チョウセンマツ
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マツ科

環境: 本州中部、山地、混生、植林、常緑樹、雌雄同株、針葉樹、朝鮮半島原産。

根・茎: 幹直立、幹径100cm以上にもなる、分枝車輪状、さらに多くの小枝に分枝、樹皮灰色、樹皮灰褐色、樹皮薄い、樹皮不整の鱗片状の裂け目ができ剥げ落ちる。

葉: 葉輪生5、葉束生5葉ずつ、葉強い、葉3稜柱形、若葉の基部は褐色のりん片状鞘あるがのちに脱落、葉線形、あるいは葉針状、葉断面三角形、樹脂道3稜角近くにあり、若葉基部に鞘褐色(数個の鱗片からなる)あり、かすかに葉鋸歯上部にあり。

花: 春、初夏、5月頃、花黄紅色(雄花)、花紫色(雌花)、新枝に棒状花序、上部に雌花群生、雌花卵形円柱形、包鱗紫色、種鱗緑色、種鱗に胚珠2個あり、その下に雄花群生棒状、各雄花卵状楕円形、包りんには「やく室」2、花粉黄色。

果: 果卵状円柱形大きい、果長10−15cm、果径6−7cm、果鱗片は菱形卵広形偏平上部反り返る、鱗片層をなす、鱗片間に種子2個ずつ大きい、種子卵倒形長1−1.5cm翼なし。

参考: 朝鮮松、種子胚乳は油を含み食用、滋養強壮剤、材は硬く建材、器具材などに利用、チョウセンゴヨウともいう。


全長: 500- 3000 cm
葉長: 8- 13 cm
花径: .3- 1 cm



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