イワガネゼンマイ
イノモトソウ科
環境: 山地、林、常緑、多年草、シダ類。
根・茎: 根茎太く長く地中を横にはう、根茎径0.7cm位、根茎鱗片茶褐色。
葉: 葉まばらに根茎から出る、葉柄40−70cm、葉柄直立、葉柄緑淡色、葉柄背軸側は紫を帯びる、葉柄硬く滑らか、葉卵楕円長形巾30−40cm、葉羽状複葉1回(複葉)、7−8対の小葉(羽片)互生、基部の1−3対はさらに小葉羽状に分裂、小葉卵長細形あるいは小葉楕円長形先急に尖り尾状、小葉柄短い、葉脈二又状に分かれ平行し葉縁鋸歯に達する、葉毛短毛あるものあり、鋸歯。
花: 胞子のう群は小葉葉脈(支脈)に沿って、葉縁から0.5cm位までの内側に線状に並ぶ、全体では黄色い粉が中脈両側に並んで見える。
果: 胞子のう群線状、黄白色で、葉脈に沿って並ぶ。
参考: イワガネソウに似るが、支脈網目にならない、支脈葉縁に達する、小葉先急に細くなるなどで区別。
全長: 20- 120 cm
葉長: 20- 70 cm
花径: .05- 2 cm
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