雨の降る夜。
静かに降る雨の音が耳に入ってくる。
その時に彼女が言った言葉。
僕はその言葉に少し戸惑いながらも
あまりの嬉しさに彼女を抱きしめる。
そう…この降り続く雨のように
僕の中で彼女への想いが積み重なっていく。
静かに、ゆっくりと。
想いがこの雨のように染み渡っていく…。
山鴉様HPリニューアルおめでとう記念〜♪
雨 音
By TONO
その日は天気予報の予想通り、どんよりとした曇りの朝を迎えていた。
道路を行き交う人々は手に傘を持ち、帰宅の頃に降り出すであろう雨への万全の対策をしてそれぞれの行き先へと向かっていた。
あの未曾有の災害からもう数年の時間が経つ。
あれほどの被害を被ったにも関わらず、世界は復興と秩序の安定を取り戻し、僅か数年で人々が安定した生活が営めるようにまで回復した。だが、その傷跡が完全に消え去るはずもなく、その傷は世界の大地と人々の心の中に刻み込まれたままでいた。
その回復し続けている世界の中で、やはりその世界に合わせるように回復と過去との葛藤をし続けている者達がいる。表面は明るく、しかし心の奥底には今もあの時の記憶が存在し続け、葛藤という名の戸惑いや気後れが身体の回復が終わっても今尚続いているのであった。
その者達の名は、碇シンジと惣流・アスカ・ラングレー。
二人はあの砂浜で出会って以来、片時も離れる事なく共に生きてきた。それが恋人という関係に変わっていくにもそう時間は掛からなかった。
苦しみ。
悲しみ。
それを共に分かり合う事ができるのは、互いをおいて他には居なかった。だからこそ二人は互いその気持ちを理解し、少しでも自分が強くなろうとした。シンジだけでもなく、アスカだけでもない。二人は自らが互いが受け入れられるだけの強さを身に付けようとした。
それから数年。
二人は成人し、仕事にも就いた為にアパートを借り、二人で暮らすようになっていた。
「おはよ…シンジ」
「あ、おはよう、アスカ。良く眠れた?」
「うん。あ、シンジ。アタシ仕事今日休みだから」
「え?そうなの?」
「言ってなかったっけ?ほら、先週の土曜出勤だったでしょ?その振替なの」
「そうなんだ。じゃあ、今日はゆっくりしてるといいよ。たまには平日に休むのもいいよ」
「そうするわ。あ、食器は洗って行ってよ。面倒だから」
アスカはシンジから手渡されたマグカップを受け取りながらシンジに言った。
「うん。分かってるよ」
シンジは少し微笑んで頷くと、自分とアスカの朝食をテーブルへと並べて席についた。
「あ、またトースト。シンジ…手ぇ抜いたわね?」
「ごめん、寝坊…しちゃったんだ。本当はご飯にしようかと思っていたんだけど、時間が間に合いそうになかったから」
「まあ、いいわ。ご飯は明日に持ち越しって事で」
「え?アスカ、ご飯にしてくれるの?」
「バカ。今朝の朝食をご飯にするって言ったのはシンジじゃない。ミスしたんだから、明日もアタシと交代よ♪」
「…え〜、そんなぁ…」
「つべこべ言わない!たまにはアンタも白いご飯を食べたいでしょ?」
「まあ…そりゃあそうだけど…」
「じゃあ、明日は頼むわよ♪とびきり美味しい朝ご飯を期待しているわね♪」
アスカは朝にしてはずいぶんとご機嫌にシンジに微笑んだ。無論、シンジがそれに見事に撃沈してしまったのは言うまでもない。
「あ、そうだ。今日さ、雨になりそうだから、もし雨が降ってきたら洗濯物取り込んでおいてよ」
シンジがコーヒーを飲んで調子を取り戻し、洗濯物に顔を向けながらアスカに言った。
「わかったわ。どうせ、どこも出かけないつもりだから」
