バックロードホーンの設計法は長岡式でかなりうまくいきますが、特性は作ってみなければわからないし、わからないから音作りに関しては狙いを定めようがありません。
それはそれで楽しいのですが、基本的なパラメータを変更したときに、どう変化するのかを当たりをつけておくのとそうでないのとではずいぶんと違います。
そういうわけで、ここではWebで公開されているバックロードシミュレーションが可能なツールを使った設計例を紹介します。
シミュレーションツールはこちら。
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2.1 シミュレーションとホーン出口のf特測定
今設計中の新作(余ったドライバの有効利用+場所と費用の無駄遣い)のシミュレーションついでに、以前から気になっていたバックロードの出口を絞ってみたら、というのをシミュレーションしてみました。
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2.2 f特の測定(2)
ここで紹介するのは七休さんによる実測。一部説明には、七休さんによる掲示板への投稿内容を引用させていただきました。
測定は部屋の音響特性の影響を受けない屋外(公園)で行われ、再現性のための確認測定も実施されるなど、慎重になされたものです。
残念ながら、現在、七休さんのサイトは閉鎖されていますが、測定当時に了解を得ておりましたので、このページに一部を残しておきます。
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2.3 出口を絞る功罪
測定でも問題なく、自分のよく聴く音楽でもメリットがデメリットを上回っている(ほとんどデメリットを感じない)ので、取り立てて考える必要はないのかもしれませんが、確信をもつ(その気になる)には、納得のいく理由は欲しいところです。
そんなわけで、出口を絞ったバックロードの目的と適用性について再整理しておくことにしました。
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