ミクリ
ミクリ科
環境: 池、沼、溝、多年草。
根・茎: 根茎短く側枝を分枝、茎3稜形。
葉: 束生、葉叢生、包葉互生、葉緑色、葉柔らかい、やや葉厚い、葉裏稜あり、葉線形巾1−2cm先丸い。
花: 夏、秋、花白、花緑(雌花)、下部の葉腋から花茎を直立し、上部で分枝し、単性の球状花序あるいは頭状花序を数個交互につける、包葉線形茎に交互につく、花柄は包葉に腋生、雄花序多数は上部、雌花序約5個は下部につく、花片3、(花被片3)、雄花おしべ3、雌花子房1、花柱1。
果: 果球状熟すと果緑色、果径1.5−2cmの集合果、果突起が多い、核果卵長倒形3−4稜あり、核果先尖り基部すぼむ、核果花蓋片(線状へら形、乾皮質)残る。
参考: 実栗の意味、果球を栗のいがに見立てた名、ヤガラ、三稜、里三稜ともいう。茎を干し編んで作った簾を三稜簾(みくりすだれ)という。
全長: 70- 100 cm
葉長: 10- 100 cm
花径: .2- 2 cm
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