クジャクシダ
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イノモトソウ科

環境: 山地、日当たり、斜面、崖、常緑、多年草、冬枯れる、シダ類(クジャクシダ属)。

根・茎: 根茎短く横にはう、根茎分枝して株を作る、根茎鱗片茶褐色あるいは鱗片黄褐色光沢あり。

葉: 葉束生、葉緑鮮色、若葉赤色おび美しい、葉柄紫褐色、葉柄針金状光沢あり、葉柄長10−20cm、葉柄鱗片あり、葉膜質無毛、葉羽状複葉2回(複葉)8−12の小葉(羽片)が扇状に広がりさらに羽状分裂約20対、小葉線広形、小羽片半月状楕円長形あるいは舟形基部広いくさび形、葉縁折れ曲がり包膜となり胞子のう群を1−数個ずつ包む。

花: 胞子のう群は小羽片に数個ずつつき、葉縁の反り返った偽包膜内にある。

果: 胞子のう群1小羽片に1−数個。

参考: 孔雀草、孔雀羊歯、鑑賞用、開く前の若葉は赤色を帯びて美しい、全体の形が孔雀の羽を広げたのに似るのでこの名、クジャクシダ、ヨメノヌリバシともいう。


全長: 20- 50 cm
葉長: 20- 40 cm
花径: .05- 2 cm



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