2007-11-04 横須賀芸術劇場

横須賀に行ってきました。
6月の大阪が最後のつもりでしたが,秋ツアー唯一の休日公演。
仕事は徹夜や急な夜勤もあって無茶苦茶忙しかった2週間でしたが,
なんとか都合をつけて参加することができました。

いつもの通り,MCはうろおぼえ。
省吾の言葉そのままではありません。
....というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。
過去のレポートから適当に流用してたりします(笑)
間違い等があればご指摘くださいませm(_ _)m

いつものように,8:49発の高速バスで名古屋へ。

名古屋で早めの昼食をとって,11:47発ののぞみで新横浜へ。
のぞみはやっぱり500系(笑)
500系は今後は山陽線でこだまに2階級格下げになるらしいので,今のうちに乗っておかないと!!

新横浜からJR横浜線で横浜に出て,横浜から京急線で横須賀汐入へ直行。
汐入駅を降りると,そこは横須賀。潮風がここちいい。

目の前には会場となる横須賀劇場。
到着したのは14:30頃でしたが,入口の周りにはいい歳したおっさん,おばさんの人だかりが。
ちょうど省吾やメンバーが会場入りするところでした。
こんな貴重なことはめったにないので,私も人だかりの中に...

その後,ホテルにチェックイン。
ちょっと体を休めてから会場へ,と思って横になったら,昨日までの疲れ?で熟睡しそうになってしまったので,慌ててシャワーで無理矢理目を覚まして会場へ...

横須賀芸術劇場 横須賀芸術劇場
No. 曲名

開演前のステージにはスクリーンが降りていて,青っぽい背景にツアータイトルロゴが浮かび上がっている。


(画像は記憶に基づくイメージです)

(開演:18:01)

客電が落ちてスクリーンには流れる雲や自然の映像。
曲は「ある晴れた夏の日の午後」のインストルメンタル...

スクリーンが降りたまま,省吾のアカペラで...

♪Like a long lonely stream.
I keep runnin' t'wards a dream
Movin' on ... movin' on ...

1 A PLACE IN THE SUN

スクリーンが上がって,バンドでの演奏が始まる。

2 光と影の季節

♪君に会いたくて Hey!
(客席)ウォオーオオーオオオー
♪戻ってきたよ
(客席)オーイェーェェェー!
で客席とステージが一体に。

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

♪Hello! YOKOSUKA city!!でさらに熱く。

(MC)
コンサートに来てくれてどうもありがとう!
最後までどうかヨロシク!
ギター,長田進!

長田さんのギターソロから

4 この夜に乾杯!

この曲の最後に古村さんのSAXソロ。
サキソフォン!古村敏比古!!

5 旅立ちの朝

省吾はタンバリン持ってノリノリ。

6 君がいるところがMy sweet home

最後にウォーイェーイ!!
(客席)イェーイ!!
の掛け合いで盛り上がり

(MC)
今夜は横須賀に帰って来れて,素晴らしいオーディエンスに集まってもらえて幸せです。どうもありがとう!!
今日初めて,浜田省吾のコンサートに来てやったぜ!っていう人いる?
(客席)...パラパラ
はじめまして,浜田はこんな奴です。
じゃぁ,なんどもお前のコンサートに来てやってるぜっていう人は?
(客席)大歓声!!
初めての人も,何度も来てる人にとっても,「一期一会」の気持ちで最後まで精一杯いいステージやりたいと思います。

4階席,5階席,届いてるかい?
(客席)ウォ〜〜〜!!
3階席,2階席は?
(客席)ウォ〜〜〜!!
じゃぁ,1階席,届いてるかい?
(客席)ウォ〜〜〜!!

このまま最後まで一緒に歌って踊れるかい?
(客席)イェ〜〜〜ィ!!
最後まで立ちっぱなしでがんばれるね?
(客席)イェ〜〜〜ィ!!

でも,それは無理だと思うんで(笑)その素晴らしいワインレッドのシートに座って下さい。

このコーナー好きなんだよね。

...と言ってバンドの演奏に合わせて踊り出す。

こうして踊り続けるわけにもいかないので(笑)

このコンサートは2005年のアリーナツアー,そして2006年秋からコンサートホールをまわっています。
2006年はソロデビューして30周年ということで,スタジアムで「おめでとう30年」...なんてことは考えもせず,原点に立ち返ってこうしてホールコンサートをやってきて,そしてようやく横須賀に帰って来れました。

7 彼女はブルー
(MC)
前回は8年前,来てくれた人いる?
8年経ってずいぶん変わったよね。
あの辺のショッピングセンターはあの頃は無かったよね?

