イワガネソウ
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イノモトソウ科

環境: 山地、野原、林、常緑、多年草、シダ類。

根・茎: 根茎長く地中を横にはう、根茎鱗片褐淡色密生。

葉: 葉根茎から出る、葉柄長50−60cm緑淡色、裏側は黒褐色を帯びる、葉柄硬く滑らか、葉卵長形巾30−35cm、葉羽状複葉1回(複葉)、3−5対の羽片ほぼ対生、基部の1−2対はさらに羽状小葉に分裂、小葉笹葉形、小葉卵長細形あるいは小葉被針形先次第に尖る、葉脈網状だが葉縁に達しない、小葉柄短い、小葉鋸歯細かい、若葉黄緑色のまだら模様あることあり、葉革質。

花: 胞子のう群は小葉葉脈(支脈)に沿って、葉裏全体を覆う、包膜なし、胞子のう群黄色。

果: 胞子のう群線状に、黄色で、支脈に沿って並ぶ。

参考: 岩が根草、山中の岩の根元に生えるのでこの名。イワガネゼンマイに似るが、支脈網目になる、支脈葉縁に達しない、小葉先次第に細くなるなどで区別。


全長: 30- 100 cm
葉長: 30- 50 cm
花径: .05- 2 cm



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