ON THE ROAD 2011

2011-09-23 名古屋 日本ガイシホール

名古屋!前半戦でチケットが取れなかった名古屋!
2005年以来6年降りの名古屋レインボーホール...改め日本ガイシホール。
日曜日の広島から1週間経たずに名古屋に来てしまいました。
長野県在住ですが,実は一番近い会場が名古屋なのです。
どこに行くにもいったん名古屋に出てそこから新幹線とか飛行機とか,いつも通過するばかりでしたが,今日は名古屋が目的地!

いつもの通り,MC等はうろおぼえ。
省吾の言葉そのままではありません。
...というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。
セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています(笑)
これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...
間違い等があればご指摘ください。m(_ _)m

台風一過,快晴の中の
レインボーホール,
改め,日本ガイシホール
日本ガイシホール
ツアートラック@名古屋
(その1)
ツアートラック(その1)
ツアートラック@名古屋
(その2)
素晴らしい快晴!雨男は返上か(笑)
ツアートラック(その2)
No. 曲名

開演はほぼ定刻。
18:00頃,いつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。

そしていよいよ開演(18:03頃)

ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。
スクリーンには黒地に
"SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011"
"The Lastweekend"
右側に省吾のシルエット。


画像は記憶に基づくイメージです。
チケット画像等を加工して作成しました。

ゴ〜ン,ゴ〜〜ンと鐘の音が鳴り響き,この文字が徐々に大きくなりながら...


画像は...上と同じく記憶に基づくイメージです。


J.BOYのリミックスバージョンでスタート。
ウォーーウォウォー!
この時のワクワク感は尋常ではない!!
映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。

最後の方で,最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...

そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって...
スクリーンが上がり,

1 ON THE ROAD

イェ〜〜〜〜〜〜〜ィ!!

2 この夜に乾杯!

省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。

(MC)
サキソフォン,古村敏比古!

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

Jump!Jump!と客席を煽る。
省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。

(MC)
Hello Aichi, Nagoya city, How do you doing!
今夜気分はどうだい!

4 独立記念日

(MC)
ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!
今日はコンサートに来てくれてありがとう!
いい夜にしたいと思います。最後までどうかよろしく!
ここでホーンセクションを紹介します。大きな拍手を!
 トロンボーン,清岡太郎
 トランペット,佐々木史郎
 サキソフォン,Very Cute and Sexy,Uko!

5 反抗期

スクリーンにはON THE ROAD '83で赤いシャツを着て反抗期を演奏する映像が!

(MC)
今日は2011年9月23日,秋分の日ですね。
明日からだんだん日が短くなるんだ,さびしいな〜。
去年の今頃は,来年,つまり今年のコンサートの準備をしていました。
その時は,35周年のお祝いのお祭りのようなツアーをやるか!という感じだったんですが,3.11をもって全く意味の違うツアーになりました。
今日は皆さんに元気になってもらえるように,スタッフ,ミュージシャン,ベストを尽くして良いステージにしたいと思います。
最後までどうかよろしく。

6 光と影の季節
7 MY OLD 50'S GUITER

Emptiness まるで マイナーブルース
Loneliness まるで マイナーブルース
Restless heart まるで マイナーブルース
の英語のところを
"むなしさ","さみしさ","せつなさ",と日本語に変えて歌ってました。

最後のギターソロで,
ギター!長田進!
そして,そのギターソロを引き継ぐように
ギター!町支寛二!

Money makes the world Crazy!
8 MONEY
「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「かかえて出て行く〜♪」
「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」
「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」
"Hey,Ladies"
男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」
「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「町を出て行った〜♪」
爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜!
最後にMoney makes me, Money makes the world Crazy!
最後に一回,ジャン!で暫くためて,ジャン,ジャ〜ン。
ウォ〜イェ〜〜〜3連発。
(MC)
ありがとう。今日も長いコンサートになりますよ。
そろそろ座って下さい。
俺のアリーナコンサートは,コンサート言うよりイベントみたいなものです。
6年ぶりだよね。
6年前はレインボーホールでしたが,帰ってきたら日本ガイシホールになってました(笑)
でも,熱いオーディエンスは変わりません。
5年,6年に一回やってくる移動遊園地みたいな物ですから,自由に楽しんで下さい。
人に迷惑をかけない程度に,あとは自由気ままに楽しんでもらえたら良いなと思います。