「よろしくね、アスカ。…あれ、もうこんな時間。行かなきゃ…」
シンジはトーストの最後の一口を放り込むと、コーヒーを飲みながら自分の食器を洗い出した。
「ごめん、悪いけど…アスカの食器は水に浸けておいてよ。帰って来たらちゃんと洗うから」
「いいわよ、アタシがやっておくから。早くしないと遅れるわよ」
「ごめん、後お願いね」
シンジは腕時計を付け、椅子の背もたれに掛けておいたスーツを手早く着込むと、鞄を手に取った。
「気を付けてね。どっかで寄り道なんかするんじゃないわよ」
「わかってるよ。ちゃんと帰ってくるから」
シンジはちょっと苦笑いすると、再度アスカの顔を見る。
「じゃあ…行ってくるね。アスカ」
「うん。行ってらっしゃい」
瞬間的に交わす口付け。二人は微笑み合うと互いの顔を見る。
「…本当はさ、シンジにも休んで貰いたいんだけどな…。そうすれば、ちょっとデートがてら買い物でも行きたいのに」
「ごめん。今日はどうしても休めないんだ。今度はちゃんと休みを合わせようね」
「そうね。ほら、遅れるわよ?」
アスカが少し残念そうな表情をしながら時計を指差す。
「本当だ。じゃあ、行ってきます」
シンジはアスカの肩を持っていた手で再度鞄を持ち直し、歩いて数歩先の玄関に向かう。
「傘持っていきなさいよね」
「うん。分かってる。じゃあ」
シンジはアスカの忠告の通り鞄を持つ手とは逆の手に傘をを持つと、靴を履いて外へと出ていった。
「全く…すっかり仕事人間になっちゃってさ…。まあ…格好はいいんだけど」
アスカはトーストを食べながらシンジの働く姿を想像して溜息をついた。
空はまだゆっくりとその厚い雲を流し続けていた。
曇り空はシンジの勤める会社のビルの上でも変化がなかった。幾分その低さを増したようにも感じる。
そのビルの一室でシンジは仕事相手に電話をかけていた。
「…はい、はい。その件はこちらで準備します。では、明日10時にそちらにお伺い致しますので。はい、では失礼致します」
シンジが電話を置く。そして、一息。
「これも大丈夫…これもOK…と」
様々な書類とパソコンを交互に見続けながら、シンジはふと窓の外を見る。
「あ…降ってきたなぁ」
雨が窓ガラスに水滴を作る。
(アスカ…洗濯物取り込んでくれたかな?)
シンジはそれを確認する為に、自宅へと電話をしようと携帯電話に手を伸ばしたが、寸での所で手が止まる。
(かけたら…怒られるかな?そんな事で電話するなって…)
しかし、シンジは少し気を持ち直して携帯電話を取った。
時計が時を刻み続けている。
アスカは台所と間続きになっている居間に壁を背に天井を見上げていた。小さなテーブルの上には薄めに作ったコーヒーが湯気を立てていた。
(…暇ねぇ…)
ファッション雑誌は既に買い置きの3冊を読み終えていた。そして、本当はシンジと二人で見るようにと見ないでおいた映画のDVDも結局、一人で見てしまった。こうまでしてしまうと、もう何もすることが無くなっていた。
(あ〜あ、やっぱりシンジを無理にでも休ませておけば良かったなぁ…)
そのままパタンと床に身を投げ出すアスカ。体を倒した所の畳が少し冷たい。
(早く…帰ってこないかな…バカシンジ…)
そこに沈黙をかき消すように電話の呼出し音が鳴る。テーブルの上にはいつでも電話がかかってきてもいいように子機が置いてあった。アスカは体を起こして緑色の光の中に浮かび上がるデジタルの表示を確認する。
<着信:バカシンジ>
子機の画面に表示された文字。
(…シンジからだ!)
