LEDを使用した各部分のイルミネーション化
発光ダイオードを利用して各部分のイルミネーション化を施してみました。基本的な作り方はいつもお世話になっているC.S_Oさんより伝授していただきました。
左の写真にあるようなLEDと1KΩの保護抵抗を使用して12V電圧に対応させました。今回使用したのはグリーン・オレンジ色のLEDを使用しました。
部品調達は大阪日本橋の電子部品屋さんで購入し、部品単価は1KΩの抵抗が10円(1コ)LEDが1コ30〜40円でした。
写真でもお判りいただけると思いますが、LEDの足の長い方はアノード(プラス側)足の短い方がカソード(マイナス側)になり、肝心の抵抗はアノード側に保護抵抗をいれます。
サンルーフスイッチのイルミネーション化です、ルームランプ左右とドア連動照明スイッチはグリーン、サンルーフチルトスイッチはオレンジにしてみました。合計5コのLEDと抵抗を使用してます。ここの電源はC.S_Oさんに加工して取り出していただきました、後で分解すると、サンルーフモーター電源より電気の逆流防止するダイオードを2コ使用して電源とってありました。ルームミラースイッチは裏側にLEDを取り付け、スイッチの穴の開いた部分に光りファイバーを少しいれてます。(C.S_Oさんから教えていただいた小技です)またドア連動スイッチはマイナスドライバーで穴を開けて、レンズがないので透明ホットボンドで整形しレンズのようにしました。
左の写真のスイッチベースの裏側です。
C.S_Oさんに加工して電源を取り出していただいたところの写真で、
◯の所に逆流防止のダイオード
を2コ使用しているのがお判りいただけることと思います。
手前に伸びている赤色の線はルームミラーLED用に枝割りした配線ですが、電気容量が不足してしまうので使用していません。マイナス線はボディーアースで対応しています。
ルームミラーにも施してみました。こちらの電源は始め左写真のスイッチから取りましたが。サンルーフ開閉作動不良の原因になったので、再びC.S_Oさんに加工していただきルームミラーから直に電源取っています。
左の写真の加工部分同様この部分もIG電源ONで点灯しますので昼間でもイルミネーションついています。
純正のついているか判らないようなLEDにもどかしさを感じていたので、この際スイッチを完全分解して照度アップを計ってみました、加工方法は純正LEDは基盤より足が少ししか出ていないので、新たに足の長い高輝度LEDと交換(スイッチのストロークに干渉しない程度に)しました、運転席窓部分のスイッチのみ直径の大きいLEDを使用してます。この方法で他の窓のスイッチも輝度アップしました。
左の加工で不要になった純正グリーンLEDを30系セルシオ風ドアベゼル照明に使用しました。なぜ純正を利用したかと言うと通常市販されているLEDはスポット光タイプなので、光りの照射範囲が狭いので、あまった純正用は拡散光タイプなのでちょうど良い感じの照明になりました。ただ市販のものでもLEDの頭の部分を平らにカットするだけでそれに近い拡散光になります。ここの電源はウインドウスイッチ電源からの枝割りで、IG電源で点灯します。
ここからが私のこだわりです。20系セルシオからこの辺のスイッチは全部イルミネーション化されています。
『くやしい!!』なんとか10系にもしてみたい!!
以下執念の改良報告です!!
では右側から順番に、ミラーコントロールスイッチは初め20系前期用のを10系用にC.S_Oさんに加工していただきましたが、イルミネーションはいけたのですが、スイッチサイズが全然異なり使い物にならなかった(20系は多重通信なので10系用に加工していただいただ完全作動させるのがかなり困難)ので、結局10系用のスイッチは2色整形なので削ればなんとかありそうだたので、裏の乳白色部分を出来るだけ削り、▲部分の後ろにLEDを埋め込みホットボンドで固定後に裏面全面ブラックアウトし、光りが漏れない用に加工しました。まん中の超音波スイッチ・ミラーリトラクラブルスイッチはC.S_Oさんからの頂きものの20系後期用です。こちらはスイッチが元から透過整形なので加工の必要もありませんが、ミラーリトラクラブルスイッチは20系後期はスイッチを押すといったん奥で固定され、押すと再び元も位置に復帰するタイプなので10系に使用するには加工が必要なので、スイッチを分解に中にある固定ピンを抜いて、スイッチを押しても奥で固定されないように加工しました。肝心の各スイッチの大きさの規格ですが、ミラーコントロールスイッチ以外は同じでした。さてここのスイッチの大改良に伴い問題が発生しました。リモコンキーのキャンセルスイッチをどこに移動するかと言う事です。いろいろ頭をひねりやはり純正にコダワリたい私の思い付いた答えは、フェンダーミラー車の純正スイッチを1コ穴の開いているオプションホールに埋め込む(我ながらなかなかの名案!!)名案はよかったのですが、オプションホールとフェンダーミラー車のスイッチの規格が異なるので、ホールの加工して対応しました。(下側写真参照)
後で判った事なんですが、一部ヨーロッパ使用はここにリモコンキャンセルスイッチ付いてました。
最後に、ミラーコントロール他スイッチのカバー部分はフェンダーミラー車用のモノを加工(まん中のスイッチ分の穴開け加工)をして対応しました。
こだわりの改良パート2!!
20系後期よりコインボックスノブ照明がつきました。
これも『くやしい!!』じゃ20系後期のノブの移植だ!!と部品を取ったものの、全然使いモノになりません・・・・
こうなれば、照明レンズの移植をと敢行しました。
ますノブ部分を分解し税密マイナスドライバーで穴開け加工し20系ノブよりレンズの移植です、大きさがかなり異なるのでこれもまた加工です。照明方法はLEDを使用してノブには直付けせず、コインポケットを固定するベースに取り付けました。また加工つでにコインボックス照明もLEDを使用して行いました。
下の写真は、LEDの取り付けた位置の写真です。コインボックス内照明の前に見える黒い折れた物体はコインボックスを閉じている時に光りが漏れないようにするための遮光紙です。
ここも30系を意識して照明を取り付けてみました。でもそのままでは取り付けできません。10オーナーの方はお気付きかとおもいますが、そう20系後期セルシオ用のフェールリッド・トランクリッドノブに交換してあります。
LEDの取り付けた写真です。本来30系の真似をするのならアンバー系の照明なんですが、10系の機能関係の照明はグリーン色なので揃えてグリーンのLEDを使用しました。ここの電源はスモールからの枝割りです。
加工ついでに、グローブボックスノブの裏にも照明つけてみました。ここの照明はオレンジ色を使用しましたが、夜間の運転中の目障りになってもいやなので2KΩの抵抗を使用して光量を減らして照明しています。
後席読書灯スイッチにも照明付けてみました。ここの加工も上記ルームランプ加工で紹介した方法で加工しています。ここの照明はスモール連動になっています(後部座席に人を殆ど乗せないので)。ここの電源取り出しはC.S_Oさんに加工していただいたのですが、加工ついでに読書灯をドア開閉連動で点灯するように配線していただきました。
Focusさんの取り付けレポートへ!!
●作業時間
結構時間かかります・・・・
●取り付け難易度
★★★★★ 取り付け場所によって色々です
●満足度
★★★★★
●コメント
10系セルシオでの未完成部分をどんどん完成させて行く喜びが大きいです。細かな部分ですが仕上がった時の喜びはかなり大きいです。
部品単価は安いのですが、加工には結構時間と根気が必要となります。