イチョウ科
環境: 社寺境内、街路樹、植木、庭木、落葉樹、雌雄異株、中国原産。
根・茎: 幹直立分枝、幹径200cm位、樹皮灰暗色、老木の樹皮は縦裂。
葉: 互生(長い枝に)、葉短い枝では葉束生状、葉柄3−6cm位、葉扇形で上縁に波状の切れ込みあり、葉緑黄色、葉紅葉黄色。
花: 春、4月頃、花黄淡(雄花)、花緑(雌花)、新葉と共に、短い枝先に雄花穂状花序楕円長形、雌花は花柄先に2個つく、杯状の心皮上に胚珠1個つく、花粉春に胚珠に入り9月受精。
果: 果球形径2−2.5cm、果緑色、のち果黄色、種子核果状、硬い内種皮に包まれた果核白色を銀杏(ぎんなん)といい食用。
参考: 銀杏、材は緻密で建材、彫刻、器具、碁盤などに利用、チチノキ、公孫樹、鴨脚樹ともいう。葉の上に種子できる種をお葉つき銀杏という、老木には乳と呼ばれる気根状のものをぶらさげる奇樹あり、誕生花11・29、花言葉「長寿」。東京都県木、神奈川県木、大阪府県木。
遊び方: きつね、うさぎ、人形。 下記参照。
全長: 500- 4500 cm
葉長: 4- 7 cm
花径: .2- 1 cm
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遊び方:
1.きつね、狐 (下図参照)
@ 葉柄を上にして葉をもち、屋根つきの家の形(下部がやや広がった、台形状)になるように、葉の左右を切取る。
A 屋根の部分は全体の高さの半分位になるように切る。屋根の左右の出っ張りの部分は狐の耳になる。
B 中央よりやや下から3分の1位のところに、葉柄が通る穴を開ける。
C その穴に、葉柄を通して、葉柄全体を、葉の後に引くと、残った部分(上部)が狐の顔になる。
油性ペンなどで目などを描くと面白い。
2.うさぎ、兎
@ 葉柄を上にして葉をもち、葉の左右の上部が兎の耳になるように、上から1cm位、横に2cm位の切れ目を、
左右両側から入れる。
A 葉の真中に葉柄が通る穴を開ける。
B 葉柄をその穴に通し、葉柄全体を、葉の後に引くと、残った部分が兎の顔と耳になる。
油性ペンなどで目などをか描くと面白い。
3.人形 @ 葉柄を上にして葉をもち、葉の左右から中心へ折り合わせ、全体がほぼ3角形になるようにする。
A すその部分を、上へ1cm以下位、折り返し、松葉で留める。
B 上部に小さな花を挿し、顔とする。葉柄は花を結ぶのに使い、余分は切る。