イネ
イネ科
環境: 水田、栽培、1年草、インド、マレーなど東南アジア起源あるいはアフリカ起源とされる。
根・茎: 茎束生、茎直立、茎円柱形、茎節あり。
葉: 茎葉互生、葉やや硬く表面と葉縁ざらつく、葉舌皮針形形2裂、葉基部鞘、葉線形巾0.3−0.5cm次第に尖る、葉平行脈。
花: 夏、秋、花緑色、茎先に長さ20−30cm位の単一の円錐状の穂状花序を直立、後に実がつくと下垂、分枝した細長い花序の枝に短い小柄で小穂を互生、小穂多数、小穂1花からなる、包頴2個退化、護頴と内頴がいわゆるもみがら(籾殻)である。護頴楕円長形舟形長0.6cm、護頴全面毛短毛粗い、芒長さ種々あり、おしべ6。
果: 秋に熟する果実を「コメ」といい、食用。
参考: 稲、 籾丸くて短い日本型(ジャポニカ米、サチバ種)は東南アジア起源とされ、細長いインド型(インデイカ米)の2亜種あり。茎をわら(藁)として、縄や筵、行事などに利用する。季語秋。万葉集「恋ひつつも稲葉かき分け家居れば乏しくもあらず秋の夕風」(巻10−2230)。
全長: 80- 130 cm
葉長: 10- 40 cm
花径: .3- 1 cm
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