2006-12-23 愛媛県県民文化会館メインホール

10月の京都に続き,愛媛・松山公演に参加。
翌日のクリスマス・イブが今年のツアーの最終日ですが,
私は月曜の仕事に間に合わないのでイブイブのみ。

松山へは,中部空港から飛行機で。
50人乗りの小さなプロペラ機(フォッカー50型)でしたが,
乗客のほとんどが,なにやらどこかで見たような客層。
30〜40代ぐらいで,キーホルダーとかTシャツとかに
"ON THE ROAD"等の文字が。
知り合いではないけどどこかで見たような人ばかり(笑)

会場で座席に着いて,ステージを見ると...近い!!
今回は1階で前から4列目!!!
ON THE ROAD2001で最前列チケットが取れながらも
海外出張のため参加できなかったことがありましたが,
ようやくその時の雪辱を果たすこと(笑)ができました。

というわけで,今回は興奮しすぎて跳ね回っていたので
MCをほとんど思い出せません。

ネットで省吾ファンのブログを見たりして記憶を補完
して追記したりしてます...これって盗作??

というわけで,以下のレポートのMCは省吾の言葉
そのものではありません。
こんなこと言ってたよね,という雰囲気だけ...

中部空港から小さなプロペラ機
(フォッカー50型)に乗って...
フォッカー50型機
松山空港に到着 松山空港
空港からはバスに乗って... 松山空港リムジンバス
JR松山駅前に到着 JR松山驛
道後温泉行きの路面電車で... 松山の路面電車
いよいよ会場に到着!! 愛媛県県民会館にて
No. 曲名

開演前のステージにはスクリーンが降りていて,青っぽい背景にツアータイトルロゴが浮かび上がっている。


(画像は記憶に基づくイメージです)

(開演 18:05)

客電が落ちてスクリーンには流れる雲の映像,曲は「ある晴れた夏の日の午後」のインストルメンタル...かな?

スクリーンが降りたまま,省吾のアカペラで...

♪Like a long lonely stream.
I keep runnin' t'wards a dream
Movin' on movin' on ...

1 A PLACE IN THE SUN

スクリーンが上がって,バンドでの演奏が始まる。
Road out "Tracks" 風のアレンジ。

2 光と影の季節

帰ってきたよ オーイェー!で客席とステージが一体に。

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

やっぱりHELLO! 松山CITY!
省吾はすっごくノリノリでぴょんぴょん跳ね回っていました。

4 この夜に乾杯!

♪舌の上で味わってくれ〜♪のところではギターを女性に見立てたような感じで,セクシーというかえっちというか...そういった動き。

5 旅立ちの朝

省吾はタンバリン持ってノリノリ。

6 君がいるところがMy sweet home

(MC)
コンサートに来てくれてどうもありがとう!!
今日初めて浜田省吾のコンサートに来たって人いますか?

...パラパラ

はじめまして,浜田省吾です。
じゃあ,何度も来てやってるぜ!って人は?

...会場全体から大歓声。

ありがとう。
初めての人も,何度も来てる人も,「一期一会」
今日が初めてのコンサートのつもりでやりたいと思います!
最後までどうかヨロシク!

ここは5階席まであるんだよね。
始まる前にいちど5階席までいったんだけど,飛び跳ねるのは無理だね(笑)
音楽を聴いているので精一杯(笑)
5階席,気持ち届いてる??
(5階席)いぇ〜〜〜〜ぃ!!
5〜6人ぐらいか(笑)
それだけでも気持ちが伝われば十分です(笑)

今日,こんなふうに最後まで踊り続けられる?
(会場)いぇ〜〜〜ぃ!!
無理無理,うそついちゃいけないよ(笑)
君たちそんな歳じゃないんだから。
そういう俺も(笑)
年代調査はまた後で...