アスカは飛びつくように子機を手に取った。しかし、通話のボタンを押す所で指が止まる。
(あ、そうだ♪)
いつもは電話で出る時、自分が何者であるかなど言いもしないアスカであったが、今回は少しからかいと思惑を混めて「碇」と名乗ってみようと考えた。
アスカは少しニヤけてゆっくりと通話ボタンを押した。
「はい、もしもし…碇ですけど」
「あ、え…あの…アスカ?」
「そうよ」
「あの…洗濯物…大丈夫かなって思って…」
「大丈夫。こっちはまだ降ってきてないわよ」
「そう、良かった。こっちは降り出してきたから」
「そうなの。洗濯物の心配なんてどうでもいいから、ちゃんとまっすぐ戻ってきなさいよ」
「うん。あ…あのアスカ…さっき…なんて言ったの?」
「はい、もしもし…碇ですけどって言ったのよ。それが何か?」
「あ、いや…そ、その…」
電話の先で真っ赤になっているシンジが想像できる。アスカはその想像に対して必死に笑いを堪えながら電話の先のシンジに言う。
「たまには…こういうふうに言ってもいいじゃない。一緒に暮らしているんだからさ。それとも…シンジは嫌?」
「そ、そんなこと…無いけど…なんか・・・なんか、ヘンだよ…」
声が少し上ずるシンジ。
「いつもは名前だって言わないから…アスカは…」
「ちょっと言ってみたかったのよ、ただそれだけ。深い意味…ないわよ…」
「…アスカ」
少しの沈黙の後、シンジの声がアスカの耳に届く。
「ん?なに?」
「ありがとう…すごく嬉しいよ。そう言って貰えて…とっても嬉しいよ」
「…な、何言ってんのよ!ちょっとシンジをからかっただけよ!お礼を言われる筋合い無いわよ」
「だけど…取り敢えず、ありがとうって言いたいから。アスカがそう言ってくれて…とても嬉しいから…」
「バッ、バカ!恥ずかしい事言わないでよ!」
「…ごめん。じゃあ、仕事が終わったらすぐに帰るから」
「わ、わかったわよ…早く帰って来なさいよね」
アスカは自分の体が熱くなっている事に気付く。受話器を置いた手が汗ばんで、鼓動が激しくなっている。
「全く…恥ずかしいったらないわ!相変わらずのバカシンジね!」
恥ずかしさを隠すようにアスカが少し大きな声を出す。そして、テーブルの上にあったコーヒーを飲んだ。しかし、一向にその恥ずかしさと少しの幸福感は拭い去る事はできなかった。
雨が窓を叩く。アスカはそれまで気付かなかった音に感づき、慌てて窓の外に干してある洗濯物を取り込む。
「ふう…ギリギリセーフだわ」
アスカが取り込んだ洗濯物は、少し湿り気を帯びながらその部屋の畳に散らばっていた。
「さて、と。たたむとしますか」
アスカは腕まくりをしてその洗濯物と格闘する為に、洗濯物の前へ座った。
夕方。
雨はまだ止む気配はない。そればかりかその降りを強くする一方であった。
シンジは定刻に仕事を上げて、明日の準備をすると急いで会社を出て駅へと向かう。傘の間をぬって駅の改札をくぐり、電車へと乗り込む。
揺れる車内でシンジは、つい数時間前のアスカとの会話を思い出す。
<はい、もしもし…碇ですけど>
妙に心に残るその言葉。
シンジにとってはこの上なく嬉しいその言葉。その言葉に今にも自分の体が踊り出しそうになる。
もう一度思い出す。
<はい、もしもし…碇ですけど>
なんなのだろう、この心の奥底からくる高揚感は。シンジはその自分にも理解しきれない感情に戸惑いながらも、その声に含まれている彼女の想いが痛い程理解できた。
抱きしめたい。ただ、そう素直に思う。「ありがとう」の一言と共に、アスカの体をしっかりと抱きしめてあげたかった。
(どうしてそう思うんだろう?)
