浅間鬼押出 VS メリー・ルー
浅間鬼押出
『VM JAPAN(PK)』エキスパートモードもいよいよ千秋楽。
舞台は浅間鬼押出。全域に龍脈が走る真っ赤なマップですが、溶岩でも腐潟でもないようです。
どうでも良いが、今の今まで”腐潟”を”ふがた”って読んでました。
マニュアルはちゃんと見ておこうね、自分……。

対戦相手はメリー・ルー。
最終戦なのに、なんでこのお笑い姉ちゃんが出てくるのかが謎なのですが
幻魔使いとしての能力では、ムウお姉さまよりも格上だったりするのが悲しいですね。

エキスパにしては珍しく、どちらも初期魔晶石は無しでレベル差もついていない。
一方的に水攻めにされてる訳でもない上、能力的にはヒミカの方が勝っている。
「なんだ、楽勝やん」と思ったのも束の間、縮小マップにポツポツと見える青い点に気がつく。
浅間山麓でフグの養殖が盛んだなんて聞いたことねーよ!

この状況では「地属性嫌いなんです(※1)」なんて言っていられる訳もなく
珍しく初手はヨロズミタマを移動召喚。

対するメリー・ルーはアマノイクサを召喚。
さすがに、このほぼ全域水地形のマップでゴウテンショウを呼び出すほどマヌケではないようで
初期配置のランテイオウ4体と合わせて考えると、なかなかに脅威です。

負けじとヒミカもアマノイクサを召喚。ヨロズは上方、アマノは下方の魔晶石回収を担当させます。
更にランテイオウと毒対策のスイカクを手前の池(?)に放流。
メリーがアマノを量産してくるので、最強のボディガードとしてヒノオロチを早期投入。
普通なら序盤でのオロチ召喚は避けるのですが、35段にまで成長していることに加え
魔晶石多めのマップである為、実は大した負担じゃなかったりするんですよね。

さて、このマップを楽に攻略する上で欠かせないのが敵ランテイオウを干上がらせることでしょう。
3体が水深1の地形にいる状態の時に、偶然ヒミカにターンが廻ってきましたのでヒデリ発動。
うち1体は退避可能な場所だったのですが(それでも3点のダメージ)2体は完全に無力化。

ヒミカの術力を考えると、早々にアマゴイで返さないと待っているのは緩やかな死なのですが
体力1になるまで放置するなんて、可愛い顔してなんというサディストなんでしょうか!
なんだか見ていて可哀相だったのですが、勝負の世界に情けは禁物。
当然のようにヒデリ追加で、フグの干物の完成です。

このように(ちょっと上手くいきすぎだが)初期配置のランテイオウさえなんとかすれば
エキスパ最終面とは思えないほど簡単なマップだったりします。(※2)

その後、自軍ランテイオウやダイダホウシを酷使活用するためにアマゴイで増水してやったら
フグの養殖に失敗したメリーさん、今度はエビの養殖を始める事にしたようですが
クギリにダイダ、そしてオオミツヌ(※3)までいる状態では、あまり脅威に感じません。
1つ2つ魔晶石を奪われたとしても大勢に変化は無しと判断して詰めに入ります。

ここに来て満を持してのオオカナツ召喚! さらにオニビで強化!!
やはり千秋楽ですから横綱の活躍で締めるべきだと思っていたのですが
びびったメリーさんはあっさり降伏。せっかくレア幻魔を呼び出したというのに残念です。

という訳で第12戦の結果。広めのマップなのでちょっと時間がかかってます。
珍しく天属性の召喚数が1番少なかったりしますが、ほぼ水地形のマップではこんなものか。
それでもアマノイクサは2体呼んでいたりします。ポニーテール最高!
浅間鬼押出 浅間鬼押出
※1 別に嫌いなわけではない。単に使い勝手の良い幻魔が少ないだけである。
つーか、CPU 戦ならこの程度の片寄りがあっても勝てるって事ですね。

※2 ヒミカを使ってるから偉そうに言えませんがね。
ヒミカはストーリーモード序盤の所持幻魔が少ない頃が辛い為、扱いにくいと思われがちだけど
先に進めば進むほど簡単になるという鬼性能のキャラですからね。
最初から全ての術・幻魔を持っているエキスパでは、最も攻略が楽と言われるのも当然です。

※3 アコロがヒミカに迫ってきたから呼んだ。
……のですが、増水のためにまともに動けず、肝心のヒミカ凍結時に役に立ちませんでした。
まぁ、アコロを攻撃するためヒミカから離した管理人のミスなのかもしれないけど
名前の後に(笑)を付けて呼ばれているのは伊達じゃないですね。
そんな彼ですが、上位幻魔としての存在感は CPU へのハッタリ程度には役に立つようです。
(C) Nihon Falcom

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