FE108ES2用点音源縦巻きスパイラル「八角堂10」



はじめに

FOSTEXからFE108ES2が出るということなので、予約しました。^/.^ (のせられた感強し。)

本来なら結構気に入っていた10cmバックロードのメイン「BH1108ES」のユニット載せ替えだけで楽しようと思ってたのですが、8cm点音源の八角堂が音道拡張等のチューニングの結果、思いもかけない音(良い悪いは別にして好みということ)に仕上がりましたので、「これは10cm版を作らねば」とばかりに妄想しました。

本当に製作にしてしまったら、これを最後のバックロードにするかもしれません。



方針

スワン型のネックは、文字どおりネック部分。
これを含めて、弱点を徹底的に潰して点音源のメリットを最大限に引き出すことを目標にし、一切妥協をしない方向で考えたいと思います。

とにかく、できあがってから「あそこもこうすれば良かった」って言うのだけは(修正きかないし)嫌ですし、「もう作るの嫌」っていうくらい苦労しないと数ばっかり増えてしまいます。

(1) マグネットのダンプ

まず、振動源を抑え込みます。
といっても、錘を付けるだけでは芸がないし、ボルトや補強材でキャビネットに固定してしまうと、振動がキャビネットに伝わり過ぎて、その処理が面倒くさそうです。

そこで、砂で直接ダンプする方式とします。
図にあるように、マグネットが支えの面の一つとなるように3方に囲いを作り、その中に砂を入れます。

(2) ヘッドの補強

八角堂を鳴らしてみて振動が目立つのがヘッドです。
構造上、組み立て時にしっかりと圧着し難いのも不利にさせているのだと思います。

八角形の頭ですから、補強は図のように入れます。
先の砂用のバスケットはこれに取り付けます。

上の図と合わせてみるので見にくいですが、こんな細かい所までわからないと気が済まないなんて言う人は、、、いませんよね。

(3) ネックの補強、ダンプ

8cm版では意外にネック(スロート)の振動はたいしたことありません。
しかし、強度的に弱点であることには変わりないでしょう。

せっかくの点音源ですから、首の幅を太くするのは避けたいので、奥行方向を使って補強とダンプをします。

対策は、

  • 側板を後ろに伸ばして強度アップを図る
  • スロートの裏側を2重にする
  • 2重化した隙間に砂を詰める
  • ネックを本体に乗せるだけでなく、本体と橋渡しするような補強材で繋げる
  • スロート前面は音の拡散を兼ねて2枚重ねとした上で、曲面化する
  • 必要に応じてアルミのアングルを補強に使う
というくらいはやっておきたい所です。



設計

8cm版では、拡張部分を使わないと100Hzに酷くピークが出ます。
これは、後半部分の音道が共鳴管として働いた可能性があるのではないかと別ページに書きましたが、同時に、音道が分かれるポイントを境目にして前半を空気室、後半をバスレフダクトとして見たてると、ダクトの共振周波数が100Hz付近にくることがわかりました。
これらの重ねあわせで酷くなった可能性があります。

そこで、今回は後半部分の音道の広がりを少ない目にして、バスレフとしてみた時の共振周波数を60Hz-70Hzくらいに抑えることにしました。

低域の音圧が不足した時は、拡張部分の広がりを大きく取ったカスケードにして逃げる予定です。

8cm版では砂によるダンプの有効性を嫌というほど思い知りましたので、デッドスペース(「死に」ではなくデッドニングの意)をたっぷりとって、音道を充分制振するできるようにします。


さて、頭の中ではすっかり組み立て順までイメージできてしまいましたが、ひょっとしたら現在の10cmに載せかえただけで満足してしまって、永遠に妄想に終わるかもしれません。^/.^;;

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