改良レポート・トムス製ドアミラーウインカー取り付け
          高輝度LEDによるキー連動足下照明

       オーナー Focus さん  取り付け加工 CS_Oさん

取り付け車種・20後期セルシオ

TOM’Sドアミラーウインカー&30系より最新?足下照明加工トヨタにTOM’Sドアミラーウインカー注文から、「やっと入りました。大変お待たせを!」の電話が入ったのが約1ヶ月後の事でした。(待たせすぎや〜!!)定価29800円塗装料込みで49800円(税別) 「ちょっと痛いけど、、、」などど考えながら取りあえず、商品のみ持ち帰り、トヨタを通さずにトヨタの提携工場に持ち込んで塗装をお願い!!なんと、フロントスポイラーを擦っていたのですが、それも含めて塗装料14000円(税別)ラッキーです!その時に、工場側が「取り付けもしておきましょか?」の一言が有ったのですが、取り説を見て、私もこれくらいなら楽勝と思ったのがこれから始まる、壮絶なる分解劇の始まりである事には、この時は気づくよしもなく早速C.S_Oさんに連絡をいれる私でありました。

 ●取り付け行程

行程1
これがドアミラーウインカー本体です。実物は、灰色の樹脂で出来ています。これは、外側、内側とも、同色にて塗装済みです。さすが純正? 塗装の事を考慮して、カバー本体と、ウインカー部分が分離します。これで、塗装はしやすいですよね!
行程2
パールの3層コートらしいですが、取りあえず、ボディー色と上手く色合わせをしてもらったので綺麗に合って違和感なし。(良かった、良かた)

行程3
ドアミラーのレンズをはずしたところです。この時までは、あのような分解劇は想像もしていなかったのですがね〜〜 しかし、ドアミラーの中は、結構ぎっしりと機会が詰まっていますね。端にまだコネクターが着いているのが解りますか? もう少しでこれまでも、バラバラになるとは・・・・・・。下の写真でテストしていますが、コネクターも無く配線がバラバラです。しかし、ここはプロのC.S_Oさん、きっちり元通りです。(一本配線間違ったけどね、これは、ご愛敬ですね。)
行程4
左側6個が足下照明の為の高輝度LED取り付け穴です。右側1個が、ドアミラーウインカーの配線引き込み穴です。この穴は、取り説では、前側センター(ウインカー裏)に開けなさいと指示が有りましたが、ウインカーを取り外すと穴がまともに見えるので下側に変更です。はずすことを前提に作っていませんね、ホントに困った物です。簡単に穴と書きましたが、これがまず第一の難関で、失敗は許されません。何度も、テープを貼って位置決めをしてから、ドリルで穴を開けました。このときに、一挙に大きな穴を開けずに細い穴から3段階くらいで穴を開けました。失敗と同時に計画中止+数万円の出費ですからね。LEDは、5パイの白色高輝度LEDです。

行程5
点灯テストです。ここまでくるのには、そんなに時間は掛かりません。でも、2時間くらいかな?これは、あくまで、LEDのみの装着テストですから。ちょっと手先の器用な方は、ここまでなら何とかなるはずです。ここまでの注意点は、LEDの配線の防水加工、LEDの配線と、ミラー側のクリアランスの確保です。ミラーの下側がLEDに干渉しないように大変でした。 『ねっ!!C.S_Oさん。』しかし、この点灯テストが、後で思わぬ事態を招いてしまいます。セルシオの場合は、マイナスコントロールであります。それを忘れてプラスコントロール配線をして、固定作業まで終了でした。
これも、深夜遅くに精密作業を行ってもらっていたので無理が祟ったのでしょう。でも、回避策を考案して事なきを得ました。一瞬もう一度全て分解しないといけないのかと、焦りましたけどね。
行程6
テスト結果は、上々でした。これなら、LED6個でいけると決まってさあ、本番の配線加工に入りました。
LEDは、一応6個ずつで12個買っていきました。結構高い物ですね。250円×12個です。配線は、LEDが3.6Vなので、3つずつ直列につないで、それを2つ並列です。これで6個と保護抵抗を入れて配線完了。あとは、その上をホットボンドで固めて終わり。

行程7
さすが純正、サイドウインカーからカプラーオンで電源がとれます。しかし、これを室内に綺麗に引き込んでドアまで持っていき、さらにウインカー内部に配線するのが、第2の難関です。先ほどの第一難関よりある意味元に戻せるのか心配なほどウインカーをバラバラにばらさないといけませんから、素人さんは、ホントに根性を入れて取りかかってください。しかし、この作業は、取り説では、2ステップ程度の記述ですから、あのマニュアルから、このことが想像出来る人は、よっぽどのメカマニアでしょうね。なんたって、ドアミラーのカプラーから、十数本の配線を全てバラバラに分解する羽目になったのですからね。ホントに、純正部品にしては、配線対応の悪いこと悪いこと、それと、トヨタでの取り付けはどれくらいの工数なのでしょうか、作業の大変さあまり、写真を取り忘れていました、、、、(涙)しかし、おおちゃくすれば、いくらでも手を抜けます。でもさすがC.S_Oさん、そこは妥協一切無し!!この作業片側で、約2時間くらいかな、もう片方は、さすがに2度目のため、小一時間でした。

行程8
LEDの組み込み部分です。これが結構たいへんでした、ミラーとのクリアランスが無くて必死で詰め込んでみましたが、最後は、C.S_Oさんの力にて・・・・!!
しかし、この状態では、何事も無かったかのようにドアミラーが有りますね。それと、一度点灯させたのですが、ミラーの内側に光が漏れました。そのため、黒のテープで被い、光を漏れないようにしています。これでばっちり? のはずです。 耐久年月は、??です。そうそう、ミラーをはめるときに上のフックの爪を、折らないように気を付けましょうね、C.S_Oさん??

