ソテツ
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ソテツ科

環境: 九州南部、沖縄、自生、栽植、庭木、観賞用、常緑樹、雌雄異株、中国原産。

根・茎: 幹直立、幹単生、幹円柱状、幹束生することあり、幹黒褐色、幹に葉の落ちた跡あり。

葉: 幹先に葉叢生あるいは葉群生し傘状に広がる、葉全体大きい、葉羽状複葉に深裂(複葉)、中脈に小葉互生、小葉線形長10cm前後、葉光沢あり、葉硬く緑濃色、葉縁裏側へ巻き気味。

花: 夏、花黄褐色(雌花毛)、茎先に雄花円柱花序直立、雄花長50−80cm、雄花巾10−13cm、松かさ形で多くの鱗片からなる、鱗片裏一面に「やく」あり、花粉雌花に入ってから受精、茎先に雌花球状に重なって多くつく、雌花羽状に裂けた多くの心皮からなる、雌花上部の心皮に毛黄褐色(らしゃ状綿毛)密生、雌花下部に無柄の胚珠3−6個つく。

果: 果球形偏平、果長2−4cm、果赤色、果紅朱色、果光沢あり、果(種子)と髄の澱粉は有毒だが晒せば食可。

参考: 蘇鉄、枯れそうになれば鉄くずを与えたり鉄釘を刺すと蘇るのでこの名、池野成一郎氏により精子発見された。


全長: 100- 400 cm
葉長: 50- 150 cm
花径: .5- 13 cm



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