シンジはまだその気持ちを理解しきれず、空いている左手を何度も握った。
(僕にはまだ、分からない事があるのかな…)
電車はシンジの降りる駅へと向かって騒音を立てながら走り続けていた。
シンジは駅の改札を出て帰路を急ぐ。
雨は相変わらず降り続いていて、シンジの進む足を容赦無く濡らし続けていた。
アパートの階段を駆け上がり、部屋の玄関の前で息を整え、ドアを開ける。
「アスカ!ただいま」
「あ、シンジおかえり」
アスカは台所に立ち、サラダを作っていた。その手を止めて玄関から入ってきたシンジの方を振り返る。
「ちょうど良かったわ。サラダを作って最後だったのよ。もう出来上がるから座ってま…」
シンジは鞄を床に落してそのままアスカを抱きしめた。
「なっ…シンジ?!」
びっくりしたアスカは、そのシンジの行動が把握できずに体の動きを止めてシンジに抱きしめられたままになっていた。
「ど、どうしたの…?」
「ただいま、アスカ…」
「何か…あったの…?」
ようやくと落ち着いたアスカがシンジの腕の中で聞く。
「さっきの電話…とっても嬉しかったんだ。それで…なんか…自分でもよく分からないんだけど…ただ、アスカを抱きしめたくて…仕方なかったんだ…」
「バカ…何言ってんのよ。あんまり深く取るんじゃないって言ったじゃない。アンタをからかっただけなんだから」
「そうだけど…それでも嬉しいよ」
その声にアスカは自分の体温が再び一気に上がるのを感じる。
「さ、取り敢えず食べましょ!続きは食べ終わった後でもいいでしょ?」
アスカはシンジの腕をゆっくりと解きながら言う。シンジはまだアスカを抱きしめたいような表情をしていたが、仕方なくアスカに解かれた両腕を降ろした。
「さ、食べて。ほんとはアンタの順番だったんだけどさ、あまりにも暇だからアタシが作っちゃったわよ」
「うん、ありがとう」
二人は向かい合って席に座り、アスカの作った夕食を食べ始める。
「美味しい!美味しいよ、アスカ!」
「誰が作ってると思ってんのよ。このアタシよ、ア・タ・シ!まあ、やっぱりさ…教え方が上手かったんでしょ。シンジの」
「元々アスカは素質があったんだよ。でなきゃ、こんな短期間でこんなに美味しくできるわけないよ」
「素質ねぇ…」
アスカは、自分で作った揚げ豆腐の野菜あんかけを箸で取って口へと運ぶ。
「あ、おいし」
食事が終わる。そして、いつもの通り二人で食器を洗う。
「アスカ、コーヒー飲む?」
「そうね」
シンジは手早くお湯を沸かし、コーヒーをいれる。そのコーヒーを片手に二人は居間へと移った。
「よく降る雨ねぇ…」
アスカはコーヒーを一口飲んで窓の暗闇に目をやる。アスカの言う通り、降り続く雨は相変わらずその部屋の窓を静かに叩いている。
「…でも、何か落ち着くわね。こういう時間って」
「そうだね。不思議だね」
シンジもアスカにつられて窓を見た。そしてアスカの肩に腕を回す。
「最近…こうしている時間…少なくなったわね。お互い仕事で忙しいからかな…」
アスカの頭がかゆっくりとシンジの肩へと置かれる。
「うん…できるだけ…一緒に居られる時間を増やさないとね。努力しないと、なかなか作れないから」
アスカはシンジの肩に頭を任せ、目を閉じたまま微動だにしない。
「こうしている時間が…アタシ達にとっては何よりも大切なのよ。ゆっくりとお互いを見る事のできる時間だし、自分の気持ちをちゃんと言える時間なんだから」
「うん、そうだね。大切にして行こう。これからも」
沈黙がその部屋を包む。しかし、その沈黙は自分達の体温を下げるどころか、より熱くさせる感じさえした。
「…シンジさ…」
「なに?」
その沈黙を破るようにアスカがシンジの肩の上で呟く。
「あの電話、そんなに嬉しかった?」
「え…あ、うん。なんか…とても心に残って仕方無かったんだ。アスカの声が…」
「そう…。やっぱアンタって単純ね。あんな電話くらいで」
「はは、そうだね。単純かも知れないね…。だけど、心から嬉しいのは本当だよ」
「やっぱり、単純ね」
アスカは少し笑ってコーヒーを飲んだ。そして、何かを思いついたように隣のシンジに顔を向ける。
「じゃあ、電話だけじゃなくて…本当に碇になってあげようか?」
