ON THE ROAD 2011

2011-06-25 東京国立代々木競技場第一体育館

横浜以来,約1ヶ月ぶり5回目の参加になります。
一般販売で下手な鉄砲...みたいな感じで申し込んだら,6/25(土)と7/2(土)が両方取れてしまったので,次週も同じところに行くわけですが(^^ゞ
我ながらバカだと思いつつ(笑)

いつもの通り,MC等はうろおぼえ。
省吾の言葉そのままではありません。
...というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。
セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています(笑)
これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...
間違い等があればご指摘ください。m(_ _)m

飯田(伊賀良バスターミナル)から新宿行きの中央道高速バスで出発。 伊賀良BT
途中,双葉SAで,
「15分ぐらいの短い休憩をとります」

今回のコンサートには休憩は無いのでご注意を(笑)

双葉SA
約4時間で新宿西口バスターミナルに到着します。 新宿西口BT
山手線に乗って原宿へ。 JR山手線原宿駅
明治神宮の前を通って, 明治神宮
歩道橋を渡るとそこは
東京国立代々木競技場
代々木競技場
いよいよ会場に到着!

天気が心配でしたが,ちょっとぽつぽつきたぐらいで,入場の列が出来た頃は雨はあがりました。ちょっと涼しくてちょうどいいぐらい。

入場口看板
No. 曲名
開演時刻の18:00を過ぎてもなかなか始まらない。
18:10を過ぎた頃,ようやくいつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)
※開演が遅れた理由は後に明らかにされます...

そしていよいよ開演(18:15頃)

ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。
スクリーンには黒地に
"SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011"
"The Lastweekend"
右側に省吾のシルエット。


画像は記憶に基づくイメージです。
チケット画像等を加工して作成しました。

この文字が徐々に大きくなりながら...


画像は...上と同じく記憶に基づくイメージです。


J.BOYのリミックスバージョンでスタート。
ウォーーウォウォー!
この時のワクワク感は尋常ではない!!
映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。

最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走っていったような気がしますが,これって以前からあったかな??
私が今まで気付いていなかっただけかもしれませんが。

そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって...
スクリーンが上がり,

1 ON THE ROAD

イェ〜〜〜〜〜〜〜ィ!!

2 この夜に乾杯!

省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。

(MC)
サキソフォン,古村敏比古!

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

Jump!Jump!と客席を煽る。
省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。

(MC)
Hello!東京,今夜気分はどうだい!!

4 恋は魔法さ

スクリーンにはライブ映像と神戸の夜景等。
最後の方で阪神大震災の映像,そしてそこからに徐々に復興していく様子。

(MC)
ウォ〜イェ〜!,ウォ〜イェ〜!(客席との掛け合い)
今日は雨の中コンサートに来てくれてどうもありがとう!
いい時間にしたいと思います。最後までどうかよろしく!

ここでホーンセクションの紹介。

5 さよならゲーム

(MC)
今日は2011年6月25日土曜日。
皆さんは3月のあの日以来いろんな思いで暮らしていると思います。
今日のチケットを買うときも,会場に来るときもいろんな思いがあったんじゃないでしょうか?
この束の間,そういった気持ちを忘れて吹き飛ばすのではなく,そのような痛みをかかえた上で明日からそれらと戦っていける英気を養っていけるように,元気になってもらえるように,いいステージやりたいと思います。

今週と来週のここでの次は仙台でコンサートをやる予定でした。
しかし,皆さんご存じのように,復興が遅れていて,見送りになってしまいました。
今日,宮城等,わざわざ遠くから来てくれている方がいることを知っています。
良いステージをやりたいと思います。
最後までどうかよろしくお願いします。
(いつもの"最後までどうかヨロシク!"とは違って,とても丁寧な感じでした)

6 悲しみは雪のように
7 MY OLD 50'S GUITER

Emptiness まるで マイナーブルース
Loneliness まるで マイナーブルース
Restless heart まるで マイナーブルース
の英語のところを
"むなしさ","さみしさ","せつなさ",と日本語に変えて歌ってました。

ギターソロで長田進,町支寛二紹介

8 MONEY
爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜!
最後に,
Money makes me, Money makes this country, Money makes this world Crazy!
ウォ〜イェ〜〜〜3連発。
(MC)
6年ぶりの代々木競技場第一体育館です!
ちょっと開演が遅れたのは,国鉄...って今言わないんだよねって俺どんな時代を生きてるんだよ(笑)
自分でJ.BOYと名付けて,その後JRになったのに。
その「国鉄」で事故があったみたいで,遅れそうな人がいるので開演を遅らせました。