(客席)あったよ〜〜

あったの?(笑)
...それだけ印象的だったって事だよ...終わり。
無かったって言ってくれよ(笑)

それはともかく,俺はホテルで静かにしてたんだけど,小田原君と小島君はまた釣りにでかけて何も釣れず...
2年半のツアーで何も釣れてない(笑)

俺が横須賀に初めて来たのは'72年,当時横浜の大学に通ってて...
当時はまだ戦争してたね...って,俺いくつだよ。

横須賀って違和感なく,とても親しみやすい感じだったの。
予備校のころは岩国の米軍基地の近くに住んでたので。

あの頃はベトナム戦争が終結に向かっている頃で,泥沼っていう感じで,岩国もすさんでた。
反戦運動もさかんで,俺の知り合いの女の子もそういった人が集まる店でボランティアのような活動をしてて...
何,この静けさ(笑)
もっと話させろよ。
黙って聞けよ...って,黙ってるか(笑)

その時俺は18でその子は高校生,17だったかな。
反戦運動か何かの帰りの夜,その子が「一緒に帰ろうよ」と...
線路を二人であるいていると「今日は弟もいないし泊まっていく?」

話は戦争から男と女の話に変わっていきます(笑)

その頃俺は正直言って,まだちゃんと経験してなくて,ファースト,セカンドと回ってサードにはいったけどまだホームは踏んでなくて(笑)
そういう時期でした。
で,いよいよホームを踏めるかっていう...
その先は言えない。続きは次回(笑)
あまりにナマナマしいので...

...ここでギター弾き語りで

8 いつかもうすぐ
(MC)
以上,初恋はロックンロール「岩国篇」でした。
今日は30年記念なので古い曲をやります。
1982年のロマンスブルーと,96年の...この曲です。
9 ロマンスブルー
10 紫陽花のうた

(MC)
紫陽花のうたは春のツアーで6月頃によく歌ってました。
今日は昔の横須賀線とかを思い出しながら歌ってました。

さて,こうして客席を見ても,決してみなさん若いとは言えない(笑)
だけど,俺が音楽を始めた1960年後半から70年代初期のことをくっきり覚えている人はあまりいないと思う。
そんな1970年代のことを語ってみたいと思う。
だけど、語るのはオレじゃありません。
教師の資格もあり,語りも一流な,福田裕彦!

ここで,キーボードの福ちゃんによる60〜70年代講座。
「大阪万博,よど号事件,三島由紀夫事件。これらの出来事を覚えている人は,言うまでもなく相当年寄りだ。
残念ながら,福田はよ〜〜く覚えている。
1970年。日本はまだ60年代の高度成長の夢を見続けていた。
僕は中学1年生。ロックを聴くと不良になるぞ!という両親の言葉を真剣に信じていた。まぁ実際、両親は正しかったわけだ...」

※※途中省略(覚えきれない...)※※

この語りの間にステージ上にはBAR風のセットができあがる。
2つのテーブルにはバンドメンバーが座って談笑している。

そこに,ベレー帽とコートを着た省吾が登場。
デビュー当時のイメージを表現。
パイプいすに座って,

(MC)
こんばんは,浜田省吾です。
6ヶ月前にCBSソニーからデビューしました。
広島で生まれて広島で育って,今23,独身です。
でももう童貞ではありません。

ヘッ(笑)

オイルショックで塩化ビニールが制限されて,レコードは3000枚しかプレスされていないので,横須賀には無いと思います。
でも,もしこの歌を知っている人がいたら一緒に歌って下さい。
励みになります。
俺の大きな夢は,30歳まで音楽を続けることです。
あと7年,応援してください。

...ギター弾き語りで,

11 路地裏の少年

省吾の後ろのBAR風のセットで町支さん,小田原さん,小島さん達が"ア〜アァ〜♪"のところや手拍子などで客席を煽ってました。

(MC)
30年前のデビュー曲の「路地裏の少年」でした。
最も古い曲の次は,最新の曲です。

12 ある晴れた夏の日の午後

映像は,風に揺れる稲穂,木々の緑,瀬戸内(?)の海沿いを走る列車
等々。
(2005ツアーの時の映像と同じ?ちょっと違ったかな?)

ここでスクリーンが降りてきて,ショートムービー。
昨年と同じ,A PLACE IN THE SUNを好きな少年の初恋?のドラマです。
(※詳しくは2006/12/23愛媛のレポ参照ください)

13 初恋

バックのスクリーンでは,歌詞の一部(英語)が動き回る。
"Beatles"とか"Rock'n'Roll"とか"Who am I"とか"nowhere man"の歌詞とかとか。

今回のステージセットは2006と同じで,バックの可動式スクリーンも健在。
縦長の4枚のスクリーンが離れたりくっついたりして,セットの照明のようになったり,左右に分かれて映像を表示したり。

曲の最後に追加された,ビートルズの"nowhere man"の1フレーズは,2005の時からすっかり定着してますね。

♪He's a real nowhere man
Sitting in his nowhere land
Making all his nowhere plans
For nobody...♪
(by John Lennon)

14 終りなき疾走

(MC)
ドラムス,小田原豊!
ベース,美久月千春!
この素晴らしいリズムに乗って一緒に踊ってみないかい!!

