コウヤワラビ
オシダ科
環境： 原野、山地、山原、水辺、湿地、落葉性、多年草、シダ類。
根・茎： 根茎細長く横にはう。
葉： 根生葉直立まばら、葉柄長２０−４０ｃｍ、葉薄く無毛、栄養葉と胞子葉あり、下部の葉柄鱗片卵形褐淡色まばら、葉羽状複葉１回上部は裂片状（複葉）、全体の葉三角形、あるいは葉卵円形三角状、小葉ほぼ対生、小葉卵長形、あるいは小葉楕円長形皮針形先鈍い、下部の小葉基部狭い、葉葉脈網状、上部の中軸両側に翼あり、葉先頂片皮針形、鋸歯波状低い、胞子葉は栄養葉と同株につく、胞子葉柄長い、胞子葉羽状複葉２回、胞子葉小葉線形細長く、羽軸に球形の小羽片を多く並べる。羽片緑色のち褐色。
花: 胞子のう群胞子葉の球形羽片に包まれる。
果： 胞子のう群球形羽片内。
参考： 高野蕨、高野山の産するらしいのでこの名、基準種は北米産で球状小羽片が連続する、日本産はすきまがある。
全長： 30- 60 cm
葉長： 10- 30 cm
花径： .05- .2 cm
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