ON THE ROAD 2011

2011-09-17 広島グリーンアリーナ

長野の次は広島!
前半戦以来,約4ヶ月ぶりに広島まで遠征してしまいました。

いつもの通り,MC等はうろおぼえ。
省吾の言葉そのままではありません。
...というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。
セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています(笑)
これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...
間違い等があればご指摘ください。m(_ _)m

雨に濡れるツアートラック@広島
(その1)
ツアートラック(その1)
雨に濡れるツアートラック@広島
(その2)
ツアートラック(その2)
No. 曲名

開演はちょっと遅れ?
18:02頃,いつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。

そしていよいよ開演(18:05頃)

ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。
スクリーンには黒地に
"SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011"
"The Lastweekend"
右側に省吾のシルエット。


画像は記憶に基づくイメージです。
チケット画像等を加工して作成しました。

ゴ〜ン,ゴ〜〜ンと鐘の音が鳴り響き,この文字が徐々に大きくなりながら...


画像は...上と同じく記憶に基づくイメージです。


J.BOYのリミックスバージョンでスタート。
ウォーーウォウォー!
この時のワクワク感は尋常ではない!!
映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。

最後の方で,最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...

そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって...
スクリーンが上がり,

1 ON THE ROAD

イェ〜〜〜〜〜〜〜ィ!!

2 この夜に乾杯!

省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。

(MC)
サキソフォン,古村敏比古!

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

Jump!Jump!と客席を煽る。
省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。

私はスタンド最後列から2番目で,跳ねすぎて足を踏み外しそうに(笑)

(MC)
Hello!広島,今夜気分はどうだい!!

4 独立記念日

(MC)
今日ははっきりしない天気,雨の中コンサートに来てくれてありがとう!
いい夜にしたいと思います。最後までどうかよろしく!
ここでホーンセクションを紹介します。大きな拍手を!
 トロンボーン,清岡太郎
 トランペット,佐々木史郎
 サキソフォン,Very Young and Sexy,Uko!

5 反抗期

スクリーンにはON THE ROAD '83で赤いシャツを着て反抗期を演奏する映像が!

(MC)
今日は2011年9月17日。
去年の今頃は,来年,つまり今年のコンサートの準備をしていました。
その時は,35周年のお祝いのパーティ,フェスティバルのようなものを考えていましたが,3.11をもって全く意味の違うツアーになりました。
あれから半年経ちましたが,皆さんもまだ具体的にも精神的にもどこかに痛みを感じていると思います。
今日は皆さんに元気になってもらえるように,この特別なツアー,最善を尽くして良いステージにしたいと思います。
最後までどうかよろしく。

6 光と影の季節
7 MY OLD 50'S GUITER

Emptiness まるで マイナーブルース
Loneliness まるで マイナーブルース
Restless heart まるで マイナーブルース
の英語のところを
"むなしさ","さみしさ","せつなさ",と日本語に変えて歌ってました。

最後のギターソロで,
ギター!長田進!
そして,そのギターソロを引き継ぐように
ギター!町支寛二!

Money makes the world Crazy!
8 MONEY
「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「かかえて出て行く〜♪」
「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」
「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」
"Hey,Ladies"
男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」
「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「町を出て行った〜♪」
爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜!
最後に,Money makes the world Crazy!
最後に一回,ジャン!で暫くためて,ジャン,ジャ〜ン。
ウォ〜イェ〜〜〜3連発。
(MC)
今日初めて俺のコンサートに来てくれた人?
はじめまして!
じゃぁ,お前のコンサート,何度も来てやってるぜって人?
久しぶりです!
このツアー,春も来たよって人?
2005年以来6年ぶりの人?

再会できてうれしいです。

だいたい,アリーナのツアーはオリジナルアルバムを作ってからやるんですが,今回はありません。
ということは,選曲に制約がありません。自由です。
というわけで,古い曲をたくさん演ろうと思います。
10代の人とかは生まれてなかったかもしれませんが。

次は1979年,「君が人生の時・・・」というアルバムから

9 風を感じて
(MC)
今日は長いコンサートになりますよ〜。
ですから,このあたりで腰をかけて下さいってもう座ってるね。
あんたらえぇ感じやね(広島弁?)。
もう座ってるので何も言うことは無いんですが(笑)

俺のアリーナツアーは,5年ぐらいに一回やってくる移動遊園地みたいなイベントだからね。
自由にきままに楽しんで下さい。でも,絶対に人の迷惑にならないように。

次はスローなバラードを2曲続けて演ります。
スローな曲は,どんなに知っていても心の中で口ずさんで下さい。

10 君の名を呼ぶ
11 あれから二人
(MC)
今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました!
皆さんが日頃聴いている音楽は,最近はほとんどコンピュータを使ったものだと思いますが,今回はせっかく6年ぶりにアリーナで全国を回るので,ぜひ生の演奏を聴いてもらいたいと思い,こうして集まってもらいました。

ここでストリングスセクションを一人一人紹介。

そして,今回の音楽監督,星勝!
星さんは井上陽水さんとか小椋佳さんとか,プロデュースしてきてますが,最も有名なのは浜田省吾!
って俺のコンサートだから(笑)
だめだよ,外で言っちゃ。失言で更迭されるから(笑)
君はつまんないこと言ったから,次からボーカルは町支君,なんて。

ここから3曲,素晴らしいアレンジの曲を聴いてもらいます。
3曲とも,3.11の震災で亡くなられた方,被災された方,そしてこの国に哀悼の気持ちを込めて演奏したいと思います。

星氏の指揮で,

12 PAIN
スクリーン,というか背景には静かな街(住宅街)の夜のシルエット。曲の前の「哀悼」という言葉と重なって涙が出てきます。
13 BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊,ストリング隊のコラボレーション。

スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器のシルエット。これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。
国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。
最後には扉が開いて省吾?のシルエット。

14 我が心のマリア (Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊は一時退場。
ストリングスのみの演奏。

スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。
緑ががかったモノクロっぽい映像。

静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ.....