「え…?」
「え?じゃないわよ。本当に碇・アスカ・ラングレーになってあげましょうかって言ってんのよ」
「え、ええっ?!そ、そそ、それってアスカ?!」
「何どもってんのよ。そんなに驚くような事じゃないでしょ?」
「だ、だけどさ…いきなりそんな事言われたら…誰だって驚くよ」
目を大きくしたままシンジは言う。アスカはそんなシンジを見てちょっと首を傾げて微笑んだ。
「それはイヤってこと?」
「そうじゃないよ!願っても無いけど…だけどさ…そんないきなり…」
「アタシ達のいきなりは、いつもの事でしょ?再会も、付き合い始めたのも、一緒に暮らしたのも。なら、結婚する事だっていきなりの方が楽しいわよ。ね?」
「ほんとに…いつもいきなりだよ…アスカは」
「そこがアタシの良い所、なんてヤボったい事は言わないでよ?」
「お見通しってわけだね。かなわないな…」
「フフン。で、どうなの?アンタはさ。アタシにどうして貰いたいわけ?」
アスカは期待と幸せを湛えたままの表情でシンジを見つめ続ける。
少しの間。
シンジはしばらく気持ちの整理をしていたが、ゆっくりとアスカを抱きしめながら口を開いた。
「アスカ…その…なんて言っていいか…」
「取り繕った物言いなんてシンジに似合わないわよ。ちゃんと自分の声で言いなさい」
「う、うん…」
「さ、言ってみなさいよ?」
「…アスカ。その僕と一緒の…僕と一緒の名字になってくれない…かな?」
「なんて名前にするの?ちゃんと…はっきり言いなさいよ」
「ええと…その…い、碇・アスカ・ラングレーになって欲しいんだ」
微笑むアスカ。
しどろもどろなシンジ。
対照的な表情の二人だが、心の中にあるのは一緒の物だった。二人はゆっくりと顔を近づけ、唇を重ねる。
「いいわよ。シンジ…」
アスカは唇を離してシンジの顔を見る。
「本当になってくれるの…?アスカ」
「…うん」
アスカの顔がゆっくりと縦に振られる。
「ありがとう…アスカ…」
「礼なんて要らないわよ。そのかわり、ちゃんと…アタシと一緒に居なさいよね。これからもずっと。どんな事があっても」
「うん。約束するよ。アスカとずっと一緒に居るから。何があっても」
「よろしい」
アスカはいつもの口調でシンジに呟くと、今度は少し甘さを込めた声で続けて呟く。
「愛しているわよ…バカシンジ」
「僕もだよ、アスカ」
二人は再び唇を合わせる。無言のままに続く時間。永遠に思われるようなその時間は、そのまま二人を離そうとはせずにより一層二人の体を密着させる。
雨もそれを助けるように降り続き、まるで祝福するかのように雨音の拍手を出し続けていた。
<Fin>
ご挨拶
皆様、初めまして(知っている方は、いつもありがとうこざいます)TONOと申します。
最後まで読んで頂いた上に、後書きまで読んで頂けて本当に嬉しいです。感謝感謝!
というわけで、山鴉さん!HPリニューアルおめでとうございます!
こんな駄作で本当にお祝いにさせて頂くのが、とても心苦しいです。(^^;
どうか、お許しの上でご笑納頂けば幸いです。
さて…今回の文ですが…
いやあ、社会人をしている私としては、「こんな事はしないよなぁ…職場で」と思いながら書いてました。
だいたい、こんな事を職場でやっていたら、間違い無く噂になるか、独身男性陣から袋叩きに遭うでしょうね(笑)
私ならやりませんね、間違い無く(笑)
まあ、今回はただ一言、「もしもし、碇ですけど」と書きたかったんですね。欲望&妄想的に。
そもそもこの話の発端は、知り合いの某新婚夫婦(旦那が私の友人)の会話からヒントを得てました。
「嬉しいような、だけど恥ずかしいんだよな…電話で奥さんが自分の名字で出るのってよ」と、旦那が言ってました。
(ちっ、のぼせやがって。しばくぞ!コラ!) ←その時の私のセリフ
私は無論独身(爆)なので分からないのですが、既婚者の皆様…その辺りどうなんでしょうか?
でも、こういう二人を書きたいなぁと思ってはいたんですよ。
しかし、こういう日常の二人は書いていて、実に楽しい…(^^)
では、またお会いする事を祈って。
乱筆乱文、誤字脱字をお許し下さいませ。
山鴉さん、本当におめでとうございました!!
TONO