行程9
取りあえず配線もかりで終了して、取り付け作業的には単純に両面テープで取り付けるだけです。
行程10
点当時の写真です。LEDなのですが、以外と明るいです。それと、点灯タイミングですが、勿論同一のリレーから電源を取っているのですが、やはり、ドアミラー
ウインカーがパッ、と点灯します。歯切れがいいでね。さすがLEDです。
行程11
これが、今回自作(C.S_Oさん作)した、足下照明です。出来上がりは本人、超満足です。結構夜間の乗り降りは目立つかもしれません。それに、実用性も有りますよ。ですが、サイドステップにも、照明がほしいですね。
次回の課題です。(よろしくC.S_Oさん!!)
行程12
点灯状態です。写真では、それなりですが、実際は、結構明るいです。 ウインカー下に直径40センチほどは、うす紫色に光って、その外20センチくらいがぼんやりと白色です。取り付けは、これ以上内側にLEDを追加しても、ボディーばかりを照らして意味がありません。外側には、ウインカーのカバーが回り込んでいるので、後数ミリ動かせる位です。みなさん挑戦するときは、位置決めをきっちりしましょう。

Focusさんの感想・・・
なめてかかっていたので当日実は、ゴルフ帰りでした。C.S_Oさんの所に15時くらいにおじゃましました。
それから、作業を始めたのが、16時くらいです。だんだんと配線の取り回しのややこしさに気が付いて特にドアミラーに引き込む配線3本!諦め半分、作業性の向上を目的としてコネクター分解!! それからは、何とかそれなりに作業は進みました。何度も書きますが、ディーラーに頼まれたかたは、ドアミラー内の配線をきっちり調べた方がいいかもしれません。って書いても苦手だから頼まれたのですからね〜 防水対策がホントに問題です。いい加減に配線をすると、数年後には、問題が発生すると思います。しかし、ディーラーでここまで分解して綺麗に配線するとは、思えませんけどね〜 なんて書いてますが、写真が無いので説得力が有りませんね。反省、、、、。それと、消灯時間の調整津を数十回しました。その際になんと、セキュリティー機能が2度も自爆、夜中の3時過ぎに大音響のクラクションです。純正から変更していたのでよけいです。窓を開けっ放しにして、リモコンをロック、アンロックでLEDの消灯時間をチェックしていましたが、ロック(消灯)のままで勿論ドアは開きません、そのため窓から手を入れてロック解除! それと共にけたたましくクラクションがなり始めます。3人とも超パニックで、鍵を探してシリンダーに、、、、、。ホントに驚きです。しかし、もう一度私がやってしまいました。2度目は、なかなか鍵が無く5秒くらいは鳴りっぱなしでした。C.S_Oさんこれも、迷惑かけてすみません。取りあえず、ドアミラーウインカーは人それぞれ好みも有りますが、私は満足です。でも、結構沢山取り付けの投稿を目にしますので目新しさは、有りませんがね。しかし、足下照明は、たぶん日本で初めてでしょう?? そんなことは無いですか?室内照明に続いて30系チューンパート2です。でも、だれも、しないかな〜 ややこしすぎますね。ドアミラーウインカーを取り付けることが前提なら、ついでにもう1本だけ、配線を引き込んでもらっておけば何とかなりますけどね。まあ、また色々考えて今度は、写真もそれなりに用意しておきます。それでは、次回のパート3にて!! えっ! 何ですかC.S_Oさん「もう勘弁してくれ」って?? あれっ??

施工したC.S_Oさんの感想・・・
   
はじめに、「たかが純正、されど純正!」って思いませんでした?・・・・・
★苦労話など
可倒式(格納式)ミラーに配線固定は不可能?ですよねえ、以前、W140のS600で、「日本向けに間に合わせ?で作った、可倒式ドアミラーの配線が火を噴いた」事件を思い出しました。本来可倒式ではないドアミラーを、日本の保安基準に適合させる為、可倒式に変更した訳なんですが、内部を通る鏡面可動用のモーター配線は、従来のまま(非可倒式)でした。ミラーを格納するたびに、ミラー内部と配線がこすれます、そのうち配線の皮膜が破れ、配線を押さえているガイドプレートに接触し、ショート!ミラー格納は、開発・設計には含まれていないので、ヒューズが飛ばずに、細〜い配線がヒューズ代わりとなり、燃えてしまったという訳です。
前置きが長くなりましたが、純正のハーネス(ミラー内部)に抱き合わせで配線するのが、やはり一番の苦労でしたね、トムスの説明書は、作業工程を省略し過ぎです、それに、詰めが甘い!ディーラーでの作業時間指数が興味アリです。
足下照明の方では、減光消灯時間の調整に悩みましたね、大ボケの、プラスorアース・コントロールの思いこみ間違いも、左右の減光を一箇所で制御できると言う、メリットに代わりラッキーでしたよね。

見物人の感想
いや〜ミラーウインカーと足下照明の取り付け途中から見させていただきましたが、まさかあんなに時間がかかるとは・・・途中思考能力低下にともなう純正セキュリティー自爆(2回も!!)にもめげずに出来上がった時は人事ながら感動いたしました。実用性アップはいいのですがこの手の加工と取り付けはプロにお任せした方がいいな〜と肌で感じました。FocusさんC.S_Oさんお疲れ様でした。
今度は日付けが変わらないうちに解散しましょうね!!
                                mitsuaki



●作業時間 10時間
●取り付け難易度 ★★★★★ 
●満足度 ★★★★★
●コメント 良いコは真似しないでくださいね!!
作業はプロにまかせましょう!!