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●三菱・i(アイ)
 

  正月明けに三菱ショールームを覗くと、見慣れないクルマが入っている。近未来的で斬新なスタイリングのクルマは、東京モーターショーでコンセプトカーとして出品された、「i」だった。18日現在まだ本カタは無いため、紹介するのは、A4サイズ12Pのプレカタ表紙と、東京モーターショー・三菱プレスキットからの写 真である。企業のブランドイメージを大きく失墜した三菱にとって、経営の回復を計る方策は、まずなんと言ってもヒット商品を生み出すこと。この「i」には、魅力的なエクステリアデザイン、そしてエンジンをリアミッドに配したことによる広い室内空間と、実用性も高く、ヒットの予感がする。今三菱に必要なのは、この「i」のような、ホンダでも買えない、スズキでもダイハツでも買えないクルマを今後も作り続けることだ。
●三菱・パジェロ・アクティブフィールドエディション、パジェロミニ・アクティブフィールドエディション、デリカスペースギア・アクティブフィールドエディション、グランディス・アクティブフィールドエディション/リミテッドナビエディション
 
 
  三菱のカタログは、従来の赤表紙から写真入り表紙に変わり、同時に限定カタログも同様のデザインでリリースされている。パジェロ・アクティブフィールドエディションのカタログはA4サイズ22P。パジェロミニ・アクティブフィールドエディションはA4サイズ8P。デリカスペースギア・アクティブフィールドエディションはA4サイズ24P。グランディス・アクティブフィールドエディション/リミテッドナビエディションはA4サイズ16P。
●スズキ・ラパン・Gセレクション2、エスクード・フィールドエディション、スイフト1.3XE Style
 
 
  スズキの限定車もあいかわらず多い。その中から、最新のものだけを紹介する。ラパンの限定カタログは、いつもちょっとした趣向のデザインを提供してくれる。A4サイズ横開き6P。新型エスクードは、この限定ボディカラーのブルーは良く似合っている。A4サイズ6P。スイフトの限定車は、RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、急遽出されたもののようだ。エクステリア・インテリアともデザインの質の高いスイフトは、受賞の名に恥じないクルマだ。
●トヨタ・bB、ベルタ
 
 
  トヨタも多数の限定カタログが存在するが、特に取り上げたくなるようなカタログが無いため、割愛。新型のbBとベルタのカタログを紹介する。もともとワルっぽかったbBは、新型でよりワルさを強調。実にコワい顔つきのクルマになった。イルミネーション付きのアームレストコントローラーや音連動イルミネーションのパワードサブウーハー、大容量 HDDなどで、クルマそのものが「ミュージック・プレイヤー」と化す。カタログはA4サイズ34P。ベルタはプラッツの後継モデル。プラッツは、ヴィッツのリアにトランク部分を後付したような中途半端なデザインだったが、今度のベルタは、まるまる新型ボディとなる。フロントから見てもリアから見てもデザインにボリューム感があり、格上のカローラより立派に見える。価格も1リッターモデルで132万円からと安い!若者を中心にセダンばなれの風潮がある中、このような安くてクオリティの高いエントリー・セダンが登場するのは、歓迎すべきこと。日本国中が、四角い箱のようなクルマばかりになるのは、ぞっとしないからだ。カタログも実直な内容。A4サイズ30P。
●ダイハツ・エッセ
 
  エッセも限定車ではなく、新型車。ボディカラーはイエローやオレンジなど明るい色を中心に設定し、シートカラーもボディ色に合わせている。ユーザー対象を女性に絞り込み、インパネもシンプルで分かりやすい設計がされている。カタログはA4サイズ横開き24P。
●ホンダ・S2000
 
  ホンダのカタログ(クルマ)は、昨年末までに、ほぼ全車種マイナーチェンジを行っている。S2000もマイナーチェンジを行った。外・内観ともあまり変わっていないが、大幅な変更点は、エンジン。従来の2リッターから2.2リッターに排気量 アップ。不満だった、低速域のトルクの細さも解消された。その他、目に見えない各部をブラッシュアップ。カタログはA4サイズ36P。
●アウディ・クワトロ25thアニバーサリー・リミテッドモデル
 
  アウディ・クワトロの発表当時は、何で乗用車にクワトロ(フルタイム4駆)が必要なんだ、と思ったが、現在では、ほとんどのクルマに4駆モデルの設定があり、隔世を感がある。カタログは、クワトロ誕生25周年記念限定車でA4/A4Avant/A6が対象。A4サイズ横開き12P。
●ボルボ・オーシャンレース・リミテッド
 
  この限定カタログは、05年7月発行で、最新のものではない。しかし何故ここに取り上げるのかというと、オーシャンレースとはボルボが冠スポンサーとして開催される、「ヨットマンのエベレスト」また「海のパリ・ダカ」と称される全航程6万キロ以上の、4年に1度の世界最大級のヨットレース。そのレースを記念して、オーシャンレース・リミテッドモデルも4年に1度のみ販売される。今回を逃すと次回は4年先となるので、ここに紹介する。対象モデルは、V70、XC70、XC90の3車種。いずれもボディ色は、専用のオーシャンブルーのみ。他に専用ルーフレールや専用アルミホイール等の装備が付く。カタログはA4サイズ横開き20P。各ページにオーシャンレースの写 真が織り込まれる。
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