イヌガンソク
オシダ科
環境: 山地、林、落葉性、多年草、シダ類。
根・茎: 根茎太く横にはう、根茎古い葉柄を残し丈夫である。
葉: 根生葉束生、下部の葉柄鱗片皮針形褐淡色大型あり、上部の葉柄および中軸鱗片小形密生、栄養葉と胞子葉あり、栄養葉羽状複葉1回(複葉)、全体の葉卵長形、あるいは葉楕円長形先急に尖る、葉水平に広がる、小葉互生、小葉10−20対、小葉楕円長形先尖る、葉緑灰色、小葉柄短い、小葉羽状中裂、あるいは小葉深裂、裂片楕円長形、鋸歯細かい、秋、胞子葉は栄養葉の中心から出て高さは低い、胞子葉柄は葉身より長い、胞子葉卵長形、胞子葉羽状複葉1回、羽片1側方に向かう、羽片線形縁巻き込み棒状、冬褐色になり倒れない。
花: 胞子のう群、胞子葉の巻き込んだ羽片内に包まれる。
果: 胞子のう群胞子葉の巻き込んだ縁に包まれる。
参考: 犬雁足、雁足すなわち草蘇鉄に似るが大きく粗剛なのでこの名、草蘇鉄とは、小葉(羽片)数少ない、切れ込み浅い、鎌状の裂片ないこと、全体の葉卵形に近い、などで区別。
全長: 50- 120 cm
葉長: 30- 100 cm
花径: .05- .2 cm
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