今回のアリーナツアーはニューアルバムが無いので選曲が自由です。
というわけで,古い曲をたくさん演ろうと思います。

次は1979年,「君が人生の時・・・」というアルバムから

9 風を感じて
(MC)
この空間に流れている素晴らしい音色は,福田裕彦。

いやぁ,今年の夏は痛めつけられたね。
みんな夏を乗り越えましたね。エライ!
節電もありましたし,温暖化を切実に感じさせる夏でした。
でも,必ず秋はやってくる。
そして,コンサートはここからスローなバラードになります。
ちょっと秋を感じさせる曲かもしれません。

10 君の名を呼ぶ
11 もうひとつの土曜日
(MC)
今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました!
皆さんが日頃聴いている音楽は,最近はほとんどコンピュータを使ったものだと思いますが,今回はせっかく6年ぶりにアリーナで全国を回るので,ぜひ生の演奏を聴いてもらいたいと思い,こうして集まってもらいました。

ここでストリングスセクションを一人一人紹介。

そして,今回の音楽監督,星勝!

ここから3曲,素晴らしいアレンジの曲を聴いてもらいます。
3曲とも,3.11の震災で亡くなられた方,原発事故で街を追われた方,被災された方,そしてこの国に哀悼の気持ちを込めて演奏したいと思います。

星氏の指揮で,

12 PAIN
スクリーン,というか背景には静かな街(住宅街)の夜のシルエット。曲の前の「哀悼」という言葉と重なって涙が出てきます。
13 BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊,ストリング隊のコラボレーション。

スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器のシルエット。これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。
国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。
最後には扉が開いて省吾?のシルエット。

14 我が心のマリア (Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊は一時退場。
ストリングスのみの演奏。

スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。
緑ががかったモノクロっぽい映像。

このインストルメンタルでトイレ?に出て行く人多数。
省吾曰く,「自由に楽しんで」だから自由にすればいいんだけど...
このインストルメンタルを聞かないのはもったいない!

静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ.....
トイレ組が慌てて戻ってくる。

15 A NEW STYLE WAR

ススクリーンには銀色の巨大な筒状の物体が海岸に。
そう,アルバム"Promised Land"のジャケットの背景にある,あれ,核弾頭のイメージです。

16 裸の王達

スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,夜の車の列等...

17 詩人の鐘

スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。
省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで激しく振り回す。

18 Theme of Father's Son - 遙かなる我が家
19 RISING SUN - 風の勲章

RISING SUNは,最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。
イントロ部分はさらにストリングスを強調した感じ?
バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。
うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。

(MC)
25年前,1986年,当時33歳のときにこの曲を作りました。
(スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真)
戦後40年,80年代はバブルのど真ん中。
Japan as No.1なんてもてはやされ,日本はアメリカを抜いて世界一の経済大国になろうとしていた。
鼻息の荒い時代です。
しかしその中で日本人の良いところ,慎ましさ,謙虚さ,勤勉さ等も失われた気がします。
そして90年代に入り,バブルは崩壊し,あっというまに10年が失われました。
21世紀になり,明るい未来を期待していたら,今度は9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われました。
そして今年3.11...おそらく,日本は戦後最大の困難な時期だと思います。
これをどう受け止めるか,俺たちに問われているのは,25年前にこの歌を書いたときとは意味は違うかもしれないけど,言葉としては...

ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
(客席との掛け合い)

その言葉は,
Show me your way, J.BOY.

20 J.BOY
21 僕と彼女と週末に
22 愛の世代の前に
ここでいったんメンバーは退場。
拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。
英語,スペイン語,日本語も。
そして,スクリーンにはカウントダウンが
3,2,1....
映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE"
スクリーンに省吾登場。
「 今日は2010年5月○○日。俺たちはアメリカ西海岸にいます。DVDの映像の撮影に来ています。今はギリシャの経済破綻とかのニュースをやってますが,今これを見ている皆さんは,2011年9月23日の世界にいるんだよね。だからその後ギリシャやヨーロッパがどうなったか知ってるんだよね。さて,君たちは名古屋の日本ガイシホールでこれからアンコールって時なんだね。何があろうとショーは続いていかないといけない。盛り上がっていこう!ピース!」

そして,ステージにメンバー登場。
メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。
移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす

トランペット シロー!
サキソフォン ユーコ!
トロンボーン タロー!

