ホソバコケシノブ
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コケシノブ科

環境: 関東以西、深山、林、湿った岩上、樹上、樹皮、着生、群生、ほぼ常緑、多年草、やや小型のシダ類。

根・茎: 根茎糸状硬く横にはう、根茎褐暗色。

葉: 根生葉まばら、葉柄褐暗色細長い、葉柄上部翼狭い、葉緑褐淡色(冬でも)乾くと葉渇赤色、全体の葉卵長形先尖る、あるいは葉皮針広形、葉羽状複葉2−3回深裂(複葉)、小葉互生、小葉鳥足形に2−3裂(互生状)、小葉卵皮針形、小葉の羽片卵長細形、あるいは羽片線広形、羽片巾0.05cm位、羽軸に対し45度位の鋭角でつく、列片先円いがわずかに凹む、葉形は環境により大きく変化し、乾燥地では葉細いが、湿った所では葉大きい。

花: 胞子のう群円形で裂片末端につく、卵形2弁に開いた包膜に包まれる 包膜卵形2弁巾0.1cm。

果: 胞子のう群円形、包膜2弁に包まれる。

参考: 細葉苔忍、コケシノブに似るが、葉がまばらで、葉裂片狭い、中軸に対し鋭角でつくなどで区別。


全長: 10- 20 cm
葉長: 5- 15 cm
花径: .05- .1 cm



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