抵抗力を増し、免疫を付けるのに漢方薬は大いに役立ちます。

◆ ◆ ◆

どういった体質かにも拠るのですが、例えばアトニー体質と呼ばれる方々に消化器系の働きを良くする漢方薬(六君子湯・養胃湯系統)を服用することで疲れ易いとか根気が続かないとかが改善されます。

◆ ◆ ◆

冷え性の方で生理不順があったり生理痛がひどかったりの方だとしますと、機能不全や形態不全を除いて、 当帰芍薬散・桂枝茯苓丸とかの婦人薬で、副次的に肩こりが治ったり、皮膚の色が白く透明感がでたり 、 肝臓の指数が正常に下がったりと目的の以外の効果が現れる事がよくあります。

漢方の考え方だと至極あたりまえのことなのですが、冷え性というのは血の流れが悪くて起こっていると 考えます。お血(けつ)といいますが、コレステロール値・中性脂肪値が高いと血液の流れが悪くなります。

血の流れが悪いのを改善する薬ですから、血液を浄化し、コレステロール値や中性脂肪の値・GOP・GTP値が 正常に近付く事は多々見受けられます。

◆ ◆ ◆

気分が苛つくとかよく眠れないとかの方に漢方薬を用いても同じように肝臓の数値が改善される事があります。 肝機能の低下により苛つきや不眠が起こっているから肝機能の強化することによってそれらの症状を治していくのです。

漢方は病気の根本を診て身体全体のバランスを整え治していくため、痛いから痛み止め・熱があるから 熱さましといったような使い方じゃないため、目的の治療とは違う作用で治る事があります。

特に子供さんの場合には消化器系の発達とともに体力もつき風邪も引きにくくなっていきます。 小児喘息も2〜3年生位になると自然に治るといわれて来ましたが、これも消化器系の特に腸の機能が整うためと考えられます。

少しでも早く腸の機能を発達させるのに小建中湯を用います。



抵抗力を増し、免疫を付けるのによく使われる処方

●消化器系の働きを良くする漢方薬

六君子湯 アトニー体質と呼ばれる方々の消化器系の働きを良くする
養胃湯 疲れ易いとか根気が続かないとかが改善されます

●血の流れが悪いのを改善する婦人薬

当帰芍薬散 冷え性の方、生理不順・生理痛、肩こり
桂枝茯苓丸 生理不順・生理痛、肩こり・冷えのぼせの改善

●子供さんの場合

小建中湯 少しでも早く腸の機能を発達させることで、体力もつき風邪も引きにくくなっていきます。



漢方の正しい飲み方