ON THE ROAD 2011

2011-07-02 東京国立代々木競技場第一体育館

先週に引き続き,2週連続で,同じ会場に(^^;;;
ON THE ROAD 2011 6回目の参加です。
一般販売で下手な鉄砲...みたいな感じで申し込みまくっていたら,6/25(土)と7/2(土)が両方取れてしまった...
いやいや,取れた\(^o^)/!!
というわけで,2週連続で同じ会場に。
もう,アホか,バカかと...(笑)

いつもの通り,MC等はうろおぼえ。
省吾の言葉そのままではありません。
...というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。
セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています(笑)
これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...
間違い等があればご指摘ください。m(_ _)m

東京国立代々木競技場
第一体育館
代々木競技場
ツアトラ2011バージョン@代々木

天気予報では雨でしたが,青空も見えて良い天気に!

ツアトラ(開演前)
No. 曲名
今回はちょっと早めの16:50頃に開場しました。
開演はほぼ定刻。
17:59頃,いつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。

そしていよいよ開演(18:02頃)

ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。
スクリーンには黒地に
"SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011"
"The Lastweekend"
右側に省吾のシルエット。


画像は記憶に基づくイメージです。
チケット画像等を加工して作成しました。

この文字が徐々に大きくなりながら...


画像は...上と同じく記憶に基づくイメージです。


J.BOYのリミックスバージョンでスタート。
ウォーーウォウォー!
この時のワクワク感は尋常ではない!!
映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。

最後の方で,最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...

そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって...
スクリーンが上がり,

1 ON THE ROAD

イェ〜〜〜〜〜〜〜ィ!!

2 この夜に乾杯!

省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。

(MC)
サキソフォン,古村敏比古!

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

Jump!Jump!と客席を煽る。
省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。

(MC)
Hello!東京,今夜気分はどうだい!!

4 恋は魔法さ

「また会えるかと聞いたら♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「今夜どこかつれだして〜♪」

スクリーンにはライブ映像と神戸の夜景等。
最後の方で阪神大震災の映像,そしてそこからに徐々に復興していく様子。

(MC)
ウォ〜イェ〜!,ウォ〜イェ〜!(客席との掛け合い)
今日はコンサートに来てくれてどうもありがとう!
いい夜にしたいと思います。最後までどうかよろしく!

ここでホーンセクションの紹介。

5 さよならゲーム

(MC)
ありがとう!
今日は2011年7月2日土曜日。
3.11以来,日本中が少し鬱状態というか,皆さんもいろんな意見や怒り,悲しみを胸に暮らしていると思います。
今日のチケットを買うときも,会場に来るときもいつもとは違う気持ちだったと思います。
今日は,そういった気持ちを束の間忘れて吹き飛ばすのではなく,そのような痛みをかかえた上で明日からそれらと戦っていける英気を養っていけるように,元気になってもらえるように,いいステージやりたいと思います。

来週は仙台でコンサートをやる予定でした。
しかし,いろんな状況が回復せず,見送りになってしまいました。
今日,宮城等,わざわざ遠くから来てくれている聞いています。
良いステージをやりたいと思います。
最後までどうかよろしくお願いします。
(いつもの"最後までどうかヨロシク!"とは違って,とても丁寧な感じでした)

6 悲しみは雪のように
7 MY OLD 50'S GUITER

Emptiness まるで マイナーブルース
Loneliness まるで マイナーブルース
Restless heart まるで マイナーブルース
の英語のところを
"むなしさ","さみしさ","せつなさ",と日本語に変えて歌ってました。

最後のギターソロで,
ギター!長田進!
そして,そのギターソロを引き継ぐように
ギター!町支寛二!

Money makes the world Crazy!
8 MONEY
「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「かかえて出て行く〜♪」
「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」
「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」
"Hey,Ladies"
男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」
「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「町を出て行った〜♪」
爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜!
省吾もシャウト!
最後に,Money makes me, Money makes this country, Money makes this world Crazy!
最後に一回,ジャン!でためて,ジャン,ジャ〜ン。
ウォ〜イェ〜〜〜4連発。
(MC)
6年ぶりの代々木競技場第一体育館,こんなにたくさんの人に集まってもらえてうれしく思います。
どうもありがとう!
いきなりジャンプさせられるわ,一緒に歌えって言われるわ,今日は最後まで大変ですよ。
久しぶりのアリーナツアーですが,今までのようにオリジナルアルバムが出来るのを待っていると2年後ぐらいになりそうなので,みんなに早く会いたいということで,やってきました。
メガネが曇る曇る(笑)久しぶりで涙かと思ったら汗だった(笑)

というわけで,選曲に制約が無いので,ファーストアルバムから最新まで何をやってもいい,自由です。
ヒット曲も無いので,それにもとらわれることもありません。
あ,1曲あるんですが,それもやっちゃったし(笑)

