(もしも、字や絵が見づらい場合は、フォントを調節もしくは全画面表示もしくは 画面解像度を変更して下されば宜しいかと存じます。)


@ 「ミスマーメイドコンテスト」の扉が4たび開かれ、その中央の
  ゲートの中に立っていた4人目の女性は....これまたなんと
  先程の野々村和歌子さんと殆ど同じ位の長さの、足首あたり
  まで長〜〜〜く伸びた黒髪を持つ女性でした(上の左端の絵)。
  その髪は野々村和歌子さんと長さはほぼ同じでも髪質は異なり
  やや細い髪質で全くくせ無くすーーーっと完全にまっすぐに
  伸びきっており、艶々と美しい光沢を湛えております。
   ナレーション「極長ーーー!ご自分がロングヘアーを果たせ
            なかったお母さんのたっての願いで10数年間
            ハサミを入れたことが無いっつうこの緑の黒髪。
            洗髪に2時間、ドライヤーに40分、ブラッシング
            の後三つ編みに結うのに50分という恐ろしい程
            の手間の掛かりっぷり。でも『このコンテストに
            出たらもうバッサリ切っちゃうんだからぁ』って
            言ってるのは、滋賀県から来てくれた
            西渕美和さん、15歳」
  西渕美和さんもまたゲートから出て、先程の3人の髪長美少女
  達が並ぶ前、ステージを一周しました(上の左から2番目の絵)。
  先程の野々村和歌子さんと同い年でも、その水着は全く好対照な
  スカートのフリルの付いたワンピースの15歳らしい可愛いものでし
  た。ふっくらしたお顔や体と少し対照的なやや細めのまっすぐな
  黒髪のバランスも独特の味わいが有りますが、この少女のクライ
  マックスは実はステージを一周し終えて客席に一礼した時でした。
A それまでわりと幅広の(^_^ )背中に落ち着いていた
  さらさらつやつやの長〜〜〜いワンレン前髪が、お辞儀
  すると同時に体の前方にはらはらーーっと流れ落ちて
  きて、そのふっくらしたお顔を隠そうとしたのです。
  その瞬間に西渕美和さんは右手を素早く上げて(上の
  中央の絵
)その前髪を受け止め、そして「よっこらしょ」
  という感じで前髪をかき上げて背中の方に持って行き
  ました。『本コンテスト最初ののっぺらぼー出現か!?』
  という観客の期待を肩透かし食わせたものの、それでも
  充分な官能を提供してくれて(実は後のお楽しみぃ?)
  西渕美和さんは野々村和歌子さんの横に並びました。
   土井根「いや〜〜〜綺麗な髪でしたねぇ....
        お顔隠れそうになっちゃいましたよーー」
  それにしても茶髪・ショートヘアー全盛の現代に於いて、
  『こんなに綺麗な長い黒髪の女性が、こんなに沢山存在
  していたのか!』と驚くようなここまでの「20XX年度
  △△ビーチ・ミスマーメイドコンテスト」です。
  これはもう言い切っても良い頃でしょう....
  「このコンテストはロングヘアーコンテストだ!」と。
  (そんなこと、初めから分っとるわ!)
   土井根「それでは次、5番目の出場者....」
  おお〜〜、かつて「髪長美女大会」は出場者が4人でした
  が、このコンテストは5人目もいるようです....いや〜〜
  サービスですねぇ....(^_^ )

Bへ





B 本日5人目の美女は、先の2〜4番の3人の女性よりはやや
  短いものの、それでもお尻を超えて太股にかかり始めようか
  という超ロングヘアーを持つこれまた髪長美女でした(上の
  右から2番目の絵
)。
   ナレーション「素っ晴らしーーーい! フラダンスをしている
            関係で小学3年から伸ばし始めたこの黒髪は
            色艶もしなやかさも共に絶品中の絶品。
            おそばを食べる時には丼に入っちゃうという
            この髪だけど、『この髪でフラダンス踊れば
            み〜〜んな悩殺なんだからぁ』って言ってる
            のは、ハワイから来てくれた
            サット・キヨミ・ヨコミチさん、
            18歳」
  この5番の女性の名前が紹介され、ゲート内でクルッと半周
  して観客席に顔を見せると、観客席から「おおーー!」と一段
  と大きな歓声が聞こえました。
  おそらく日系人であろうサット・キヨミ・ヨコミチさんもまた
  ステージに出て来てその美しい姿と髪を披露してくれました。
  常夏の国に育った娘らしく、目も鼻も口もパーツが全部大きめ
  のハッキリした顔立ちの美人で、その髪は殆ど先細りなく、
  全くくせも無くつやつやとお尻を超えたあたりまですーーっと
  美しく伸びています。髪質・バランス重視の人にとっては
  もしかしてこれまでの5人の中で1番綺麗な髪と言えるのかも。
   土井根「おお〜〜遂にハワイから参加してくれる人まで!
        このコンテストも国際的になって来ましたねーー」
  サット・キヨミ・ヨコミチさんはステージの中央で満面の笑みを
  浮べ、両手でその美しい長〜〜〜い黒髪を広げて見せてくれ
  ました(上の右端の絵)。やはりハワイから来ただけあって、
  とても開放的な性格ですね。
   土井根「では次、6番の出場者....」
  おおーーー6人も出場者が....
C 6たび「ミスマーメイドコンテスト」の扉が開かれ、その中央の
  ゲートの中に立っていた6番の出場者の女性は、これまでの
  出場者の中で1番すらーーーっと背が高く、又もやその髪は
  量は平均よりやや多めで、その立ち姿と同様すらーーっと
  まっすぐに腰もお尻も太股もそして膝をも通り越して、
  ふくらはぎに届くあたりまで伸びたこれまた超ロングヘアー
  でした(下の左端の絵)。
   ナレーション「OH見事ーーっ!馬がこの髪を見てあわてて
            自分の尻尾を振り返ったってくらい。なんでも
            高校時代同級生に長〜〜〜い髪の娘が居て、
            その髪に憧れて伸ばし始めて今年で9年。
            水道代もお手入れの時間も昔の2倍掛かるよう
            になったけど、『絶対にこの髪短くしないわよ』
            って言ってるのは、●●●から来てくれた
            山田登志子さん、24歳」
  その6番目の出場者の長身ふくらはぎヘアー女性山田登志子
  さんは、ナレーションの間にこれまでの5人の女性と同様に
  そのゲートの中で時計回りにくるっと半周しましたが....
  その水着はな、な、なんとまぁ....今時誰も着ていない
  1980年代〜90年代初頭にかけて大流行りした、股の超〜〜〜
  切れ上がった超超超ハイレグ水着でした。そのハイレグ水着
  の上には、4羽の蝶が何やら怪しげに飛び舞っております。
  扉が開いてふくらはぎヘアーが見えた時にも勿論観客席からは
  「ほーーー」とその髪を讃える溜息が聞こえましたが、
  山田登志子さんが前を向いてそのハイレグ水着を見せた時には
  それよりも大きな「うわっ」という驚きの声が聞こえました。
  (それにしてもよくもまあ、こんな恥ずかしい水着を着せる
  もんやでホンマ....恥を知れ、このスネークが!)

