サヤヌカグサ
イネ科
環境： 低地、湿地、多年草。
根・茎： 茎基部横にはって立ちあがる、茎分枝、茎節に毛細毛あり、茎直立、茎円柱形。
葉： 互生まばら、葉緑鮮色、葉基部鞘、葉線形巾０．５−１ｃｍ、葉柔らかい、やや葉ざらつく、葉平行脈。
花: 秋、花緑色、のち花黄緑色、茎先に長さ１０−２０ｃｍの単一の円錐花序を直立、細い枝を分枝し、数個ずつの小穂をまばらにつける、花序基部は多少葉鞘内にある、小穂は１花からなる、小穂楕円長形で稲の籾に似る、護頴と内頴あり、包頴は退化、護頴楕円形偏平舟形長０．６ｃｍ先尖り芒なし、護頴毛短い剛毛、おしべ３。
果： 頴果熟すと脱落する。
参考： サヤヌカ草、護頴が稲の籾に似るのでこの名。
全長： 40- 60 cm
葉長： 8- 15 cm
花径： .3- .6 cm
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