6年ぶり,その6年前のコンサートの後,アスベスト問題で工事になって,治った頃都合良く帰ってこれました。この開場ではいろんなコンサートに来ました。
○○の時はあの辺り,△△の時は一番後ろ,□□の時はすぐそこでしたね。
(○○とかはアーティスト名ですが,覚えていません)
ですので,いろんな席があることを知っていますが,それぞれの環境で楽しんで下さい。

アリーナツアーというのは今までは新しいアルバムが出たらやるという感じだったんだけど,新しいアルバムを待っていると俺と町支が一つ上の年代に行ってしまうので,50代のうちにやっておきたいと...
というわけで,選曲にとらわれることなく,ファーストアルバムから最新まで...といっても6年前ですが。

次は,80年代以降は演ったことのない曲です。
あまりに古すぎて知らない人もいるかもしれませんが,78年のアルバム"イルミネーション"から。

9 涙あふれて
(MC)
シンセサイザー,福田裕彦

今日は長いコンサートになります。
ですから,ここで少し座って下さい...ってもう座ってるか(笑)
大丈夫,前回は最初から最後まで踊ってたっていうかもしれませんがそれは6年前のことですから。
俺のアリーナツアーは5年ぐらいに1回ぐらいまわってくる移動遊園地みたいなイベントのようなものなので,自由に,人に迷惑をかけないように楽しんで下さい。
本当に長いですよ。
例えば,昼間外に干した洗濯物,夕方雨が降ってきたから取り込まないと,って電車に乗って帰って取り込んで,ビール飲んで戻ってきても,まだ演ってます。
それぐらい気楽に楽しんで下さい。

次はスローなバラードを2曲続けて演ります。
スローなバラードの時は,心の中で口ずさんで下さい。
最初の曲は78年,続いて85年の曲です。
意識して作ったわけではないですが,今こうして続けて歌うと,歌の中の主人公は繋がっているような気がします。

10 片想い
11 もうひとつの土曜日
(MC)
今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました!
皆さんが日頃聴いている音楽は,最近はほとんどコンピュータを使ったものだと思いますが,今回はせっかく全国を回るので,ぜひ生の演奏を聴いてもらいたいと思い,こうして集まってもらいました。

ここでストリングスセクションを一人一人紹介。

そして,今回の音楽監督,星勝!

ここから3曲,素晴らしいアレンジの曲を聴いてもらいます。
1979年のアルバムのタイトルソング,続いてインストルメンタルで...

星氏の指揮で,

12 君が人生の時...
13 BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊,ストリング隊のコラボレーション。

スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器のシルエット。これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。
国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。
最後には扉が開いて省吾?のシルエット。

14 我が心のマリア (Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊は一時退場。
ストリングスのみの演奏。

スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。
緑ががかったモノクロっぽい映像。

このインストルメンタルの間にトイレ休憩に出る人多数...なんか残念。
すごく良い曲なのに...

ちなみに,今回のツアーではこれまでのような「15分ぐらいの短い休憩をとります」やショートフィルムはありません。
3時間半ほぼぶっ通しのパワフルなライブです。
トイレは開演前に済ませておきましょう。

静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ.....
トイレ休憩組があわてて座席に戻ってくる。

15 A NEW STYLE WAR

スクリーンには銀色の巨大な筒状の物体が海岸に。
そう,アルバム"Promised Land"のジャケットの背景にある,あれです。

16 裸の王達

スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,夜の車の列等...

17 詩人の鐘

スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。
省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで激しく振り回す。

18 Theme of Father's Son - 遙かなる我が家
19 RISING SUN - 風の勲章

RISING SUNは,最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。
バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。
うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。

(MC)
25年前,1986年,当時33歳のときにこの曲を作りました。
(スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真)
戦後に生まれて,ジャパニーズボーイでもなく,日本少年でもなく,あいまいなアイデンティティを自嘲気味にJ.BOYと名付けました。
当時日本はバブルの真っ最中でJapan as No.1とも言われた。
そういえば,昔の映画なんだけど,最近見返して感心した映画がある。
タイトルは「キューポラのある街」。

※会場入り口には吉永小百合さんからの花が届けられていました。
 「キューポラのある街」は吉永小百合さんの代表作の一つ。
 (他にはポルノグラフィティの岡野昭仁さんからの花も)

50〜60年代頃の話で,まずしいけど,希望があり,日本人らしい慎ましさ,勤勉さがあった。
でも,バブルとともにそういったものは忘れ去られていった。
やがてバブルは崩壊し,格差は広がり,心は荒んでいった。
21世紀に入り,9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われた。
そして2011.3.11...おそらく,日本は戦後最大の困難な時期だと思う。
これをどう受け止めるか,25年前のあの時とは違う意味で問いかけたい。
それは...

ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
(客席との掛け合い)

その言葉は...Show me your way, J.BOY.

20 J.BOY
21 僕と彼女と週末に
22 愛の世代の前に
ここでいったんメンバーは退場。
拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。
英語,スペイン語,日本語も。
そして,スクリーンにはカウントダウンが
3,2,1....
映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE"
スクリーンに省吾登場。
「遠い,北の国にきています。今日は2010年の9月。今年はベスト盤やDVDの製作でずっとスタジオにいたような気がします。今年も普天間問題とかいろいろあったけど,といっても君たちは2011年6月25日の世界に生きてるんだね。俺が知らないことをもう君たちは経験してるんだ。でも,一つだけ確かなことがあって,今君たちがこの映像を見てるということは,俺はまだロックしてて,これから東京代々木競技場のセンターステージへ言ってみんなと盛り上がるってことです。」

そして,ステージにメンバー登場。
メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。
移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす

さぁ〜!ここからは君たちが主役,リードシンガーだよ!

センターステージに到着して,
拳を振り上げて何度もウォーイェーー!!
オーケー!レッツゴー!

23 光と影の季節
24 終りなき疾走
25 君がいるところがMy sweet home

ここで会場全体でウェーブ!!

(MC)
6年ぶりに代々木競技場に戻ってきましたが,ここって一番良い席が真っ暗になってんのね。
(会場の後方を指さして)
昔あそこに飛び込み台があったんだけど無くなったんだね。
あそこが一番良い席だよね。
パラソルとか立てて,ウォッカなんか飲みながら...
そういえば,ここは以前代々木オリンピックプールって言ってたけど,この下もう水無いんだって,ってこんな話興味ない?
アリーナで初めてコンサートやったのがここで,86年のことでした。
だから感慨深い物があって...独り言みたいですけど。

さて,避けては通れない時間がやってきました。DVD見たことある人はわかるよね。

10歳未満...
かわいいね〜。2〜3匹もらって帰ろうかな。

10代...
ずいぶん増えたね。

20代...
20代も増えたね。嬉しいなぁ。
俺が初めてコンサートに行ったのも18,9頃。もう40年前か。君たちが俺の年代になった頃に...
さすがにもう俺はいないけど。今日がいい想い出になるといいね。
すごい自虐的(笑)笑えないよね。さすがに40年たったらいないだろ。

青春まっただ中,30代...
元気はいいけど相当減ったね。ということは次に言った人が相当多いんだね。

では,もう青春終わっちゃったって感じの40代...
(30代と合わせて)絶対数は変わってないね。いいことだ。
40代は社会の中核ですから,それぞれの持ち場で自分が出来ることを精一杯がんばってください。
よろしくおねがいします。

バンドのメンバーと同じ50代の方...
50代も増えたね。まだまだ現役ですよね。
絶対やってはいけないのは昔話と健康話。心当たり有るでしょ(笑)

それでは,次のツアーでは間違いなくそちら側に行きます。60代以上の方...
年上の方々が元気で頑張ってくれていることは本当に励みになります。
まだまだ音楽も人生も楽しみましょう。

次の曲は10歳未満も,60歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。
この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,娘,息子の歌でもあり...
つまり,すべての家族ための歌です。

26 I am a father

この歌もみんな一緒に歌うんだよ!ラストショーだよ!

27 ラストショー
この曲から,メインステージにホーン隊とストリングスが登場し,演奏を始める。
ホーン隊もいろいろ振り付けありでした。

恒例の会場全体でお手振りワイパー状態。

(MC)
実はですね,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。
みんなの人生のドラマのサウンドトラックの何曲かに自分の曲を使ってもらえて,いろんな時間を共有できたことに感謝しています。どうもありがとう。
もうしばらく,同じ時,時代を歩いて行きましょう。

センターステージの真上にミラーボールが降りてきて...

28 ラストダンス

バンドメンバーをひとりづつ紹介。
紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。
最後にピアノの小島良喜氏を紹介。
そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって...

29 家路

少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。

途中からメインステージに戻ってバンドメンバー全員での演奏。
印象的だったのは,「どんなに遠くても,たどり,たどり着いてみせる」という歌い方。

ここでメンバー全員退場。

アンコール。
メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。そしてそれぞれのポジションに戻って...

30 日はまた昇る

(終演 21:50頃)

終演後のBGMに桜のInstrumental
余韻に浸りながら...

ツアトラ2011バージョン@代々木 ツアートラック
チケット

上段:入場引換チケット
下段:当日発券される座席券

チケット座席券

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このページの更新日 : 2011/07/04