Dへ





D 6番の山田登志子さんは先ずゲートの中でそのトンデモナイ水着
  を軽く披露してくれた後、これまでの5人と同様ゲートから出て
  ステージ上を(先の5人の美女の並ぶ前を)一周してくれました
  (下の中央の2つの絵)。
  ここまでずっと超ロングヘアー女性ばっかり出てきましたので
  さすがに観客達も見慣れてきたのか、この山田登志子さんに関し
  ましては観客達はその長〜〜〜い髪よりもむしろ超ハイレグ水着
  の方に目が行ってしまっているようです。
   土井根「うわぁーーー大胆な水着ですねぇ!ホント凄い
        ....しかし脚長いですねぇ」
   相木本「ホント素晴らしい脚線美ですね....」
   土井根「邦子、うらやましいでしょ?」
   相木本「ええ、何食べたらあんな脚になるんでしょうねぇ?(笑)」
  まあハイレグというのは実際以上に脚を長く見せるものです。

Eへ→
E 山田登志子さんはそのスラッとした肢体とスラーーと伸びた
  長い髪から連想できるように、お顔も(切れ長の目とツンと
  高い鼻が印象的な)なかなかの美人で、ここまでの5人より
  年上の24歳という事もあって大人びた雰囲気を漂わせています。
  ですがこれまでの5人と決定的に違うのはワンレンではない
  ことです。つまり前髪を(後ろ髪よりもはるかに短く)目の下
  あたりの長さにカットしていることです(そして実はこの前髪が
  この後第2次審査で問題になってしまうのです)

  山田登志子さんはステージを一周してその長〜〜〜い髪と
  突拍子もないハイレグ水着で存分に観客達の目の保養をして
  くれました後、5番のサット・キヨミ・ヨコミチさんの横に並び
  ました。
  それにしてもこの山田登志子さん....以前どこかで見た
  ような気がするのですが....。
   土井根「では次が最後の出場者、7番のかたです....」




F おお〜〜いよいよ次が最後の出場者になるのですね。このまま無限の数の
  超〜〜〜髪長美女達を見続けていたいのはやまやまですが....
  それだとスネークが死んでしまいますので、ここは妥協してあげましょう(^_^ )。
  観客達も『これが最後の出場者だ』ということで、これまでよりも一層
  目を凝らし神経を集中してステージ左端に立った「ミスマーメイドコンテスト」と
  書かれた扉に注目を向けました。
  そして土井根の「7番のかたです」の声の直後、その扉がほんの少し上に
  スライドしてわずかに開かれたほんの0.00…何秒かの瞬間でした。
  それまでの6人の女性たちは全員、超ロングヘアーとは言っても一応6度とも
  扉が開かれた瞬間から、かかとと足首は見ることができたのでしたが....
  この7度目の扉が開いた瞬間、その隙間からは人間のかかとも足首も確認
  できず、なにやら黒い雲か黒い柱のような物体だけが見えたのでした(下の右端の絵)。
  かかとも足首も見えないという事はもしかして、7番目の出場者はドタキャンして
  帰ってしまって居ないのでしょうか?....それとも....
 この黒い影か柱の正体はもしかして....!?
  (しかし相変わらず白々しい盛り上げ方する奴やなぁ、このスネークは)



上 の 絵  
大 画 像 100ppiへ(215KB) 66ppi(108KB)....上図

下 の 絵  
大 画 像 100ppiへ(228KB) 66ppi(108KB)...右図


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