次は無茶苦茶古い歌です。作ったのは77年ですが,自分の中では,渚園の夕日の中へ消えてゆく麦わら帽子のイメージが強い。

9 愛のかけひき
(MC)
美しいシンセの音色は,福田裕彦。

今日は長いコンサートになりますよ〜。
ですから,ここで少し座って下さい...ってもう座ってるか(笑)
俺のアリーナツアーは5年ぐらいに1回ぐらいまわってくる移動遊園地みたいなものなので,お金を払って来てくれている皆さんが主役です。
自由に,人に迷惑をかけないように楽しんで下さい。

そして,長いんで,例えば夫婦で来てて,
「あなた,おなかすかない?」
「そうだね,何か食べに行こうか」
で,ワインなんかも飲んで,
「ちょっと酔ったし,少し休んでいく?」
なんてね。
何休むか知りませんけどね。
「いや,5分ですむから大丈夫」
ナニが5分で済むんだよ...(笑)
それで戻ってきても,まだやってますから。

下ネタ(?)の後に,省吾は額をマイクにつけて頭をポリポリ

(MC)
次は昔のバラードを2曲続けて演ります。

10 片想い
11 あれから二人
(MC)
今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました!
皆さんが日頃聴いている音楽は,最近はほとんどコンピュータを使ったものだと思いますが,今回はせっかく全国を回るので,ぜひ生の演奏を聴いてもらいたいと思い,こうして集まってもらいました。

ここでストリングスセクションを一人一人紹介。

そして,今回の音楽監督,星勝!

ここから3曲,素晴らしいアレンジの曲を聴いてもらいます。
1979年のアルバムのタイトルソング,続いてインストルメンタルで...

星氏の指揮で,

12 君が人生の時...
13 BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊,ストリング隊のコラボレーション。

スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器のシルエット。これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。
国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。
最後には扉が開いて省吾?のシルエット。

14 我が心のマリア (Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊は一時退場。
ストリングスのみの演奏。

スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。
緑ががかったモノクロっぽい映像。

このインストルメンタルの間にトイレ休憩に出る人多数...なんか残念。
すごく良い曲なのに...

ちなみに,今回のツアーではこれまでのような「15分ぐらいの短い休憩をとります」やショートフィルムはありません。
3時間半ほぼぶっ通しのパワフルなライブです。
トイレは開演前に済ませておきましょう。

静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ.....
そこに救急車のサイレンやクラクションのような音が重なって,

15 MY HOMETOWN

スクリーンには,遠くに見える都市のビル群に向けられた銀色の巨大な筒状の物体が...
そう,アルバム"Promised Land 〜約束の地"のジャケットで省吾の背後にあるアレ(核弾頭のイメージ)です。

16 裸の王達

スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,夜の車の列等...

17 詩人の鐘

スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。
省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで激しく振り回す。

18 Theme of Father's Son - 遙かなる我が家
19 RISING SUN - 風の勲章

RISING SUNは,最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。
イントロ部分はさらにストリングスを強調した感じ?
バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。
うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。

(MC)
25年前,1986年,当時33歳のときにこの曲を作りました。
(スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真)
戦後に生まれて,ジャパニーズボーイなのか,日本の少年なのか,経済は発達してもまだ成熟しない,子供のままの日本人を自嘲気味にJ.BOYと名付けました。
当時日本はバブルの真っ最中でアメリカを追い越す勢いで,Japan as No.1とも言われた。
しかし,バブルは崩壊し,それと同時に日本人が持っていた慎ましさ,勤勉さ等も失われた気がします。
21世紀に入り,9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われました。
そして2011.3.11...おそらく,日本は戦後最大の困難な時期だと思います。
これをどう受け止めるか,25年前のあの時とは違う意味で問いかけたい。

それは...

ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
(客席との掛け合い)

そう,その言葉は...Show me your way, J.BOY.

20 J.BOY
21 僕と彼女と週末に
22 愛の世代の前に
ここでいったんメンバーは退場。
拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。
英語,スペイン語,日本語も。
そして,スクリーンにはカウントダウンが
3,2,1....
映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE"
スクリーンに省吾登場。
「今日は2010年8月。俺はスウェーデンのどっかの町の大学のキャンパスに来ています。もしこんな大学だったら俺はちゃんと卒業したかもしれない。そうすると音楽やることもなかったから,ここに来ることもなかったかも。こっちにくる飛行機の中でダスティン・ホフマンの「卒業」という映画を見ました。初めて見たときは意味がよくわからなかったけど,今は良くわかります。ところで,俺は2010年の8月に生きているわけだけど,これを見ている君たちは2011年7月2日,代々木競技場にいるんだよね。俺が知らないことをもう君たちは経験してるんだ。でも,一つだけ確かなことがあって,それは俺がまだ生きてて,これからセンターステージへ行ってみんなと盛り上がるってことです。」

そして,ステージにメンバー登場。
メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。
移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす

さぁ〜!ここからは君たちが主役,リードシンガーです。その覚悟はできてますか?