じゃあ座って。

5階からだと,ステージ全体が見渡せて,いいところもあるよね。
(1階最前列の観客を指さして)見えないでしょ〜〜〜〜
なんて友達みたいな他愛もないことしゃべってますね(笑)

(メモを見ながら)
松山は2001年の12月以来だから,7年ぶりですね。

次にやるのは新しい曲,「10年前」に作った曲です。
...会場から笑い
10年でも俺にとっては新しいんだよ(笑)
15年ぐらいからちょっと古いかな?って思うけど。

....ここで,この曲の元になったエピソードを話してくれました。

仕事でつきあいのあった女性と久しぶりに会って,お茶したり
ドライブしたりしてて,その後その女性が
「新しいアパート見に来ない?」
「あれ?彼氏は?」
「一人で新しいアパートに引っ越したの...」
というような出来事を歌にしました。

7 彼女はブルー

歌い終わってから意味深な発言。
(MC)
男と女にとって友達という関係は難しいですね。愛し合っているのか,憎しみ合って戦っているのか,その間は無いんだよね。最近の浜田のテーマです。

8 君に会うまでは
9 Midnight Flight

ここで,キーボードの福ちゃんによる60〜70年代講座。
大阪万博,安田講堂等々の話から,省吾のデビューまでを語る。

この語りの間にステージ上にはBAR風のセットができあがる。
2つのテーブルにはバンドメンバーが座って談笑している。

そこに,ベレー帽とコートを着た省吾が登場。
デビュー当時のイメージを表現。
パイプいすに座って,
ぼそぼそした口調で...

(MC)
はじめまして。浜田省吾です。松山は初めてです。
広島出身です。フェリーに乗って来ました。
知ってたらいっしょに歌ってください。
野次らないようにお願いします。
デビューしたばかりで慣れていないので緊張して歌詞を忘れるかもしれません。

...そして,省吾一人のギター弾き語りで,

10 路地裏の少年

バックの映像は,デビュー当時の省吾の写真。

(MC)
次の曲は,さらに前の,まだバンドの頃かな。
歌詞は感情のまま大袈裟だったりするけど,その時の自分の思いがそのまま表れているブルースです。

11 生まれたところを遠く離れて

バックの映像は,省吾の少年時代から60,70年代の出来事,デビューから2005のツアーまでを振り返るような映像。

ここでスクリーンが降りてきて,ショートムービー。

主人公の小学生の母親役で小泉今日子が出てきてびっくり。
離婚した父親?のA PLACE IN THE SUNのレコードを聴く男の子が主人公の田中健一。

転校初日,自己紹介もそこそこに席につく。
隣にはクラスのマドンナ的な女の子(鈴木さん)。
教科書を見せてもらうことになるが,その様子をおもしろくなさそうに見ているのはクラスのガキ大将的な少年。

体育の時間,ガキ大将はかけっこで健一に勝負を挑むが,健一が勝ってしまう。

放課後...
ガキ大将「かけっこなんてガキの遊びだ。俺と勝負しろ」
健一,相手にせずに「俺の負けでいいよ」
ガキ大将が「おまえんち,父ちゃんいないんだってな」
健一,努めて冷静に「父ちゃんが余ってたら貸してくれよ」
ガキ大将「さみしい奴!」

最後の一言で火がついたように,健一は勝負を受けることに...

ガキ大将は橋の欄干を平気な顔で歩いていく。
それをおだてまくるガキ大将の取り巻き達。
健一もそれに挑戦するが,なかなか立てない。
ガキ大将「途中で手をついたら負け。恐かったら今やめてもいいんだぞ」
この様子をクラスのマドンナが遠くから見ている。
それに気付いた健一は,突然"A PLACE IN THE SUN"を口ずさみながら立ち上がる。
「らいか〜ろ〜んろんり〜....」
突然歌い出す健一に,ガキ大将達は大笑いしながら
「恐くて頭がおかしくなったみたいだ!」
健一は歌いながらおそるおそる欄干の上を歩き出す。
その様子に,ガキ大将は
「落ちて死んでも知らないからな!」
健一は歩き続けるが,途中で歌詞が思い出せなくなり立ち止まってしまう。
「次,なんだっけ...」
そして,途中で手をついてしまう。
ガキ大将の取り巻き達は,健一の負けをはやし立てるが,ガキ大将は健一を認めたような表情。
健一は欄干から降りると,ランドセルをおいたまま走り去ってしまう。