15 A NEW STYLE WAR

ススクリーンには銀色の巨大な筒状の物体が海岸に。
そう,アルバム"Promised Land"のジャケットの背景にある,あれ,核弾頭のイメージです。

16 裸の王達

スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,夜の車の列等...

17 詩人の鐘

スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。
省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで激しく振り回す。

18 Theme of Father's Son - 遙かなる我が家
19 RISING SUN - 風の勲章

RISING SUNは,最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。
イントロ部分はさらにストリングスを強調した感じ?
バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。
うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。

(MC)
25年前,1986年,当時33歳のときにこの曲を作りました。
(スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真)
戦後40年,80年代はバブルのど真ん中。
Japan as No.1なんていう言葉もあって,日本はアメリカを抜いて世界一の経済大国になろうとしていた。
しかしその中で慎ましさ,勤勉さ等も失われた気がします。
そして90年代に入り,バブルは崩壊し,10年が失われました。
21世紀になり,明るい未来を期待していたら,今度は9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われました。
そして今年3.11...おそらく,日本は戦後最大の困難な時期だと思います。
これをどう受け止めるか,25年前のあの時とは違う意味で問いかけたい。

それは...

ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
(客席との掛け合い)

その言葉は,
Show me your way, J.BOY.

20 J.BOY
21 僕と彼女と週末に
22 愛の世代の前に
ここでいったんメンバーは退場。
拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。
英語,スペイン語,日本語も。
そして,スクリーンにはカウントダウンが
3,2,1....
映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE"
スクリーンに省吾登場。
「 今日は2010年8月○○日。何故か俺はデンマークのコペンハーゲンに来ています。ここに来る飛行機の中で見た映画がダスティン・ホフマンの卒業。初めて見たのは15ぐらいでしたが,今見ると全部のキャラクターが理解できました。さて,これを見ている皆さんは2011年9月17日,グリーンアリーナでこれからセンターステージで盛り上がるんですね。ピース!」

そして,ステージにメンバー登場。
メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。
移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす

さぁ,センターステージに行きんさい。
俺もいかなきゃ,わしもいかんと!

センターステージに到着して,
ここから君たちがメインボーカリストです!いいかい?
拳を振り上げて,ウォーイェーー!!ウォーイェーー!!ウォーイェーー!!
オーケー!レッツゴー!

23 モノクロームの虹
24 終わりなき疾走
25 君がいるところがMy sweet home

ここで会場全体でウェーブ!!
(MC)
じゃぁ,ウェーブをやるよ。君から!
右回りでウォ〜〜〜〜ってやるんだよ!
広島のパワーを見せてね。

(MC)
さて,いよいよ避けては通れない時間が来ました。
春に来た人はあれから数ヶ月,けっこうさかいめだったかもね。

10歳未満...
いらっしゃい。
誕生日?
♪パパとママにありがとう♪
(Happy Birthdayをアカペラで1コーラス歌ってくれました)
この子達が俺の歳になることはもういませんが,って君たち笑ってられないよ!

10代...
ずいぶん増えたね。うれしいな。
学校に戻ったら,みんな知らないと思うけど,「浜田省吾のコンサート良かったぜ」っていうんだよ。
そして今度こそ次回は32人のクラスメイトを連れてくるように。
でも,次回やるときは君たち卒業してたりして。

20代...
今20代が一番大変だと思うけど,すぐに楽になるからね。

では,人生で一番すばらしい年代,30代...
かなり減ったね。
30代のうちにやりたいこといっぱいやっておいてね。
そのうち出来なくなるから。

40代...
では40の人,41の人...
※まさかの40〜49歳の1年刻みチェック!!
なんかめちゃめちゃバランス取れてるね。
一番大切な年代だから,体に気を付けて頑張ってね。

ドラムの小田原君以外,私たちと同じ50代...
ベースのミックは昨日誕生日です。
自分たちが生きてきたことを伝えていく,そんな50代頑張ろう!

で,今までは60代以上の方ってやってたんだけど,もう少しこまかく。
60代の方...
次回は俺たちそちらに行きます。

では,70代以上の方...
年上の方々が元気で頑張ってくれていることは本当に励みになります。

次の曲は10歳未満も,60歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。
この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,子供達の歌でもあり...

つまり,すべての家族ための歌です。

26 I am a father

(MC)
さて,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。
いろんな時間を共有できて,応援してくれたことに感謝しています。どうもありがとう。

センターステージの真上にミラーボールが降りてきて...

27 路地裏の少年

バンドメンバーをひとりづつ紹介。
紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。
最後にピアノの小島良喜氏を紹介。
そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって...

28 家路

少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。

途中からメインステージに戻ってバンドメンバー全員での演奏。

ここでメンバー全員退場。

アンコール。
メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。
そしてそれぞれのポジションに戻って...

29 日はまた昇る

メンバー全員退場するが,会場全体で省吾コール。

ステージが明るくなってバンドメンバー再登場!
星氏が登場して,指揮を始める。
演奏が始まると省吾が登場。

30 君が人生の時...

(終演 21:45頃)

BGM"桜 (Instrumental)",そして終演のアナウンス。
余韻に浸りながら会場を後に...

チケット

上段:入場引換チケット
下段:当日発券される座席券

チケット座席券

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このページの更新日 : 2011/10/01