あ,俺もいかなきゃ。

センターステージに到着して,

落合監督から高木監督へ。
どうなんでしょう?シーズン途中で。
ウォーイェーー!!
カープのAクラス入りはどうなるんでしょう?
ウォーイェーー!!
落合監督の好きな人!
イェ〜〜〜!
変わって良かったと思ってる人!
イェ〜〜〜!
オーケー!レッツゴー!

23 モノクロームの虹
24 終わりなき疾走
25 君がいるところがMy sweet home

ここで会場全体でウェーブ!!
(MC)
じゃぁ,ウェーブをやるよ。君から!
右回りでウォ〜〜〜〜ってやるんだよ!
名古屋の力を見せてくれ!

(MC)
さて,いよいよ避けては通れない時間が来ました。
今日初めて俺のコンサートに来てくれた人?
じゃぁ,避けて通れない時間って意味わからないよね。
お前のコンサートは何度も来てやってるぜ!って人は?
避けて通れない物が何かわかってますね(笑)

10歳未満...
この子達が大きくなったときに日本が良い環境になっているように頑張らないといけないのは俺たちです!
この子達が俺の歳になることは俺はもういませんが。

10代...
ずいぶん増えたね。10代楽しんでる?
 4人組で,ジャニーズみたいな「浜」「田」「省」「吾」のうちわを持ってるアリーナの観客を指して,
それ10代のノリだけど,ちょっと違うな,俺のノリと。ちょっと違う,ちょっと違う。
学校に戻ったら,みんな知らないと思うけど,「浜田省吾のコンサート良かったぜ」っていうんだよ。
黒板に書いて,浜田省吾サイコーって。
そして今度こそ次回は32人のクラスメイトを連れてくるように。
でも,次回やるときは君たち卒業してたりして。

20代...
今20代が一番大変だと思うけど,すぐに楽になるからね。

では,前回名古屋の主流だった30代...
かなり減ったね。
30代は人生の華です。
頭脳も心も大人だけど,体はまだ若い。
今のうちにやりたいことをやって下さい。

40代...
子供も大きくなり,出費も多くなり...
グッズのTシャツ見て,高っ!
あっ,こんな事言っていいのかな。
えー,ただいま不適切な発言がありました。
私,経産省を辞任させて頂きます。
いいの。ロックンローラーは何を言っても自由だから。

50代...
まだまだ俺たちやれるよね!
あれやこれや若い世代に伝えて,良いセンパイになりましょう。

で,今までは60代の方...
次回は俺たちそちらに行きます。

では,70代以上の方...
年上の方々が元気で頑張ってくれていることは俺たち「若者」にとって本当に励みになります。

次の曲は10歳未満も,70歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。
この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,子供達の歌でもあり...
つまり,すべての家族ための歌です。

26 I am a father

(MC)
さて,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。
いろんな時間を共有できて,応援してくれたことに感謝しています。
皆さんの人生,ドラマのサウンドトラックに入れてくれて,感謝してます。どうもありがとう。

センターステージの真上にミラーボールが降りてきて...

27 路地裏の少年

バンドメンバーをひとりづつ紹介。
紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。
最後にピアノの小島良喜氏を紹介。
そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって...

28 家路

少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。

途中からメインステージに戻ってバンドメンバー全員での演奏。

ここでメンバー全員退場。

アンコール。
メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。

省吾が,名古屋!名古屋!名古屋!と盛り上げると,客席からは省吾!省吾!省吾!

そしてそれぞれのポジションに戻って...

29 日はまた昇る

メンバー全員退場するが,会場全体で省吾コール。

ステージが明るくなってバンドメンバー再登場!
星氏が登場して,指揮を始める。
演奏が始まると省吾が登場。

30 君が人生の時...

(終演 21:43頃)

BGM"桜 (Instrumental)",そして終演のアナウンス。
余韻に浸りながら会場を後に...

チケット

上段:入場引換チケット
下段:当日発券される座席券

チケット座席券

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このページの更新日 : 2011/10/01