帰り道...
マドンナがランドセルを持って健一の前に。そして...
「"A PLACE IN THE SUN","太陽の当たる場所",1968年,スティービーワンダーがモータウンからリリース」
健一「く,詳しいんだね」
マドンナ「私も好きだから...」

スクリーンが上がって,第2部が始まる。

12 初恋

曲の最後に追加された,ビートルズの"nowhere man"の1フレーズは,2005の時からすっかり定着してますね。
バックのスクリーンでは,歌詞の一部(英語)が動き回る。
"Beatles"とか"Rock'n'Roll"とか"Who am I"とか"nowhere man"の歌詞とかとか。

そうそう,今回のバックのスクリーンは可動式。
縦長の4枚のスクリーンが離れたりくっついたりして,セットの
照明のようになったり,左右に分かれて映像を表示したり。

13 終りなき疾走
14 土曜の夜と日曜の朝

間奏部分でヒップホップ風?ダンスレッスン
1. 手を前に出してキョンシーみたいに
2. 何かを持ち上げるようにアゲアゲ
3. 自分を扇ぐようにクールダウン
今回のダンスレッスンはあまり客をいじらず,あっさりとおわりました。
これが終わると,この曲の間奏部分で年代調査。

やはり30代,40代が大多数。
40代の方が多かった感じ。

15 Thank you

バックの映像は2005の時とほぼ同じでしたが,最後が微妙に違ってたかも。

16 I am a father

バックの映像は時任三郎出演のPV。2005の時と同じ。
"ウォ〜ォ"のところでは会場と一体になって盛り上がる。

17 J.BOY

アレンジは2005の時とほぼでしたが,最後のほうでオーオオー,オーオオーとコーラスが追加されてました。
ワールドカップ応援リミックス版で使われていたコーラスかな?

18 家路

映像はベスト盤発売時に発表されたPVがベースですが,少し構成を変えていました。
京都の時とも少し変わっていました。
ツインギターはやっぱりかっこいい!

ここで本編は終わり。
客席からはアンコールの拍手が鳴りやまない。

E1-1 ラストショー

2005ではキーボードの福ちゃんがセンターステージで"お手振り"を強要(笑)していましたが,今回は省吾自らお手振り。
これがこの曲の形として定着してしまったようです。
楽しいからいいけど,曲のイメージには合わないと思う...

E1-2 MONEY

なんと,こんなところでMONEYが。

♪その時彼女はこう喘ぎ続ける♪
の後,Hey! Ladies!と会場に振って
会場の女性全員が
♪愛してる愛してる,もっと〜もぉっと〜♪
と返す。
この時,省吾はギターを使って艶めかしいポーズ。

♪何もかもみんな爆破したい〜♪
の後のシャウトは会場に振ってました。
会場全体でうぉぉぉぉ〜〜〜〜!!
そういえば,2005ではシャウトではなく低めにイェ〜になってました。

この曲でアンコールその1が終わり。
振り上げた拳のやり場が...
やっぱりこのままJ.BOYに繋がって欲しい!!

気を取り直して,拳を拍手に変えて,省吾コール!
そしてアンコールその2へ

E2-1 君と歩いた道

2005と同じ映像。
PVとしても公開されていましたね。
いつ見ても泣けてきます。

(MC)
今回30周年だからといって過去を振り返るという気持ではありません。
このツアーが終わったら新しい曲も書きたいし,次のツアーもあるし,野外もやりたいし,体力,精神力が続く限りは音楽を続けていきたいと思います。

E2-2 ラストダンス

ミラーボールが降りてきて,会場全体がキラキラ。
途中の歌詞で「靴が擦り切れるほど歩いた松山〜♪」
全員の大合唱で楽しかったコンサートが終わりました。

(終演:20:55頃)

今日の省吾はノリノリで京都の時以上にぴょんぴょんと跳ね回ってました。
ただ,MCはあっさりめだったかな。

チケット半券 チケット
座席表

省吾の顔を流れる汗もサングラスごしの表情もはっきり見える席でした。しかも通路沿いなので思いっきり暴れまくることができました(笑)

座席表

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このページの更新日 : 2007/05/03