ツガ
マツ科
環境: 中部以南、山地、常緑樹、雌雄同株、針葉樹。
根・茎: 幹直立、幹径100cmにもなる、幹分枝、樹皮灰色、樹皮縦に深く裂ける、1年生の枝滑らか。
葉: 葉互生2列小枝の左右に羽状に並ぶ、葉密生、葉偏平、葉緑濃色、葉線形、葉先わずかに凹む、葉柄短い、樹脂道は断面下部中央に1個。
花: 春、4月頃、花紫(雌花)、小枝の端に単生、雄花卵長形あるいは雄花円錐状卵形、雄花やく室横に開き黄色い花粉を出す、雌花卵長形穂状、種鱗に胚珠2個。
果: 果卵長形球形長2−3cm、果緑色、熟すと果褐色を帯びる、果柄あり、枝先に下垂、種鱗円形、包鱗卵倒形小さい、種子卵倒形長0.4cm位、種子翼皮針形で種子よりやや長い。
参考: 栂、樛。材は建材、器具、製紙、パルプの原料、樹皮からタンニンをとり魚網の染料、コメツガ、カナダツガと同属、トガ、ツガマツ、ツガノキともいう。万葉集「あしひきの八峰の上の樛(つが)の木のいや継々に…」大伴家持(巻19−4266)。
全長: 500- 3000 cm
葉長: 1- 2 cm
花径: .3- 3 cm
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