●取り付け概要(写真参照)
行程1
ゲート式シフトの時同様、単体で加工する為車よりシフトゲートをASSYで取り外します。
行程2
取り外したゲートよりセルシオ用のシフトノブ及びガイド類とスプリング類を取り外してシフトレバー本体内を中身を空の状態にします。(ロッド下部のロックピンが叩き込んであるので相当硬い)
行程3
次にロッド本体の切削加工に入りますが元々のセルシオのシフトノブとプログレ用とは当然取り付け位置が違うので位置決めをするのに何度も測量して大体の位置を決めてキズ防止の為にテープを貼りシフトレバー本体の外径と取り付けるシフトノブの内径を測って削る作業に入ります。
行程4
削る作業に使用したのは前回ユーロテール加工時に使用したベルトサンダーでプログレ用シフトノブの内径に合うように削っていきます。
行程5
測量数値手前まで削ったら仮組みをしてスムーズにシフトレバー本体に入るか確認して微調整を繰り返します。
行程6
シフトレバー本体にスムーズに入ったらついでにシフトノブ固定用のビス穴(2個)のマーキングをして穴開けします。
行程7
穴開けしたらタップを使用してネジを切っておきます。
行程8
次に中身の組み換え(コンプレッションスプリング等)をして作業2で抜いたピンを叩き込みます。この時にプログレ用の内部(デイテントロッド、ガイド)がセルシオ用よりも厚みがないのでピンローラーの長さをヤスリ等で加工して現物加工します。
行程9
全ての加工が終了したら仮組みをしてスムーズに動作するかどうかを確認します。今回は少し動きが悪かったのでデイテントロッドの上部も少し削ってこちらも現物加工しました。
行程10
作業7で全ての動作確認をしてシフトゲートASSYを車に組み付けて内装類を元通りにして完了です。 |
★取り付け後の感想
取り付け後の感想ですが以前より20系後期のコンビハンドルを装着していたので統一感が出て見栄えもかなり良くなりました。前回加工時に天井照明もやったので夜間走行の際はLEDの柔らかな照明でかなりお気に入りです。今回の加工取り付けもC.S_Oさんにして頂き完璧に取り付けして頂きました。C.S_Oさん曰く「10系のシフトノブってキングコブラみたいでちょっと形がイビツだからこのシフトノブはかなりいい感じ」だと言って頂きました。また今回はその他にもセキュリティシステムの取り付けとワイヤレスドアロック連動ムーンルーフクローズの取り付けをして頂きました。この場をお借り致しましてお礼を言わせて頂きます「C.S_Oさん毎度毎度お手間掛けましてすいません&ありがとうございました」最後にこれから加工される方へ。
左記の加工概要は省略している箇所がかなりありますので加工を考えておられる方は根気と技術が必要かと思いますのでそれなりの覚悟で取り掛かって下さい。それから今回使用した部品は共販でもそう売れる物でもないので揃うまでにかなり時間が掛かる事が予想されます。(ちなみに私は全てメーカー発注だった為全てそろえるのに2週間程掛かりました)
レポート yasuyukiさん |
★★加工取り付けした C.S_Oさんの感想★★
「プログレ」シフトレバーの取付加工ですが、mitsuakiさんの車を見ているので、それほど不安はなかったのですが…、
一つ一つ作業を進めていくたびに、「こんな作業、よく車の中で出来たよねえ?、チャレンジャーですね」って、何度も思いましたよ、レバーの削り込みは、ともかくとして、ディテントロッドに打ち込んであるピンなんですが、動き止めの膨らみがあり、圧入してあるので、叩いて抜いたのかと思いましたが、切ってしまったと言う事で、納得でした。まあ今回は、もう1セットの方を加工して装着すると言う事で、気分的に楽なのと、シフトレバーASSYを既に外してあるので、作業性が向上しましたね。
by C.S_Oさん |
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