センターステージに到着して,
拳を振り上げて何度もウォーイェーー!!
オーケー!レッツゴー!

23 光と影の季節
24 モノクロームの虹

会場の一体感がものすごい!
予想外の曲,というのもあるかもしれませんが,会場全体がどよめくように盛り上がりました!
センターステージというと,ちょっと肩の力を抜いた感じでしたが,今回この曲はすごく力が入っている感じがしました。

25 君がいるところがMy sweet home

ここで会場全体でウェーブ!!

(MC)
久しぶりです。
俺フィル・コリンズ見たとき,あの辺だったんだよね。
(スタンド席2階席後方を指さして)
ステージ全体が見渡せるよね。
それぞれの環境で楽しんで下さい。

ところで,皆さん節電には慣れた?
我々も要請があって,電源車をたくさん用意しましたが,それはそれとして,究極の解決法を考えました。
次回,アリーナでやるときは,客席全体エアロバイクで,何kw漕いだかということでキャッシュバックがあるという(笑)。
で,最初の方は盛り上がって明るいんだけど,最後の方は暗くなって(笑)
特に君たちの年代を考えると...やれるかな(笑)

というわけで,キャッシュバックできるかどうか,年代別チェックをやります。
MY FIRST LOVEのDVD見た?
あれで,センターステージで「これからもずっとやり続けます」って言ってしまったので。

10歳未満...
楽しみだね〜。君が俺の歳になるときは俺はもういないよ。

10代...
ずいぶん増えたね。
親に無理矢理聞かされてるうちに好きになったって人?
では,自分でこの音楽を見つけたって人?
今度こそ,次回来るときはクラスメイト32人連れてくるんだよ。
でも,今はクラスに32人もいないんだね。俺たちの時は50人ぐらいいたけど。

20代...
20代も増えたね。嬉しいなぁ。

青春まっただ中,30代...
元気はいいけど相当減ったね。ということは次に行った人が相当多いんだね。

では,もう青春終わっちゃったって感じの40代...
(30代と合わせて)絶対数は変わってないね。いいことだ。
40代は社会の中核ですから,それぞれの持ち場で自分が出来ることを精一杯がんばってください。
よろしくおねがいします。

次に,かろうじて俺と同じ50代...
ところで,みんな暗いの慣れた?
先日レストランに行ったら,節電で暗くてメニューが全然見えないの。
懐中電灯もってきてもらっても見えないって言ったら,
「お客さん,サングラス外して下さい」って(笑)
で,サングラス外しても文字が小さくて見えない...
メガネが2つ必要な,そんな50代...

50代も増えたね。まだまだ現役ですよね。

それでは,60代以上の方...
年上の方々が元気で頑張ってくれていることは本当に励みになります。
まだまだ音楽も人生も楽しみましょう。

(この年代別調査で,聞くたびにそれぞれの年代でアピールする人がいて,その度に省吾が手振りながら「どうすればいいんだよ〜」なんて言いながら,「応えます」ってみんなに手を振り返していたのがすごく良い感じ)

次の曲は10歳未満も,60歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。
この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,子供達の歌でもあり...
つまり,すべての家族ための歌です。

26 I am a father

ラストショーだよ!一緒に歌えるよね!

27 ラストショー
この曲から,メインステージにホーン隊とストリングスが登場し,演奏を始める。
ホーン隊もいろいろ振り付けありでした。

恒例の会場全体でお手振りワイパー状態。

(MC)
実はですね,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。
みんなの人生のドラマの...なんかかっこいいね(笑)
人生というドラマのサウンドトラックの何曲かに自分の曲を使ってもらえて,いろんな時間を共有できたことに感謝しています。どうもありがとう。

センターステージの真上にミラーボールが降りてきて...

28 ラストダンス

バンドメンバーをひとりづつ紹介。
紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。
最後にピアノの小島良喜氏を紹介。
そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって...

29 家路

少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。

途中からメインステージに戻ってバンドメンバー全員での演奏。
印象的だったのは,「どんなに遠くても,たどり,たどり着いてみせる」という歌い方。

ちょっとトラブル?
センターからメインステージに戻ってきて最初の1フレーズぐらい省吾のマイクが入っていなかったような。

ここでメンバー全員退場。

アンコール。
メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。そしてそれぞれのポジションに戻って...

30 日はまた昇る

(終演 21:40頃)

終演後のBGMに桜のInstrumental

余韻に浸りながら... 入場口看板
終演後のツアトラ。
荷物(グッズ類?)を一箱出すためにちょっとだけ側面を開けていました。
ツアートラック(終演後)
チケット

上段:入場引換チケット
下段:当日発券される座席券

チケット座席券

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このページの更新日 : 2011/07/04