15 土曜の夜と日曜の朝

映像はサイケ調というかなんと説明していいか...
月面で宇宙飛行士がピョンピョン跳ねていたり,陸上競技の幅跳びとか,忙しそうに歩いているビジネスマン?爆発?
わけのわからない映像が可動スクリーン4面(ぐらい)でリズミカルに?色を変えたりソラリゼーション効果だったり...

間奏部分で,恒例の年代調査。

(MC)
この年代調査が嫌だって人もいるらしいんだけど,3,4歳ぐらいサバよんでもいいんだよ。
俺は別に君たちの年齢が知りたいわけじゃない。
ただ、みんなが今まで生きてきた年月の重さに誇りを持って,そのすばらしい人生に自信をもって叫んで欲しい。

10歳未満...やはりいました。
10代...パラパラ
20代...ちょっと増えてきたかな
30代...会場全体から,うぉ〜〜〜〜〜〜!!!
ジャンプジャンプ!
40代...30代をこえる勢いで,うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
ジャンプジャンプジャンプ!
ここで30代,40代を繰り返すが,やはり40代の方が圧倒的。

みんなで叫んでみないか?
叫んだからといって何かが解決するわけじゃないけど。

会場全体で,ホ〜〜ッホゥ!!

16 Thank you

映像は演奏中のライブ映像でした。
2005,2006はプロモ映像でしたが,今回は無し。

17 I am a father

歌い方のちょっとした変化。
(今回からではなく,今年のツアーからかな?)
1. "か〜ぞ〜くの〜♪"が平坦な感じの歌い方?
2. "子供達に未来を託して"が
CDでは"こ〜ど〜もた〜ちに〜みらいをた〜くしてぇ〜♪"
ライブでは"こ〜ど〜もた〜ちに〜みらいを〜たくしてぇ〜♪"
文字ではうまく表現できませんが...

映像は2005,2006と同じ時任三郎出演のプロモ映像の両サイドにライブ映像を組み合わせた物でした。

18 J.BOY

(MC)
どうもありがとう。
コンサートはいろんな人に支えられています。
素晴らしいスタッフ,ミュージシャン達,そしてオーディエンスのみんな。一人一人に支えられています。
みんなの名前を一人ずつ呼びたいけど,それはできないので代表してミュージシャンを紹介します。

メンバー紹介の後に...

19 家路

映像は2006とは全く違った物。
夜景,流れる雲,めまぐるしく人が動く街並み...
最後はどこまでもつづくアメリカの荒野を走る道と空。
その空の部分に過去のコンサート映像を重ねていました。

何度聞いてもラストのツインギターはやっぱりかっこいい!

ここで本編は終わり。
客席からはアンコールを求める省吾コール。

E1-1 ラストショー

2006と同じで,会場全体で"お手振り(腕ワイパー状態)"。
これがこの曲の形として定着してしまったようです。
楽しいからいいけど,曲のイメージには合わないと思う...

(MC)
'82年の武道館から,コンサートツアーを"ON THE ROAD"と名付けました。
あれから25年。長い間本当にありがとう。

E1-2 ON THE ROAD

アンコール2回目を求めて会場全体で省吾コール。

E2-1 君と歩いた道
2005,2006と同じ映像。
PVとしても公開されていましたね。
いつ見ても泣けてきます。

間奏のアコースティックギターの"タメ"でグッときます。

(MC)
今日は何回も30年とかいう話をしていましたが,まだ浜田は過去を振り返るつもりはありません。
初恋はロックンロールの続きも話さなくてはいけないし(笑)
今日来てくれた皆さんが心と体が健康でいてくれて,またコンサートで再会できることを楽しみにしています。
今日はどうもありがとう。

E2-2 ラストダンス

ミラーボールが降りてきて,客席全体がキラキラ。
途中の歌詞で「靴が擦り切れるほど歩いた横須賀〜♪」
全員の大合唱...

感動の中,曲も終わると,終演のアナウンス。
(終演:20:53)

終演後のツアトラ 終演後のツアートラック
チケット半券 チケット
座席表 座席イメージ

すばらしい時間はあっというまに過ぎて...
現実の世界に帰らなくてはなりません。
コンサート翌日,ヴェルニー公園をぶらぶらと散歩して,潮風の雰囲気で心を休めてから帰路につきました。

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このページの更新日 : 2007/11/10