕方が分からず途方に暮れていると、職員らしきオッチャンが乗って来て一緒に運んでもらいました。どうやら王宮博物館職員の専用エレベーターだったようです(だってエレベーターの事はどのガイドブックにも載ってないし^^;)。

で、今回は時間も限られているので、一番確実で王道な方法で行くことにしました。ゲラートホテルから路面電車でモスクワ広場駅へ。そこから『城バス(Ver Busz)』という番号の代わりにお城のマークが表記してあるバスが出ているので、それに乗ると自動的に目的地に着きました。‥‥う〜ん、やっぱり王道で行くのが一番分かりやすくって楽でしたわ(笑)。ガイドブックをバカにしちゃあいけないですね〜〜(^-^;)。

愛しの(笑)マーチャーシュ教会が目の前に見えたので、降車ボタンを押して地上に降り立つと、いきなり「ガンガラガンガンガ〜〜〜ン♪」という音が!!なんとついさっきまでこの教会で結婚式をやっていたようで、さっきのは新郎新婦を乗せたオープンカーが走り去る時に鳴った缶かん(よく車の後ろにリボンで括りつけていますよね?)の音だったようです(^-^)。

惜しかったなあ‥‥もう少し早かったら花嫁さん見れたのにい〜!しかしエリザベートとフランツ・ヨーゼフの戴冠式が行われた教会で結婚式が挙げられるなんて、何と幸せな花嫁さんなのでしょうね!!ホンマいつか挙げてみたいもんだよ、私もここでさ〜〜。(やさぐれモードのままつづく‥‥)

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